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2014年10月27日

ターゲットに合った地域コミュニティづくり(前編)【2014年10月27日】


○●○●○●○ 工務店MBA 最新業界ニュース ●○●○●○●



「ターゲットに合った地域コミュニティづくり」(前編)



住宅会社の営業拠点というと、
総合展示場や単独展示場、ショールームが一般的です。


住宅購入を検討し始めたユーザーにとって、
総合展示場は複数の会社を比較することができ、
最初の情報収集の場としては入りやすいと思われます。


最近では広域展開型のローコストビルダーや、
地域でブランド力の高いビルダーが総合展示場に
出展するケースが増えていますが、
一般的な地域のビルダー・工務店が総合展示場に
出展するのはやや難しいというのが現状です。


多くは単独展示場やショールームを拠点としています。


ただし、単独で建っている展示場やショールームは、
ユーザーからするとやや敷居が高いという見られ方をしています。


複数のモデルハウスを回遊できる総合展示場と比べると、
逃げ場がないため、その場で具体的な商談に
進まなくてはいけないのかというプレッシャーがあります。


モデルハウスや、設備を見せるだけの単独展示場、
ショールームなどは、呼び込むためのチラシやイベントなどの
経費が掛かる割に効果が薄いと言わざるを得ません。


今後は別の形の営業拠点を模索する必要がありそうです。



■ 地域コミュニティを創出する営業拠点とは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その一つの方向性として、単独の営業拠点でも、
最近では不動産仲介店舗やインテリア雑貨販売と
組み合わせた複合型拠点が増えてきています。


住生活の総合窓口として、賃貸住宅や中古住宅の仲介も
行っていれば、新築購入だけを勧められるプレッシャーが少なく、
新築検討前のライトな客層にとっても敷居が低いと言えます。


また、新築の需要だけでなく、住宅に関する悩みの
相談窓口という位置づけであれば、小規模な修繕をきっかけに
リフォーム需要も狙える営業拠点になり得ます。


さらに敷居の低い営業拠点としては、住宅と直接関連のない
サービスも含め、地域コミュニティの場を提供するような
店舗づくりが見られるようになってきました。


中でも多く見られるのが、ショールームの一部や、
モデルハウスそのものを地域に開放して、カルチャースクールや
イベントを行って、住宅購入を検討する前の客層を集め、
将来客として育てるような店舗です。


地域住民が気軽に利用できる場所を提供するということで、
地域密着型ビルダーならではの集客戦略と言えます。




■ 子育て主婦層ターゲットで将来顧客を育てる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

将来客の育成という点において特に効果的なのが、
子育て世代の主婦層をターゲットとしたイベントです。


主婦層は平日の昼間の時間が比較的空いているため、
通常は土日に集客が偏る営業拠点を効率よく利用できます。


中でも、子どもと一緒に参加できるイベントは、
主婦層にとってもありがたいものです。


また、主婦層は横のつながりが強く、口コミで
評判を広げてくれることも期待できます。


何より、子育て世代は住宅の購入を検討し始める
一次取得者と合致しています。


主婦向けのイベントとして多く見られるのが、
ヨガやピラティス教室、料理・お菓子作りや
手作りの雑貨教室、寄せ植え教室等です。


地域の講師や店舗とコラボを行うことで、
二重の広告効果があります。


雑貨教室や寄せ植え教室は、引き渡した後の
OB客の住居を飾るということで、
OB客を呼びやすい内容でもあります。


カルチャースクールを通してOB客と潜在客の間に交流の
機会を持たせることで、家づくりに関する情報交換が生まれ、
潜在客を将来客に育てやすいという効果があります。


最近では子どもをターゲットとしたイベントも増えています。


ベビーマッサージ教室や読み聞かせ教室、
子ども向けの英語教室などです。


親子で参加できるものもあれば、
完全に子ども向けのものもありますが、
子ども向けのイベントでも送り迎えでその親も店舗に訪れます。


岡山県のミナモト建築工房では、今年1月に本社を建て替え、
ショールーム「くらしの」としてリニューアルオープンし、
新たな集客拠点として機能させています。


3階建ての「くらしのたね」ビルは、3階に本社機能と屋上庭園、
2階はショールームと打ち合わせスペース、1階は多目的ギャラリー
として地域に開放しています。


1階のギャラリーでは、ヨガ教室とカポエラ教室を
毎週開講しているほか、不定期で手作り石鹸教室や
木工教室などのモノづくりイベントを行い、
そこで製作した作品はギャラリーの壁一面の造作棚に展示して、
雑貨の販売会も行っています。


ギャラリーはイベントがない時でも地域に開放し、
近隣の幼稚園の行事などにいつでも自由に
使ってもらえるようにしています。


もう一つの仕掛けとして、「くらしのたね」ビルの
歩道に面する場所にビオトープを設け、魚や虫を放し、
ホタルを幼虫から育成しています。


エコへの取り組みとして、本社脇に
地下水を汲み上げるポンプも設置しています。


本社の前を通る親子連れが足を止めやすい仕掛けをすることで、
地域での認知度を高め、イベント来場につなげています。




(情報提供:住宅産業研究所)

相手はいったい何を見ている?【2014年10月27日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、出張帰りの新幹線の車中でのこと。


時間も20時を過ぎていたこともあり、
まわりのビジネスマンはビールを片手に
駅弁を食らっています。


しかも、その日は金曜日だったので、
次の日は休みという完全なるオフモード。


そんな中、わたしは、


「来週のメルマガ、何を書こうかなぁ。。

 ビールうまそうだなぁ。。

 何書こうかなぁ。。

 あの駅弁おいしそうだなぁ。。」


と、メルマガを書こうと集中しようとするも、
いとも簡単に、ビールと駅弁に心を乱されて、
全く集中できずにいました。


そして、何気なくまわりを見渡していると、
わたしの席から通路を挟んだ横の席に
子供連れの女性が目に入ってきまました。




■ ギャン泣きの子供を見て・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その子供は2〜3歳だと思うのですが、
徐々にぐずり始めたんです。


何が理由なのかはわかりませんが、

「おかぁぁさぁぁん、●×△■○・・・」

と何かを主張しているようです。



お母さんはというと、

「わがまま言わないの」

的なことを言いながら、
子供をなだめていました。



その感じが続くこと数分。



案の定・・・




「うわぁぁぁぁん!!」


と子供が泣いてしまいました。


しかも、結構なギャン泣きです。


まわりの人も、
何があったのかと振り返るくらいです。


お母さんも子供をあやそうとしていましたが、
すぐに諦めて、子供を連れて
デッキのほうへ消えていきました。


その光景を目にしていた私は、


(お母さんに怒られたと思って

 泣いちゃったのかな?ふふふ、かわいいな。。)


と、同じくらいの歳の子供を持つ親として、
一人でほくそえんでいました。



その時でした。



ふと、あることが頭によぎったんです。




■ かわいい?うるさい?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それは何かというと、


『もし、今、自分に子供がいない状態でも、

この状況をニヤっと一人で笑いながら、

優しい目で見れていたのかな、と・・・』



さらに、仕事がめちゃくちゃ忙しくて、
この新幹線に乗っている時間の中で、
終わらせないといけない仕事があったとしたら・・・


そんな状況の中、となりで子供が大声で
泣き叫んでいたとしたら・・・



もしかすると、



「うるさーい!仕事に集中できないだろうがー!」



と思っていたかもしれません。。



そのお母さんと子供の近くに座っていた
黙々とパソコンにむかって仕事をしていた男性は、
もしかしたら、そのように感じていたかもしれません。



その場で起きている現実は同じなんです。



ただ、

「かわいいな」と思う人と
「うるさーい」と思う人がいるということ。



この違いは、一体何なんでしょうか。。。



■ 相手が見ている現実を知る
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それはズバリ、

その人の状態による、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということが言えます。



同じ現実だったとしても、


その人が置かれている環境、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これまでに経験体験したこと
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さらに、その時の気分によって、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全く違う捉え方になる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということです。


当然と言われれば当然かもしれませんが、
コミュニケーションの場では、意識をしていないと
スルーされていることがよくあります。


例えば、相手の言動に対して
感情的にイラっとした時。


「そんなことをするなんて・・・」

「こんなことを言うなんて・・・」

「考えられない・・・」


こう感じた時は、特に、

相手はどんな現実を見ているのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを意識することが大切です。



ついつい自分の現実だけを見ていると、
感情的になってしまいがちです。


同じ現実でも、自分が見えている現実と、
相手が見えている現実は、違います。


ただ、相手の見ている現実は
そう簡単に変えられるものではありません。


であれば、自分の見ている現実を、
少し視野を広くして見てみる。


すると相手が見ている現実が見えてきたり、
また、捉え方も変わってきたりします。


コミュニケーションの場では大切なこの考え方。


少しでも気づきとなれば幸いです。



工務店MBA事務局
冨田泰司

2014年10月20日

東日本大震災から3年半 災害大国日本の住宅(後編)【2014年10月20日】


○●○●○●○ 工務店MBA 最新業界ニュース ●○●○●○●



「東日本大震災から3年半 災害大国日本の住宅」(後編)



■ 東松島市で「1日500円の注文住宅」発売
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東日本大震災から半年が経過し、自宅を再建しようと
する人による住宅建設も進んでいます。


しかし、資金不足などから再建を
諦めてしまう人も後を絶ちません。


そうした現状に配慮し、宮城県内の設計事務所や工務店等で
つくった地域型復興住宅推進協議会は、延床面積35坪で、
税込1650万円の標準価格に抑えた住宅を商品化しました。


標準価格には、食洗機付きIHキッチンや
エコキュートといった設備のほか、カーテン代や照明代、
設計代も含まれています。


低コスト化を実現させた要因の一つが
「蔵工法」と名付けた新工法です。


日本古来の土蔵を参考に、通常1メートル間隔の柱を
50センチ間隔にすることで筋交いが不要となり、
作業の短縮化を図りました。


工期は一般在来工法の半分以下の2カ月半となり、
人件費をカットすることができました。


また、設備や建材の共同購入、良心的な工賃設定など、
各社間の協力も低コスト化の要因となっています。


新商品は総2階建が基本となり、対象エリアは仙台、塩釜、
石巻などの沿岸部を中心に被災地に普及させていく計画です。


宮城県東松島市の花坂ハウス工業では、震災復興住宅として
「ワンデイワンコインハウス」の販売を開始しています。


花坂ハウス工業では、これまで本体価格1000万円の
半規格住宅である「パズルハウス」の販売を行ってきましたが、
新商品である「ワンデイワンコインハウス」は、
本体価格600万円とさらに低価格な商品となっています。


商品名は、1日500円玉1枚(35年間)=640万円で
建てられる家づくりということから由来しています。


平屋建と2階建の2つのプランに限定し、
コストカットを図っています。


延床面積61平方メートルの2階建プランは、
1階に水まわりとLDK、2階に個室を配置しています。


平屋建プランも延床面積46平方メートルに抑え、
コンパクトな間取りとしました。


また、社内に大工15人等の職人を抱え、外装工事を
削減したこともコストカットに寄与しています。


実際の費用は消費税や付帯工事費もあり、
計算通りにいかないケースもありますが、自治体からの
支援金などを活用できれば補填可能ということです。




■ 広島・土砂災害から学ぶ 危険示す地名の由来
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災害大国と言われる我が国では、
大地震以外にも様々な災害が頻発します。


最近では、御嶽山の噴火で現在までに50人以上が
亡くなっており、今年8月に広島県で起きた大規模
土砂災害では、70人以上の死亡者が出る大災害となりました。


広島土砂災害での被害が大きかった安佐南区八木地区は、
高度経済成長期にマイホームを求める人のために
開発された新興住宅地でした。


街が開発され、地名も現在の八木地区となりましたが、
もともとは「八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)」
と呼ばれていたということです。


土砂流出の可能性が高い土地には、「蛇」の字を
あてることが多く、蛇が降るほどの水害が多い、
悪い谷という意味になります。


この地名が宅地開発に伴い、やがて
「八木上楽地芦屋(やぎじょうらくじあしや)」と
耳触りの良いものに改められ、現在は八木だけが残りました。


また東日本大震災の被災地でもある岩手県の釜石や
宮城県の塩釜など、「カマ」が着く地名は、
津波によって湾曲型に浸食された地形を意味しています。


このように由緒ある地名には地域の特性を見てとることができ、
家づくりや防災対策に役立てることができます。



■ 新耐震住宅でも安心できない 木造住宅約8割に倒壊の恐れ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1981年に新しい耐震基準が導入され、耐震性能が
それまでと比べ、飛躍的に向上しました。


しかし阪神・淡路大震災後の2000年に建築基準法が改正され、
さらに耐震基準が強化されたことで、建築当時は新耐震基準を
満たしていた住宅でも、現在の耐震基準で診断すると
「倒壊の可能性が高い」とされる木造住宅が少なくありません。


震度6強〜7程度の大地震でも倒壊しないと言われている
新耐震基準の建物でも安心できないという調査結果を
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)が発表しました。


この調査によると、建築基準法が再改正される
2000年5月以前に建てられた新耐震基準の木造住宅の
約8割に十分な耐震性能がなかったということです。


調査は木耐協が2006〜2013年に耐震診断した
全国1万8870戸を分析したものです。


これによると、震度6強で「倒壊の可能性が高い」が61%、
「倒壊する可能性がある」が23%となっており、
合わせて83%の建物が倒壊の可能性があると診断されました。


国は1981年の新耐震基準適用以降に建てられた住宅は
安全基準を満たしているとして、耐震化補助の対象外としています。


しかし今後発生が懸念されている南海トラフ大地震や
首都直下型大地震が起きた際には、新耐震基準の建物でも
地震の揺れに耐えられない可能性があり、改修工事や
耐震化リフォームなどの対策が求められます。


日本に住んでいる以上、自然災害から逃れることは
困難と言えますが、住民の命を守るために住宅会社に
できることは大きいと言えるでしょう。




(情報提供:住宅産業研究所)

成果があがらない残念な事実【2014年10月20日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


今週の工務店MBAメルマガは、

「気づき」

についてお伝えしたいと思います。


あなたは日々、今の仕事について
より成果を上げるために、いろいろと、
精力的に活動をされていると思います。


時には、


本を読んだり・・・

セミナーに参加したり・・・

たくさんの人と会ったり・・・


この工務店MBAメルマガについても、
何か参考になる情報はないかと
目を通しているあなたですから、
勉強熱心で意識の高いかたですよね。


私も参考になる情報を届けるために
アンテナを張り巡らせて情報を収集しています。



しかし、ふとした時に、
あることに気づいたんです。



これは非常に残念な事実です。



それは何かというと・・・



多くの気づきを得たり、
アイデアが浮かんだとしても、

行動できているものがあまりにも少ない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということです。。。



『これはいつかは使えるかもしれないと
 ずっと前にノートに書かれたままで
 放置されているアイデア』


『いいことを聞いたと、感銘を受けたが、
 盛り上がったのはその時だけ』


『この情報は知っている、と、
 知っていること自体に満足をしている』



無駄とまでは言いませんが、当然、
行動しなければ価値を生むことはありません。



では、どうして行動していないものが多いのか。



それは、いろいろな壁が
ジャマをしているからなんです。



・失敗したらどうしよう

・自分の時間が今以上になくなるかも

・今のままでもそこまで困らないし

・やるなら準備を入念にしないと

・他の人にも意見を聞いてみよう



などなど。


行動しないわけではない。
ただ、時間がかかっている。


これも結局は、
行動しないのと同じですね。。。


よく、成果をあげる人あげない人、
もっと言えば、成功する人しない人の違いは、
行動するまでのスピードが違うといわれています。


画期的なアイデアを思いつくような人だけが
成功をするわけではありません。


ちっちゃな気づきでも、すぐに行動する人が
成功により近づくということです。


失敗しないよう、成功する確率をあげようと、
時間をかけたところで確率はあがりません。


成功する確率を上げる唯一の方法は、まず行動して、
そしてうまくいかなかった部分を改善をしていくことです。


自分のまわりを見渡してみると、
成果を上げ成功している人は例外なく、
行動までのスピードが速い人たちです。


これは、疑いようのない事実です。


この事実を、ただの情報として捉えるのか、
行動するキッカケとして捉えるのか。


さて、あなたならこの事実を、どう捉えますか?



PS

自分のノートに書きとめいていた
ネタやアイデアを見ながら、
行動できてないな・・・とふと思い、
今回はこのような内容でお届けしました。


勉強熱心で、今よりも成果を上げたいと思っている
あなたにとって少しでも気づきとなり、
「行動」につながるキッカケになれば嬉しいです。



工務店MBA事務局
冨田泰司

2014年10月13日

東日本大震災から3年半 災害大国日本の住宅(前編)【2014年10月13日】


○●○●○●○ 工務店MBA 最新業界ニュース ●○●○●○●



「東日本大震災から3年半 災害大国日本の住宅」(前編)



■ 待たれる復興住宅の完成と課題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東日本大震災の発生から3年半が経ちました。


復興庁によると、いまだに避難者は24万人以上おり、
岩手、宮城、福島の3県で仮設住宅などに暮らす避難者は
約19万人となっています。


毎日新聞がこの被災3県の42市町村長に
「復興で遅れているものは何か」という
アンケートを実施したところ、半数近い19人が
「住まい」と回答しています。


3年半が経過した現在でも復興は道半ばであり、
生活の根幹である住宅再建の加速化が課題となっています。


自力での住宅再建が難しい被災者のため、
建設が進んでいるのが災害公営住宅(復興住宅)です。


岩手、宮城、福島の3県で約2万9000戸の建設が
計画されていますが、7月末時点で完成した戸数は
全体の1割程度となっています。


特に津波被害が大きかった岩手、宮城両県の
沿岸部での遅れが目立っています。


復興住宅の建設が遅れている原因の一つが、
広い用地を確保するための手続きの複雑さです。


土地の相続手続きが済んでいない等、権利関係が複雑なため、
1区画を買収するために約50名にあたらなければならない
ということもあるようです。


さらに、景気が上向き、全国的な建設ラッシュによる
職人不足や資材価格の高騰も要因となり、
復興住宅の建設は思うように進んでいないのが現状です。


また、無事に建設が進み、完成した
復興住宅にも課題が出て来ています。


宮城県亘理町では、町内4カ所に集合型の災害公営住宅の整備を
計画しており、1カ所目となる荒浜地区の西倉木住宅では、
10月1日から入居が開始されました。


西倉木住宅は、鉄筋5階建の1、2号棟と鉄筋4階建の
3号棟からなり、100戸分の居室を保有しています。


しかし、9月末時点で入居が決定していたのは
わずか40世帯のみで、3棟中1棟を丸ごと空き室に
しなければならないという事態になりました。


亘理町では、事前に行われた住民意向調査を元に
整備戸数を決め、建築したにもかかわらず、
全体の6割が空き室となってしまいました。


要因としては、建設地が東日本大震災による津波で
約1.5メートル浸水した地域であるため、津波浸水域を
避けたことや国の支援策を受けて自主再建に転換する
といった住民が多かったことが考えられます。


西倉木住宅の入居者の平均年齢は52歳で、65歳以上が
約35%を占めており高齢化が懸念されています。


また、1棟を丸ごと使用しないことによる
防犯上の問題も今後の課題となってきそうです。



■ 被災地復興に取り組む住宅メーカー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

東日本大震災による被災地の早期復興を目指し、
住宅メーカー各社も各自治体等との協定を締結し、
その取り組みを強めています。


積水ハウスは、福島県の川内村と買い取り型
災害公営住宅整備事業の基本協定を締結しました。


これは、積水ハウスが川内村の村有地に25戸の
復興住宅を建設し、村が買い取るというものです。


同社では、75平方メートルの平屋を20戸と
80平方メートルの2階建を5戸建設し、1戸当たりの
売買見込み価格は約1900万円としています。


来年1月に着工し、5月に完成、6月上旬の入居を
予定しているということです。


トヨタホームは、宮城県の山元町建設職組合と
災害公営住宅の整備について協定を締結しています。


特徴は、トヨタホームの鉄骨ユニット工法を採用しており、
基礎着工から引き渡しまで約45日で竣工することが
できるというものです。


建物の内部造作等の一部工事を
山元町建設職組合の組合員が担当します。


すでに8棟16戸が入居可能となっており、
2015年3月までに89戸の完成を計画しています。


パナホームは、宮城県石巻市による復興公営住宅の
事業者公募において、最優秀応募者に選定されました。


パナホームの提案は、面積約2,850平方メートルの敷地に、
木造軸組構造の戸建住宅9棟と長屋2棟を計画したものです。


街区の中心には、住民が自由に集まり語らうことができる
交流の場「コミュニティ広場」を設け、安らぎや
人・自然とのふれあいを感じることができるようになっています。


居室の大半は南向きとし、吹き抜けや天窓、開口部の
工夫等により、自然の光と風を採り込む設計としました。


今後、石巻市との契約締結を経て、来年1月着工し、
8月の引き渡しを予定しています。



(情報提供:住宅産業研究所)

一瞬で頭の中を支配する“ある言葉”【2014年10月13日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、自宅のポストに
ある一枚のチラシが入っていました。


何やら近所の高校で、
文化祭があるとのこと。


その高校は徒歩2〜3分の場所だったこともあり、
気軽な気持ちで行ってみることにしました。


その時は、まさかその文化祭で、
 ・・・
『ある人に頭の中を支配される』

なんて思いもしていませんでした。。。



■ 一瞬で頭の中を支配された“ある言葉”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

学校の中に入ることなんて
学生以来だったこともあり、

「昔はこんな感じで高校生活を過ごしてたなぁ」

なんて懐かしみながら
校内を歩いて回っていました。


たこ焼きを売っていたり、劇をやっていたり
バンド演奏をやっていたり、各クラスごとに
出し物をしていて、生徒は活き活きしています。


近所の人もたくさん来ていて
文化祭は大盛況です。


そんな時、
校庭のほうで何やら出し物があるらしく
ザワザワとしていたので、早速行ってみました。


生徒と先生で、何かを準備しています。


生徒はおそろいのコスチュームを身にまとい、
少し緊張気味です。


見た感じだと、おそらくダンスか何かを
するのかなぁと想像していました。



その時でした!



準備をしている生徒を
一か所に集めるために、その先生が、

“ある言葉”

を発したんです。


その言葉によって、私の頭の中を
“ある人”に完全に支配されたんです。



その言葉とは・・・



先生「こっちに早く集まれ〜、

   おーい、、、





  『3年B組〜〜!』





私「!!!!」




その瞬間・・・


わたしは“ある人”のことで
頭の中でいっぱいになりました。



・・・



・・・



おそらく、あなたも同じ人が
頭によぎったのではないでしょうか。



そうです。。。




「金八先生」です。




私は特に「金八先生」が好きで好きで
たまらない、というわけではなく、
むしろ、ちゃんと番組を見たこともありません。


にも関わらず、
勝手に頭の中に「金八先生」がやってきて、
わたしの意識を完全に支配したんです。


さらに困ったことに、
校庭の真ん中にいる金八先生のまわりに
生徒が「わぁぁぁ」って集まってくる映像まで
頭の中で再現され始めました。



想像していた通り、出し物はダンスだったのですが、
こうなると、もう生徒の出し物が頭に入ってきません。


さらにダンスを指揮している先生をみると、
もはや金八先生にしか見えなくなってしまいました。。。




金八先生、、、恐るべし・・・。




「3年B組」と言えば「金八先生」




頭の中に焼き付けられたこのフレーズは
簡単に書き換えられることはなさそうです。。。




■ ふとした時に、思い出してもらうために・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私たちは普段の生活の中で、

「●●」と言えば「●●」

というフレーズが
無意識に焼き付けられています。


例えば、



「ファイトーー!!」



と言えば、、、



「イッパァァ〜ツ!!」



と、リポビタンDが
頭に浮かんできたり、



「お金で買えない価値がある」



と言えば、、、



「Priceless(プライスレス)」



と、マスターカードが
頭に浮かんできたり。



様々な企業が、工夫をこらして

お客様に自社商品のことを
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
思い浮かべてもらうために
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宣伝をしているんです。



ではここで、
あなたの会社に目を向けてみましょう。


何も、大手企業のように
CMをバンバン打たなきゃいけないとか、
そういうわけではありません。


大切なのは、
あなたの地域で、

「●●」と言えば「あなたの会社」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このようにお客様の頭の中に
インプットされているものがあるかどうか、
ということです。


この●●について、
どれだけ考え、お客様に伝えていますでしょうか。


あなたの地域のお客様は、あなたの競合も含め、
たくさんの情報の中から住宅会社を選択をしています。


その中で、選ばれる会社になるためには、
お客様の印象に残り、思い出してもらえる
会社として伝えていくことが大切です。


「3年B組」と言えば「金八先生」が
すぐに頭に浮かぶように、

「●●」と言えば「あなたの会社」

とお客様にすぐに思い出してもらえるように、
自社の魅力を、是非伝えていってくださいね。


きっと、3年B組の生徒のように、「わぁぁぁ」っと
あなたの会社に集まってきてくれることでしょう。



工務店MBA事務局
冨田泰司

2014年10月06日

実態調査から生まれる生活提案(後編)【2014年10月6日】


○●○●○●○ 工務店MBA 最新業界ニュース ●○●○●○●



「実態調査から生まれる生活提案」(後編)



前回は子育てを中心に、調査・研究に基づく
生活提案の事例をご紹介しました。


今回は、夫婦間や二世帯同居など、
大人同士の関係に注目した調査や、それに基づく
生活提案について見ていくことにします。



■ 夫の家事参加を促す空間提案
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

旭化成ホームズは今年7月、共働き世帯における
夫の家事参加に関する2つの調査結果を公表しました。


1つは「いまどき30代夫の家事参加の実態と
意識〜25年間の調査を踏まえて」というもの。


これによると、今どき夫婦は家事・育児に対して
対等な意識を持ち、夕食の片付けや洗濯物干し、
風呂掃除などを行う夫は5割前後と、25年前に比べて
大幅に増加していることがわかりました。


しかし、すべての家事・育児を完ぺきにこなせる夫は約3割で、
もっと妻をサポートしたいと思いつつも家事に自信がなく、
妻と対等な家事分担ができていないことも判明しました。


もう1つの調査は、「妻の家事ハラ」実態調査です。


これで明らかになったのが、夫の約7割が、家事に関して
「やり方が雑!」や「水や洗剤を使いすぎ!」など、
妻からダメ出し(家事ハラ)された経験があるという実態です。


夫の洗った食器、夫のたたんだ洗濯物を見て、
妻がため息をつきながら洗い直し、
たたみ直しをするという光景は、多くの家庭に見られる
「家事ハラ」の例でしょう。


このような家事ハラを受けた時、夫の9割が
やる気を無くしていることも分かりました。


お互いが対等な家事分担を望んでいても、
夫の家事力がなかなか向上しない原因の一端は、
この「家事ハラ」にあると言えそうです。


旭化成ではこれらの調査を基に、夫婦それぞれの
立場から見たストレスやその解決法をまとめた資料
「夫本・妻本」を配布し、「共働き子育てライフが
10倍楽しくなる家づくり」を提案しています。また、


これに伴い共働き夫婦を支援する3つのアイテムを開発しました。


1)回遊性を高めて夫婦が共に作業できる
  「マルチアイランドキッチン」

2)2帖程度の空間で洗濯の一連の作業を行える
  「ランドリーサンルーム」

3)人別・目的別の収納スペースを1ヶ所に集中させた
  「デイリークローゼット」


これらの提案は、「キッチンに入ると狭い」、
「室内干しの場合、どこに干していいかわからない」、
「子どもの衣類や通学用品の置き場所がわからない」
といった夫の意見を取り入れて開発されました。


家事に慣れていない夫でも効率的に作業できることで、
妻からの家事ハラを抑制し、家事参加意欲を
向上させる工夫が凝らされています。



■ 今どき家族に二世帯住宅の検討を促すきっかけは?
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旭化成が「夫本・妻本」に続いて今夏のキャンペーンに
活用したのが、二世帯住宅の「親本・子本」です。


これは、約40年にわたって二世帯住宅の調査・研究を
してきた同社が、親世帯・子世帯別に同居に対して
抱く期待と不安、それに対応するノウハウをまとめた資料です。


家族それぞれの1日の過ごし方をチャートにして示すなど、
同居生活の日常を家族それぞれが具体的にイメージ
できるような内容となっています。


たとえば、学校を終えた孫が帰宅する15時から、
共働きの子世帯妻が帰宅して夕食が始まるまでの19時までを、
親世帯(祖父母)にとっての「孫ともタイム」と名付けて紹介。


日中はのんびりと自分の時間を楽しみ、「孫ともタイム」の間は
孫とおやつやおしゃべりを楽しむ、宿題を見る、習い事の
送り迎えをするといった過ごし方ができるとアピールしています。


子世帯は仕事・育児・家事にゆとりが持てるため、
両世帯がメリットを感じられる暮らしがイメージできます。


「親本・子本」では、このような子育てと仕事の問題に加え、
お金、老後と、同居の動機になりやすい4つの視点から、
同居の魅力を解説しています。


お盆の集客時期に合わせて各地の展示場で同資料を配布し、
同居を考えるきっかけとしての活用を促しました。


家づくりのヒントとなるような生活実態に関するデータは、
今やインターネットなどを通じて手軽に集められるようになりました。


中には、今回ご紹介したように、住宅会社が自ら
調査・研究したデータが公表されている場合もあります。


また、自社の社員も、地元エリアで家庭生活を
営んでいるわけですから、貴重なデータソースになり得ます。


職種に拘らず、幅広く社員の生活実態を調査し、
意見を集めることも、商品開発の第一歩です。


どんな人々が、どんな生活をし、それをよりよくするためには
どんな家が必要か、身近なところから考えてみると、
有用なヒントが得られるかもしれません。




(情報提供:住宅産業研究所)

お客様の満足度を上げるメカニズム【2014年10月6日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、ランチを食べに行った時のこと。


妻のオススメで、
「安くて美味しいイクラ丼」があるとのことで、
早速そのお店に行ってみることにしました。


駅から歩くこと15分。。。


そのお店は、雑居ビルの1階にあったのですが、
表の通りには目立つ看板はありません。


その雑居ビルの奥へ進んでいくと、
やっとそれらしいお店を発見しました。


このお店は非常にわかりにくい場所にあり、
しかも、14時を過ぎていてランチタイムにしては
遅い時間帯だったにも関わらず、
すでにお客さんが3人ほど並んでいました。


隠れ家のような、知る人ぞ知る的なお店です。


私もはじめていくお店だということもあり
ワクワクしながら列に並んでいました。



■ 待てど暮らせど・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

列に並んで、待つこと15分。。。


・・・


全く列が動きません。。。


つまり、すでにお店に入って食べているお客さんが
だれ一人出てきません。


当然、私たちの前に並んでいるお客さんも
3人のままで、動きはありません。


「タイミングが少し悪かったかな」


妻とボソボソと話をしながら、
順番を待ちます。


そしてそれから、更に待つこと10分。


・・・


まだ動きがありません。


お店の外に並んでいるので、
店内の様子が全く見えません。


さらに椅子もなく立ちっぱなしで、
ちょっと疲れてきたのもあり、
さすがに、ストレスを感じ始めました。


さらにさらに、待つこと10分。。。


状況に変わりはありません。


さすがに、ボソッと、


「どれだけ時間がかかるんだ・・・」


と愚痴を言ってしまいました。


でも、料理を作るのに時間がかかるとは思えません。


だって、イクラ丼ですよ。


ごはんの上にイクラをのせるだけ。


料理を出すのに時間がかからないとなると、
食べるのに時間がかかっているということ?


でも、イクラ丼ですよ。


どちらかというと、食べるのも時間が
かかりそうな料理でもないですし。


しかも、そのお店はたくさんの人が入れるほど
大きなお店でもありません。


私たちの前にはお客さんが3人並んでいたので、
多少は待つことを覚悟していましたが、
まさかここまで待たされるとは
思っても見ませんでした。


結局、40分ほど待って、
やっとお店に入ることができました。



■ イライラの原因は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここで少し、
自分の気持ちを整理して見ることにしました。


どうしてここまで、イライラしてしまったのか?


その理由は、いたって単純でした。



ズバリ!


そんなに待たずに
早くお店に入れるだろうという、


期待を裏切られたから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


です。



そもそも、40分待つこと自体が
初めての経験というわけではありません。


病院では診察を受けるのに、
1時間待つこともあります。


ディズニーランドのアトラクションでは、
2時間待つことなんでざらにあります。


ただ、病院もディズニーも、それだけ待つことを
事前に知っているからストレスになりません。


つまり、そもそも時間が早くなるという
『期待値』が低いからなんです。


しかし、この40分待ったお店では、


・料理を出す時間もかからないだろう

・食べるのも時間もかからないだろう

・前に並んでいるのは3人だけ


という状況から、
そんなに待たずに早くお店に入れるだろう
という『期待値』が高かっただけなんです。


その『期待値』と、実際に体感した『実感』との間に
差が生じてしまっていたことが、ストレスの原因でした。


この『期待値』については、
お客様の満足度に直結している重要な事柄なんです。




■ 期待値を把握し、管理する
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結局のところ、
お客様の満足度を上げるためには、


『実感値』>『期待値』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この差をどれだけ大きくできるか、
ということに集約されます。


ですので、
いかに「商品・サービス」が優れていたとしても、
お客様の期待値が高い場合は、そこまで満足度には
つながらなかったり。


逆に、「商品・サービス」が
あまり良いものではなかったとしても、
もともとの期待値が低ければ、満足度につながったり。


この、「期待値」と「実感値」の関係を
しっかりと把握しておくことが非常に大切です。


あなたがお客様に提供している商品・サービスが
もしお客様に満足してもらっていないのであれば、


・期待値を上げすぎていないか(期待を煽りすぎていないか)

・期待以上のものをどれだけ提供できるのか


これらについて、徹底的に考える必要があります。


ぜひ、お客様の期待値と、実際に提供しているものを
振り返り、考えるキッカケになれば幸いです。



PS

ちなみにこの「イクラ丼」のお店ですが、
このお店の店長が、イクラについて
カウンター越しに熱く語っていました。

お客さんとの会話を大切にしているんですね。
もちろん、イクラ丼の味も絶品です。

お客さんが、ついつい長居してしまうのが、
よくわかりました。

お店に入る直前に、お店に対しての「期待値」が
とても下がった状態でしたので、より満足度が
高くなりました。

もしこれがお店の戦略なら、脱帽です。。。




工務店MBA事務局
冨田泰司

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