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2021年10月04日

「住まいから子育てをデザインする」商品・トレンド

mba前回は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ
優れた製品などを表彰するキッズデザイン賞について紹介しました。
今回は、キッズデザイン賞を受賞した234点の中から
最優秀賞などの各賞の候補作品である優秀作品や、
優秀作品にノミネートされている住宅会社の作品をご紹介します。

優秀作品ノミネートの36点を発表


キッズデザイン賞では、受賞作品234点の中から最終審査を経て、
最優秀作品賞である「内閣総理大臣賞」などの各賞を選出します。
各賞の発表を前に、候補作品となる
優秀作品にノミネートする36点が発表されました。


優秀作品の36点のうち、住宅会社からは、
旭化成ホームズの「子育て家族のコミュニティ創造型集合住宅
“子育て共感賃貸住宅 母力”」や、ケイアイスター不動産の
「おおきいおうちとちいさいおうちがあるおうち」、
積水ハウスの次世代室内環境システム「スマート イクス」、
積水ハウスと「ひとともり一級建築士事務所」、
「 木工房 瑞」の共同プロジェクトである
「台の森プロジェクト」がノミネートしています。


地域とつながる取り組み


旭化成ホームズの「母力」は、核家族化が進展し、
共働きが一般化する中で、血縁・地縁・仲間との繋がりが希薄となり、
孤立化が進むことで子育てに悩みを感じることが多い母親等に
向けた賃貸住宅です。


入居者同士が子育ての喜びや苦労を共感し、
助け合えるコミュニティを形成し、
子どもを見守り合い育む環境を目指しています。
「母力」の入居契約時には、入居者の面談を実施し、
入居者規約とあわせて、
共に暮らすための共通認識として定めた住民憲章である
「子育てクレド」を説明した上で、趣旨に賛同してもらいます。


また、各住戸までのアクセス動線上や
子どもたちの遊び場を見守る位置には母親が集えるスペース
「母力の庭」を設置し、1階の各住戸では、
入居者の往来や生活の気配を感じられる中庭を通って
玄関にアクセスするように設計することで、
住人同士が自然に顔を合わせ、
コミュニケーションを図ることができる工夫をしているということです。


ケイアイスター不動産の
「おおきいおうちとちいさいおうちがあるおうち」は、
分譲住宅において 1つの建物を、母屋と離れの2つに分けるという
新しい発想で敷地を分割して作られた住まいとなっています。
2つの建物の配置を工夫することで、
風の流れや陽当たりの良さを担保し、
地域ともつながれる設計になっているということです。


庭を囲む縁側では、
季節を感じながら子どもと一緒に日向ぼっこをしたり、
庭先にある離れでは、
家族の気配を感じながらのテレワーク等を行うことができます。


積水ハウスの次世代室内環境システム「スマート イクス」は、
コロナ禍において家庭内での子どもの感染が多発する中、
家族の健やかな暮らしを守るために、花粉やPM2.5のほか、
様々なウイルスなどの見えない汚染物質を家の中に「入れない」、
「広げない」ことを目的に開発されました。


熱交換換気システム「アメニティー換気システムⅣ」と
天井付空気清浄機「エアミー」の設置により、
温度変化を抑えながら換気・空気清浄し、
健やかできれいな空気環境を実現します。


また、玄関で手洗いや着替えが効率的にできる
「チェンジングルーム」などのプラン提案と合わせることで、
外から持ち帰った汚染物質を
LDKなどの生活空間に入れないようにすることも可能です。
さらに、「タッチレス設備」や「抗ウイルス建材」を活用することで、
子どもたちが安心・快適に過ごせる住空間を作ることが
可能になるということです。


「台の森プロジェクト」は、東日本大震災の教訓から、
「地域資源の活用と未来への継承」
「世代間交流ができる地域コミュニティ拠点」をテーマに、
専門家だけでなく、地域の子どもから高齢者までが参加して
立ち上がったプロジェクトです。


2020年5 月に、宮城県仙台市に陶芸教室やカフェ、
ギャラリー、イタリアンレストラン、
障がい者グループホームの地域複合拠点「台の森」がオープンしました。
同プロジェクトでは、子どもたちが土をこねたり竹を運んだり、
自然素材に存分に触れながら仲間と一緒にものづくり体験をすることで、
社会性を育み、自分の役割を認識することに繋がっています。


また、子育て世代の人たちが集まり、
子どもたちを自由に遊ばせながらゆっくり相談事ができ、
四季折々の自然に触れることで、
気持ちを休める場所にもなっているということです。

(情報提供:住宅産業研究所)

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