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2015年01月12日

おじいちゃん先生から学ぶ「アポ取りの秘訣」とは?【2015年1月12日】




こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、
歯の詰め物がとれてしまったので、
歯医者に行くことにしました。


以前、虫歯をそのまま放置して
えらい目にあったので、、、


すぐに予約をして
治療をすることにしました。



■ いつもとは違う歯医者へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつも行っているのは
会社近くの歯医者なんですが、
今回は、自宅からでもすぐに行けるように、
自宅から近い歯医者に行くことにしました。


早速、受付を済ませ、
呼ばれるのを待ちます。


自宅からの近さを優先して探したためか、
いつも行っていたビジネスマン向けの
小奇麗な歯医者と打って変わって、、、


外観も内観も決してキレイとは言えない、
「ザ・昔ながらの歯医者」でした。


待っている間、目に入った本棚には、
使い古されたボロッボロの絵本や、
誰が読むんだろうという謎の雑誌。。。


ちゃんと口コミとか、
いろいろと調べてから探したほうが
よかったかな・・・


でも、昔からずっと続いているようだし、
悪い歯医者じゃないよね・・・


など、
頭の中でブツブツとつぶやいていると、
名前を呼ばれ、診察台へと向かいました。


やってきた先生はというと、
想像通りの、おじいちゃん先生。


愛想もあまりいいとは言えず、
たんたんと治療を進めていきます。


いつも行っている会社近くの歯医者と比べ、
若干治療が荒々しい感じもしましたが、
ちゃちゃっと手際よく、治療が終わりました。


ここまでの話を聞くと、
歯の詰め物が取れて治療したという
なんの変哲もない普通の話ですが、、、


この話を、あえてメルマガで
お伝えしたいと思ったのは、
この後のおじいちゃん先生の

“言葉”と“行動”

をお伝えしたかったからなんです。。。



■ おじいちゃん先生の「プロ意識」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

治療が終わり、
さぁ帰るぞと思っていた矢先、、、


無愛想なおじいちゃん先生は、
私に手鏡を渡して、


「ココとこココにも虫歯があるねぇ」


と、他にも虫歯があることを
教えてくれました。


さらに、


「ちゃんと歯間もきれいにしてる?」


と、歯ブラシだけでなく、
フロスによる歯間ケアの必要性を
教えてくれたり。


さらに、このまま放置すると、
この歯がどうなるか、ということまで
無愛想ながらにも丁寧に教えてくれました。


そして、、、


「じゃ、あと●回は治療が必要だから、
 このスケジュールで治療していこうか」


と、間髪いれずに、
ここの歯医者で治療を進めていく
方針を提案されました。


私のとった行動はというと、
おじいちゃん先生の言う通りに、
次の予約を入れました。


今回、詰め物が取れてしまったので、
言うなれば応急措置としてこの歯医者に
来ただけであって、ずっと通うという気は
あまりありませんでした。


今まで行っていた会社近くの歯医者の先生は、
丁寧で話もしやすく、専門知識も豊富で、
頼りにしていました。


にも関わらず、
小奇麗とは言えない昔ながらの歯医者で、
無愛想なおじいちゃん先生のいる歯医者に
わたしはどうして通うことにしたのか・・・。



■ 相手の都合は関係ない!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

理由はいたってシンプルです。


通うべき理由を伝えられ、通えと言われたから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

です。


ちなみに、
いつも行っていた歯医者の先生からは、
何も言われていなかったかというと
決してそういうわけではありません。


他に虫歯があることも教えてくれましたし、
いろいろとためになる情報をくれました。


ただ、最後に、
「通え」とは言い切ってはいませんでした。


次回の予約については、
受付の女性にまかせているので、
その女性から、

「次はどうされますか?」

という言葉を聞くだけでした。


わたしも、
まだ虫歯があるとはわかっていても、
予定がなかなかつかないこともあり、
その場で予約はせずに、

「またスケジュールを確認して予約をします」

と言って、そのまま忙しい毎日に戻り、
予約をすることを忘れ、放置、という状態でした。


では、おじいちゃん先生はというと、
私の予定を気にする言葉など一切出さずに、

わたしの歯をよくするためにはどうすればいいのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この一点だけに集中して、
その話しか出てきませんでした。


おじいちゃん先生は、無愛想ながらにも、
プロとしてやるべきことを伝えてくれた、
というわけです。。。



■ お客様の幸せを願う家づくりのプロとして
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私も全国の工務店の方から

「次回のアポイントがなかなかとれなくて・・・」

という相談をよくいただきます。


もちろん、
次回アポイントを取る仕組みやツール、
接客をする際の話し方など、、、
アポイントを取るためにできることは
いくつかあります。


しかし、大前提として、、、


お客様の予定など気にするよりも先に、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客様の家づくりがうまくいくために
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたができることをプロとして伝える
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これが大切です。


極端に言えば、

患者が重大な病気を抱えて
今すぐ手術が必要な状況の中、

「予定はいかがですか?」

と相手の都合をまず先に
気にする医者がいないのと同じです。


医者として、
患者の体を一番に考えて
現状の問題点と解決策を伝えるのが、
プロの仕事です。


家づくりも同じで、
お客様の悩みや不安、問題点を解決しようと思えば、
お客様の予定を気にする前に、
何をすべきかを伝えることが、
プロとしてのあるべき姿、ですよね。


立派なオフィスがなかったり、
会話をすることが苦手だったとしても、
今回お伝えしたおじいちゃん先生のように、


通うべき理由を伝え、通えと言う
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これだけでも、
次回のアポイントが取れるだけでなく、
信頼できる会社として、お客様に選ばれることでしょう。


さて、
あなたが次回アポイントを取るときに
まず先に気にするのは・・・


お客様の都合(予定)?

それとも、

お客様が家づくりで失敗しないためにすべきこと?



少しでも気づきとなれば幸いです。



工務店MBA事務局
冨田泰司

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