
有限会社武田建設
異業種からの参入!0からスタートでも信用と信頼を提供し新築安定受注
ナックと出会う前の会社の状況を教えてください
昭和49年におじいさんの代から住宅基礎工事業を始め、平成7年に法人設立し、父親が代替わりをしていました。その後平成25年に父親が亡くなり、会社を継ぐ決意をしたがそこで知った現実は売上年間3000万円。従業員の給料の支払いと借金を返済したら私の給料は手取り10万円というものでした。そこから会社を大きくすることをずっと考えるようになりました。2年間従業員に営業から施工までの責任を担っていただき、教育を受けていました。平成27年からはその従業員は退職され、私が経営を司るようになりました。そこからは売り上げを伸ばすために、休む暇もないほど仕事を請負い、従業員も増やし、機械にも投資しました。その結果売り上げは2.5倍ほど増えました。そこで見えた世界は休日0、寝る時間も削り仕事をするというもの。さらには自分の目も届かなくなるなどで利益率も悪く、従業員の給料の支払いと借金を返すために家族との時間を削り、命を削っているような世界でした。
ナックのシステムを導入したキッカケを教えてください
こんなに頑張ってもせいぜい年収400万円程度。このまま将来年を重ねたとき到底続けられないことは明らかで、ただ頑張るだけではどうにもならない現実を目の当たりにし、「私も小さいながらも一社長(経営者)であるならばもっと業績を伸ばさなければいけない、時間的に自由でなければいけない」と思い、当時からすると無謀な額である「売上3億」と「毎年海外旅行に行けるだけの金銭的余裕と時間的余裕の実現」という目標を5年後に達成すること掲げました。そんなある日、たまたま会社にいたタイミングで株式会社ナックから一本の電話がありました。「今度長野県長野市で住宅会社がしっかり利益を上げる方法が学べるセミナーを開催するから参加しないか?」という内容でした。私は異業種だし、あまり聞く意味はないかな?と思っていましたが、無謀な目標もあるし、セミナーなどの学びを得る場に興味があったので参加してみました。そこで聞いたお話が、「住宅請負業は1棟受注したら粗利で500万円残る」。これは当時の私にとって衝撃的でした。下請けと元請ではこんなにも違うのかと感じました。さらに、「異業種だから…」と思っていたが、元基礎屋から工務店業に転換して成功されている先輩会員様を紹介頂きお話をお聞きすることもできましました。そして「この工務店業であれば私の目標を達成できる!!」と感じました。その工務店業を始め、最速で成功させるためにシステムを必要不可欠なものとして導入しました。
システム導入後、どのような成果・変化がありましたか?
異業種参入のため工務店として何を準備しなければいけないのか、どこから初めてどう進めて契約までもっていくのか、何を売りにしていくのか、そもそもの施工体制をどのように構築していくのか…など何一つわからない状況の中のスタートでした。これらすべてはナックのシステム、ナックでの会員の繋がりの中で吸収し自社用に落とし込み、実践することで一つ一つスピーディーに解決していきました。そしてコロナ化真っただ中でも1棟目を受注できかけ出すことができました。そしてその後も自社の足りないところは「その都度ナックに頼る!」で安定受注と着実な成長を続けております。そして何より、家族との時間が増え、自由に自分の時間を作ることができ、借金の返済、従業員の給料のためだけではない、自分のために仕事ができている状態にとても満足を感じています。そしてこれから先もまだまた成長させることができる「未来が見える」状況にも大きな期待とやりがいを感じています。
会社紹介
有限会社武田建設
■所在地:長野県中野市
■設 立:1995年8月
■社員数:6名
■受注数:7棟/年
OTHEAR CASE