
株式会社シダーワークス
夫婦2人で築いた「新規顧客の集客から受注までの体制」とは?
課題に取り組んだ結果、半年で年間7棟を受注する工務店に!!
ナックと出会う前の会社の状況を教えてください
小学6年生のとき、テレビ番組「テレビチャンピオン」の“大工さん選手権”を見て、「自分も大工になりたい」と強く思いました。 中学卒業後は石川県の工務店に弟子入りし、墨付けや刻みといった技術を学び、和の建築にも携わりながら、職人としての基礎を身につけました。その後、関東での大工不足をきっかけに声がかかり、単身で関東へ。 実際に働いてみると、仕事のしやすさや気候の良さもあり、家族での関東移住を決意しました。埼玉で大工として経験を重ねる中で、「もっとお客様と直接関わりたい」「いちから家づくりに携わりたい」という思いが強くなり、建築士資格を取得。その後、創業者として理想の家づくりを実現するために「シダーワークス」を設立しました。しかし、設立当初は自社への新築問い合わせはゼロ。受注の多くは不動産業者からの紹介や、外構・小規模リフォームが中心でした。私は生活のため、ハウスメーカーの現場仕事を続けながら、夫婦で小さな貸家の平屋を借りて営業していました。やがて、デザインにこだわったショールームをオープンし、「これで集客できる」と期待しましたが、現実は厳しく、新築の問い合わせは依然ゼロ。「どうすればお客様が来てくれるのか」「自社の強みをどう伝えればいいのか」——悩み続ける日々が続きました。
ナックのシステムを導入したキッカケを教えてください
もともとナックさんからは、セミナーの案内をいただいたり、営業の方が直接訪ねてきてくれたりしていました。 しかし当時の僕たちは、「まだ自分たちには必要ない」と思っていたんです。そんな矢先、紹介を受けていた不動産業者が倒産し、実際に支払いがされないという事態に。この出来事をきっかけに、「紹介に頼るだけのやり方では続けていけない」と強く感じました。そして、すがるような思いでナックさんのセミナーに参加しました。セミナーでは、「このままではだめだ」と痛感し、その場でナックさんのシステム導入を決意。導入にあたっては、単にシステムを使うのではなく、成功している工務店の取り組み方や営業手法を徹底的に学び、それを自社のスタイルに合わせてすぐに実践していくことを大切にしました。
システム導入後、どのような成果・変化がありましたか?
ナックさんを導入して、一番学べたことは「当たり前のことをしっかりやる大切さ」です。導入後は現場に出るのをやめ、妻と二人で“学びの一年”と位置づけて、セミナーに積極的に参加しました。さまざまな工務店の社長さんとお話をする中で、多くの成功事例に触れ、それらを自分たちのやり方に落とし込み、すぐに実践していきました。そうした“当たり前の積み重ね”を丁寧に続けた結果、新築の問い合わせは月平均2~3件に増加。問い合わせからの成約率も着実に向上し、6期目には7棟の成約を達成しました。さらに今期(7期目)の上半期ではすでに6棟を成約し、年間目標である12棟に向けて、チーム一丸で取り組んでいます。ナックさんのシステムを活用することで、現場に出続けなくても「学び」と「実践」を重ねながら、効率的な営業・集客体制を築けることを実感しました。また、担当の方が常に親身になって「どうすればシダーワークスが受注できるか」を一緒に考えてくださったことも、僕たちにとって本当に大きな支えになりました。現在は、SNSの発信やイベントを通して、より多くの方にシダーワークスの家づくりを知ってもらい、お客様と共に「理想の住まい」を形にする第一歩を、着実に進めています。
会社紹介
株式会社シダーワークス
■所在地:埼玉県上尾市
■設 立:2020年4月
■社員数:5名
■受注数:7棟/年
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