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2021年01月04日

「最新技術で実現するニューノーマルな暮らし」業界ニュース

mba前回は、新型コロナの影響により、20年以上の歴史の中で初めて
オンラインでの開催となったアジア最大級の
IT・エレクトロニクス展示会である「CEATEC2020」
についてご紹介しました。

今回は「CEATEC2020」に出展された各社の展示の中から、
住宅に関連した注目のサービスや商品を取り上げます。

コロナ禍で生じた暮らしの変化に対応

住宅に関連した分野でも、今年のCEATECのスローガンである
「ニューノーマル」に基づき、様々な提案がなされました。
出展企業各社がオンライン上で様々な展示をする中、
ニューノーマルな暮らしに対応した提案を総合的に
展開していたのがシャープです。

同社では、コロナ禍で生じた私たちの生活のあらゆる変化に
対応したIoT商品やサービスの訴求を行っています。
シャープの展示テーマは
「New Normal時代のCOCORO+スマートライフ」というものです。
ニューノーマル時代を迎え、
私たちの生活には様々な変化が起きている中で、
その変化にマッチした同社のCOCORO+商品・サービスが実現する
スマートライフについて提案しています。


「COCORO+(ココロプラス)」とは、
同社のスマート家電向けのサービスブランドの名称で、
あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、
人に寄り添う存在に変えていくビジョン「AIoT」に基づくサービスのことです。

緊急事態宣言以降、在宅勤務の普及等、家で過ごす時間が多くなったことで、
冷暖房コストの高騰に不安を感じる人が増えています。
そのため、今回のCEATECでは、エアコンにIoTシステムを導入した
「COCORO AIR」を展示しました。気象予報や部屋の環境、
生活パターン等のデータを蓄積し、
クラウド上でAIが分析・学習して省エネ運転を行うことで、
冷暖房コストを削減できるということです。

また、不要不急の外出自粛ムードの中で外食が減り、
在宅勤務をする夫の昼食の用意等、
自宅で料理をする機会も増えています。
「毎日のメニューを考えるのが面倒」という声も聞かれるように
なりました。それを解決してくれるのが、「COCORO KITCHEN」です。

これは、IoT電子レンジ「ヘルシオ」や冷蔵庫、ホームクッカー等が、
家族の好みや季節、時間帯を考慮し、
オススメのメニューを提案してくれるというものです。さらに、
新型コロナの感染防止対策として、
「できるだけ買い物に出かけることは避けたい」といったニーズに
対応するため、「ヘルシオ」と連携したミールキット宅配サービス
「ヘルシオデリ」の紹介も行っています。

同サービスは、WEB上で調理済みの食材を注文し、
それを「ヘルシオ」やホームクッカーに入れて、食材に合わせた
メニューを選ぶだけで、自動で完成するというものです。
コロナ禍においては、離れて暮らす家族に会いに行って
顔を合わせることも簡単にはできない状況が続いています。

このような状況の中で「家族が元気でいるか確認したい」
というニーズに対しては、IoT家電を通じた見守りサービス
「COCORO HOME」を提案しています。
離れて暮らしている家族が冷蔵庫のドアを開閉した記録等を、
自分のスマートフォンで確認することができ、
家族の生活状況に不自然な点がないか等、
さりげない安否確認が可能となっています。

ウイルスに対抗する商品提案

鍵・錠前やそれらの派生商品を取り扱う総合メーカーの
美和ロックでは、「ニューノーマル社会を支える美和ロックの
セキュリティ技術」をテーマに、非接触顔認証システム
「All Touch-lessシステム」を発表しています。

マンションやアパートは、入居者だけに限らず、
配達業者等の多くの人が出入りする場所です。そのため、
エントランスやエレベーター等は、不特定多数の人が手を触れる
環境となり、常に清潔な状態を維持することは難しいと言えます。
同社が開発した「All Touch-lessシステム」では、
マンションの入居者個人の顔を、エントランスやエレベーター、
自宅の玄関等のすべての鍵として使うことでき、どこにも手で触れることなく、
エントランスから玄関までハンズフリーで通過することが可能です。

接触によってウイルスや菌等が広がっていくことを防ぐとともに、
不特定多数の人が利用する場所においても安心感を得られるという
効果が期待できます。美和ロックでは、「All Touch-lessシステム」
の2022年の実用化を目指した企画開発を行っているほか、
他社との協業も含め、
ニューノーマルの暮らしに対応した商品開発を進めていく考えです。


(情報提供:住宅産業研究所)

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