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2008年11月17日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 11/17号)

今回のテーマ:超長期住宅先導モデル採択のビルダー事例 後編 08年11月17日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


土曜日にプライベートで、とあるセミナーに自費で
参加してきました。

参加費は(定価)8万円で、6時間。
(私は早期申し込みしていたので、もっと安かったのですが・・・)

いや〜、凄かったです!!
こんな集客方法があったとは・・・(^O^)/


8万円の価値はありました!!



なぜ、私が自費でセミナーに参加しているのか?

それは、お金を払っても学ぶことで、時間が短縮
できるからと、他社と同じ集客方法では、血みどろの
戦いをしなければならないからです。

誰もやってない集客法の方が、コストがかからない
ですからね〜。



まぁ、これも全て、エンドユーザーからの問合わせを
取るためです!!

そして、集めたお客様が、マイホーム大学に登録
している工務店さんに、資料請求したり、見学会に
参加したりするようにしたいのです。

マイホーム大学についてご存知ない方は、
⇒http://r.myhome-univ.jp/(このページは現存しません)


しかし、この作業は現在、2人の担当者が行なっています。

この担当者は、ネットマーケティングのド素人。
ネットマーケティングの、基礎知識どころか、単語から
教えなければならなかったのです。



教えて、実践で使えるように成長するまで、
相当苦労しました・・・。

しかし、今ではこの担当者2人に指示を出し、
エンドユーザーさんから反響を取っています。


で、私は何をしているか?

私は・・・
もっと、効率よく、高い費用対効果で、エンドユーザーを
集める方法を勉強し、自ら実践しようとしているのです。

この方法を、今度はセミナーで皆様にお教えしようと
思っています。(来年ですけどね・・・)


もし、私が工務店をするとしたら、こんな集客法で
エンドユーザーを集めていく。

というのをまとめて、セミナーを開催しようと思っています。



基本的にお金をかけて集めるのは誰にでもできること
なので、あまりお金をかけずに集客する方法を、
しっかりと説明できるように体系化しようと思います。

理論は理論でしかないので、実践できるレベルまで体系化
するのが難しいですが、やる価値はあると思っています。


今週中に日程を決めますが、来年になるでしょう。
参加費は、お一人様3万円にしようと思っていますが、
ある条件をクリアしてくれれば、無料に・・・。

と思っていますので、楽しみにしておいて下さい。
(^_^)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


超長期住宅先導モデル採択のビルダー事例 後編



2.長い目で見た維持管理体制


超長期の維持管理体制として、大前提となるのは、構造体の
耐久性の向上になります。

ハウスメーカーは、ほとんどの会社が構造耐久性という点は
評価されている理由の一つに挙げられています。

そして構造の強さはもちろんのことで、それを如何に維持管理
していくか、という点がポイントになってきます。


例えば上記S社でも挙げられていたように、配管のメンテナンスや
間仕切りの変更が簡単にできるといった点です。

つまりいくら丈夫な家であっても、50年、100年と経つ間に、全く
補修ゼロで持つということはありえないでしょうし、住み手も
移り変わっていることでしょう。

つまり長期のライフスタイルの変化や部材の劣化のメンテナンスが
容易に出来るということは超長期に欠かせないポイントになります。


鹿児島の?bPビルダーY社も、スケルトン・インフィルの独自工法
で採択されました。

「家族と一緒に成長する家」をコンセプトにし、家族構成や
ライフスタイルの変化に応じて空間を自由にカスタマイズ出来る
工法を提案しています。


ハード面のポイントを以下の5つにまとめています。

1.スケルトン・インフィルとフリーウォール
2.設備の集約化とフリースペース(可変空間)
3.平面的可変空間と立体的可変空間
4.外殻の断熱・遮熱とフリースペースの温熱環境
5.地材地建の理念・自然素材へのこだわり


つまり、構造はしっかりとしたものをつくって、内部の間取りは
設備を集約させて、状況に応じて空間を自由に変えることが
できるというもの。


また小屋裏利用タイプは、平面的だけでなく、立体的に空間を
有効活用できるようにしています。

断熱性を外周でしっかり保つことにより、可変空間の構造、
温熱環境を一定に保つことも可能です。

ソフト面でも住宅履歴書の作成・保管、定期的な維持管理点検
を行うものとし、11年目以降は住み手が自分で検査できる
自主点検表も作成すると共に、10年ごとの維持管理点検
プログラムとメンテナンスメニューも整備しています。

住み手と一緒になって、資産価値として維持管理していける
システムになっていると言えるでしょう。


また大手ハウスメーカーでは、資産価値のある住宅流通を
実際に促進するシステム、つまり中古住宅としての流通も
視野においた考え方も取り入れています。

中古買取り再生システムや買取り保証や住み替え支援システム
も評価されていました。


丈夫であることと共に、維持管理のし易さ、そのシステム
というのは長く持たせるためには欠かせない要素なのです。

京都や奈良の由緒あるお寺も、必ず何年かに一度は大規模な
修繕をしています。



3.ユーザーの反響も上々〜モデルハウスに多数来場


超長期住宅ということで、早くもユーザー向けにモデル公開
しているところも見られます。

工務店に部材供給してネットワーク化しているグループHが
その例です。

同社の採択ポイントは、5寸角国産集成材の採用、外壁通気工法、
デザイン評価、保証会社と提携した維持管理体制等です。

特に大断面の極太の柱が現しになった住宅が特徴です。


この200年住宅のモデル発表会が、9月の3連休に行われました。

千葉県の山武市という外房側のローカル地区にある「さんぶの杜」
という分譲地で、3棟の分譲型のモデルハウスを公開しました。

交通の便が決してよくない立地ですが、3日間での来場者が
なんと1411名。

工務店関係の来場もありましたが、一般顧客だけで見ても
1214人が来場したといいます。

組数で見ても633組(うち一般客が559組)でした。

来場者の年齢層は30代〜60代までほぼ均等に来場したということで、
それだけ幅広い層に受け入れられたと言えます。


そして現在持家戸建てに住んでいるという人が6割、つまりは
住み替えか建替え狙いの顧客が集まったということです。

来場顧客の気に入った点を見てみると、「柱・梁」が最も多く
226名、次いで「木の香り」が168名、「天井」145名、
「国産材」120名という結果です。

200年住宅として採択された太い柱が受け入れられたようです。


同グループでは、200年住宅について以下のような点を
アピールしています。


まず、「地球環境、木材資源を守る」ということ。

長い年月をかけて育つ木は、長く使わないと環境破壊につながります。

そういった点から算定すると、住宅は200年もたせることが
基本だと訴えます。


第二に、「世界の古民家を学んだ家」ということ。

大断面・木構造で、200年を超え残っている家は世界中に
たくさんあります。

地産、大断面、乾燥材、現しにすることが、
世界の古民家の共通点であるということ。


第三に、「再生ができる家」。

30年に一度の改修、100年に一度の古民家再生が基本で、
再生を可能にするためには、設計の基本として、等間隔に
柱が並んだ「間面のつくり」とするべきとしています。

他にも屋根勾配の付いた大屋根ということも特徴で、つまり現存する
古民家を参考にしていけば、200年住宅ということは確かに可能である
ということは言えるはずです。


以上のように、いくつかの事例を出しましたが、工務店の
超長期住宅としては、地産地消の家づくり、骨太構造、
長期的メンテナンス、修繕が可能な構造ということを
心掛けることが第一段階といえるでしょう。

ただ次世代省エネ基準や性能表示制度の劣化、維持管理の
等級等のクリア、そしてそもそもの構造の強化等、
それなりにコストアップが不可避です。

いきなりの転換はなかなか無理がありますから、まずは
出来そうなところから手を付けていくと良いでしょう。



(情報提供:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告


次回のテーマは、

”工務店の生き残りの決め手、アフターサービス 前編”

・いま何故アフターサービスか
・ハウスメーカーの定期巡回サービス
・先進工務店のアフターサービス事例
・貴社のアフターサービス制度の作り方

を前編・後編にて予定しています。

ご期待下さい!!!!!

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