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「自社のことをお客様に伝えるには」

2020.9.14


皆さんの会社は、どんな住宅会社ですか?
それはお客様に伝わっていますか?

もし、うまく伝わっていないと思うなら、ストーリーで語るのが有効です。
ストーリーを語ることで、説明したり、押し付けたりすることなく相手に伝えることが
できるからです。
そして、ストーリーは統計結果などの単なる情報ではなく「感情」を表現することが
できるからです。


例えば・・・
「良いペンがあることを知る」と言うよりも、「おっ、こんな良いペンがあるのか」
とセリフで言った方が分かりやすいと思いませんか?


より良いペンだと気付く」と言うよりも、
「こっちのペンのほうが自分の使っているものより良さそうだ」と感情を込めて
言った方が分かりやすいと思いませんか?

これをストーリーに膨らませると分かりやすく、伝わりやすい文章になります。

「お施主様ストーリーを書きましょう」

「お施主様ストーリーは読みやすい」

「お施主様ストーリーは共感をうむ」

よく言われていることです。


ただ、ストーリーが効果的なのは、もちろんお施主様ストーリーだけではありません。


そこで、、、


あなたが会社を創業したときの「創業ストーリー」を書くためのポイントをお伝えします。
創業者ではないという人でも「創業」を「今の仕事」「今の立場」と言い換えるだけで、
同じようにストーリーができます。

1.時系列に、過去から現在、未来へと起きた事を書く
一つひとつの項目について、より具体的に書き出すのがポイントです。


まずは以下の7つの項目について書き出してみてください。

・創業前どんな仕事をしていたのか
・その時に感じていたことや心の中の葛藤
・創業しようと思ったキッカケ
・一大決心したこと
・その時の苦労
・自分がどう変わったか(気持ち、感情、行動など)
・家づくりへの想い(お客様への想い)

昔を思い返してみると、いろいろと感じることもあったかもしれませんね。


2.肉付けできる情報を追加

例えば、

・ライバルの存在
・自分はどんな人間か?
・忘れられないお客様

についてです。

3.写真を合わせる

いま書き出したストーリーを、現実味のあるものとして伝えるために

・昔の自分の写真
・昔の仕事風景

などの写真を合わせていきます。


文章が苦手だという人でもこれらの項目について書き出し、文章を作っていくと
立派な創業ストーリーが完成します。
この創業ストーリーが出来上がると、様々な場面で活用できるようになります。

・ホームページ
・ブログ
・Facebook
・会社パンフレット
・POP等展示物
・チラシ
・自己紹介シート
・名刺
・DMに同封

また、他の社員が社長を紹介するときに創業ストーリーを載せたツールを使うのも
いいです。より社長のことを伝えやすくなります。


その他にも

メールの署名に「●分で読める当社●●社長の創業物語」のように
テキストとURLを載せ、創業ストーリーが載っているHPへ誘導するという手段も
あります。
さらに、最近ではインタビュー形式にして動画で社長の生い立ちを見てもらうケースも
よくありますね。

これらはどこでも活用できると思います。創業ストーリーはどんな場面でも使える万能な
コンテンツです。使わない手はありません。

受け手は、物語のなかにある価値観や考え方に共感し、心を揺さぶられる。
あなたが主演の、超大作映画を作るつもりで創業ストーリーを作ってみては
いかがでしょうか。

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