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2018年11月07日

思わぬ価値がつく時代商品・トレンド,業界ニュース,市場動向

mba

ナックの松田です。11月にはいり、あの言葉をよく、目にしたり、耳にしたりすることが、増えたように思います。「今年もあと2ヶ月・・・」この言葉で、それまで、気にしてなかったとしても、年末感と言いますか、少なからず、年末の雰囲気が漂い、毎年のことのはずなのに、なんとなく、焦りのような、気持ちが芽生えます。

月並みですが、1年早いなと思いつつも、まだまだ、2ヶ月ありますし、感傷に浸っている暇はありませんね。何かと忙しくなるシーズンを、体調崩さず、乗り切り、1年の区切りをしっかりと、つけたいものです。

情報は自分から管理する時代へ

まだまだ、2ヶ月とは言いつつ、メディアでは、来年の話題が、多く取り上げられています。元号のこと、消費税のこと、などなど、来年は日本にとって、大きな影響をおよぼしそうな出来事が、たくさん、ありますね。その中で、、、すぐにではないと思いますが、仕事にも、プライベートにも、影響がありそうな構想が、姿を現しました。


その構想の名は、「情報銀行」


構想自体は、数年前からありましたが、いよいよ来年から本格始動するそうです。そもそも、「情報銀行」とは、読んで字の如く、お金ではなく、情報を預ける銀行のこと。具体的な情報とは、個人の購買情報や、生活履歴、健康データなどを想定しているようです。個人は、こういった情報を、「情報銀行」を介して、企業などに、提供することにより、ポイントやクーポンなどの対価、利子、金銭などを得られるようになる。というのが、ざっくりですが、「情報銀行」の構想。


ん~思い返してみると、情報を管理するという意識はあっても、クレジット、キャッシュカードの番号、住所、電話番号ぐらいかななんて思います。世の中には、特にスマホで、便利なアプリがたくさんあり、ニュースなどの情報を得られたり、位置情報を使った地図、ナビや、料理のレシピ、買い物、運動量を計測する、様々なアプリが生活に活用されています。


しかも、多くの場合、無料でこの便利な機能が使えます。自分にとって役に立っているのは、良いことだとは思いつつ、なぜ、無料なのだろうと思ったことありませんか?広告収入での運営ということは、有名な話ですが、その他にも、年代、性別、趣味嗜好、行動範囲とか、個人の行動から得られる情報が大量になると、アプリを提供する側からしたら、経営資源となる程、価値が上がっています。

これが、いわゆる、「ビッグデータ」。「ビッグデータ」を得るために、魅力的なコンテンツ、アプリを、無償で提供して、そのデータを販売するといったビジネスモデルは、今では珍しくありません。今まで意識していない、個人の一挙手一投足から生まれる情報に、価値がつくということは、お金と同じくらい、自分でしっかりと管理が必要になるのかもしれません。


SNSのプロフィールに、誕生日、居住地域、学歴、職場など、きっちりはいってたりしますが、そういった情報にも思わぬ価値がつく日も、遠くないのかもしれません。


石油よりも価値がある?

情報は、「21世紀の石油」とも、表現されています。長い間、世界経済の中心だった、石油産業の会社の時価総額を、近年、Microsoft、Apple、Google、Amazonといった、IT系企業が上回っているそうです。いきなり、情報は石油よりも、価値があると言われても、いまいち、頭ついていかない節もありますが、数字では明らかなことなのかもしれません。


「情報銀行」の話題で、個人的に感じたのは、家を買うという行為は、情報の塊なんじゃないかなと。なぜ買おうと思ったか?戸建て?マンション?新築?中古?建売?注文?なぜその会社に依頼したのか?なぜその土地にしたのか?住宅ローンは、どこのどんなローンにしたか?なぜ、そのデザインにしたか?家を買うためには、ものすごくたくさんの選択が、ありますよね。この情報には、とても、価値があるように思えます。なぜなら、統計的にでも、正解に近い情報が手に入れば、効果的なアプローチを、より効率的に行い、経営に繋げられると、感じるからです。

ちなみに、この「情報銀行」の構想には、大手銀行も参入を計画しております。お金と同様にいかに、自分の銀行に預けてもらえるかが、鍵になると思いますから、価値のある情報には、それ相応の対価を用意し、アプローチするのではないかと。住宅ローンと情報の、良いとこ取りを狙ってくるのかなとか、妄想に近い想像ですが、来年以降、どんな動きになるのかなと、いろいろ考えてしまいます。

情報にお金のような価値がついた時、私たちの生活や仕事はどのように、変わるのでしょう。楽しみでもあり、不安もあるような気がしますが、今後の動向に注目かなと思います。

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