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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 6/18号)

MBA
2012.6.18

今回のテーマ:「地域全体で取り組むスマートな街づくり」(後編)        H24/6/18

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



今月も残すところあと一週となりました。

6月の目標は達成できそうですか?



全国的に梅雨入りの様で、ちょっと過ごしにくい気候に

なってきましたが、残りの1日1日を大切にしていきましょう!



ゴトン、ゴトン・・・



今はメルマガを書きながら長野に向っています。

特急列車のなかで、先輩達が楽しそうに

ドラえもんの話をしています。



(( ( ̄  ̄*)(* ̄  ̄) ))



あぁ、話がジブリに移動しました。

話に入りたくてしょうがないのですが、

ここは我慢して・・・いやいや皆さんに

メルマガを届ける方が大事ですから!!



席を移動して、パソコンに向かうことにしました(笑)



さて、今日はターゲットマーケティングの話。



■ 皆さんのターゲットはだれですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



ここ何か月か、色んな住宅会社さんとお話しする機会が

あり、ちょっと気づいたのでご紹介させていただきます。



A社 「次回の完成見学会は自然素材の家をテーマに開催するんだけど

       集客方法は新聞の折り込みなんてどうかな・・・?」


私   「折り込みもいいと思いますが、御社のお客様のターゲット層は
      
       どのあたりの年齢なんでしょうか?」


A社   「そりゃーもちろん20〜30代の子育て世代ってやつだよ。」


私   「そうなんですね、もしかするとその世代は新聞は取ってないかも

         しれないし、御社の商圏だと、マンションやアパートの賃貸層を

         狙ったほうがいいかもしれませんよ。ポスティングなんてどうでしょ?」


A社  「なるほどねー、でもまぁ、実際には誰でもいんだけどね。

         注文でもリフォームでも1件でも多く契約が取れればいいので、

     あまりその辺は深く考えないようにしてる。」


私   (だ、だれでもいい!?)
     (誰でもいいなんて、贅沢すぎる!!)

	「今回のイベントのターゲット層って設定してますか?」


A社  「ターゲット??」



アワワワ((((゚ □ ゚ ) ゚ □ ゚))))アワワワ



● ターゲットを明確にする



何かモノを販売するうえで、ターゲットを明確にすることは

非常に大切です。もちろんこういったイベントについても、

【誰に】向けて発信しているのかをある程度決めていないと、

何のための開催なのかが、ぶれてきてしまうんです。



これを、ビジネスワードで「ターゲットマーケティング」

といいます。



例えば、上記の完成見学会現場が、バリヤフリーに特化した

お宅であれば、おそらくシニア層の方が興味を持つでしょう。

ターゲットを50〜60代に絞って集客活動(新聞やラジオなど)

をしてみると良いかも。



子育てのママがこだわった家事動線の家であれば、

おそらくママ世代の方が興味を持つでしょうね。

ターゲットを30代に絞って、女性向けの集客活動

(地域のママ冊子への掲載)などに絞ると良いかも。



このようにターゲット層に伴って集客活動を

行うのがお勧めです。



「誰でも来れるような環境で見学会をやった方が

  いんじゃないかな?」というお声も聞きました。



ただ、ターゲット層を絞ることによって、

より濃い客層がやってくる比率が高くなります。



自社の発信したお客様層が集まれば、

よりクロージングもし易くなりますよね。

お客様の悩みも聞きやすいかもしれません。



顧客獲得をする上で、この“ターゲットマーケティング”は

欠かせません。どんな方に向けて商品を展開していくのか、

自社ブランドをアピールしていくのか、ここが明確になって

いないと、いつかブレが生じる可能性があります。



●5W1Hでターゲット層を練る


今後自社で上手くターゲットマーケティングをしていくために、

まず何か物事(企画など)を行う前に5W1Hを意識することも

いいかもしれません。



・Who  【誰が】

・What 【何を】

・When 【いつ】

・Where【どこで】

・Why 【なんのために】

・How 【どうやって】


これらの項目を意識しながら、

今後のイベント企画などに

役立ててみてくださいね♪



※この「ターゲットマーケティング」、

色々な戦略が隠されていますので、

ぜひネットで調べてみてくださいね。


ではではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「地域全体で取り組むスマートな街づくり」(後編) 



■積水ハウスのスマートタウン第一弾

 〜スマートコモンシティ明石台〜



今年4月27日にまちびらきが行われた

「スマートコモンシティ明石台」

このスマートタウンは、次の2点において

大きな意義のある分譲地です。



(1)太陽電池・燃料電池・蓄電池の3電池とHEMSを搭載した

スマートハウスを軸とする日本初のスマートタウン。



(2)東日本大震災後に開発される宮城県内最大級の

大型住宅団地で東北復興への一翼を担うまち

全体で1年間に発電する電力量は、消費量の

約1.7倍の2,508MWh と大幅に上回り、近隣世帯へ

1,039MWh の電力供給が可能と発表しています。



まち全体が1つのメガソーラーとして

機能することになります。



まちびらきのイベントでは、災害時における

スマートハウスの優位性を示すため、停電時を再現し、

自動的に3電池による電力供給システムが作動して電気が

復旧する実験を行なったとのことです。

 

同社では今後、茨城県古河市(けやき平)、千葉県市原市(ちはら台)、

四街道市(ひかりが丘)、神奈川県横浜市(瀬谷本郷)、福岡県福岡市

(照葉のまち)など、全国にスマートタウンを展開していく予定です。



■パナホームの街まるごと事業



パナホームでも、今年2月、戸建分譲事業における

「街まるごと事業」を「パナホームスマートシティ」

の名称で全国展開していくことを発表しました。



既に兵庫県芦屋市(109区画:全戸太陽光発電+蓄電池)

大阪府堺市(58区画:全戸太陽光発電+エネファーム)

の2団地が分譲開始となっています。



同社のスマートシティでは、共用施設でのWi-Fiサービス、

テレビ電話を活用した健康相談、各戸の売電収入の

一部を街並みの維持向上に充てるなどの

タウンマネジメントも展開していきます。



もうひとつ、2013年度の街びらきに向けて進行している

ビッグプロジェクトが、「Fujisawa サスティナブル・

スマートタウン」です。



この事業には神奈川県藤沢市とパナソニック、

そしてパナホーム、三井不動産、東京ガス等の

9社1市が参画しています。



対象エリアは市内にあるパナソニックの工場跡地

(約19万平米)で、1000世帯規模の

街となる予定です。



パナソニックのエコアイディアを活かした機器を揃え

それらを繋げ、開発後の運用やサービス提供までを

見据えた街づくりを目指します。



パナソニックグループでは、この事業モデルを

今後国内外で展開していく意向です。



■続々誕生するスマートタウン、スマートシティ



以上紹介した他に、現在進行または予定されている

プロジェクトの一部だけでも、下記のような

計画が挙げられます。



・茨城県日立市

(日立グループの日立ライフが社宅跡地を
 スマートシティとして再開発)


・東京都東大和市
 
(アキュラホーム、東日本ハウス他が
 4.5万平米のエコシティ建設)


・大阪府堺市

(大和ハウスが小学校跡地を譲り受け、
 エネルギー収支ゼロの街づくり)


・大阪府茨木市

(東芝他が18.5万平米の自動車工場跡地に
 スマートコミュニティ建設)
 


住宅市場に登場してからまだ1年余りの

スマートハウスですが、全国各地で進む

スマートシティ構築と連動する形で、加速

度的に普及していくことになりそうです。



大手ハウスメーカーやディベロッパー、自動車メーカーや

IT企業は、スマートシティのノウハウをいち早く築く

ことで、国内外の市場で優位に立つことを

狙っているようです。



一方で、地方の自治体が主導するスマートシティ

構想では、エネルギー需給の最適化に加え、地域

を活性化するという副次的な効果も重視されています。



こうした動きの中で、意識の高い先進的な地場ビルダーが

重用されることも容易に想像できます。



自社エリアでは未来に向けてどのような街づくりが

進んでいるのか、その街づくりにどう関わって

いくのか、自社の方針を考えておく

必要がありそうです。





(情報提供:住宅産業研究所)

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