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2020年11月04日

「未来を示唆するグッドデザイン・ベスト100」商品・トレンド

mba

今回は、グッドデザイン賞の中の
「グッドデザイン・ベスト100」についてご紹介します。

グッドデザイン・ベスト100とは?


グッドデザイン・ベスト100は、グッドデザイン賞受賞作品の中から、
独自性、提案性、審美性、完成度などの面において、
未来を示唆するこれからのモデルと位置付けられるデザインとして、
特に高い評価を受けた100件のことです。
このグッドデザイン・ベスト100の中から、さらに審査を実施して、
「グッドデザイン大賞」などの特別賞が10月30日に決定されます。


今年度のベスト100には、リモートワークの進行から普及した
「Zoom」や、自宅で働く環境を充実させるイトーキの
「バーテブラゼロサン」など、ウィズコロナの暮らしに適応した
デザインや、ポリエステルのリサイクル100%を目指す「BRING」を
はじめとした循環型社会の形成を模索するデザインなど、
昨今の社会環境の変化によって生じた
課題の解決を目指すデザインが多く選出されました。

住宅関連のグッドデザイン・ベスト100受賞作品

住宅関連のグッドデザイン賞受賞作品からも今年のベスト100
に選出された作品が複数あり、それらの作品はグッドデザイン大賞を
含む特別賞を受賞する可能性があります。「無印良品の家」
を展開するMUJI HOUSEは、平屋戸建住宅「陽の家」で
グッドデザイン・ベスト100に選出されました。


「陽の家」は、働き方改革やIT技術革新などにより、住む場所や
ライフスタイルの多様化に積極的に対応できる家として
開発された住宅です。平屋の特長であるフラットな平面プランに、
フリースペースと書斎を含めた一つの大きな生活空間が、
将来の暮らしの変化やこれからの新しい生活様式にも
対応できる商品となっています。


また、庭とのつながりを楽しめるように窓をすべて壁に引き込むことが
できる全開口サッシを採用し、ウッドデッキとの段差をなくして
室内と屋外を緩やかにつなぐことで、広々とした空間を作っています。
「陽の家」がベスト100に選出されたポイントとしては、平屋で
田舎暮らしや別荘にも向いた住宅となっている点や、汎用性を重視し、
面積をミニマルに抑えながら、内部空間が外部へと連続するような
工夫がなされている点、価格が約1,750万円というリーズナブルな点
などが評価されたということです。


今年度のグッドデザイン賞において、グループで10プロジェクトが
グッドデザイン賞を受賞した野村不動産グループでは、
環境負荷低減を図りながら、健康で心地よい暮らしを実現する
床空調システムの取組み「床快full(ゆかいふる)」が
グッドデザイン・ベスト100に選出されました。


「床快full」は、マンション特有の二重床や高気密・高断熱性能を
利用した、住戸全体にエアコンの風を送るセントラル方式の
空調システムです。リビングや寝室だけではなく廊下やトイレなどの
空調も24時間・365日行うことで、居住空間全体を
常に快適に保つことができます。


そのため、ヒートショックや熱中症のリスクが軽減されることに加えて、
全熱交換器にオプションの高性能フィルターを装着した場合には、
花粉やホコリ、身体に害のあるPM2.5についてもカットすることができます。


従来の建物であれば、窓を開けて換気がしたくても、
花粉が気になって窓を開けられないといった場面においても、
窓を開けなくても新鮮な空気が巡っているために快適に過ごすことができるなど、
健康維持にも寄与しています。


ベスト100の選出ポイントは、1台のビルトインエアコンと全熱交換器で
床から住戸全体の空調をまかなうシンプルな空調システムという
汎用性と、温度制御や快適さの標準化を両立させた技術面が評価されました。
また、高気密・高断熱・二重床というマンションの特長を生かした点に
おいて、コストやメンテナンスの問題をクリアしており、
さらに普及させて一般化することができるという将来性や、すでに
1,000戸以上の実績があるという点などが評価されたということです。


昨年度のグッドデザイン大賞は、
富士フイルムの結核診断キットでしたが、
今年度の大賞や特別賞に住宅関連の作品が選ばれるかどうかという
点にも注目です。


(情報提供:住宅産業研究所)


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