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2008年07月31日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 7/28号)

今回のテーマ:エコへの関心をアピール 【後編】  2008年7月28日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。


最近、社外のセミナーなど、色々な場所に出かけています。

様々な業界で売れている人の話を聞くと、刺激になりますね!


そんなことをしているうちに、私もまだまだスキルアップ

する余地があるな〜と感じたのは「ライティング」です。


そうです。

文章を書く、「ライティング」です。


工務店MBAのメルマガもそうですが、文章で想いを伝える

テクニックが、まだまだ足りないな〜と感じています。



家を売る、車を売る、何かを売るときに、お客様に何かを伝えるとき、

口から発する言葉だけで、売れているわけではありません。


チラシやホームページに載せる「文章」に共感し、

見学会に足を運ぶ人も多々いらっしゃいます。


だからこそ私は、ライティングを教えられるレベル

になりたいと思っています。


自分で書く事はそこそこできても、他の人に教える

というのは非常に難しい事だと思います。


だからまず、ライティングテクニックを自分で学び、それが教えられる

ようになるまで、トライ&エラーしてみようと思います。



そのために、少し自己投資をしました。

たった3万円だけど、それでどれだけスキルアップできるか

わからないけど、自分の課題を見つけて1歩前進しました。


1歩目が出れば、2歩目、3歩目を出すのは簡単です。

「教えられるレベルのライティングテクニックを身につける」

という目標に1歩ずつ進んでいきます。


それで、いつかは「ライティング」でセミナーが開催できるまで

になって、皆さんを無料でご招待したいです。


v(^_^)v


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「エコへの関心をアピール 後編」

2.国産材の採用
 
京都議定書のCO2削減策の一つとして、森林による吸収が挙げられて
いるため、政府は森林・林業基本計画の実行、農林水産省の安置した
丸太供給の取り組みなどを推進し始めました。

国産材使用促進のために各県単位の県産材住宅購入者への助成も
始めるようです。

これまで日本の木材自給率は約20%と低かったのですが、
国内の林業が盛んになれば森林の整備が進み、エコに繋がる
ということで国産材が注目されているわけです。


特に池消地産の精神で地元の県産材を使用することは、
輸送にかかる燃料消費やCO2排出を削減することに繋がります。

地域密着型ビルダーの中には、県産材を採用してエコへの
関心をアピールし、集客に結び付け成功している会社もあります。

県産材というと長野や岐阜、和歌山などの森林面積が大きい県を
思い浮かべがちですが、緑豊かな日本では、県産材供給が不可能な
県は全国で5〜6県のみ。ほぼ全国で実践可能なのです。

県産材採用を利用した営業戦略にはどのような方法があるでしょうか。



(1)地域密着をアピール

全国規模のハウスメーカーは、その知名度による信頼感がありますが、
やはり地域に根差したビルダー・工務店で家を建てたいという
希望もあります。

自分が生まれ育った県に密着するビルダーが、自分が生まれ育った県の
木材を使って家を建てるということは、お客様にとってとても親近感が
湧くものです。

「●●県の木を使っています」とアピールしましょう。


(2)木材の産地を活かした集客

県産材を採用するビルダーは、集客にも上手く活用しています。
・使用する木材が採れた森の見学会
・植林作業体験
・プレカット工場の見学
など、木材の産地が同じ県内で近いからこそ、他社にはできない
イベントが開催できます。
特に産地を見学できるのは、お客様にとって
「家づくりの最初から参加している」
という気持ちが盛り上がり、家への期待が高まります。


(3)自然素材の採用

県産材を採用するのであれば、他の部分にも徹底して自然素材を
採用しましょう。
・内壁をクロスから珪藻土に変える
・自然素材の接着剤、塗装材を使う
・セルロースファイバー断熱材の採用
などが考えられます。自社工場を持っているのであれば、
県産無垢材で家具や建具を製作するのも良いでしょう。

自然素材に徹底してこだわることで、インテリアにも統一感が
出ますし、「エコ」のコンセプトは客により伝わりやすくなります。


(4)エコをアピールするイベント

直接の住宅営業からは少しズレますが、モデルハウスやショールームの
スペースを使って、エコイベントを開催するという集客方法もあります。
・古新聞、ペットボトル回収などのリサイクルイベント
・エコバッグなどのエコグッズの制作、配布
・奥様を対象にした寄せ植え教室、子供を対象にした木の工作教室など

「エコ」は一過性のトレンドではなく、むしろこれからの社会には必要な
ことかもしれません。

今回のご提案は、商品構成を大きく変える必要があり、簡単に導入する
のは難しいかもしれませんが、まずは情報収集から始めてみては
いかがでしょうか。


(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”コンパクトハウスの需要が顕在化”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!

2008年07月21日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 7/21号)

今回のテーマ:エコへの関心をアピール 【前編】  2008年7月21日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。

今、工務店の皆様に、「家を検討しているお客様を紹介する」ために、
色々な準備をしています。

そのために、私一人で通常業務をこなしながら、
プラスアルファで複数の業者と打ち合わせを重ねています。


正直、しんどいです・・・。

でも、これが出来たら、「数千人からありがとうをもらえる」
と思ってがんばっています。


私は自分でも、仕事は早いほうだと思うのですが・・・
私にも限界があります。

今、私が考えていることを、私が考えているスピードで
こなすには、仲間が3人くらいは必要です。

それだけアイディアが湧き出ています。


将来のことを考えると、あと10人くらい必要になります。
しかし、そうなったときに採用しようとしても、間に合いません。

私の仕事を任せられるスキルをつけてもらうためには、
数年間は経験を積んでもらい、それから私が直接指導し、
マーケティングを覚えてもらわなければなりません。

受注に苦しむ工務店さんを救う仕事は、今日入社したからといって
明日出来るようなものではないからです。


そこで・・・

上司に掛け合って、中途社員を募集させてもらう
ことにしました。

詳細はこちら(募集サイトです)
http://www.kenchiku-kyujin.com/ (このページは現存しません)


ナックで働く魅力をアピールしたいのですが、このメルマガの
本来の趣旨と違ってきますので、興味のある方は募集サイト
をご覧下さい。

ただし・・・
簡単に採用されるわけではありません。
筆記試験や適正試験に面接もあります。
つらく苦しいこともあります。


しかし、ナックで働くやりがいは満点です。
これは経験したものでないと、感じることのできない
「ここでしか学べないこと」がたくさんあるからです。



だからこそ・・・


「業界を良くするために働きたい!」

という方だけ、応募してくださいね!


詳細はこちら(募集サイトです)
http://www.kenchiku-kyujin.com/ (このページは現存しません)


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「エコへの関心をアピール 前編」

最近の商品トレンドのキーワードのひとつに「エコ」があります。

自然素材を使用した生活雑貨や衣料品、省エネ仕様の家電品など、
各メーカーが「エコ」をキーワードとした商品を開発し、
マスコミでエコ関連の話題が取り上げられることも少なくありません。


それだけ「エコ」に関心を持つ人は多く、消費者が商品を
購入する際の理由づけの一つになっていると言えそうです。

特に住生活は、消費者にとって最も身近な事柄であり、
エコ住宅への関心は高まっています。

つまり、エコをコンセプトにした商品は、ユーザーの興味を
惹くことができ、地球環境への配慮・貢献を示すことは、
企業のイメージアップにも繋がるということです。

すでに大手メーカーはエコをコンセプトにした新商品開発や
大型キャンペーンで先行し、地域ビルダーでも仕様や素材、
地域貢献などでエコのアプローチをして業績を伸ばしている
会社があります。その具体的な事例について見ていきましょう。


1.CO2削減住宅 

7月7日に開催された洞爺湖サミットでは、CO2の排出を
50年後までに50%削減するという長期目標が先進国の間で
合意されました。

国内でも、今年から京都議定書の約束期間が始まり、
2008〜2012年までの温室効果ガスの排出を6%削減する
ことになっています。

このような社会の動向を受けて、住宅メーカーでは
様々なキャンペーンを展開し、CO2削減住宅をアピール
しています。

帝国データバンクが全国約2万社を対象に実施した調査に
よると、自然エネルギーの利用に取り組む企業の割合は、
全業種中、建設業の8.4%がトップだったということです。

「リサイクルの実施」「植林」「屋上緑化」などの項目でも、
平均値より高い割合でした。

ビルダー・工務店もこの流れに乗り遅れないようにしたいものです。

太陽光発電搭載住宅No.1(累積6万棟)の実績を誇る
ハウスメーカーA社では、大容量の太陽光発電と高気密高断熱性能、
蓄熱式暖房や空気循環システムを採用したエコ住宅を
商品ラインナップの前面に押し出したキャンペーンを継続しています。

テレビCMや専用ホームページなどを使ったこの大々的な
キャンペーンによって、「A社はエコに貢献している」という
イメージが浸透し、エコに関心のある消費者の住宅購入の際の
選択肢に入ってきます。

ハウスメーカーB社では洞爺湖サミット開催に合わせて、太陽光発電に
よるCO2削減量が生活時のCO2排出量を上回るエネルギー製造システムを
採用したモデルハウスを建設しました。

B社は今年4月から、家庭で排出したCO2を太陽光発電システムと
家庭用燃料電池で相殺するエコ住宅を販売していますが、
このモデルハウスはその発展形に当たります。

また、このモデルハウスは、日本の技術を世界のメディア関係者に
対して発信する「環境ショーケース」の一環で、モデルハウス内には
二足歩行ロボットや省エネ家電、電気自動車などが展示されます。

ビルダー・工務店では、ハウスメーカーのような大規模なキャンペーン
は難しいですが、CO2を削減する設備を取り入れることはできます。

例えば、既存の商品ラインナップに太陽光発電設備を格安で追加できる
限定キャンペーンなどはいかがでしょう。

エコへの関心をアピールでき、客単価の上昇にも繋がるのではないでしょうか。

オール電化とパッケージ化して、ランニングコストの節約を勧める
こともできます。

今年から「省CO2モデル推進事業」の公募が開始され、CO2削減に要した
費用の1/2を上限として補助金が支払われます。

自治体によっては同じような補助金制度を設けていることもあるで
しょうから、上手に取り入れたいものです。

(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”エコへの関心をアピール「CO2削減住宅」”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!

2008年07月14日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 7/14号)

今回のテーマ:工務店生き残りの決め手〜OB客囲い込み 【後編】  2008年7月14日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。

先週、「皆様に朗報が流せるかも」というお話を少し書きましたが、

皆様にとってこの以上ないほどの「朗報」が流せそうです。


これから仕組みを作りこんでいくので、実際に稼動する

のは10月くらいを予定していますが、事前に告知しておきますね。




私が、何をしようとしているのか?

それは・・・




「ナックがエンドユーザーを集客し、工務店に紹介する!」

(かなり大規模にやりますよ!)




・・・・本気か?

と聞かれそうですが、本気です。



詳細は私の仕事の進み具合で、徐々に明らかにしていきます。

是非、ご期待下さい。

○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「工務店生き残りの決め手〜OB客囲い込み 後編」


【OB客は最高の財産】

2.OB客の会員組織化と地域コミュニケーション

OB客を会員組織化している会社も多くあります。
これは特別なことではなくて、ほとんどのビルダーが行っているかと
思います。

まずOB客には会報誌等の定期刊行物を送ることは簡単です
ので、是非やってみるべきでしょう。また地域密着型のビルダーの場合は、
営業マンが会報誌(機関紙)を持ってお客訪問しても良いかもしれません。

主婦のパートがそういったOB客フォローを行っている会社もあります。
こうすることによって、リフォームの受注につながることもよくありますし、
お友達を紹介してくれるきっかけにもなります。

とにかくOB客との接点を多く持つことはとても重要なことです。


■特典などのメリットによる顧客囲い込み制度

OB客組織化と地域の活性化を合わせて行っている事例もあります。

通常、住宅を購入したOB客は○○クラブや○○会といった形で
組織化されます。

茨城県の有力ビルダーB社の場合も、まずはOB客を組織化した
クラブに入ります。特に会費とかがあるわけではなく、いろいろな
特典を受けられるOB客組織です。

会員の特典その1は、ポイント制度です。例えばOB客が別のお客さん
を紹介した場合、ポイントがもらえます。来場してもらったら10ポイント、
そのお客様が成約に至った場合には1000ポイントといったように決まって
います。

また提携ショップで畳替えを行った場合は10ポイント、外構工事を行った
場合には400ポイントといった感じでポイントが貯まっていきます。

貯まったポイントは、雑貨、家具、家電等と引き換えることも出来ますし、
リフォーム工事で使うことも出来るといった仕組みです。

更に地域とのコミュニケーションも取れており、近隣約80社と提携。
OB客はその全店において割引きサービスが受けられるという特典も
付いています。

家具屋、花屋、スポーツクラブから居酒屋、レストランまで幅広く使えて、
5〜10%程度の割引きが受けられるというメリットも!地域商店街の活性化
にもつながります。

こうやって地域に根付いて、OB客を囲い込んでいけば、紹介も出ますし、
リフォームも出ます。提携ショップからも紹介が出てくるかもしれません。
OBを大事にしていくことはいい事だらけなんです。


3.定期巡回はやればやるほどリフォームが出る

では実際に今、自社の引き渡し客の累積棟数は、どれくらいあるでしょうか。

年間20棟を手掛ける工務店が、30年も続けていれば累積600棟にもなります。
地域密着の会社が多いでしょうから、この600棟が狭いエリアに密集している
わけです。

そこにはリフォーム潜在需要が1億5000万円くらいあると推測されます。
1棟当り年間25万円くらいのリフォームが出ると考えた場合です。

つまりOB客をこまめに訪問することで、リフォーム売上がコンスタントに
発生するということです。しかも地域密着ならば広範囲を回る必要がありません。
但し新しい工務店・ビルダーの場合は、すぐに大きなリフォームは望めません
から、最初はアフターメンテナンス的な仕事が中心になってきます。


■リフォーム担当3人置こう

500〜600棟くらいの引渡し客ストックがある会社でしたら、アフターの
巡回担当者を3名程置いてみれば、ある程度フォローできるはずです。

自社ストックから潜在リフォーム需要をどれだけとっているかを捕捉率で
表すことがあります。この捕捉率が高いのが、ハウスメーカーA社系列
のリフォーム会社では、大体5割以上を捕捉しています。

ハウスメーカーのA社はOB客の囲い込みがうまく、住まいの学習塾、
LL塾等をOB客向けに開催して、如何にしてメンテナンスを行って
いくかという顧客教育がよく出来ています。

メンテナンスサービスチケットやメンテナンス部品の進呈、
ハウスクリーニング割引きサービスやパッケージ旅行割引きサービス等など、
いろんなOB客向けサービスを展開しています。これを新築、アフター、
リフォーム部門が三位一体となって行っているのが強みです。

工務店はハウスメーカーA社のように組織立てすることは難しいでしょうが、
とにかく最低でも年に1回、隈なく定期的に足を運ぶことです。

新潟の有力ビルダーC社では、全社員で月に1回OB客回りを行うという
定期巡回をしています。全てを回りきることは出来ないでしょうが、
月に1回行えば、同社の場合年に3〜4回訪問するということになります。

顔なじみに挨拶回りをすること…これはハウスメーカーよりも工務店の方が
得意でしょう。3人で1億5000万円売り上げることが出来たら、1人当り
年間5000万円の売上となって、十分利益も出ます。


(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”エコへの関心をアピール「CO2削減住宅」”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!
2008年07月07日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 7/7号)

今回のテーマ:工務店生き残りの決め手〜OB客囲い込み 【前編】  2008年7月7日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。

今日は7月7日の七夕ですね!
でも、東京の天気予報では曇りのち雨のマークです。

皆さんの地域ではどうですか?


さて、今回は住宅営業のマーケティングっぽいお話です。

全国でOB客を上手に囲い込んでいる会社の事例を挙げてもらい、
説明も加えてもらっています。



それと、工務店MBAのメルマガ読者さんにご報告ですが、
もうすぐ皆様に「朗報」が流せるかもしれません。

実は今、私なりに色々なアイディアを出して、それを実現しようと
行動に移しています。

例えば・・・

・営業ツールなどの特典付きの本を出版する(アマゾンなどで買ってもらう)

などです。


あとはまだ内緒です。(←こっちは凄いですよ!)
ライバル企業にマネされると困るのですが、工務店さんからすると

「それでNACに、何かメリットあるの?」

と思うような、工務店さんにとってメリットのあることを
しようと思っています。


「やる」ことになったら、工務店MBAのメルマガ読者さんには
一番最初に報告し、何か特典もお付けしますね!

近日中に発表できると思いますが、その場合はいつものように月曜の12時ごろ
ではなく、工務店MBA【号外】という感じでメールします。

お楽しみに♪


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「工務店生き残りの決め手〜OB客囲い込み 前編」


【OB客は最高の財産】

「工務店生き残りの決め手」という立派なタイトルが付いてますが、
その中でも比較的取り組みやすく、また工務店には適した手法と
言えるのが、OB客の囲い込みです。

囲い込みというとなんとなく束縛しているようにも感じますが、
要するに今まで建てたお客様にもう一度うちで建て替えてもらったり、
リフォームしてもらったり、友人を紹介してもらう等、出来る限り
協力していただこうということです。

それによって会社が元気であれば、それはお客様のためでもあるのです。


1.ファン化したOB客は最高の営業マンに!

OB客を大切にすることは、いいことあって悪いことなしです。
今やネットで悪評判はすぐに広まります。客は情報をシェアする時代です。
ですからOB客を邪険にすることは一番あってはならないことと言えます。
建ててもらったお客様というのは、基本的にはその会社を気に入っている
わけですから、営業やプラン、家に満足してファン化し、更にアフターでも
満足してファン度が高まれば強い味方になってくれます。

そして友人・知人の紹介→リフォーム→建替えと、一生の永い付き合い
となる関係を築きたいものです。

究極のところとしては、お客さんが家を売ったり、アピールしたりする
最高の営業マンとなってくれれば、信頼は一躍高まることでしょう。


■ OB客のオープンハウスを常時公開

お客さんがどれくらいその会社のファンであるかは、その態度によく
表れてきます。たとえば音楽でもスポーツでも一緒ではないでしょうか。

音楽の場合、ベテランになればなるほど、曲を出せば買う、アルバムが
出たら買う、ライブがあれば見に行く…とOB客が大半でしょう。

サザンオールスターズのファンは、今度の活動休止にはショックですが、
最後のライブには殺到するでしょうし、そしてその後も曲を聴いて歌い
続けます。ずっと応援しますし、再活動などになったら狂喜するはずです。

浦和レッズのファンも同じで、毎回埼玉スタジアムは真っ赤に染まります。


住宅会社のファンも、年に1度のバスツアーや感謝祭といったイベント、
月に1度の現場見学会等には、コアなファンは駆けつけます。

そしてファンであれば、その会社を応援したくなる。ファン客は見学会等
ではスタッフとしてお手伝いしてくれる場合もよく見られる風景です。

まずその会社や社長・社員が好きで、ずっといい家を作り続けて欲しい
という願いがあるからですし、いい想いを新たな人とシェアしたくなる
という気持ちがあるのでしょう。

長野県にある有力ビルダーA社は、全国でも極めて高い性能で高気密高断熱
住宅に力を入れている会社の一つです。長野の冬は寒いですから、
ストーブ1台で暖まる住宅は非常に喜ばれています。

極めて紹介比率が高いことでも知られています。
7割くらいが紹介客とのことです。

そしてOB客の1人の方が、オープンハウスとして、家を公開してくれています。
日中で、奥様が家にいる時間帯に限られますが、営業マンがお宅へ連れて行くと、
その奥様が自分のうちのいいところを次々に紹介してくれます。

ここの使い勝手がいいとか、床下まで見せてくれて、ここにストーブを
1台置けば家中が暖かい等と説明してくれます。
実際に住んでいる方の説明ほど説得力のあるものはないでしょう。

満足度の極めて高い本当のファンでなければ出来ませんが、OB客は
最高の営業マンなのです。

またOB客のファン化というのは、クレームが起きない仕組みとも言えます。
たとえ不具合が起きたとしても、クレームという感じでは言って来ないとはずです。
すぐに対処すればますますファンになってくれるはずです。


(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”「工務店生き残りの決め手〜OB客囲い込み 後編」”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!
2008年07月02日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 6/30号)

今回のテーマ:始まった!住宅会社の大淘汰時代 【後編】  2008年6月30日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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●はじめに

こんにちは!ナックの日下部です。

今回のメルマガには「チェックポイント」がついています!


このチェックポイントで御社の「不況抵抗力」がわかります。


こんな時代に生き残るためにも、自分の会社の状況をチェックして
見てください。


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●

テーマ 「始まった!住宅会社の大淘汰時代 後編」


2.倒産の原因はこれだ!!

新聞で倒産記事を見ると、大抵「販売不振」か「資金繰りに行き詰って」
が原因となっています。

しかしこれでは、殆ど倒産の原因の説明にはなっていません。

確かに販売が好調で倒産するケースはあまりないのですが、
問題は何故販売不振に陥ったかです。商品が悪かったのか、
営業の能力不足なのか、他の何かなのか。

「資金繰り」に至っては、「心臓が止まったのが死因」と言っている
ようなもので、殆ど説明になっていません。

どんなに大赤字が続いても、資金繰りさえ回っていれば
(多分銀行は貸してくれませんが)、企業は倒産しないからです。

 倒産は通常複雑な要因が絡み合って発生することが多く、
一つだけに求めることは難しいのですが、上で見た住宅会社の
倒産要因を分析すると、いくつかのパターンに分けることが出来ます。

(1)低収益型〜もともとも儲かっていない

注文住宅では結構多いパターンですが、基本的に儲からない
企業体質だということです。具体的にいえば、経常利益率で
1%そこそこかそれ以下ということです。

これでは殆ど内部留保が有りませんし、銀行も貸してくれないため、
今回の建築確認不況とか施主とのトラブルで回収が長期化するなど
突発的な出来事があると、カネが回らなくなります。では体質的に
何故儲からないかというと

 1)低価格を武器にしているため、もともと利益を抑えている
 2)建物やアフターサービスはいいのだが、それに見合った金額で受注できない
 3)従業員の効率が低い(社長の働かせ方が悪い)

等が考えられます。

(2)急拡大型〜管理能力や施工能力を超えて無理に拡大

商品がユーザーに受けるなど、何かのきっかけで受注が一気に
3割あるいは5割以上伸びたりすると、経営者は実力を過信し、
社員をどんどん採用する、新しい拠点を増やすなど、
拡大路線に走ることは珍しくありません。

またそれくらいでないと、大きなビルダーにはなれません。
しかし急拡大はえてして

 1)事務所、モデルハウス、人件費など固定経費が増える
 2)広がりすぎて社長の目が届かず、経費が増えるほどに売上が増えない
 3)急拡大で新規職人が多いため、クレームが多発して評判を落とす

といったことを招き、つまずくもとになっています。

(3)土地絡み型〜慣れないマンション事業、土地仕入れの失敗等

注文住宅業者を含め最近多いのが、この土地関連でつまずくケースです。
特に最近の大都市圏では地価の変動が激しく、1年前に仕入れた地価では
分譲住宅は売れない、というケースは少なくありません。

このためここのところ、資金繰りに苦しんで原価割れ覚悟で同業に転売する、
といった話が後を絶ちません。
それでも処分できれば、いい方です。

戸建て業者がマンションを手がけるケースも少なくありません。
しかし完売は容易なことではなく、分譲戸数の5%残れば利益がなくなり、
10%残れば採算割れです。

その他本社ビルや貸しビルの建設が引き金になるケースも見られます。

(4)戦略ミス型〜ワンマン経営、情報収集不足

 伸びる企業ほど経営者がワンマンなのは、他の業界でも同じです。
反対意見を言える社員がいない、都合のいい情報しか耳に入らない…。
市場もユーザーも激しい勢いで変化する現在、これでは売れません。
私見ではありますが、木の城たいせつの破綻の一因はここにあるかと思われます。

3.あなたの会社の不況抵抗力チェックポイント(注文住宅中心の企業)

< 質 問 >

1・最近3年の平均経常利益率が2%を超えている	
2・従業員当り売上高が5000万円を超えている	    
3・従業員当り引渡し棟数が2棟を超えている	
4・自己資本比率が30%以上である			
5・売上高対比の借入金比率が10%以下である	
6・土地なし客に土地を紹介する体制がある	
7・現場見学会を年1回以上行っている	
8・ホームページを週1回以上更新している

 ※注文住宅中心に年間20〜30棟位までの企業を想定しています
 ※YESが5つ以上あれば、不況に強い良好な体質と思われます


4.会社を潰さない経営のポイント

以上見てきたことから、今後も勝ち残っていくための経営のポイントは、
大体想像していただけると思いますが、要約すれば次のようになります。

 ☆まず本業で2%以上の利益が出る体質をしっかりつくる
 ☆余剰人員を抱えていないか見直す(各職種が業界平均効率を上回っているか)
 ☆現場見学会、ホームページなど、クチコミ以外からの受注を図る
 ☆建売など土地事業は、仕入れから販売まで6ヶ月以内を基本とする
 ☆大手、同業、国策などの情報収集を怠らない

財務体質の強化を図ると共に、守りだけでなく攻めの戦略も
取り入れということです。

(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”工務店生き残りの決め手「OB客囲い込み」”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!


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