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2022年05月09日

「メタバース時代を見据えた住宅会社の取り組み」IoT/AI/VR関係

mba昨年より、「Metaverse(メタバース)」という言葉が
よく聞かれるようになってきました。

きっかけは、2021年10月に米国のFacebook社が社名を
「Meta(メタ)」に変更し、メタバース事業を今後の
主要事業にすると発表したことでした。


これが、日本国内でも多くのメディアに取り上げられ、
メタバースという言葉が広く浸透しました。


「メタバース」とは、
超越や変化などを意味する「Meta(メタ)」と、
宇宙という意味を持つ「Universe(ユニバース)」を
組み合わせた造語で、
デジタル上に作られた仮想空間のことを指します。


メタバースに参加した人々は「アバター」と
呼ばれる自身の分身を操作し、
様々な活動を行うことができます。


今後、さらにメタバースの普及が加速することを見据え、
住宅業界でも新しい取組みが始まっています。


アバターで住宅展示場を見学


大和ハウス工業では、コロナ禍で加速する
オンラインを活用した戸建住宅の接客や販売を
強化するため、アバターを使って顧客と
コミュニケーションを図り、仮想空間上の住宅展示場を
自由に見学できる「メタバース住宅展示場」を
4月28日より公開しています。


「メタバース住宅展示場」は、スマートフォンをはじめ、
タブレットやパソコンから簡単に見学することができます。


顧客と営業担当者がそれぞれアバターとなり、
仮想空間上の住宅展示場内を見学し、
顧客はその場で質問や相談を気軽に行うことができます。


また、最大6名までの複数の顧客が
アバターを用いることで、離れた場所にいる人同士の
会話も可能なほか、


ヘッドマウントディスプレイを装着した場合には、
実際の住宅展示場にいるかのような臨場感を
体験することができるということです。


さらに、「メタバース住宅展示場」内の
テレビやスクリーンを使用し、画面の共有ができるため、
資料やカタログなどを用いた説明や、
動画の視聴を行うことも可能としています。


現在は、同社の主力商品である「ジーヴォシグマ」、
WEB限定の戸建住宅商品である「ライフジェニック」、
木造戸建住宅商品の「ライフジェニックダブリュー」が
公開されています。


仮想空間内の住宅展示場は、
地面から屋根の上まで様々な角度から
見学することができます。


さらに、好みに合わせて床や壁紙、天井などの色や素材、
インテリアなどを切り替えることができ、
理想のイメージを簡単に確認することが
できるということです。


今後、大和ハウス工業では、より多くの商品で
「メタバース住宅展示場」を導入していく考えです。


ライフスタイルの変化までバーチャルで体験


規格住宅の開発・販売を行うジブンハウスは、
ゲームやアプリの開発を行うスパイラルセンス社と協同で、
ゲームコントローラーを使って家の中や
外を自由に歩き回りながら、仮想空間上で暮らしの
疑似体験ができるバーチャルモデルハウスを開発しました。


今回開発されたバーチャルモデルハウスは、
ゲーム開発用のツールを使って制作された
3DCGモデルの高品質なバーチャルモデルハウスです。


従来のVRを使ったモデルハウスは、
360度パノラマラウンド型の画像を表示していました。


それに対し、今回のバーチャルモデルハウスでは、
テレビゲームのようにモデルハウス内を
自由に動き回ることができます。


また、照明のスイッチの所まで近づいて電気をつける、
キッチンで蛇口から水を出す・コンロの火を点ける
などといった実際の住宅見学でできる体験も
再現されています。


さらに、バーチャルモデルハウス上では、
子どもや高齢者の目線を設定することもできます。


通常は170cmほどの身長に合わせて設定されている
視線の高さを調整することができ、よりリアルな視界で
モデルハウスを体験することができるほか、
将来のライフスタイルの変化に対応した家づくりを
行うことが可能となっています。


例えば、まだ子どもがいない夫婦でも
子どもの目線に設定して家具の高さを確認したり、
高齢者の目線に設定することで、


将来の親との同居を想定したバリアフリーの仕様を
取り入れたりと、ライフスタイルの変化を
バーチャルモデルハウス上で
シミュレーションすることができます。


同社では、メタバースの世界的広がりに合わせて、
住宅の3DCGモデルをインターネット上で販売する
「メタバース住宅事業」を推進していく考えで、
今後は加盟パートナー工務店でバーチャルモデル体験が
できる体制を構築していくということです。


(情報提供:住宅産業研究所)

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