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2013年12月09日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/09号)

今回のテーマ:「消費税駆け込みと反動減の今後」(前編)     H25/12/9 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



先日新聞でこんな記事が・・・

【ネット販売、店舗を侵食】



どうやら買い物をする顧客層がここ数年で

一気に店舗での購入から、インターネット上での

ネット消費に大きく移り変わってきているそうです。



大手の旅行代理店も、

この3年で100店舗以上

閉店したそうですよ。



確かに、旅行も今やインターネット上で

簡単に手配できてしまう世の中。



24時間航空券を購入できるサービスも、

ネットならではの便利機能ですよね。



この店舗閉店には・・・

スマートフォンユーザーの増加が、

大きく影響しているようです。



今や、いつでもどこでも

スマートフォン(スマホ)を手に

個人が情報を簡単に入手できる世の中。

ネットショッピングも、当たり前です。



私自身も、身の回りにあるもの・・・

特に電子機器や家電、本やDVDなど、

ほとんどをネットで購入するように

なりました。



ネット消費が加速しています。

2017年には、国民のスマホ所持率が

現在の4割から7割に高まるとか・・・。



果たして私たちが、

その時代の変化に向けて、

何を大切にしていくべきなのか・・・

ちょっと考えてみましょう!

(^-^*)/




■ ネット世代に喜ばれる工夫とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



私が昔、就職活動をしていた際、

やはり就活もネットで行いました。

自分の履歴書をネット上に掲載して、

企業からスカウトされる形式です。



そこでよく目にしたのが・・・

「会員番号xxxx様」

「ご登録者様」

などなど、私宛に届く、

スカウト企業からのメール文章です。



悲しいかな・・・

いかにも自動メッセージのような

簡易的な会員番号で返事がくるケースが

ほとんどでした。



皆様にも、私にも、与えられた

「名前」がありますよね?

出来れば、会員番号ではなく名前で呼ばれたい

なぁ・・・と思っていました。



なぜなら、企業に対する、夢や希望があります。

働くということは、自分自身の将来を

左右するイベントですからね(^^)



(なんだかなぁ〜・・・)



と思っていたある日、

一通のメールが届きました。



どんなメールだったかと言いますと・・・


「萩原様

 履歴書、拝見させていただきました。

 アメリカで働いていらっしゃったんですね。

 私も実際、他業種からの転職を体験しています。

 強い想いがあれば、必ずやりたいこと、実現できますよ。

 是非一度、弊社にお越しいただけないでしょうか?」



とある企業の、

採用担当の方からのメールです。



これが、たとえ相手側の手法だとしても、

「私のことを知ろうとしてくれている」

という事実に感動したのを覚えています。



・・・・

・・・・・



皆様は、デジタル上で

お客様とどんなコミュニケーションを

とっていらっしゃいますでしょうか?



今の世代のお客様は、

対面でなくても、ネット上で

心にタッチするコミュニケーションを

求めています。



これから出会うお客様との

やり取りの中でも、メールひとつでも

気を抜いてはいけないということですよね。



「相手のことが好き」という想いを

持ちながら、これから家づくりを考えて

いるお客様との付き合いが大切です。



「あなただけのために

 メッセージを送っている」



というような、相手に対して

特別感を持たせることが

お客様の心をつかむポイントです。



そのためには、

メールひとつにでも

手を抜かず、心を込めて

お客様に対応することが大切ですよね!



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「消費税駆け込みと反動減の今後」(前編)



■9月駆け込みで動いたお客様は?



2013年ももう終わりが近づいていますが、

住宅業界にとって、今年は

活況の年だったと思われます。



特に今年度前半、あらゆる面で

良い市場環境が重なって、受注、

着工は大きく上向きました。



しかし注文住宅市場にとっては、9月の

消費増税経過措置の終了とともに、いよいよ受注では

折り返し地点がやって来ました。



10月以降の契約物件については、

2014年3月末日までに引き渡せば

消費税は5%ですが、それに間に合わなければ

8%の消費税が適用になります。



多くの会社が10月の受注は反動減で

落ち込みを見せました。



しかしここからズルズルと落ちていくとは

考えにくいと思います。



これから増税までにまだできること、また増税後

にもまだできる対策はたくさんあるはずです。




まず直近の状況を振り返ってみますと、

9月には予想以上に受注が増えたと

いったところが、住宅市場全体の印象です。



夏頃までの雰囲気としては、受注が好調なのは景気回復

や低金利・先高観による動きというのが主因で、

また消費増税後には支援策も手厚いため、

増税前の駆け込みはあまりないのではないかと思われました。



ところがふたを開けてみると、

駆け込みは顕著でした。



特に9月も最後の2週くらいに

駆け込み客がどっと押し寄せた

ところが多かったようです。



大手ハウスメーカーの受注は軒並み二桁増で、

例えば大きく跳ね上がった積水ハウスの

戸建は金額ベースで74%の増加、賃貸でも

63%の増加となりました。



その他もパナホームのアパートは3倍、ローコス

ト大手のタマホームも8割以上の増加、

地方のビルダーも2倍、3倍という受注増が多く

見られました。



お客様はどういったタイプが動いたかというと、

やはり消費税に敏感な層だったのではないでしょうか。



年収によって、ローン減税の拡充や

現金給付のメリットが違うというこ

ともあり、年収500万円クラスの

増税後に受ける恩恵が少ない人が主に動いたと思われます。



また現金客もローン減税は

ないので、やはり動いたでしょう。



■10月反動減、11月は?



そうなると、やはり気になるのは反動減。



各社の10月の受注動向には顕著に表れました。



9月に駆け込みが大きかったところほど、

10月の反動減というものもあったようです。



10月の分を9月で受注してしまったと考えれば、

これは当たり前といえば当たり前のことです。



実際に9月と10月を2ヶ月間トータルで

一緒に考えれば、前年同期比はプラス

になっているところも多いと思われます。



例えば住友林業の場合、9月は6割を超える受注増で、

10月は3割の反動減でした。



2ヶ月間を均して見れば、30%の増加です。



また、積水ハウスは9月に駆け込みが大きか

ったのですが、10月は戸建で16%の減少に留めました。



2月から10月までの累計では、

依然17%増というペースを維持しています。



中には10月、11月でも、まだ増税前の

引き渡しに間に合うという

売り方も確かにありました。



よって10月受注もマイナスに

ならなかったところもあります。



大和ハウスや積水化学(ハイム)は

若干ながらプラスでした。



規格型で商談期間の短い建物ならば、着工がス

ムーズにできれば増税前引き渡しも可能というわけです。



もちろん10月以降の契約者は、3月末までに

引き渡しができないと消費税が8%にな

ってしまうので、注意が必要です。



いずれにしてもこれからの市場動向は、

先行きはまだ読みにくい状況です。



11月以降も受注減が続くことも考えられますが、

今のお客様は消費税だけで動いているわけではない

ということを、まず大前提に考えるべきです。


市場環境は低金利や景気回復など、他にも

買い時要素はあるのです。



今はまず集客を回復させなければならない時でしょう。



(情報提供:住宅産業研究所)

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