« 2016年11月
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
2010年12月21日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 12/21号)

今回のテーマ:「脱総展時代の集客」 後編                  H22/12/21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【新サービスのプレオープン!】


確認申請にかかるコストを、

市場価格の半額にする、

ローコスト確認申請サポートサービス

をプレオープンします。

/www.home-builder.jp/lowcost-kakuninshinsei.html (このページは現存しません)



●お世話になります。ナックの日下部です。


住宅のコストダウンは、ナックが18年間も

提供しているサービスですが、今までは

「材・工」に係るコストダウンだけでした。



しかし、住宅を建築して、施主様に引き渡すまでには、

「経費」というコストもかかっている事に目をつけ、

確認申請にかかるコストも削減できるようにしました!



と、偉そうに言っていますが、

ある設計事務所さんに、

ローコスト確認申請といえるサービスを作りたいから・・・

と無理にお願いして、用意してもらったんですけどね(^_^)



ナックはそれを、認知度UPさせる広告と、

入金チェックをするのが役目なので、

たいして儲かりませんが、それでも工務店の皆様の

役に立てるサービスをドンドン提供したかったんです!




●ローコスト確認申請サービスとは?


/www.home-builder.jp/lowcost-kakuninshinsei.html (このページは現存しません)


このローコスト確認申請というサービスは、

確認申請するときに必要になる、図面作成や申請業務を

代行するようなサービスです。



そのほかにも、「長期優良住宅認定(壁量・N値計算を含む)」や、

木造3階建てで長期優良住宅認定を取る場合に必要な、

「許容応力度計算、構造図作成」なども、コストダウンできるように

してもらいました。





実は・・・

このコストダウンをするのには、大変な苦労がありました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


というのも、

社内でも、社外からも・・・


「耐震偽装問題のようなことにならないか〜?」

「値段が安いだけでは、使えないぞ〜」


という声をたくさんいただき、その一つ一つを改善する

ために、設計事務所さんと何度も打ち合わせを

する必要があったからです。

(T_T)



「よりいいサービスを、より安く提供したい。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
でも、質を落としたらダメ!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


というのを、口が酸っぱくなるように言い続けました。

(^_^)



コストダウンするために、作業効率を向上させるため、

アーキトレンドというソフトを人数分導入してもらったり、

作業の中で無駄な部分をカットするために、何ヶ月も

作業内容を見直してもらいました。




その苦労話などは、設計事務所の社長さんに語ってもらい、

動画で見れるようにしました。

http://www.youtube.com/watch?v=L3FbrA2wHDM (このページは現存しません)

(Youtubeに動画をアップしました)







●その他にも・・・



先日も、このメルマガでモニター募集を行い、

色々と改善点が見えてきました。



なぜなら、工務店さんによって、

設計事務所にお願いしている場合もあれば、

自社で一部業務を行なっていたり・・・。



みんな、同じではないからです。

(T_T)



あれは、どうなっているの?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これは、対応できるの?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


という質問が山のように来るので、




「これは、儲からないのに、大変だ〜〜〜(泣)」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




と心が折れそうになりながら、一つ一つ解決するため、

設計事務所さんと何度も衝突し、意見を戦わせています。




設計事務所はもちろん経験豊富なのですが、

私がまだまだ理解不足な点が多いので、

わかりやすくサービス内容を伝えるのに

改善・勉強が必要です。

(-_-;)




なので、今回はプレオープンとして、

まずは確認申請や長期優良のサービスから、

リリースして行こうと思ったのです。




●まだまだ、改善しなければならない点はたくさんあり・・・


例えば、私も最初から指摘していた改善点は、

「中間・完了検査」までは請けられないことです。



これは、既存の設計事務所さんにお願いして

もらわなければならないんです。



それに、一番重たい改善点は・・・

申請書類の「設計者・管理者」に名前を入れられない

ということです。


これも、既存の設計事務所さんにお願いしてもらうか、

設計事務所登録している工務店さんなら、

社内で対応してもらう・・・ということです。




この2点が改善されなければ、普及しづらいサービスだと

思うので、出来るだけ早めに改善していきます。

(^_^)v



なので、まだまだ工務店さんには、使い勝手が悪いかも

しれませんが、ご利用いただける方から使ってみてもらいたい

サービスなのです。



いずれ、全国のどんな工務店にも対応できるように

していきたいと思っています。




●そのサービス、本当に大丈夫?


「メルマガで、改善点を公開しているけど、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
本当にそのサービスは大丈夫なの?」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

と、不安に思うかもしれませんね。



一部の工務店さんには、まだまだ使い勝手が悪いことは

自覚しています。



でも、それを隠して「まずは使ってみて〜」と

やりたくないので、正直に告白しました。



ただ、サービスの内容はバッチリで・・・

3000棟くらい建てている大手FCでも採用が

決まっているサービスなのです。




その他にも、設計に詳しい業界の権威者の方に、

その内容をチェックしてもらおうと、

日本ライティングコーディネート協会の副会長をしている、

山中敏裕先生にお願いしました。



山中先生は、丁度、前回メルマガでお伝えした、

施工事例写真集について打ち合わせをしていたところ、

このローコスト確認申請についての話になり・・・



「大丈夫〜?」と言っていたので、

「では、プロの目で見てきて下さい!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


と、大阪出張のついでに、今回提携した設計事務所に

訪問してもらい、業務内容やスタッフのスキルを

チェックしてきてもらいました。



その感想がコチラ・・・

http://www.youtube.com/watch?v=VrSBsz5LMns (このページは現存しません)

(Youtubeに動画をアップしました)





●こんなサービスに育てたいと思っています。


ローコスト確認申請は、

全国の工務店さんにご利用いただける、

スタンダードなサービスしたい!



一見、このサービスはビルダーさん向けの

サービスに思われてしまうかもしれませんが、

全国津々浦々の工務店さんがあたりまえに

利用して、コストダウンできるようにしたいのです。



そのためには、改善点をどんどんあぶり出し、

全て提携した設計事務所さんと協議して、

サービスの質を高めて行きたいです。



それと、今回が”プレ”オープンなのは、

理由があります。



実は・・

将来的に、色々なサービスを組み合わせた

月額固定の新サービスをリリースしようと思っていて、


「ナックに求めていたのは、コレだよ!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

というサービスのひとつにしようと思っています。



なので、プレオープンの間は誰にでもご利用いただける

ようにしているのですが、将来的には会員制サービス

になると思います。



なぜなら・・・

皆様に、より良いサービスをより安く提供するのには、

業務提携先にもデメリットがない形で提携しなければ

なりません。



会員制にする事で、業務提携先が普通に販売している

商品・サービスを、「より安く」提供する事ができないのです。




例えば、提携先が月額3万円で提供しているサービスを、

実質無料で提供するという提携をするためには、

会員制にして、「その会員だけにこの金額で提供する」

という提携をしなければならないからです。



会員制にする事で、

今まで1万円・2万円・3万円とバラバラに請求する

形式で提供していたサービスも、「まとめていくら」という

低価格での提供ができるんです。

(^_^)/




だから、会員制サービスを作ることで

「工務店にとって、家が売りやすくなる・・・」

「工務店の利益が、もっと増える・・・」

「もっと、集客に役立つ・・・」

というサービスを、次から次へと市場に広める事ができるのです。



なので、プレオープンの間に、より多くの工務店さんにも、

ローコスト確認申請サポートサービスを知っていただきたい

と思っています。

(^_^)




●追伸1

もし、「ローコスト確認申請について、詳しく知りたい!」

という方は、メールで質問を送って下さい。


このメールにご返信下さい。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


電話で質問を受け付けてしまうと、

日下部がパンクする可能性がありますので・・・

(^_^)


「メールは苦手なんだよ〜」という方もいらっしゃるかも

しれませんが、協力お願いします。



●追伸2


先週のメルマガを見逃した方は、

施工事例写真集について知らないかもしれませんね。



コチラで販売しているので、「サンプル」を見てから

購入してください。

是非、ホームページやチラシに使ってください。




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●




今回のテーマ「脱総展時代の集客」 後編



最近好調なビルダーの商品戦略・営業戦略の傾向の一つとして、

価格・性能よりも感性で住宅を選ぶ客層をターゲットにした戦略

が多く見られるようになりました。



・ロハスな暮らし方が好きな人をターゲットとした自然派住宅

・車いじりに没頭できるようにインナーガレージを広く取ったプラン

・家具やインテリア雑貨と調和するトータルコーディネート



などのテーマに基づいた商品戦略・営業戦略の例が挙げられます。



こうした感性や趣味でお客様を惹きつけているビルダーは、

建物のアピールよりも、趣味性の高さや会社の雰囲気などを

先にアピールして印象付けて、受注につなげるという傾向にあります。



こうした戦略には、総合展示場よりも単独のショールーム、

あるいは同じ趣味の人が集まるような店舗を利用して

上手く集客しています。




■チラシ以上の集客効果「行列のできる雑貨店」


千葉県のC社は、住宅FCの加盟店ですが、

3年前から自社オリジナル商品との併売を始めました。

オリジナル商品はナチュラルテイストの雑貨を好む女性を

ターゲットとして、外観は白壁で、無垢の床や珪藻土の塗り壁、

タイルなどを多用した暖かい雰囲気の商品です。



同社では、広告宣伝は専門誌に年に数回、

記事広告を出稿するだけで、新聞折込チラシや

ポスティングは一切使っていません。

それでどうやって集客しているのかというと、

県内3ヶ所の単独モデルに雑貨店を併設し、

そこからの集客で受注のほとんどをまかなっています。



雑貨店では住宅商品のテイストに合ったキッチン用品や

雑貨を販売し、ほぼ毎週イベントをおこなっています。

イベントの内容は、キャンドルやアクセサリー作りの

参加型イベントや、地元の作家による革小物や手作り石鹸の

展示会など、住宅でターゲットとしている客層の

好みに合わせた内容です。



3店舗合同のフリーマーケットイベントでは、

開店前に100名以上の行列ができたこともあるという、

地元では大変人気のお店です。



雑貨店に置いてある商品カタログの中では、

自社で扱っているインテリア雑貨を使った暮らし方の紹介

ということで、OB施主の家や暮らし方を掲載しています。



雑貨店のスタッフは自社のOB客などの主婦をパートで採用し、

趣味の話題からコミュニケーションを取って、


「家に合わせたインテリアコーディネートを見るだけでも楽しいですよ」

「雑貨屋さんに来る感覚で一度遊びに来てください」


というように、住宅の完成見学会に誘導します。



見学会では、自社で扱っている雑貨や家具を搬入し、

常設のモデルハウス並みのしつらえをして、

暮らし方をイメージさせます。



施主や来場客がその場にある家具や雑貨を

気に入ってくれて買ってくれることもありますし、

後日また雑貨店のほうに来てくれるという

サイクルが生まれます。



■デザインセンスをアピールするレストラン経営


富山県のD社は、「リゾートする家」というコンセプトで、

間接照明を多用したり、ウォーターガーデンを作ったりと、

デザイン性の高いプランニングを得意とするビルダーです。



同社では、そのデザイン性の高い内装を活かした

レストランを経営しています。



実はこのレストランは飲食事業よりも

ブライダル事業をメインとしています。



バンドの生演奏やプロのダンサー、

凝った照明で結婚式を演出しているわけですが、

やはり結婚というタイミングで住宅の購入を

意識する人は多いものです。



結婚式からの付き合いがあり、尚且つ感動が大きければ、

いざ家を購入するというときには、住宅会社の候補として

確実に思い出してもらえます。



住宅市場の縮小に伴って、住宅会社の事業多角化が

叫ばれていますが、一生に一度の大きな感動を与える

という意味では、住宅事業とブライダル事業はそう遠くなく、

結婚→出産のタイミングで住宅購入を考える人は多く、

結び付きが強い事業と言えるかもしれません。



今後は、これまでハウスメーカーで建てていたような

客層も下に降りてきて、地元のビルダーや工務店との競合は

増えると思われます。



そんな中で自社を認知してもらうためには、

「集客の多チャンネル化」

が重要になってくるかもしれません。



(情報提供:住宅産業研究所)
Google +1

ページの先頭へ

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

無料!今すぐ登録

最短で工務店MBAにご登録いただくには、下記の都道府県名を選択し、PCメールアドレスだけ入力して下さい。簡単に登録は完了します。

入力間違いが多発しております。
メールアドレスをご確認ください。

都道府県

PCメールアドレス

 
Google +1