ナックと出会う前の会社の状況を教えてください

株式会社リガード.現状に満足しない気持ちと、
自分でコントロールできないもどかしさ

外資系半導体商社の上場企業を辞めた後、不動産会社や土地オーナーへ土地活用のコンサル(開発行為許認可取得・土木設計等)・測量・登記をする会社で働いていました。自らの自由を取りにいくため、頑張っている人を引き上げたいという事を志して、不動産仲介、不動産売買、建売りを始めとする工務店機能もある会社を設立しました。
3人でスタートした当初は、不動産屋との人脈を活かして新築のお客様を紹介していただき、競合他社とのプレゼン競争に参加してました。お陰様で受注は獲れていましたが、他社と競合するお客様ばかりなので価格競争は避けられなかったですし、受注が増えていくとともに不動産屋から紹介してもらえるお客様も増えていったので、一時は年間30棟をやっていた時期もありました。

その頃の一番の悩みは、受注がすべて『自力ではない』こと。経営自体は困っていたわけではありませんが、不動産屋に自社の運命や将来も託しているままでいいのか、という葛藤は常にありました。売上も利益も依存していたので、まったく自分でコントロールできない状況だったんです。「自力で経営を安定させられる」方法はないかと模索していました。

自力で見込み客を探して、自力で営業して、受注する方法はないかと探しました。建売りの拡大や不動産紹介のローコスト住宅拡大を考えたこともありましたが、受注するほど経営は苦しくなると感じたので最終的に自社で自立した注文住宅をやろうと決意しました。