« 2023年09月
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
2014年10月27日

相手はいったい何を見ている?【2014年10月27日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、出張帰りの新幹線の車中でのこと。


時間も20時を過ぎていたこともあり、
まわりのビジネスマンはビールを片手に
駅弁を食らっています。


しかも、その日は金曜日だったので、
次の日は休みという完全なるオフモード。


そんな中、わたしは、


「来週のメルマガ、何を書こうかなぁ。。

 ビールうまそうだなぁ。。

 何書こうかなぁ。。

 あの駅弁おいしそうだなぁ。。」


と、メルマガを書こうと集中しようとするも、
いとも簡単に、ビールと駅弁に心を乱されて、
全く集中できずにいました。


そして、何気なくまわりを見渡していると、
わたしの席から通路を挟んだ横の席に
子供連れの女性が目に入ってきまました。




■ ギャン泣きの子供を見て・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その子供は2〜3歳だと思うのですが、
徐々にぐずり始めたんです。


何が理由なのかはわかりませんが、

「おかぁぁさぁぁん、●×△■○・・・」

と何かを主張しているようです。



お母さんはというと、

「わがまま言わないの」

的なことを言いながら、
子供をなだめていました。



その感じが続くこと数分。



案の定・・・




「うわぁぁぁぁん!!」


と子供が泣いてしまいました。


しかも、結構なギャン泣きです。


まわりの人も、
何があったのかと振り返るくらいです。


お母さんも子供をあやそうとしていましたが、
すぐに諦めて、子供を連れて
デッキのほうへ消えていきました。


その光景を目にしていた私は、


(お母さんに怒られたと思って

 泣いちゃったのかな?ふふふ、かわいいな。。)


と、同じくらいの歳の子供を持つ親として、
一人でほくそえんでいました。



その時でした。



ふと、あることが頭によぎったんです。




■ かわいい?うるさい?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それは何かというと、


『もし、今、自分に子供がいない状態でも、

この状況をニヤっと一人で笑いながら、

優しい目で見れていたのかな、と・・・』



さらに、仕事がめちゃくちゃ忙しくて、
この新幹線に乗っている時間の中で、
終わらせないといけない仕事があったとしたら・・・


そんな状況の中、となりで子供が大声で
泣き叫んでいたとしたら・・・



もしかすると、



「うるさーい!仕事に集中できないだろうがー!」



と思っていたかもしれません。。



そのお母さんと子供の近くに座っていた
黙々とパソコンにむかって仕事をしていた男性は、
もしかしたら、そのように感じていたかもしれません。



その場で起きている現実は同じなんです。



ただ、

「かわいいな」と思う人と
「うるさーい」と思う人がいるということ。



この違いは、一体何なんでしょうか。。。



■ 相手が見ている現実を知る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それはズバリ、

その人の状態による、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということが言えます。



同じ現実だったとしても、


その人が置かれている環境、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これまでに経験体験したこと
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さらに、その時の気分によって、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全く違う捉え方になる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということです。


当然と言われれば当然かもしれませんが、
コミュニケーションの場では、意識をしていないと
スルーされていることがよくあります。


例えば、相手の言動に対して
感情的にイラっとした時。


「そんなことをするなんて・・・」

「こんなことを言うなんて・・・」

「考えられない・・・」


こう感じた時は、特に、

相手はどんな現実を見ているのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを意識することが大切です。



ついつい自分の現実だけを見ていると、
感情的になってしまいがちです。


同じ現実でも、自分が見えている現実と、
相手が見えている現実は、違います。


ただ、相手の見ている現実は
そう簡単に変えられるものではありません。


であれば、自分の見ている現実を、
少し視野を広くして見てみる。


すると相手が見ている現実が見えてきたり、
また、捉え方も変わってきたりします。


コミュニケーションの場では大切なこの考え方。


少しでも気づきとなれば幸いです。



工務店MBA事務局
冨田泰司

ページの先頭へ

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

無料!今すぐ登録

最短で工務店MBAにご登録いただくには、下記の都道府県名を選択し、PCメールアドレスだけ入力して下さい。簡単に登録は完了します。

入力間違いが多発しております。
メールアドレスをご確認ください。

都道府県

PCメールアドレス

個人情報取り扱い合意書
同意する
入力された個人情報の取り扱い方法、利用目的は、ここをクリック

 
Google +1