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2022年04月18日

新築事業を始める会社が思っていること経営・人材育成

mba今日は、新築事業に参入して
たった1年で10棟を受注した
工務店に行ったときの話をしようと思います。

きっと新築事業をゼロから始めるとき
業者さんの確保をどうしよう?とか
設計をどうしよう?
受注とれるかな?


という事が不安だっただろうなぁ、
と僕は思っていました。


そんな答えが返ってくるだろうと思って
「新築をするに当たって一番の不安は何でしたか?」
と聞いてみました。

 

すると・・・

驚きの言葉が返ってきました。
当時、最も不安だったことは・・・
 

「資金繰り」


だったそうです。


リフォームや他の業種の基準で考えると、
元請けがお金を立て替えて下請け業者に支払いをしたり
物を購入したり立て替えがあると思いますが、
新築だといくら立替金が必要なのかが
分からなかったそうです。


仮に1棟2,000万円だとしたら
1,000万円くらい立て替えないといけないのか?
年間10棟を目標とするのなら
1,000万円×10=1億円か?
そういう事を思っていたそうです。

 
僕が予想していた、協力業者さんとか
受注が取れるかどうかとかは
「何とかなるだろう」
くらいにしか思っていなかったそうで・・・。

 

確かに言われればそうですが、
協力業者をどうすればいいのかまったく分からなければ
そもそも新築事業を始めようとする人は少ないでしょう。


受注が取れると思わなければ
そもそも新築事業を始めようとする人はいないでしょう。
勝算がまったく無い事業をやる人はいませんよね。
言われてみると「たしかに・・・」と納得してしまいました。


その工務店が不安だった資金繰りについては、
新築住宅の場合、着手金、中間金、残代金と
3回に分けて入金してもらえます。


着手金の時点で業者の手配はしていますが
まだ工事は始まっていません。
(地盤改良がある場合は別ですが。)


中間金は上棟して約2週間後ですから
この時点でも業者への立て替えはあまりありません。
場合によっては着手金と中間金で
原価はしっかり回収できてしまう。
という状態が生まれます。
 

ということは・・・
「立替金はほぼゼロ」
ゼロという事はなくても、
1,000万円も立て替える必要はまったく無いのです。


この不安が解消できたから新築事業に参入したと
冒頭の社長が言っていました。
新築はリフォームより参入のハードルが低そうですね!
ただし、受注が取れれば、の話ですが・・・。
 

何が言いたいのかというと、


「本人の話を聞かないとダメ」
だということです。


お客様の情報、他社の情報、社員の声、
情報がないと上手くいかないことは多いです。
いろんな人から教えてもらい、学ぶことも大切です。


自分だけでは限界を感じることも
人からコツを聞くことで意外と簡単に
物事が進んだりするものです。


さらに、
手に入れた情報、教わったことを基に
行動に移すことも大切です。


結局、行動に移さなければ
どんなにいい情報をもっていても
どんなにいい方法を聞いても
意味がありません。


本人の話を聞きにいけば
思いもよらぬ新しい発見があるかもしれません。


あれこれ考えるよりも
当事者の話を聞きにいきましょう!

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