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2016年09月19日

「HOUSE VISION 2」に見る先進的な住宅デザイン~前編~商品・トレンド,市場動向,ハウスメーカー,太陽光/省エネ/ZEH関係

mba

住宅の設計やデザインは、家族形態や生活様式、各種技術の進歩、文化的なトレンドの変化などに伴って、少しずつその形を変えてきました。現在の社会や家族のあり方から少し先の住生活を予見すると、小家族化による住宅のコンパクト化、その反動による地域コミュニティとの結びつき、IoTの進化による住宅の技術革新などが想定されます。

このような未来の暮らしの課題を「家」という具体性を持って分かりやすく可視化する、「HOUSE VISION」というプロジェクトがあります。

HOUSE VISION プロジェクト


同プロジェクトが開始されたのは2011年。プロダクトデザイナーの原研哉氏が中心となり、建築家やデザイナー、社会学者、自治体職員が参加する研究会を多数実施し、研究結果をシンポジウムやエキシビションで発表してきました。


同プロジェクトは中国やインドネシア、タイ、ベトナムなどのアジア諸国にも広がっています。今年7月30日~8月28日には東京お台場で、2013年以来2回目となるエキシビションが開催され、最終日には5000人を超える来場者を集めました。


今回のエキシビションのテーマは「分かれてつながる/離れてあつまる」。会場内では毎日有識者を招いてトークセッションが実施されました。


住宅会社では住友林業、大東建託、住宅設備メーカーではパナソニック、LIXIL、TOTO・YKKAPが参加し、住宅とは直接関連のない異業種では三越伊勢丹やヤマトホールディングスなど、計12社が建築家などのクリエイターとのコラボによる実物大サイズのモデルを出展しました。


出展各社の提案内容を大きく2種類に分けると、建物の機能を向上・変化させて新たな暮らし方に対応するタイプと、既存の暮らし方・住まい方とは違う形を提示するタイプがありました。


2回に分けて、今回は建物の機能を向上・変化させている提案モデルを抜粋してご紹介します。


LIXIL「凝縮と開放の家」

LIXILの提案は、ローコストで設計自由度の高い家づくりのモデルです。構造には紙のハニカムボードを合板で挟んだPHPパネルを使用しました。軽くて丈夫な素材のため輸送コストを下げられ、工期も短縮でき、災害時の仮設住宅としても活用され始めている素材です。


約50平米のコンパクトな室内の中央には、キッチン、トイレ、洗面化粧台、バスルームなどの水回り設備をひとまとめにしたユニットの「ライフコア」を設置しました。通常は床下に設置する給排水パイプを、空調、電気配線とひとまとめにして上部に納めることで、躯体から独立させて、室内のどこにでも自由に配置できるユニットです。


既存のインフラ配管にとらわれることがないため、スケルトンリフォームや、非住宅の用途変更型リノベへの採用も想定しています。


住宅の平均床面積は徐々に縮小傾向にりますが、水回り設備をコンパクトなユニットにまとめた「ライフコア」からは、狭い空間を広く使うための間取りのアイディアも生まれそうです。


パナソニック「の家」

寝室、トイレ、バスーム等の必要最低限の機能を中央に配し、周囲を「の」の字の形をした壁面で囲む構造で、白色の内壁全面はスクリーンにもスピーカーにもなり、映画やWEBサイトを室内のどこでも楽しめるようにしています。


将来的には、この壁面からインターネットを通じて、買い物やコミュニケーション、医療などを受けられるようなサービス展開を想定しています。


モノをインターネット化して拡張性を高める「IoT」を住宅に応用して具体化した提案モデルと言えます。


凸版印刷「木目の家」

高度なプリント技術を用いて、合板の内装に肌触りまで再現したリアルな木目を印刷しました。


透明/不透明を電源で切り替えられる液晶調光フィルムを貼った部分は、「壁」と「窓」の機能を一瞬で切り替えて空間の役割を変えられます。


室内のベンチには生体センサーを埋め込んで、座るだけで身体情報をスキャンしてストレスを測定する機能を設けました。「身体と対話する家」という、新たな住宅の形を提案しています。


ヤマトホールディングス「冷蔵庫が外から開く家」

玄関とは別に物流用のドアを設け、食品は家庭の冷蔵庫に、クリーニング衣類は室内のハンガー掛けに直接納められるようにしました。


Wi-Fiと顔認証カメラを搭載することで、インターネットに接続して配達員のIDチェックができ、セキュリティ管理を強め、配送・集荷状況を携帯電話に通知する機能も付与しています。


共働き世帯や高齢世帯の増加、ライフスタイルの多様化に対応する物流システムを、住宅に組み込んだ提案モデルと言えます。


(情報提供:住宅産業研修所)

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