今回は、皆さんが今お読みになっている
「メールマガジン」に関するお話しです。
読者としてではなく“発信者”として、
自社の集客に活用するためのポイントを解説します。
今でも高い効果、WEB反響を「会えるお客様」にランクアップ
メルマガに関して、
多くのビルダー・工務店から聞かれるのが
「施策として目新しくないけど、今やっても効果はあるの？
メルマガなんて読まない人が多いんじゃないの？」
という声です。
しかし、あなたは今、メルマガをクリックして
この記事を読んでいますよね…？
あなたと同じようにメールを開封し、
記事をお読みいただいている方が、
全国に沢山いらっしゃいます。
ビルダー・工務店が地元のお客様に対して
発信するメルマガも、同じことが言えます。
継続的にメルマガを実施している会社に聞くと、
メルマガの開封率（メールの件名をクリックして
本文が表示された回数÷メール配信数）が
30～40%に達するケースは珍しくありません。
さらに、メルマガからホームページへの
リンククリック率が10%に達している会社や、
見学会などのイベント予約を
コンスタントに獲得している会社もあります。
チラシなどと異なり配信コストがかからないので、
集客コストの改善にも効果を発揮しています。
近年流行しているSNS・動画の活用に比べると、
メルマガはやや古いイメージを持つ方も
いらっしゃると思います。
しかし、ポイントを押さえて運用すれば、
集客ツールとして大いに活用できるのです。
イベント告知だけではダメ…何を書けば良い？
メルマガを集客に活かすためのポイントを、
いくつかご紹介しましょう。
成果が芳しくない会社に良くあるのが
「イベントや見学会の告知だけ」というパターン。
もちろん宣伝は行って問題ないのですが、
自社PRに偏りすぎるメルマガは、
開封率が下がるだけでなく、
お客様に「今後のメール配信停止」を
求められる可能性が高くなります。
一方、集客につながっている会社では、
イベント告知だけではなく、
施工事例・お客様の声・Instagram投稿や
YouTube動画の紹介など、
お客様のファン化につながる
情報発信を積極的に行っています。
また、お金のこと・土地探しのこと・家づくりの
進め方など、家づくり検討中のお客様にとって
関心が高いテーマのコラムやブログを
ホームページに掲載し、メルマガで紹介する
というケースもあります。
ファン化コンテンツと集客促進コンテンツを
同時進行で発信することで、
メルマガの開封率・クリック率を高め、
お客様のランクアップに成功しているのです。
また、これらの会社は、週1～2回の
定期的なメルマガ配信を継続的に行っています。
「イベントがあるときだけメルマガを送る」会社と異なり、
決まった日時にメールを送り続けることで、
お客様に自社を記憶していただける
という効果もあるようです。
メルマガでもう１つ注意しておきたいのは
「件名の付け方」です。
ご自身がメールやメルマガを
開封するときのことを思い出してください。
メールの件名を見て、そのメールを開くか開かないかを
判断するのではないでしょうか？
件名は、お客様にメール本文を見ていただくための、
大切な要素です。
同じ施工事例の紹介でも、メルマガの件名が
「施工事例のご紹介」と
「施工事例・家事ラク動線の平屋の住まい」では、
開封率は大きく変わります。
せっかくメルマガを配信するのであれば、
その効果を最大化するためにも、
お客様に「読みたい」と思っていただける
件名を心掛けましょう。
(情報提供：住宅産業研究所)
