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2010年11月29日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 11/29号)

今回のテーマ:「2011年はスマートハウス元年」 前編            H22/11/29

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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ある建築の分野で、価格破壊をおこす、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
新しいサービスをはじめます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

本格的にスタートする前に、

10社のモニターを募集したいのですが・・・



●お世話になります。ナックの日下部です。


ある業界での、価格破壊をおこそう!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
業界での一般価格の半額(程度)でやろう!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


という事を考えて、色々な人に協力をいただき、

まもなくスタートできるところまでこぎつけました。



このサービスは、住宅会社なら必ず必要になる

”あること” を半額(程度?)の金額でサービスしよう

というものです。



本当は、「ドカーン」とマスコミを使って告知したいくらい、

業界を震撼させられるサービスなのですが、

こちら側の体制が本当に整っているのか確認することも、

必要ではないかと思い・・・



「モニターを募集しよう!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということになりました。



●モニター10社募集する”新サービス”とは?


このサービスは、将来会員制サービスに

しようと思っています。



というのも、もっと大きなビジョンを考えていて、

そのうちのひとつのサービスにしたいからです。


ただし、新しいサービスを始めるときに、

・使いづらいサービス
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・運用上で不具合のあるサービス
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

では、リリースしてから大変な問題を抱えて、

ご利用いただく皆様にもご迷惑をお掛けして

しまうかもしれません。



そんな事にならないためにも、まずは

新しいサービスの試運転が必要になります。



そこで、私のメルマガを読んでいる方に、

モニターとして協力していただきたいのです。


ご協力いただきたいサービスとは・・・


「ローコスト確認申請サービス」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

です。




●どんなサービスなのか?



ローコスト確認申請サービスは、

今まで設計事務所に依頼していた確認申請業務を、

市場価格の半額にしようというものです。



詳細を今、この段階で公開できないので、

モニターに応募していただいた方に限り、

私がお電話してご説明しようと思います。



でも、私も何かと忙しいので、あまり多くの方に

お電話する時間がありません。


なので、以下の条件に当てはまる方で、

モニターに協力していただける方は、

下記までメールでお申込してもらいたいのです!



●モニター参加条件


・年内に、確認申請を、設計事務所に依頼しようとしている方

・日下部からのご説明の電話に、きちんと対応していただける方


この2点です。


この2点をクリアできる方なら、10社様を上限にモニターを

お願いしたいと思います。



●モニターに応募するメリット


・お金

確認申請コストが半額(程度)になる。


・情報

私が、次々にリリースしようとしている
新サービスの情報が、誰よりも早く手に入る。

他の面白いサービスを、誰よりも早く試せる
チャンスも。


・わかりやすさ

モニターの方には、手取り足取りサポートしながら、
ローコスト確認申請サービスをご利用いただきます。


・あなたの意見がサービスになります!

モニター企業の意見・発案も汲み取り、
サービスの改善を行ないます。

あなたがご利用いただいて、感じたことをお聞きして、
より良いサービスなっていきます。



●私と一緒に業界をもっと面白くしたい方へ


私は今、色々なアイディアを形にしようとしています。


このアイディアは、まだ誰にも話していませんが、

業界を揺るがす凄いサービスになるでしょう。



しかし、私だけでは、どうしても不可能なことがあります。

それが、現場の声です。



私が作っていくサービスが、実際の工務店の皆様にとって、

魅力的なのか、わかりやすいのか、価格的メリットはあるのか、

不具合はないかなど、


「実際に使ってみてどうなんだろうか?」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ということは、想像でしかありません。



だから、実際に工務店の中で、

モニターをかって出てくれる協力者が

欲しいのです。



・もっと、業界をよくしたい。

・工務店のサービスの全てを、ハウスメーカーより優れたものにしたい。

・良い住宅を、より安く、よりカッコよくしていきたい。



私は、こんな想いを胸に仕事をしています。


是非、協力していただけるモニター企業に応募してください。



●応募するときに!


モニターにご応募いただくためには、

このメールに下記の内容を記載して返信してください。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

・会社名
・お名前
・お役職
・TEL
・携帯番号

をメールでご連絡下さい。


・上記の内容が記載されていない場合
・12月末までに、確認申請を出す案件がない場合


に関しては、大変申し訳ありませんが、
私からの連絡は出来ないと思います。



●モニターに応募すると・・・


モニターに応募いただくと、下記の通りの流れになります。


・日下部から電話が入り、内容を説明します。

・内容をご理解いただいて、NGであればお断り下さい。

・内容をご理解いただいた場合、ローコスト確認申請サービスの
 流れに沿って、ご依頼いただきます。

・色々な段階で、私から「不具合はないか〜」などの
 ご質問をさせていただきます。

・「もっと、こうしたら〜」という意見をお伺いして、きちんと検討します。



●追伸

このモニターに応募することで、

「金銭的なデメリット」はないと思います。


工務店の皆様のために作るサービスを、

一緒に考えて作りこんで行きたいので、

是非、協力してください。

(^_^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●




今回のテーマ「2011年はスマートハウス元年」 後編



ITを活用して電力を効率的に供給する次世代送電網

「スマートグリッド」の構築に向けた動きが、

官民挙げて活気づいてきました。


※スマートグリッド(smart grid; 知的な電力網)とは、

 電力供給において、無駄な送電をなくすことと、
 
 災害時における電力供給を途絶えないようにするための
  
 次世代の送電網のこと

 詳しくはコチラ
 ↓ ↓ ↓
http://www.kankyo-business.jp/topix/smartgrid_01.html



そのスマートグリッドを構築する最小単位と言えるのが

「スマートハウス」で、将来的には住宅の水準として、

一般化していくことが期待されています。



大手住宅メーカー各社では着々と開発を進め、

早くも来年には商品化される見込みです。



まず、「スマートハウス」とは何かということですが、

「太陽光発電や燃料電池、蓄電池などを備え、

それらの設備を家電や給湯などの機器と繋げて制御し、

エネルギーを賢く使う機能を持った住宅」と定義できます。



端的に言えば、

「創エネ・蓄エネ・繋エネ・省エネ技術が一体化した住宅」

というわけです。



今回は、耳慣れない「蓄エネ・繋エネ」、そして次回は、

進化する「創エネ・省エネ」技術についての最新動向を探り、

数ヵ月後には一般発売されるスマートハウスの概要を

予測してみたいと思います。




■これからは「蓄エネ」の時代



太陽電池には蓄電機能がないため、これまでは、

電気が余った時には電力会社に売り、足りない時には買う、

という選択肢しかありませんでした。



しかし、蓄電池の導入により、効率的な

「エネルギーの自給自足」が可能になるのです。

また、災害時など、電力会社からの送電網が断絶した際の

電力供給源としても頼りにできます。



家庭用の蓄電池として注目されているのは、

電気自動車にも用いられているリチウムイオン電池です。

リチウムイオン電池には、長寿命で、充電・放電効率が

高いという特長があります。



また、電気自動車の普及に伴う量産化で、

価格の低下も期待できます。



住宅メーカーの中には、自動車メーカーと協力して、

蓄電池の調達経路を確保しようという動きも出てきました。



また、電気自動車そのものを蓄電池として

活用するアイディアもあります。



住宅FCを手掛けるA社は、

2009年に太陽光発電搭載の電気自動車対応住宅

を発売しました。



これは、自動車用の電気を太陽光発電で賄うものですが、

将来的には電気自動車から家庭へ電力を供給することも

想定しています。




■スマートハウスの要「HEMS」



次に、「繋エネ」をつかさどる

HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)

ですが、これはスマートハウスの要とも言えるシステムです。



HEMSの役割は、大きく分けて2つあります。



1つは、発電量・蓄電量・消費量・売電量などを

モニターに表示して「見える化」することで、

居住者の省エネ意識を喚起すること。



もう1つは、エネルギー消費量を最適に保つため、

家電や給湯機器などへのエネルギー供給を制御する

という機能です。



これはHEMSに搭載するソフトによって様々ですが、

エアコンや照明などを自動的に最適な状態に調節するものもあれば、

エネルギー消費が一定量を超えた場合にアラームを発するもの、

携帯電話から家電や給湯設備を遠隔操作できるもの、

設備を新調した場合の省エネ効果を試算して

買い替え時をお知らせするものもあります。



さらに、エネルギー・マネジメントとは直接関係のない、

防犯サービスや居住者の健康管理などの生活支援ソフト

の運用も検討されています。



基本性能はもちろん、こうした付加価値による差別化が、

HEMSの販売競争の決め手となっていきそうです。



今のところ、モニターを兼ねたリモコン装置に加え、

各機器の電力量を測定する装置や、情報を集積するための

通信アダプター等が必要で、ソフトも含めてフル装備する場合は

20万円以上の導入費用がかかると言われています。



しかし、将来的に家電製品自体のIT技術が進化し、

電力配線を利用した通信回線が普及すれば、

測定・通信装置が不要となり、システム価格は

かなり圧縮するはずです。



つまり、スマートハウスが一般化するには、

家電やインフラ整備等と足並みを揃えてシステムを

進化させていくことが不可欠と言えます。



そのため、太陽光発電ほどには急速に普及せず、

各業界が連携を取りながら、じわじわと数を

増やしていくものと予想されます。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年11月22日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 11/22号)

今回のテーマ:「ストックから見るリフォーム市場」 後編          H22/11/22

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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【「あの工務店って、センスがいいよね!」
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とお客様に感じていただける、

とても簡単な方法を見つけました。


lighting-coordinate1129.pdf
(↑これ以外の方法も、以下で初公開します)



●お世話になります。ナックの日下部です。


先日、東京ビックサイトで開催された

ビルダーショーという業界でも最大規模の

イベントの隣・・・


東京ビックサイトの西ホールで開催された

「インテリアフェスティバル2010」

に参加してきました。



インテリアコーディネーターらしき女性たちが

たくさん参加していました。



私は、今までインテリアとかに興味があったわけでは

ないのですが、「インテリアフェスティバル2010」の中の、

照明コーナーをプロデュースした、

一般社団法人日本ライティングコーディネート協会の
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
副会長 山中 敏裕 先生に・・・
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


「日下部さんも、是非来てくださいね〜」


と誘われたので行ってきました。




いや〜、新しい仕事のヒントがいっぱいあり、

誘ってもらってよかったです!

(^_^)



山中先生には、年に1〜2回の工務店向け勉強会の

セミナー講師を依頼しているだけなのですが、

今回ビックサイトに行ってみて、改めて凄い人だな〜と

感じました。




「先生〜♪」と声を掛けてくる学生さんから、

「ご無沙汰してます〜」と挨拶される経済界の

凄い人(名前は出せませんが)までいるので、

2人で歩いているのに、全く会話にならないほどの

人気者&有名人ぶりでした。




●工務店のセンスを上げる方法・・・


この山中先生のセミナーを受講されたことのある方は、

既にご存知かもしれませんが・・・


照明(ライティング)というスキルは、

お客様へのアピール度は高く、

今、話題のエコの話とも合致するので、

今すぐ使えるスキルです。



しかし、セミナーを聞くだけではなく、

もっとお客様に「あの工務店はセンスが良い!」と

言わせるような方法があったのです。




それは・・・

「山中先生の施工に携わった施工事例の写真を、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
チラシやHPやパンフレットなどに使用できる」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
と言う方法です。



実は、2ヶ月くらい前・・・


日下部:「カッコいい施工事例の写真、いっぱいありますよね〜」

山中先生:「うん、あるよ〜」


日下部:「それって、協会で販売したりしているんですか?」

山中先生:「雑誌社とかメーカーさんに、1枚1万円くらいで

      販売したことある程度かな」


日下部:「い、いちまん・・・」

山中先生:「まぁ、レンタルポジでも、年間数万円だからね〜」


日下部:「それ、まとめて工務店さんに販売して、

     チラシやHPで使わせてあげたいんですが・・・」

山中先生:「う〜〜〜ん・・・・、いいよ。」



という会話があってから、色々と著作権の問題や、

価格交渉や契約書の内容で時間がかかりましたが・・・


もう少しで、「施工事例写真集(写真画像データ)」

が販売できそうなのです!

(^_^)


●写真だけあっても、センスは磨かれない!


写真だけ販売するのもいいけど、

それだけでは、本当の意味で

センスが磨かれるわけではありませんよね。



お客様に、カッコいい写真を見せて集客しても、

そんな照明(ライティング)テクニックを持っていなければ、

契約にならないかもしれませんからね・・・。



そこで、11月29日(月)に、

ライティングコーディネート講座を企画して、

会員工務店にはFAXでご案内していました。

lighting-coordinate1129.pdf



今回の施工事例写真集(写真画像データ)は、

この29日に参加した人に、

先行販売を行おうと思っています。




●施工事例写真集の詳細


本格的な販売は、もう少し後になりそうです。


しかし、29日に参加して頂いた人には、

その使い方やメリットまでご説明します!

(^_^)



このようなツールを自社に取り入れる理由は、

「センスの良い工務店と思ってもらう」事ではありません。


契約率を高めるためです!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


だから、勉強しただけではなく、学んだことを

セールスに生かせる方法も、簡単にですが

ご提供したいと思います。

(^_^)v



価格などは、もちろん協会で販売していたような、

1枚1万円とかではなく、誰でも手の届く価格設定

にしています。(29日に公開します)

↓ ↓ ↓
lighting-coordinate1129.pdf




もし、「センスの良い工務店」を目指しているなら、

照明(ライティング)テクニックを学んでみては

いかがでしょうか?




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●




今回のテーマ「ストックから見るリフォーム市場」 後編



3.リフォーム需要は何処にあるのか?

  〜リフォームが発生やすい築年数



総務省の「住宅土地統計調査」では、持家居住者に対して、

この5年近くの間(平成16年以降)に増改築等の工事を

行ったかを聞いています。



これを築年数別に分けて見ると、築年数別にどれくらいの

リフォームが発生したかという、件数ベースでの

需要発生率がつかめるわけです。



まず全国の持家3031万戸のうち、「増改築・改修工事をした」

という世帯が、798.8万戸あり、全体の26.3%を占めました。



これは、平成16年から平成20年の9月までの間に

工事を行ったという集計であり、1年間換算するためには、

4.75で割ってみる必要があります。

そうすると、1年間に何らかのリフォームが168.2万件

発生していることになり、持家ストックの

リフォーム需要発生率は5.55%ということになります。



<部位別>

どんな工事を行ったかについても聞いており、

圧倒的に多いのはキッチン、トイレ、洗面所、風呂

といった水まわりの改修工事。

5年間で14.0%の需要発生率、1年間では2.95%の

ストックに発生しているということです。



<建築時期別>

次に、リフォームが発生しやすい築年数を見てみましょう。

5年間で約800万件あったリフォームを100%として、

築年数別の割合を出してみました。



ただ、数値を見る上で注意する点は、

平成16年から調査時(平成20年)までの約5年間に

発生したリフォームということです。



よって築年数は5年程度少なめに見ると、

リフォームをした時点でのおよその築年数に

該当することになります。


・築10年未満(実際には推定5年未満) 6.5%

・築10〜20年(5〜15年) 17.0%

・築20〜30年(15〜25年) 25.8%

・築30〜40年(25〜35年) 29.0%

・築40〜60年(35〜55年) 15.3%

・築60年以上(55年以上) 6.4%



最もリフォーム発生が多いのは、建替え時期にも差し掛かる、

現在30〜40年を経過した1971〜1980年の物件で、29%を占めます。

つまり、調査時点では大体築25〜35年程度の住宅ということです。

大型リフォームが発生しやすい時期です。



次いで築20〜30年(15〜25年)の物件で、

25.8%。築20〜40年の物件(15〜35年)では

全体の55%を占めています。



10〜20年(5〜15年)物件も17%あり、

これを合わせると10〜40年(5〜35年)の物件で

約70%ということで、やはりこの辺りがリフォームに

最も適しているストックということが言えるでしょう。



<建築時期別需要発生率>

今度は、建築時期別に需要発生率を見てみましょう。

5年間(4.75年)に発生したリフォームを1年換算にしてみます。


・築10年未満(実際には推定5年未満) 2%程度

・築10〜20年(5〜15年) 3〜5%

・築20〜30年(15〜25年) 7%

・築30〜40年(25〜35年) 8%

・築40〜60年(35〜55年) 7〜7.5%

・築60年以上(55年以上) 6.5%



築30年を超えた1981年以前の住宅からは、

7〜8%程度の需要が発生しています。

やはり、それなりに古い物件になれば、

1年間で10棟に1棟くらいは、

何らかのリフォームが出ているわけです。



中心となるのは、水まわり、内装、外装工事

ということになりますが、10年を過ぎるころからは、

外壁塗装などのリフォームも出て来ています。



ストックがあれば、

必ず発生するのがリフォームなのです。



ストック活用時代においては、

自社OB客のリフォーム適齢期を見逃さないためにも、

顧客情報をしっかり管理していくことが、

ますます重要になります。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年11月15日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 11/15号)

今回のテーマ:ストックから見るリフォーム市場  前編        H22/11/15

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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もし、工務店がハウスメーカー並の

商品化・集客方法・営業方法ができるように

なったら・・・?



●お世話になります。ナックの日下部です。


「工務店とハウスメーカー」

家を建てるお客様が、必ずと言っていいほど、

比較する対象ですよね。



家を建てようと思ったとき、宣伝力の強い

ハウスメーカーの社名が脳に刷り込まれているので、

多くのお客様がハウスメーカーに足を運びます。



ここで、金額的に折り合わない人や、ハウスメーカーの

ブランドマークに興味のない人は、工務店も検討し始める

ようなのですが・・・


宣伝力=広告費=資金力

という図式は中々逆転する事は難しいですが、

「工務店とハウスメーカーの差はそれほどないよね〜」

と思ってもらえる戦略を取ることで、最終的に工務店が

受注を勝ち取れるのではないかと思います。


そのために、何をするべきか??

今日は、そんな話をします。



●広告を出す前に・・・


ここからは、私の勝手な持論です。

(^_^)


お客様が「家を建てよう!」と思ったとき、

どんな会社を想像するか?


そこに標準をあわせて広告を出していくと、

莫大な費用がかかります。


だから、家を建てようと思ったときに、あなたの会社を

効率的に知るような仕掛けが必要になります。



例えば、建築の雑誌に広告を出し続けるとか、

「地域名×家づくりの用語」でネットで検索したときに、

上位に表示されるようなSEO対策をするか、広告を

出すか・・・。



これらの基本的な戦略は非常に効果がありますが、

広告費がかかります。


この広告費をかけるなら、

「あなたの会社の契約までのステップ」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
を用意してから仕掛けるべきだと思います。


例えば、雑誌の広告を掲載して、次にどうしてもらうのか?

インターネットでホームページに誘導し、次にどうしてもらうのか?


ということを決めておかないと、お客様は自然とあなたの

思うような動きをしてくれないのです。



あなたが、狙って、仕掛けるべきことなのです。



そのために・・・

・次のアクションを起こしたくなるホームページ

・次のアクションとして使える資料請求ツール

・資料請求の次のステップである、見学会か商品発表会

・資料請求の次のステップである、ショールームかモデルハウス



を用意しておいてから広告を出すようにするのです。


何の用意もなく闇雲に広告を出しても、

「広告費をドブに捨てる」こと

になってしまいます。



●営業はどうするか?


見学会などのイベント来場客に対して、

・イベント直後に訪問する

・お客様の感度が高まるまで、何回も見学会に誘導する

という2つの手法が主流ですね。



どっちがいい、と言うこともないので、

営業が得意かどうかで判断して、自社がどちらの営業方法を

行なうのか、決めてしまう事が大切です。



即訪問タイプの営業スタイルを選ぶなら、

・競合と比較して商品のメリットを提案できる体制

・資金計画の提案

・土地の提案

・2回目のアポを取る仕組み


というものを用意しておくとよいです。




「それが、出来ないんだよね〜」

という工務店さんには・・・



・見学会(イベント)で魅了する仕掛け

・見学会(イベント)でアポを取る

・見学会(イベント)でファンにする仕掛け

・見学会(イベント)以降、囲い込む仕掛け


という、仕掛けとかツール類を用意することで、

本来、営業マンが行なう営業をツールなどにしてもらう

用意が必要です。



どっちもないという場合・・・

う〜〜ん、広告を出すのは、まだ早いかもしれませんね。

(T_T)




●宣伝効果=露出量×オファー


広告は、宣伝効果をキッチリと数値化して

分析する必要があります。


チラシなら、

・どのエリアに

・何万部のチラシを入れたら

・何組の来場があり

・来場者から何組のアポが取れ

・何組契約できたか

というような、数値化が必要。



これをしないと、永遠に「広告費をドブに捨てる」ことになる。


まぁ、これは工務店の中でもあたり前になってきている

から、詳しい説明は必要ではないでしょう。



でも、あとはどうやって小予算で行なうか・・・

これが重要。



そのために、以下を読んで見てください。




宣伝効果=露出量×オファー
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

と書いたが、私が思う「集客で一番大切なこと」は、

オファー
^^^^^^^^

だと思っています。


オファーとは・・・

「この見学会に参加すると、こんなメリットがあるよ!」

という「こんなメリット」の部分です。



しかも、それは・・・

だらだらと無駄に長い説明をする必要がなく、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
断る方がバカを見るようなもの
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

というものであればあるほど、反響率は高くなる。



例えば・・・


今まで、仕方なく払っていた○○の経費が、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ここに頼むと半額になります。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
しかも、○○は□□をするための経費なので、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
万が一、□□がNGだったら全額返金します。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


という感じでしょうか?


ようは、「断りようのないオファー」というヤツですね。

これをどう作るのか、御社でも考えてみて欲しい。




それと、多くの工務店さんに感じている

地名的なミスがある。



もし、あなたが、これと同じミスを繰り返しているなら、

今すぐ考え直してもらいたい。


それは・・・


宣伝効果=露出量×オファー
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

の「露出量」の部分です。



どんなに素晴らしいオファーを作っても、

「露出量」が足りなければ、満足な集客はできない。



見学会は、毎回毎回が一大イベントであるはず。

そこに集客できなければ、ほとんどの住宅会社は、

受注が取れないといってもいいでしょう。



そのために、見学会に参加してもらう素晴らしいオファーを

作ったとして、どう露出するのか?



ここは、徹底的に露出して欲しい。


チラシやネットで告知するのは当然として、

・見込客にDMを送る

・OB客にDMを送る

・近隣にポスティングする


こんなのはあたり前!


・ブログに書く

・Twitterにつぶやく


という無料のネット媒体を駆使してもいいでしょう。



とにかく、「選択と集中」というやつですね!

(^_^)



見学会に集めることを選択をしたら、

業務の80%を集客に費やす!


これくらい、やってほしい。

(中途半端はダメ!)



●ハウスメーカーにも匹敵する魅力的なオファーを・・・



もし、あなたが見学会で魅力的を考えつかないとすれば、

とても残念。。。


このメルマガを読んだことで、悶々とするだけで

終わってしまうかもしれない。



それでは、私もこれを書いた意味がない。

どうしよう・・・




そこで、

ひとつだけ、スグに使える、あなたにも使える、

「オススメしたい魅力的なオファー」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

を来週にでも紹介したいと思います。


なぜ、来週かというと・・・





「今、思いついたから・・・(^_^)」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



内容が伝わるように、少し準備したいし、

目で見れるようにしておいたほうが、

皆さんにとって分かりやすいと思うので。



う〜〜ん・・・

間に合うかな・・・\(−_−メ)




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「ストックから見るリフォーム市場」 前編


1.リフォーム潜在需要であるストックを見る



エコポイントや太陽光発電の補助金など、

エコ支援策の後押しもあって、

リフォーム市場は好調に推移していると見られます。

2010年は前年よりも1割程度市場が拡大して、

広義リフォーム(インテリア商品等の購入も含む)で

6兆円を超えるとも言われています。



今回はストックから、リフォームの潜在需要が

どれくらいあるのかを推計してみたいと思います。



ストックを見るには、総務省が5年ごとに実施している

「住宅・土地統計調査」を基にします。

直近では平成20年に調査が実施されました。



そもそも、日本全国の住宅ストックは

一体どれくらいあるのでしょうか。



空き家も含めた住宅ストック総数は、

平成20年調査によると、5759万戸あります。

平成15年の時点では5389万戸ですから、

5年前から370万戸(6.9%)増加したことになります。



このうち、空き家等を除いた居住世帯のある住宅

(人が住んでいる住宅)は4960万戸あり、

5年前の4686万戸から274万戸増えています。

人口が減少し始めた一方で、

家は増え続けているわけです。



こうした状況からも、今後はストックの時代

であると言えるでしょう。



総住宅数と総世帯数を比較すると、

1世帯当りの住宅数が1.15戸と、

家余りの状況が見えてきます。



同調査による空き家数は大幅に増えており、

平成20年時点で757万戸もあります。

総住宅数に対する空き家の割合を示す

「空き家比率」は13.1%になり、この数値も

年々増加傾向です。



居住者ありの住宅ストックを利用関係別に見ると、

3031万戸が持家で、貸家は1777万戸あります。

総ストックのうち、61.1%は持家になります。

持家のうち一戸建は2518万戸で、持家ストックの

83.1%を占めますが、5年前(84.6%)と比較すると

1.5ポイント減少しています。

住宅総ストックに対しては、50.8%と半数強で、

5年前の51.7%より約1ポイントシェアが縮小しています。



対してストックのシェアが増えているのは、

持家の共同住宅(分譲マンション)です。

マンションのストック数は467万戸と

5年で75.5万戸も増え、持家に占めるシェアも

13.7→15.4%と拡大しました。



ちなみに分譲マンションは、全て持家共同住宅に

入るわけではなく、ファンドの1棟売りや購入した

分譲マンションを賃貸として貸している場合は

貸家としてカウントされています。




2. 築年数別ストック〜持家の6割以上がリフォーム潜在需要


次にストックを築年数別で見てみると、

リフォーム適齢時期のストックが

どれくらいあるかが分かります。



持家と貸家の築年数別のストック比率は以下の通りです。

・築10年未満   持家12.6%   貸家20.8%

・築10〜20年   持家23.8%   貸家27.8%

・築20〜30年   持家20.8%   貸家23.2%

・築30〜40年   持家20.7%   貸家17.3%

・築40年以上   持家17.2%   貸家11.1%



持家に比べて、貸家に関しては古い物件が

少ないことが分かります。

貸家は築50年を超える物件はほとんど残っておらず、

建替えられているというわけです。

古い物件は入居率が落ちるということで、

建替えのサイクルも早く、貸家の約半分は

築20年以内です。



逆に持家は、築40年以上では17.2%、

築50年以上の物件も8.5%くらいあります。

これくらい古くなると、多くは建替えの対象に

なってきますが、「旧家リフォーム」と言われるものは、

築50年以上の物件が対象で、古い物件でもしっかりした

造りで、壊すのがもったいないような家あれば、

リフォームでも十分に狙えると思われます。



築10年〜40年くらいがリフォーム適齢期だと見れば、

持家の場合、1971年〜2000年くらいまでに

建てられた物件が対象になりますから、持家の65.3%が、

リフォームの発生しやすいストックだと言えます。



持家を一戸建と共同住宅(マンション)に分けて、

築年数別ストックを比較してみると以下の通りです。


・築10年未満   戸建16.0%   マンション27.1%
・築10〜20年   戸建22.2%   マンション33.0%
・築20〜30年   戸建20.7%   マンション20.0%
・築30〜40年   戸建21.5%   マンション16.7%
・築40年以上   戸建19.6%   マンション3.2%



やはり30年以上のクラスになると、建替えと]

大型リフォームの境目でもあり、高額大型リフォームの

発生もしやすいストックと言えます。



またマンションの場合、まだ古い物件は

多くはありませんが、建替えは発生しにくいため、

築30年以上の物件は、

リノベーション向きストックと言えます。

このストックは年々増加しており、

既に90万戸以上が当てはまります。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年11月08日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 11/8号)

今回のテーマ:工務店が取り組むコストダウン  後編        H22/11/08

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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お客様と接点を持つ見学会・・・


ここでどのような対応をするかで、

契約率が変わります。


あなたの見学会は仕掛けがありますか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



http://www.nac-consul.com/sugawara_semi.html(このページは現存しません)

(無料ですが、限定数に達したら締め切ります)



●お世話になります。ナックの日下部です。


住宅を販売したい・・・

見学会に来場したお客様と契約したい・・・

チラシやポスティングの広告費を無駄にしないために・・・



あなたの見学会、きちんと仕掛けはありますか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


そしてその仕掛けは・・・



きちんと、機能していますか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



なぜ、私がこのような投げかけをするのかというと、

中途半端な仕掛けで、見学会に来場したお客様を

ライバル会社に取られている工務店が多いからです。




見学会の仕掛けでも、大きく分けて2通りあり、


・来場者にガッツリ営業をかけていく仕掛け

・来場者を無理に追わず、リピートしてもらう仕掛け


のどちらを選択していますか?

(^_^)



●見学会リピート率70%以上の仕掛け



・来場者にガッツリ営業をかけていく仕掛け


というのは、営業力がある会社にはいいでしょう。



でも、営業力に自信がなかったり、安定した受注を取り続け

たいという工務店には、リピートする仕掛けをオススメします。



今回、皆様にご紹介したいのは、

見学会リピート70%以上の仕掛けです。




なぜ、リピート率70%以上の仕掛けをオススメするのか

というと、そのほうが「狩猟型のガツガツ営業スキル」を

必要とせず、何ヶ月も先まで受注が読めるようになる

からです。




●見学会の仕掛け(展示方法は?)


「見学会リピート率70%以上の仕掛け」

には、特別な展示方法があります。



こう書くと・・・


「ポップを飾るんだろ〜」

と言われそうですが、

その通りです!



ただし・・・


ただ、ポップを並べるだけではありません。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


ココが重要なんですよね〜

(^_^)


どこに、どんなポップを飾りつけるのか・・・

知りたい人はいませんか?




●見学会の仕掛け(接客方法は?)


「見学会リピート率70%以上の仕掛け」

では、ちょっと変わった接客方法をします。



「お客様に話しかけないんだろ〜」

という方がいるかもしれませんが、

残念ながらハズレです!



「挨拶はこう!」

「話しかけるときはこう!」


という、

なるほど納得なルールがあるんですよ!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
(^_^)




いつ、どんな風に話しかけるのか・・・

知りたい人はいませんか?




●見学会の仕掛け(チラシは?)


「見学会リピート率70%以上の仕掛け」

には、集客するためのチラシから

考えられて仕掛けをしています。



う〜〜ん・・・

この文章を書いていて、「仕掛け」という言葉が

「怪しいんじゃないかな?」と思い始めてきました。

(T_T)



でも・・・


全然、怪しくないんですよね〜。

というか、「なるほどね〜」と納得することができ、

「あなたにもできるよ〜」とオススメできる

内容です。




●見学会の仕掛け(アポの取り方は?)


「見学会リピート率70%以上の仕掛け」

のアポの取り方には、ちょっとしたテクニックが

必要です。



もちろん、新規のお客様とリピートしてくれたお客様で、

接客方法が違います。



お客様が「●●●●」と言ったら、

アポを取るようにすればいいんですね〜。



「●●●●」という言葉は、ちょっとしたテクニックにより、

お客様から言い出してくれるので、住宅営業未経験の

新人営業マンでもできるでしょうね。



知りたいですか?

知りたいですよね〜?

(^_^)





●もったいぶってスイマセン・・・




さて、そろそろ・・・


「早く教えろ〜」

「じらすな〜」


という声が聞こえてきそうなので、



「見学会リピート率70%以上の仕掛け」
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を、あなたにマスターしてもらいたいと思います。


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●追伸

今回ご案内する無料のセミナーを開催するにあたり、

社内では「是非やろう派」と、「絶対反対派」に別れ、

意見の衝突が勃発・・・(T_T)


「勉強会なんだから、どんどんやればいいじゃん」

と思うのですが、次は出来ないでしょうね・・・。


是非、今すぐ申込んでくださいね。

(^_^)

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●追伸2

先週ご案内した、「無料でクリクラプレゼント!」に

ご応募いただいた皆様、ありがとうございます。


まだ、無料でプレゼントしているようなので、

先週見逃した人は申込んでくださいね〜。

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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「工務店が取り組むコストダウン」 後編


3.外注費・労務費の減らし方


基礎、給排水、電気など、通常材料を含めた

いわゆる材工で発注する外注工事は、

どうしても発注条件が甘くなりがちです。



次のような工夫をして、単価の引き下げを

図ることが必要です。



・発注する業者の数を絞って発注量を確保し、単価を下げる

・物件ごとに2社以上から見積もりをさせる

・床面積当たりではなく、施工面積を算出して発注する

・施工面積算出は外注任せではなく、自社で行う

・過去の見積書(発注書)を保存し、バラつきをなくす

・材工発注を資材支給や直営工事に切り替え



ここ3〜4年、殆どの工務店の受注が減っています。

つまり外注への発注件数も減っている訳です。

こうした厳しい状況で単価を切り下げるには、

少なくとも発注量を維持することが条件です。

そのために例えば現在3社使っている電気工事店を

2社に減らすといったことが必要です。



発注は、外注からの見積書に基づいて行っている

ケースが多いと思いますが、工事が難しくても簡単でも同じ単価、

といったケースが少なくありません。



これは結局割高になることが多く、

物件ごとに評価すべきです。



またどんな工事でも、「床面積当たりいくら」で

発注しているケースも少なくありません。

分かりやすくて面倒はありませんが、

実際の施工面積を計算して発注すべきです。



その際、できれば自社でも施工面積を

計算してみることが必要です。



外注業者の見積もりは、案外大雑把なことが少なくありません。

施工面積当たりの単価で計算すると、

1万円だったり1万2000円だったりする訳です。



そうした過去のデータは保存しておき、

高くなった時はチェックしなければなりません。



以上は外注費のケースですが、大工工事など手間で

発注する労務費の場合も、同じようなことが言えます。

それ以外では以下のような注意が必要です。



・納め方など会社として統一し、手戻りや手待ちを防ぐ

・出隅、入隅が多い等手間のかかるプランはなるべくつくらない

・現場は整理整頓し、材料探しや運ぶ手間を減らす

・事前に工程表を渡し、段取りをさせる

・着工や引き渡しの集中を避け、レギュラー職人だけで施工する



とにかく職人が重視するのは、発注単価ではなく

月間の収入がどれだけあるかです。

手待ちや無駄な仕事をさせず、切れ目なく仕事があれば、

単価は安くてもいいのです。




4.販売管理費の減らし方


販売管理費の中で最大のものは人件費ですが、

これは人員の削減などにつながりますので、

ここではそれ以外の経費節減について見てみます。



いわゆるケチケチ作戦になりますが、

大手のハウスメーカーでも以下のような細かいことまで

指示を出して削減に成功し、売上は減っても利益は

増えている企業が少なくありません。



交通費関連では、出張の切符は金券ショップで購入、

飛行機は早割を利用、新幹線は座席指定禁止といった具合です。

有料道路は原則使用禁止、使うときは料金の安い時間帯に利用、

という企業もあります。



また工事など社有車を使っている企業が多いのですが、

従来普通車だったものを軽自動車に切り替える企業が増えています。

車輛の購入費だけでなく、ガソリンや車検など、

維持費でもかなり経費削減になります。



人のいない部屋や机の電気をこまめに消すのは常識で、

トイレの手を乾かす温風式乾燥機を取り外した企業もあります。

携帯電話の契約先を、同じ会社同士なら通話料が無料、

という会社に切り替えた例もあります。



取引先を見直すのも、経費削減に役立ちます。

例えば事務用品、ガソリンスタンド、チラシなどの

企画・印刷など、改めて見積もりを複数社から

取り直すだけで安くなります。



「長年の取引先」というのは、気心が知れて便利な反面、

どうしても高くなりがちなのです。



以上コストや経費の削減について見てきましたが

、成功させるポイントは次の点に注意することです。



まず第1に、一つの工夫で何十万円も節約できる

といった方法はそうありません。

あるとすれば、余程コスト削減をさぼっていた、ということです。

1万円の工夫を30件積み上げて30万円の削減をするのです。



第2は、こうしたケチケチ作戦は、どうしても

社員の士気が低下しがちです。

トップダウンではなく、社員自身にコストダウンの方法を

提案させることです。

そしてその成果は、社員にきちんと知らせましょう。



第3に、決めたことは社長が率先して実行することです。

社員が自由席で出張しているのに社長はグリーン車、

社員は軽自動車なのに社長はベンツ、ではうまくいきません。



(情報提供:住宅産業研究所)
2010年11月01日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 11/1号)

今回のテーマ:工務店が取り組むコストダウン  前編        H22/11/01

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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【これが無料!】

100億円のマーケティングを
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
肌で学べるいいチャンスです!
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●お世話になります。ナックの日下部です。


今日は皆さんに、凄い内部情報を公開します。


それは、現金ビジネスで約100億円売上げている、

マーケティング手法です。



このマーケティング手法をあなたに教えるだけではなく、

目で見て、肌で触れて、体験できるチャンスをご用意しました。

(^_^)



ナックという小さな会社が東証一部上場するほど、

業績を伸ばす方法を、40年間やり抜いてきたのですが、

これは、とてもシンプルで最近ではFREEという本にもなった

のと同じ、マーケティング手法です。



でも、この手法は・・・


・大手通信販売会社

・住宅業界

・コーヒーショップチェーン

・自動車販売業

・インターネットマーケティング業界

・超大手ハンバーガーショップ

などなど・・・



非常に多くの業界のTOPクラスの企業が実践している、

とても効果のある手法です。



この100億円マーケティングを、今から説明しますね!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




●シンプルに物語にしてお伝えします。



ナックが創業したとき、

自宅の1室を事務所代わりにして、

ダスキンというお掃除用具のレンタルビジネスの

フランチャイズに加盟したのがはじまりです。



ナックは、ダスキンの加盟店番号が992番目でしたので、

先輩加盟店が991社あるなかで、後発組としての

スタートしました。




でも、その時代は、ダスキンがまだまだ市場に

知られていませんでした。



「化学ぞうきん屋」と言われたり、

「ダスキン? 何それ?」



といわれている時代です。



で・・・

その後、加盟店は2500社くらいまで増えていき

ましたが、ナックは創業から13年目で、


全国の加盟店の中で売上1位
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

になりました。




それは、あるマーケティング手法を行なっていたからです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



そのマーケティング手法とは・・・


無料サンプル(お試し)
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


です。




●今日入社した新人でもできるんです!



この「無料サンプル(お試し)」は、超強力な手法です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


なんせ、新人に商品だけ持たせれば、

入社したその日から即戦力になりますからね!



あ・・・

今・・・・


ウソだと思いましたね?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




実は、私がこの会社に入社したときは、

レンタル事業部でした。



まさに、入社したその日に、

「はい、これ持って、配ってきて〜」

と車を降ろされて・・・

「いってらっしゃ〜い!」

「1時間後にこの場所で〜〜」

と・・・


知らない土地に、置き去りにされました。

(T_T)



私は・・・仕方なく・・・



商品知識もなく・・・

商品の価格もわからず・・・

サービスの仕組みもわからないまま・・・


「とりあえず、無料だから1週間使ってみて下さ〜い」

といいながら、1軒1軒飛び込んでいきました。



いや〜〜、すぐに辞めようと思いました・・・

(T_T)




でも、会社の営業マン、全員がこの手法で営業していて、

よくわからないけど、会社はドンドン大きくなり、気が付いたら、


株式店頭公開し・・・

2年後に、東証2部に上場し・・・

その2年後に、東証1部に昇格しました。




●カラクリはこうです!


マーケティングっぽく、顧客心理を考えて見みると・・・


・人は、知らない商品は買わない

・人は、知らない人から商品を買わない

・人は、商品価値を感じないものは買わない

・人は、価格に正当性がないと買わない

・人は、検討しないと買わない

・人は、100回の説明より、1回の使用感で理解する



どうでしょう?

わかりますかね?



例えば、車を売る人は「無料サンプル(お試し)」

として、「試乗」をすすめますよね?



通信販売会社では、化粧品を売るために、

「無料お試しセット」を請求してもらうために、

テレビCMまで流していますよね?



大手ハンバーガーチェーンでは、

「この時間だとコーヒー無料」と言って、

来店を促す戦略を取っていますよね!




だから、自社の商品を体感してもらう、

購入前のお試しで使ってみて、気に入ったら

お客様から「買います!」と言ってくれるという、

最強のマーケティング方法は、超強力なのです。




●この方法には金がかかる。だけど・・・



例えば、ダスキンの商品を100万円分

無料で配るとします。


その中で契約になるのが、10%なら10万円の

契約が取れるわけですね。



レンタルビジネスなので、毎月10万円継続するので、

10ヶ月後にやっと投資回収できる戦略です。




しかも、それをやり続けているのですから、

毎月100万円投資して、10万円ずつ売上が増える

というのに、絶えられる資金力が必要です。


とても、お金がかかりますよね!



だけど・・・

多くの会社が気付いていない点があります。



それは、人件費です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


営業マンとして1人前になって、安定して会社に

利益をもたらしてくれるようになるまで、

あなたの会社では何ヶ月、何年かかりますか?



そして、入社して「使い物になる!」と言えるレベルに

育つ社員が何人いるでしょうか?



目に見えづらいところで、無駄な経費がかかっている

のではないでしょうか?



でも、無料サンプル(お試し)なら、配るだけ。


1週間試して、買うか買わないか、お客様が決める。

商品知識もなく、価格も知らず、入社した新人が

その日から即戦力として、10年目のベテランと

同じくらいの働きをする。



ビジネスをする上で、どちらにせよ投資は必要です。

でも、その投資が効率よくリターンされる確率は、

かなり低いのではないでしょうか?



でも、「無料サンプル(お試し)を配る」という、

最近ではFREEという本にもなった、

マーケティング手法を行なえば・・・



「化学ぞうきん屋」と言われたダスキンと言う、

知名度・認知度・わかりづらい商品でも、

100億円くらい売れるようになるんですよね。

(投資回収率はかなり高いです!)



ちなみに、通販会社さんなんかは、

この手法で数千億円の売上を上げている会社が、

何社もあります。




●これを知っただけで、いいのですか?



はい、ここからが本題です。

(^_^)



あなたは、「化学ぞうきん屋」が100億近くの売上を上げ、

上場するまでになったマーケティング手法を知ってしまいました!



でも、多くの人は・・・


「そんなの知ってるよ!」

「俺だってFREEって本くらい読んだよ!」

「あたり前なことを、偉そうに!!」


と思い、この方法について体感しようともせず、

終わってしまうのではないでしょうか?



いや〜〜〜〜


もったいない・・・・

もったいない・・・・



せっかくだから、工務店MBAの読者の方だけには、

体感してもらいたい。



なぜなら・・・


・人は、知らない商品は買わない

・人は、知らない人から商品を買わない

・人は、商品価値を感じないものは買わない

・人は、価格に正当性がないと買わない

・人は、検討しないと買わない

・人は、100回の説明より、1回の使用感で理解する



というのを、体感することで・・・


「これをやっている人は、どんなやり方をしているのか?」

ということを、その目で見る事ができ・・・



「どうやって、自分のビジネスに取り入れるのか?」

ということを、肌で感じる事ができ・・・



「本当にこれで、儲ける事ができるのか?」

ということを、実感できるのです。




これをあなたのビジネスに活してみたいと

思いませんか?



だから・・・


これを、体験するチャンスをご用意しました!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



●今すぐ申込んでください!


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「ダスキンを無料で使ってみて〜」

というご案内ではありません。




ダスキンはFCなので、エリア制限があり、

全国にサンプルを配る事ができません。



そこで、「クリクラ」という、

ナックのオリジナルブランドのボトルウォーターを、

無料でお届けします!





●ナックの無料サンプルを体験する。そして・・・



この手法を工務店MBAの読者にも体感していただくため、

販促キャンペーンをやっていたクリクラの事業本部の人に、



無料で配るお水を、1万本くらい用意して〜
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


冗談半分で頼んできました。




はい。もちろん・・・


「お前、バカか?」

と言われましたよ。

(^_^)v




だって、無料サンプルするのが仕事でしょ!

だから、1万本だっていいじゃん!



というのが私の主張だったのですが・・・


日本全国、ナックの直営が行くわけじゃないから、

地方の代理店さんの分のサンプル原価をナックが

負担したら、「全く割に合わん!」ということの

ようなのです。



なるほどね・・・。

確かに、大損だよね・・・。

(T_T)




と思ったのですが、

ナックは今、「40周年」なのです。

社長自らが「顧客に還元」と言ってます。



社員旅行などの社員に還元することを一切やめて、

「お客様に利益を還元する」ということを、

マスコミにも公表しているんですよね!

(ちょっとくらい、社員にも還元してほしいなぁ〜)




しかも、私は・・・

建築コンサルティング事業本部で唯一の、

「40周年委員会メンバー」

なのですよ!



ええ、もちろん、何の権力もないのですが、

我々社員に還元してくれないのであれば、

うちの顧客にも還元してもらおうと、



今年1年間しか通じない、

「40周年=顧客に還元」という印籠を振りかざし、


皆のもの、ひかえおろ〜〜〜

今年は40周年であるぞ〜〜〜


クリクラ1万本、工務店さんに用意しろ〜〜〜


と社内のあっちこっちで言っていたら、




それが、社長の耳に入ってしまったらしく・・・

(-_-)



突然、社長室に呼び出されて・・・

(T_T)




「面白い!」

と褒められました。

(^_^)/




いや〜〜、怒られるかと思ってましたが、

言ってみるものですね〜〜。



ということで、クリクラ事業本部のほうで、

かなりの負担を背負ってもらい、全社的に

紹介キャンペーンという大事に発展しました。



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●これだけは、約束します!


「無料サンプル頼んだら、使わないといけなくなるのでは?」

と思うかもしれませんが、たいていサンプルからの契約率

なんて10%あればいい方です。


90%の人は、断っているので、遠慮なく断ればいいのです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


自分が欲しいと思ったら、クリクラを注文すればいいという

だけの話ですね!

(^_^)



それよりも、今回の目的は・・・

「100億円売上げている、マーケティング戦略を体感する」

ということです。

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●どうやって体感できるのか?



この無料サンプルを頼むと、

ナックの直営のエリアは、

ナックの営業マンが・・・



ナックの直営がないエリアは、

代理店の皆様が(サンプル原価はナック負担で)・・・



無料でクリクラお届けに伺います。



そこで、あなたがすることは・・・


どんなトークを使うのか?

どんな説明をするのか?

どんな動作をするのか?


をチェックして下さい。



そして、一定期間が過ぎたら・・・

サーバーを回収に伺います。



そのときも、

どんなトークを使うのか?

どんな説明をするのか?

どんな動作をするのか?


をチェックして下さい。

(^_^)



「たった、それだけ?」

はい、それだけです。

簡単でしょ?!



たった、これだけの事で・・・



2002年にビジネスをスタートして、

既にボトルウォーター業界で、売上NO.1
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
になっています。



後発ではじめたビジネスが、8年で業界1位って、

なかなか凄いでしょ!?

(^_^)



これを、目で見て、肌で触れて、体感する。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



これ、全部無料です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

http://www.crecla.jp/landing40/trial.html (このページは現存しません)


是非、この機会に・・・。




●追伸


申し訳ありません。

離島・沖縄など、一部の地域には、

お届けできる代理店さんがいないようです。


離島・沖縄以外の人は、届けられると

言っていましたので、頼んでみてください。

※ただし、一部の地域はヤマト宅急便での

お届けになる場合があるそうです。



●追伸2


工務店さんは、事務所と自宅の住所、

両方注文しましょう。

そのほうが、得しますからね!


それと、従業員さんの自宅でも注文して、

お客様にも紹介しちゃいましょう。

(^_^)


そして、皆がどう感じたのか聞いてみて下さい。

100億円になるマーケティング手法の凄さが、

分かるかもしれません。



●追伸3

ご注文いただいてからクリクラをお届け出来るまで、

1週間程ご了承いただく場合があります。


(直営テリトリー外は代理店にての対応となり、

時間がかかることがある為。)





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「工務店が取り組むコストダウン」 前編


1.コストダウンの基本的な考え方



ここ数年日本のあらゆる産業で、

コストダウンや経費節減が、

生き残りのための大きなテーマになっています。



無論住宅業界も例外ではなく、大手ハウスメーカーから

工務店まで規模に関係なく、必死に取り組んでいます。



最大の理由は住宅着工数の減少です。



受注が減るのに比較すると、人件費を含めた

経費の削減が遅れている会社が多く、

これでは赤字になってしまいます。



もう一つの大きな理由は、ローコスト系ビルダーの

躍進などによる、価格競争の激化です。

コスト削減を図らないと、受注できても

赤字ということにもなりかねないからです。



会社の利益というのは、言うまでもなく

売上高から原価と経費を差し引いたもので、

次のような式で表せます。

 

【 利益 = 売上高 −(工事原価+販売管理費)】
 


そしてその内訳は次のようになります。



【 工事原価 = 材料費 + 労務費 + 外注費 + 現場経費 】

【 販売管理費 = 人件費 + 家賃地代 + 通信交通費 + 広告宣伝費etc. 】



従って売上高が減れば、それ以上に

材料費や外注費といった原価を削減するか、

給料などの経費を削減するしかありません。



と言って、何の根拠もなく材料費や

外注費を値切っても、ただでさえギリギリの

所でやっている彼らの反発を招くだけです。



給料を下げれば、能力のある人材ほど

辞めてしまいます。



ここでは具体的にどうコストダウンをすればいいか、

他社の成功事例を踏まえながら見てみましょう。




2.材料費のコストダウン


材料費のコストダウンは、

大きく分けると2つの方法があります。



一つは仕入れ価格を安くすることですが、

そのためには次のような工夫が必要です。



■仕入れ価格を安くする方法

  ・親しい同業者と共同仕入れする

  ・安い時にまとめて仕入れ、ストックしておく

  ・複数の業者から仕入れる

  ・仕入れは人任せにしないで社長が行う



共同仕入れと言うと、「現実には難しい」と

感じる方が多いかもしれません。



実際あまりうまくいっていないケースが、

過去には多々あります。



成功のための第1のポイントは、設備機器や化粧材など、

各社のこだわりがあるものからは始めないことです。

例えば配電盤、給湯器、インターホンなど、

お客様もブランドにはこだわらないものであれば、

共通仕様化はし易いものです。



そこで成果が得られたら、

他の資材に広げていけばいい訳です。



もう一つは、ライバルではあっても社長同士が

お酒やゴルフでつきあいがあるなど、

気心が知れている企業と組むことです。



上に述べたような材料であれば、

日頃ぶつかり合っていても、問題はないはずです。



よく言われるように、たとえ量は少なくても

1社からより複数検討した方が、原則として安くなります。

倉庫があり、資金的に余裕があれば、

木材など1〜2年保存しても流行遅れにならない商品などは、

安い時にまとめてストックして置く方法もあります。



会社の利益を一番心配しているのは社長です。



工務店の規模であれば、

社長自身が仕入れをした方がいいでしょう。



資材コストを下げるもう一つの方法は、

無駄をなくすことです。



「無駄など出していない!」

と仰る方もいるかもしれませんが、

工夫している工務店は同じ家を建築しても、

もっと使用量が少ないかもしれません。



材料不足で現場が止まるのを恐れ、

材料拾いはどうしても多めになりがちです。

端材がなるべく出ないよう、

多少時間をかけても正確に積算しましょう。



面材は、施工方法次第で結構使用量が変わるものです。

日頃から無駄の出にくい施工方法を工夫することも必要です。

それでも端材は出ます。



「20cm以上の木材は倉庫にストックして受け座材等に使う」

という工務店の精神が必要です。



(情報提供:住宅産業研究所)

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