« 2023年09月
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
2022年02月21日

「コロナ禍で活況のマンション市場」市場動向

mba

首都圏マンション、新築発売戸数2年ぶり3万戸台、中古は4万件に迫る


首都圏の新築マンションは2021年発売戸数が3.2万戸と、
2年ぶりに3万戸台に回復しました。
マンション平均価格は6,260万円とバブル期の平均価格を超えましたが、
年末時点での販売在庫戸数の6,848戸は6年ぶりの低水準ということで、
首都圏マンションの需要の高さが窺えます。

2021年に発売れたマンションの中で、注目度が高かったものの一つは、
東京オリパラの選手村として活用された
「HRUMI FLAG(ハルミフラッグ)」です。
建物の数は合計24棟、分譲住戸は4,145戸に上り、
もはやマンションというより「街」と言えるかもしれません。
東京オリパラの開催が2021年に延期されたことで、
マンション住戸の引き渡しもその分先送りとなり、
現在2024年を予定されています。


その影響で住戸販売のスケジュールが一時的に滞ることもありましたが、
直近の21年11月に発売された631戸分については即日完売、
平均抽選倍率8.7倍、最高倍率111倍となるなど、人気の高さが窺えました。
モデルルーム見学は予約制を敷いていますが、
募集がかかると予約枠が短時間で埋まるという反響ぶりです。


最大の人気要因はコスパの高さと考えられます。
東京都中央区という立地でありながら、
土地が東京都の所有地ということもあって地代が安く、
住戸価格も坪単価ベースで300万円内外と割安です。


しかしながら、管理費、修繕積立金といった
ランニングコストが比較的高いなど、懸念点もあります。
特に管理費については居住する建物そのものの管理費と
街区毎に掛かる管理費、ハルミフラッグ全体の管理費が
それぞれ掛かり、住戸の専有面積によっても異なりますが、
管理費だけで月々約2.5~3.5万円です。


そして、建物の築年数が入居開始予定の2024年時点で
既に4年以上経過しているという点も、
購入者は考慮すべきかもしれません。
首都圏の中古マンションは流通が増加しています。
2021年の首都圏における中古マンション成約件数は3.98万件で、
レインズが発表している2010年以降の年間成約件数としては
過去最高を更新しました。


月次推移を見てみると、2021年は1月から前年同月比29.9%増の
3,480件と前年を大きく上回ってスタートしました。
3月が4,228件で、単月実績としては、
レインズが1990年5月に発足してからの最多とのことです。
4月成約件数は前年同月比110.4%増と2倍以上となりました。
これは緊急事態宣言が初めて発出された
2020年4月の成約件数が激減したことが要因です。
2021年は5月以降も中古流通が活発で、
年間4万戸に迫る成約件数で着地しました。

累計3万組が来場、住友不動産「総合マンションギャラリー」


マンション市場が中古物件を中心に活況にある中、
住友不動産は「マンションギャラリー新橋館」を
1月にオープンしました。
「総合マンションギャラリー」とは
マンション購入に関する相談から契約まで
ワンストップで対応している同社の営業拠点です。


通常のマンション販売であれば、
建設地周辺に構えるモデルルームで商談を行うことが多いですが、
この総合マンションギャラリーでは
同社の分譲中の物件全てを取り扱っているため、
来場客は複数の物件を効率的に検討することが可能です。


これまで都内の他、仙台や横浜、名古屋、大阪にも
総合マンションギャラリーを開設しており、
来場数は累計3万組に上ります。


最新の「総合マンションギャラリー新橋館」は、
ゆりかもめ汐留駅から徒歩1分の汐留住友ビル21階にあり、
都内最大級の710坪を誇る広さが最大の特長です。
20以上に上る商談スペースからは、西側に富士山や東京タワー、
東側に浜離宮や湾岸エリアを望むことができます。
この他、キッズスペースやシアタールーム、
マンションの仕様を紹介する展示コーナー、
モデルルームなどを用意しています。


現在、新橋館にあるモデルルームは
この4月からの販売を予定しているタワマン
「シティタワー虎ノ門」です。


概要としては、地上28階、高さ99.99m、総戸数144戸、
専有面積は60~75平米とされています。
価格は未定ですが、
周辺相場から予想すると億ションと見てほぼ間違いありません。


建物の外観にも配慮し、各住戸に避難梯子を設置することで
住戸間に設置する蹴破り板を排除しました。
室内はリビングが天井高最高2,640mm、
高さ2m超の掃き出し窓によって開放感を創出しています。
断熱性能にもこだわり、
サッシは一般的な複層ガラスサッシの2倍の断熱性能を有する
「真空ガラスサッシ」を採用しました。
モデルルームでは、タワマンからの景色を疑似体験でき、
来場者の購入意欲を刺激する効果も期待できます。

(情報提供:住宅産業研究所)

ページの先頭へ

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

無料!今すぐ登録

最短で工務店MBAにご登録いただくには、下記の都道府県名を選択し、PCメールアドレスだけ入力して下さい。簡単に登録は完了します。

入力間違いが多発しております。
メールアドレスをご確認ください。

都道府県

PCメールアドレス

個人情報取り扱い合意書
同意する
入力された個人情報の取り扱い方法、利用目的は、ここをクリック

 
Google +1