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2022年12月20日

「普及が進む 住宅会社のバーチャル展示場」営業・接客

mba

コロナ禍において、顧客が自宅に居ながら
住宅購入の検討・相談を進めるといった購買行動が増えました。
自宅で住宅の検討ができるということは、
子どもがいる家庭や遠方在住者など
住宅展示場を訪れるのが難しい顧客にもメリットがあります。

住宅業界では、コロナ前からVRなどを使って
顧客に住宅展示場の見学体験を提供してきました。
そして現在は、最新のメタバース技術を活用し、
架空の街並みを歩いたり、ゲーム性を持たせるなど
楽しみながら住宅についての理解を深めることができる
コンテンツを提供する事例が増えています。


今回は、ハウスメーカーやビルダーが提供している
メタバース活用の事例を紹介します。


アバターを操作し住まいや性能を学ぶ


一条工務店は、バーチャル空間に作った住宅展示場や、
住宅の性能・構造などについて紹介するコンテンツを搭載した
「ジョーズ・タウン」を開設・公開しました。


「ジョーズ・タウン」は、顧客がアバターと呼ばれる
自分自身の分身となるキャラクターを操作し、
バーチャル空間内の街を歩き回りながら
住まいについての知識を深められる新サービスです。
バーチャル空間内には住宅購入に役立つ情報を提供する
6つのパビリオンが設置されています。


その構成は、
住まいの性能や最新テクノロジーを詳しく紹介する「テクノロジーミュージアム」、
実在するモデルハウスの内観や住宅設備を好きな角度から隅々まで見学できる
「バーチャル展示場」、
マイクロドローンで実際に建築した建物を撮影した
「マイクロドローン ルームフライト」、

インテリア専門のSNSとコラボし、
ユーザーによるインテリア紹介が見られる「ルームツアー」、
暮らしに役立つ情報をアニメ形式で見ることができる「住まいと暮らしの豆知識」、
実際の暮らしをイメージしたリアルサイズのモデルハウスを見学し、
効率的な家事動線のアイデアなど、
間取りを検討する際に役立つ工夫などを学ぶことができる
「リアルサイズモデルハウス」となっています。


「ジョーズ・タウン」では、
家づくりに役立つ情報を学ぶことができるのはもちろんのこと、
様々なゲーム性を持たせており、顧客を飽きさせることなく
楽しみながらサービスを利用してもらうための工夫が取り入れられています。


例えば操作するアバターは、大人の男女、子どもの男女の4タイプから
好きなキャラクターを選択し、オリジナルのアバターを作成することができます。


また、「ジョーズ・タウン」内にいる
「住人」と呼ばれるキャラクターに話しかけることで
家づくりの情報を得られるほか、クイズに回答したり、
パビリオン内のコンテンツを見学することで、
トロフィーを獲得することができます。


トロフィーを獲得するとアバターのランクが上がるほか、
キャラクターグッズの抽選に応募できるといった特典があります。
「ジョーズ・タウン」は会員登録をすると無料で利用できるため、
住宅検討客はもちろんのこと、家づくりに興味を持ち始めたばかりの人や、
インテリアの事例を見たいだけという人も楽しめるサービスとなっています。


 

ビルダーが提供する住宅系メタバースタウン


富山県のビルダーである正栄産業は、
SHOEIグループが提供する住宅をはじめ、
グループの様々なサービスを疑似体験することできる
「SHOEIメタバースタウン」を11月に公開しました。


「SHOEIメタバースタウン」は4つのエリアで構成されており、
正栄産業が提供している
3つの住宅商品プランを体験できるモデルハウスエリア、
建物が建った後では見ることができない構造を見学できる建築現場エリア、
同社が実際に建てた4つの顧客邸を見学できるエリア、
SHOEIグループの事業所の雰囲気が体験できる店舗エリアとなっています。


建物内では同社のスタッフとアバターを使って
会話をすることができるほか、
建物内のテレビには図面などの資料を表示することができ、
接客や商談にも活用できます。
また、ヘッドマウントディスプレイを利用することで、
実際に建物内を歩いているかのような体験も可能としています。


正栄産業では、DXへの取組みやSNS販促も積極的に行っており、
今後は住宅事業だけでなく
飲食・インテリア・介護などといった
同社が展開する別事業にも
メタバース活用を広げていきたいということです。

(情報提供:住宅産業研究所)

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