ナックと出会う前の会社の状況を教えてください

平松建設株式会社専門学校を卒業後、地元の工務店で大工として技術を磨き、2009年に平松建築を創業しました。
「自分が考える理想の家を、お客様に届けたい」という想いを胸に、元請け工務店になりたくて創業したのですが、創業後すぐに、大きな壁にぶつかりました。

その壁というのは、「仕事がこない」うえに「受注のとり方が分からない」という問題で、腕さえ磨けば自然に仕事が舞い込んでくると信じ、技術だけを磨いてきた私は、創業後すぐに、現実の厳しさを思い知らされました。

ただ、生活費は稼がなければならないということで、創業時の想いとは全く違いますが、手間請大工として、現場で働く日々を過ごしていたのが2009年から2011年までの約2年間の私です。
さらに、現場で働く日々を過ごす中、片手間で、「受注のとり方」の答えに気付き、元請け工務店になる方法を見つけ出せるわけもなく、会社創業当時の熱い想いは、徐々に冷えつつありました。