大阪府 STYLE HOUSE(株式会社谷上工務店) 谷上様

実践者の声

「大阪で自然素材・デザインを駆使して、自分スタイルを提案する工務店。導入して7年。年間42棟受注するまでに成長」

企業名 STYLE HOUSE(株式会社谷上工務店) ホームページ http://www.taniue.jp/


谷上工務店って、どんな会社ですか?

谷上工務店って、どんな会社ですか?昭和47年6月、谷上博夫が大工として独立し創業いたしまして、今年で丸40年。元々、町の工務店で、ある時期から20数年間ハウスメーカーの指定工事店としても活動してきました。平成18年4月より「その家に住む人のスタイルにぴったりとあったお家を造っていこう!」と完全注文住宅専門の住宅会社に転身しまして、おかげさまで今は年間40棟の実績まで来れました。

■創業:昭和47年 ■売上:7億8000万円
■年間42棟受注(2013年6月決算予測)
■社員数:14人(営業設計7名/工務5名/事務1名/その他1名) ■商圏:大阪府全域


谷上工務店の家づくりの特色・特長を教えて下さい

私たち谷上工務店のブランド「STYLE HOUSE」は、谷上工務店が自信をもってお薦め出来る「世界に一つだけのあなただけの家」です。 お客様のライフスタイルに合わせて、[Natural]ナチュラルと[Baby Natural]ベビーナチュラルの2タイプをご用意しております。自由な発想による間取りやプランニングで、お客様のライフスタイルに合わせた住まいづくりを提案しています。

【Natural】ナチュラル【Natural】ナチュラル 自然の木の持つあたたかさに触れながら生活!
「気持ちの良い家を」とお考えのお客様におすすめ。

【Baby Natural】ベイビーナチュラル【Baby Natural】ベイビーナチュラル Naturalまでの仕様はいらないけれども、最低限いつも触れている足元だけは無垢材を使いたい。「コスト」と「ライフスタイル」を両立させたいお客様におすすめ。

うちの場合は、自然素材や無垢材を使ってます。何より自分たちが好きだしね。ただ、お客さまによっていろいろ変化させてます。これがいいとか悪いとかというよりも、お客様の考えるライフスタイルに合わせて、家を作っていますね。もちろん、プロとして提案する部分はあるけど、住むのはお客様だから、あくまでお客様のライフスタイルを重視しています。


Q. ナックのシステムを導入したきっかけ(経緯)を教えて下さい。

Q. ナックのシステムを導入したきっかけ(経緯)を教えて下さい。私は、●化成や●ンヨーホームズの手間受けの工事店として仕事をしていました。やはり下請けということもあったので、利幅が全然なかったんです。当時は、20代後半。一生懸命やっても、良くてトントン。若いから当時はよかったけど、このままでは先が見えないなぁ・・・と思っていました。

元々ゼネコンで4~5年くらいかな、現場監督やっていたんだけど、監督が必要な仕事でもなかったから、大工の真似ごとみたいなこともやったりしていた。そして、それが、ずっと続いてた・・・

弟は大工なんですが、弟と一緒に、何かしなければ・・・このままだと先はないなぁ・・・ってずっと考えてました。でも何したらいいのかわからなかったんです。

はじめはハウスメーカーに認めてもらって、仕事をいっぱいもらおう!と頑張っていた。そうするしかなかった。がんばって、がんばって、お客様の満足度アンケートなどで全国で表彰されたりしたけど、結局仕事は増えず・・・。

このままじゃヤバイ。自分達で仕事を獲るしかない!そう思って、新築は恐れ多いからリフォームから始めようとチラシを打ってみた。下水の切りかえや蛇口の交換なども含めてやってみた。でも、やはり仕事がなかったんです。

Q. ナックのシステムを導入したきっかけ(経緯)を教えて下さい。 仕事がにっちもさっちもいかなかった時に、『「行列のできるスーパー工務店」の秘密』という本を本屋で見つけて手に取りました。トラックの中で読んでたのを思い出すね(笑)

そして、本の中に資料請求のハガキがあったので、資料請求したらナックさんから連絡がきて・・・。

正直、そのころはまだナックさんのことを知らなかった(苦笑)。自分もそのころは閉鎖的だったから、いかがわしい商売なのかも・・・と疑っていた(笑)でも、実践している人の話を聞いたら、何かヒントになるのでは!?と思って、セミナーを聞きに行きました。

下請の会社と建売の会社の話を聞かせてもらいました。M会社は、下請出身だったので、私と似ていて、話を聞いていると、とても参考になりました。さらに、他にも実践者の話を聞きたいと、車で岡山まで行き、現場付きのセミナーにも参加してきました。元々公共メインの会社が住宅事業に参入して、すでに20棟近くまで受注を伸ばしていた会社の話を聞くと・・・お客さまに待ってもらっている、なんていう。

後発で参入して、技術屋っぽい社長なのにも関わらず、お客様が待ってくれる環境があるなんて・・・正直、「ホントかよ!?」と思いましたね。でも、私もやりたい!これならできるかも!?と思って、セミナー帰りの道中、弟と話し合い導入することを決めました。


Q. 研修を受けられてどうでしたか?

実は、研修前に、ナックさんの本社のある新宿センタービル1階の喫茶店で、弟と「これで成功しなかったら俺らは終わりだからな。だから、絶対にやりぬくぞ」と決意を固めたことを今でも思い出しますね。研修自体は、これで成功できるなら、と素直に聞きました。言われたとおりに、実践していきましたね。そうか!そうか!ってね。

2月最初に研修。3月中には商品完成。ちょうどいいタイミングで紹介受注ができ、その現場を使って、5月のGW明けに構造見学会。。

見学会の集客に関しては、ナックの担当者に全国の会員さんの事例などを聞いて、いいとこ取りで作りました。結果、折込チラシで集客して22~23組。ここから住宅事業が本格的にスタートしましたね。


Q. ナックをどのように活用していますか?

Q. ナックをどのように活用していますか? 担当者を通じて、すでにシステムを導入している会社さんに勉強させてもらいに、直接会いに行ったりして教えてもらいましたね。大阪、京都、岡山、北海道など、いろんな会社の事務所や見学会などからヒントを教えてもらい実践していきました。

実際に行ってみないと、雰囲気というか空気感ってわからないでしょ!そういうのを共有させてもらえたのが一番かな。

システムの内容はもちろんだけど、それ以上の副産物というのかな・・・、それが役立っているよ。

ナックさんのネットワークによって、たくさんの経営者と知り合えたし、考え方を共有できるというのはとても心強いしね。むしろ、こういった経営者の考え方を知らなかったら、今の自分はなかっただろうし、ゾッとするね!

Q. ナックをどのように活用していますか? あと、昔はお客様に自分達でお金の話をしていて、知り合いの保険会社の人にも手伝ってもらってた。今は、ナックのFP無料派遣を使ってやっている。やはりプロに話ししてもらった方が、第三者的な立場で話しをしてくれるから助かってる。

今は、どこの会社に行っても○○セミナーみたいなのをやっているから、周りのレベルが上がってきている。それなら第三者のプロを使った方が専門的な話になっても、すぐに解決できるし、それがお客様にとって大事なことだなと思ってます。あれは助かってるね!ラクできるし(笑)

生活と家って切り離すことができないから、すべてのフォローをしてあげるのが工務店の役目だと思う。だから、こういったことを工務店向けにフォローしてくれるのはうれしいね。もっとこういうサービスの充実化を期待してます!(笑)

Q. 弊社社長の寺岡ともお会いされましたね?

Q. 社長の寺岡ともお会いしたんですよね? そうなんです。ナックさんの取りもちで、寺岡社長とお会いすることができました。とても刺激になりました。当時、少数精鋭でやっていたし、営業マン一人当たり20棟くらい受注取れるように頑張っていきたいと思っていたんです。

でも、寺岡社長から、もっと会社を大きくしていこうと考えているならば、一人10棟くらいのカタチで経営していくように人を雇いなさいとアドバイスをいただきました。

どうしても、「ここまででいいや」って、自分や会社の限界を決めてしまう人も多いのですが、さらに上を目指していくことで、新しいことも見えてくると勉強させてもらいました。仕事を人に任せて育て、経営者としてしっかりと運営していくことが大事だと気付かされました。

Q. これからの目標は?

Q. どのような変化を感じていますか?以前、5ヵ年計画を立てたときがありました。受注棟数がすべてではありませんが、右肩上がりで先輩会社をドンドン抜いていった。何でだろう?と思ったんだけど、気付いたんだよね。それぞれ目指しているところが違うんだと。このまま安定すればいいと考える人と、さらに上を目指す人とでは、やるべきことが大きく異なることに気付きましたね。

現状は、反響でいうとたぶん30件/月くらい来ていると思う。1日1件ペースだね。だんだん増えてきた。最近、数えていったら、こんな入ってるんだ!って思ったよ(笑)

特に施工事例集が喜ばれてる。「あの事例を見たいんだけど」って連絡が来る。ちなみに、この事例集の家は私の家なので、いつでもお客様に案内できるようにはなっています。

数字的に言うと、70、80、100棟という風に目指していきたい。さらに、リフォーム事業も2本目の柱としてきちんと確立したいと思ってます。あと、支店展開というのもやっていきたいですね。

目標って変わっていくものだと思うんです。今思っている目標と、2年後に思っている目標は違いますよね。そう思うと、自分の知らない自分を見たい!って思えることが楽しみでしょうがないです(笑)

以前よりも、野望・野心のある会社が多くなってきた気がする。だから、自分も成長しないといけないと思うし、負けてられないからね。

Q. どのような変化を感じていますか?

谷上社長、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
取材日:2013年5月14日