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2020年10月05日

「ウィズコロナ時代の住まいとその周辺を考える」ハウスメーカー

mba

都市の住まい編

これからの働き方として、テレワークと出勤を組み合わせた
ハイブリッド型が主流の一つとなる可能性があります。
この4月に緊急事態宣言が発出された際は、
一気にテレワークが浸透しました。

「満員電車に揺られる必要がない」、「通勤時間ゼロ」、
「ITシステムを活用すれば不便さは感じない」など
テレワークならではのメリットを感じた人も多いでしょう。
一方で宣言解除後、出勤した際に対面で仕事をすることの
重要性を改めて感じた人もいるでしょう。
つまり、テレワークと出勤スタイルにはそれぞれに良さがあり、
これらの働き方が偏りなく尊重されることが重要です。

在宅勤務における課題は、特に都市部においては延床面積が
比較的小さいマンションや戸建住宅において、
必要なワークスペースの確保が難しいことです。
この原因の一つには家庭の「荷物」が挙げられ、
この解消につながるサービス事例として
「WONDER STYLE(ワンダースタイル)」を紹介します。

「WONDER STYLE」は2020年10月に、株式会社エアトランクと
野村不動産株式会社の共同開発によって生まれた、
多機能型収納サービスです。このサービスを受けられるのは
野村不動産が分譲してきたマンションや戸建住宅に
居住している野村不動産グループカスタマークラブの
会員とのことです。

「WONDER STYLE」には収納に係る「預ける」、「借りる」、
「整理する」、「任せる」の4つの機能があります。
「預ける」サービスでは、段ボール箱のほか、
クリスマスツリーなどの大きな物にも対応可能です。
配送無料で、預けた荷物についてはWebマイページで写真による
確認ができるため、季節毎の荷物の入れ替えも容易です。

「借りる」サービスは、利用頻度が少なく、エンドユーザーが
購入を迷うモノのレンタルサービスを想定しています。
例えばお掃除ロボット、床拭きロボット、窓ふきロボット、
スチーム洗浄機、キャンプ用品、DIYセット、布団セット、
ベビーカー、スーツケース、ビデオカメラ、ゴルフクラブ、
天体望遠鏡などを用意しています。

「整理する」サービスでは、整理収納のプロによるアドバイス
や片付け代行の依頼が可能です。また、荷物保管サービスに
預けた荷物が不要になった際に、Web上で買取や処分の
申し込みができ、スムーズに不要品を整理できます。
「任せる」サービスについては、預けた荷物のクリーニングや

ハンガー保管サービス、荷物の全国発送やゴルフバックの
ゴルフ場配送・保管といった内容となっています。
「WONDER STYLE」は荷物を整理整頓する上で大きなサポート
となり、住宅にゆとりが生まれることは間違いありません。

地方の住まい編


コロナ禍では人が密集する東京を脱出して地方への移住を検討
する人が増加しました。実際に、総務省の住民基本台帳
人口移動報告によると、この5月、7月において東京では稀な
転出超過となり、超過数はそれぞれ5月1,069人、7月2,522人
に上ったとのことです。

東京以外に移住することを想定した際、
大きく2種類に分かれます。東京への通勤圏内か否か
という違いです。移住を後押しする要因としては、
テレワークの導入が一つですが、現在はフルリモート
だったとしても、将来的に継続されるかはわかりません。

転職などの可能性も考慮すると、移住者にとって
都内通勤圏内の立地はなかなか捨てきれない条件です。
神奈川県内を中心に分譲事業を手掛ける
リストインターナショナルリアルティでは、
緊急事態宣言明け以降、都心のマンションから郊外戸建への
住み替え相談が増えており、特に湘南エリアでは

問い合わせ件数がコロナ前の約2.5倍に増加しました。
東京から東京周辺への移住を検討する
エンドユーザーが増加傾向にあります。
東京通勤圏外の地方に思い切って移住するエンドユーザーも
増えています。

例えば栃木県の場合、東京都内に設けている
「とちぎ暮らし・しごと支援センター」における7月の
相談件数は過去最多の56件に上りました。テレワーク普及など
に伴う地方への関心の高まりが要因と見られます。
栃木県では、東京圏のテレワーカーを狙ったインターネット
広告配信に乗り出すなど、積極的に動き出しています。

子育て世帯の中には、地方で子どもをのびのび育てたいという
ファミリーもいるでしょう。また、東京近辺で問題となって
いる待機児童の心配もありません。
東京から地方に引っ越すだけで払拭できる懸念や課題は多く、
ウィズコロナ時代においては都市への人口集中から地方への
人口拡散へと、人口移動の様相が変化していくかもしれません。


(情報提供:住宅産業研究所)

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