ナックと出会う前の会社の状況を教えてください
私は中学の時から体育教師を目指しておりました。その道から叔父に誘われ建築業界に大工として足を踏み入れました。ちなみに叔父は丸守木材㈱の現会長になります。
当時は現会長の人脈による紹介が続き、慌ただしく日々の仕事をこなすなど毎日は充実しておりました。
心のどこかでは「もしこの紹介がなくなったら・・・」と思いながら目の前の仕事をこなす毎日でその思いも浮かんでは消え、浮かんでは消えの慌ただしい日々でした。
そんな時徐々に紹介が減ってきました。最初は「まぁ大丈夫だろ!」「まだ大丈夫だろ!」と思っていたが徐々に「大丈夫かな?」「そろそろ来ないと・・・」に気持ちが変化していきました。
ナックのシステムを導入したキッカケを教えてください
そんな気持ちの時に、いつもはゴミ箱に捨てていた案内(笑)が気にかかって気にかかって手に取って・・・あとは同じ工務店の声を聞くことができる勉強会に申込をしていました。
今思うと自分でもビックリです(笑)
ふりかえると当時は紹介受注中心で仕事をしておりました。紹介受注ということもあり紹介がきたときは売上が上がり、紹介がこない時は売上が下がる・・・という不安定経営だったのだなと今になって思います。
その勉強会では私と同じ工務店の方が3社、具体的に実践されていることについて話をして頂きました。参加させて頂いた感想は・・・
「ビックリ!!」何がビックリだったかと申しますと、同じ工務店でも紹介受注以外からの新規の受注を獲得していることが、です。しかも何十棟も。
そんなばかな!?その半分でも、いや、3分の1でもできたら・・・
売込された時に備えすぐに出れるように(笑)ドアに近い席に座ったのに、最後まで時間がアッという間だった勉強会に参加した当時が思い出されます。
今思えば同業者が教えてくれるなんてありえないと思ってたことを、教えてくれる!
具体的に実践して成果を出している内容を隠すことなく、どんどん教えてくれる。
素直に「この工務店の方々のようになりたい!ナックと付き合いすれば自社も紹介受注だけでなく新規の受注を獲得できるようになれるんじゃないか?」と思い導入を決めました。
システム導入後、どのような成果・変化がありましたか?
案内を見るまでは何年もかかった(笑)が、参加して導入を決めて研修を受講してからは早かったです。まず最初にしたことが事業計画書で、その一環で新規の出会いをするために発表会を7月にメーカーのショールームにて開催することに決めました。
そして次に自社のコストの見直しを図りました。コスト診断をして頂いてびっくりしたのは、自社では安いと思っていたのが実際には高かったりしたことです。少しでもより良いものをよりお値打ちに提供させて頂くためにそのコスト診断から高い順番にコスト交渉をしていきました。
次に手刻み加工だけでなくプレカットを活用した住宅をお客様にわかりやすく商品開発し自社オリジナル住宅を完成させました。
後はその住宅を新規の方に発表をするために、仲間の見学会に参加させて頂いたり、成果が出ている営業ツール、チラシなどを学び7月に発表会を開催。それから約1年半、成功者の真似をして気づいたら14棟受注を獲得できていました。
もっと早く知って行動を起こしていたらと思う時もありますが、思い立った時がスタートという気持ちでこれからも走り続けます。お客様のためにも良き仲間と切磋琢磨して今後も地域密着で一層邁進していきます!