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2013年04月08日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 4/08号)

今回のテーマ:「女性の社会進出と住宅商品」(後編)           H25/4/8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



全国的に天気が荒れ模様の週末でしたね。

見学会などなさった会社様は大丈夫

でしたか!?



私は強風が吹き荒れるなか、上野の国立科学博物館に

「グレートジャーニー人類の旅」という特別展を

見に行ってきましたよ(^_^)♪



人類の誕生から、今でも北極大陸、砂漠地帯や

熱帯地帯に暮らす人々の、歴史や生活を

学んできました(^_^)!



我々日本人の生活はあまりにも便利すぎて、

一体この先人類はどこまで進化するんだろう・・・

なんて考えているうちに、知恵熱が出てしまいました。



ご興味のある方は、是非♪
http://www.fujitv.co.jp/events/gj2013/ (このページは現存しません)



それでは本日は

「いけす戦略」についてです。



■ 釣った魚を逃がさない!「いけす戦略」とは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



先日とある記事を読んでいると、

面白い言葉を見つけました。



日ごろから「戦術」だとか「戦略」だとか

いう言葉が大好きで・・・なぜか見つけると

反応してしまう私ですが・・・(笑)



今回見つけた言葉は

「いけす戦略」でした。



どうやら今後の工務店経営に、役立ちそうな

情報が記事に隠れていましたので、少しだけ

皆様にご紹介させていただきます。



まずは、そもそもの「いけす」という言葉を

調べてみますと・・・



【いけす】・・・

釣った魚を生かしておくために水中に入れる

箱、または舟形をしたもの。



ハイ。まぁそのままですよね

(^_^)



そうです、「いけす戦略」とは、

要するにお客様を囲い込む自社のテリトリーを

つくる手法のこと。



見込みであったり、OBのお客様であったりと、

絶対に逃げることのできない箱を自社でつくってしまおう!

という素晴らしい戦略のことなのです。



とは言っても、一体何をすればいいのかと

思いますよね。


それでは早速ご紹介していきます。

(*^-^*)


工務店経営で言えば、大手ハウスメーカーには

なかなか持つことのできない、人間関係の深い構築

によってこの「いけす」を作りだすことがお勧め。



工務店さんであれば、目の前の利益を捨ててでも将来の

利益につながるような、きめ細かいサービスが

できますよね♪



家族にとってひとつだけの、アレンジの効いた家づくりが

できるのも、工務店さん達の強みなのです。



お客様一人ひとりとの確かな「絆」づくりが、

この「いけす」づくりの重要なキーポイント

だと思います。



つまりは、皆さんの会社で家を建てたお客様を、

切っても切れない自社のファンにしてしまえばいいのです(^_^)



そこで構築された信頼関係は、やがで次のお客様への紹介や、

今後のメンテナンスやリフォーム、建替えまで全てを

生み出すことができる可能性がります。



ここで言う「いけす」の中に入る人たちは

OBのお客様ということですね♪



新規のお客様に獲得に力を入れがちですが、

OBのお客様も同じくらい大切にすることを

常に心がけるのが大切です。



先日とある工務店さんに打ち合わせに行った際、

タクシーのおじさんと会話が弾みました。

(以下運転手さん:運)



私「これから○○工務店さんに打ち合わせに行くんです。

   この辺の地域ではとっても有名なんですよ〜!」


運「え!○○工務店さん!?うちもそこで家建てたよ!

   あそこはすごいよね、家を建てて10年も建つのに、

   この間、メンテナンスに見に来てくれたんだよ。

   そんな会社他にないからね〜!」


・・・とこんな風に、地域で愛され続ける工務店さんは

やはりOBのお客様を大切になさっているんですよね!

自然と「家のことなら○○工務店さん」という認識を

お客様のマインドに埋め込むことが大切なのです♪



こうした地域のブランドづくりの確立も、工務店経営に

欠かせないキーワードなのではないでしょうか。



これから起こりうる経済の荒波にも負けないように

自社なりの「いけす戦略」を是非練ってみて

くださいね(^_^)


参考になりましたでしょうか?

それではまた来週お会いしましょう!

(^0^)ノ


○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「女性の社会進出と住宅商品」(後編)



■共働き世帯の増加と主婦向けの戸建住宅



女性の社会進出は、共働き世帯の増加にもつながっています。



女性が結婚後も仕事を続け、世帯の収入を共働きで維持しようとする

傾向は強まり、内閣府の平成24年版男女共同参画白書のデータでは、

岩手・宮城・福島の被災地を除いた数ではあるものの、

専業主婦世帯が773万世帯に対して共働き世帯は

987万世帯となっています。



1997年に専業主婦世帯と共働き世帯数が逆転して以来、

徐々にその差は広がってきました。



女性の賃金についても上昇傾向にあります。



厚生労働省が発表した賃金構造基本統計調査によると、

2012年のフルタイムで働く女性の平均賃金は23万3100円で、

前年比0.5%増と2年連続で過去最高となりました。



これにより世帯の収入も増加し、総務省が発表した2012年の

家計調査では、2人以上の世帯の平均実収入が51万8506円となり、

前年比では1.6%の増加となりました。



働きながら家事もこなすという主婦は今後も増えていくことが

予想され、また共働き世帯は収入にも比較的余裕があるので、

戸建住宅においては働く主婦向けの商品開発が

必須事項となるでしょう。



三井ホームは、30代〜40代の主婦層に人気のファッション誌「very」と

コラボした「ツインファミリートロワ」を、昨年12月に発売しました。



「very」の読者世代の主婦が「家にあったら嬉しいな」という

設備の提案をしています。



家事の動線上にプチ・リュクスというママ専用のスペースを

設けることで、料理や洗濯といった家事の合間に

ちょっとした仕事を片付けられるようにしました。



このプチ・リュクスはリビンクと小窓でつながっており、

いつでも家族の様子を見渡せるようになっています。



大和ハウスが販売する「ハッピーハグ?V」は、主婦向けは

主婦向けでも子育てに重点を置いた商品です。



三井ホームと同じように雑誌とコラボレーションしたものですが、

こちらはベネッセコーポレーションが出版する妊娠・出産・育児の

専門誌「たまひよ」とコラボしました。



ベネッセの女性限定のコミュニティサイト会員2万803人の

リアルな意見を商品に反映し、提案しています。



キッチンに隣接したタタミスペースは、キッチンに立った時に

子供と目線が合うように床から約40cm上げた高さに設定してあるので、

家事をしながらでも子供の様子を見守り、コミュニケーションを

取ることができ、子供も安心して遊ぶことができます。



■女性チームが開発した商品



これまでは女性向けの商品といっても、結局のところ企画するのは

男性というパターンが一般的でした。



しかしいくら男性が女性の好みを想像してみても、

それだけで商品化するのには限界があります。



本当の意味で女性のための商品を開発するとしたら、やはり女性の

アイデアは欠かすことができません。



建材メーカーのYKKAPが12月に発売したのが、電気錠付きの

玄関ドア「ヴェナート」です。



特徴はバニラやシナモンをイメージした明るい色の木目調で、

ツタや花をイメージしたという曲線的な鋳物の装飾を

施したデザインにあります。



この「ヴェナート」を開発したのは、YKKAPの

女性社員だけの開発チームです。



これまでの商品は男性が企画し、かわいさを強調した奇抜な

デザインでしたが、この女性開発チームではかわいいだけでは

女性は振り向かないと、あえてかわいくなり過ぎない

デザインを考案したところがポイントです。



明るい色を取り入れつつ、ベースには茶や白を使って周りの

壁面や屋根との違和感をなくし、鋳物も小さく

控えめにして女性の支持を得ました。



この新デザインで2013年度に5億円の売上を目指すということです。



化粧板などの建材大手、アイカ工業では女性主導の

プロジェクトチームを立ち上げて、商業施設のトイレの

レイアウトやデザインを女性視点で提案しています。



プロジェクトは社歴2〜11年目の4人で発足され、

商品の企画・デザイン・販促を担当し、後に男性

技術者3人が開発サポートとして加わりました。



「洗面カウンターが濡れていて荷物が置けない」や「化粧を直す際に隣の人と

目が合ってしまう」といった女性ならではのトイレへの

不満を洗い出して、解決策を考えました。



そして女性プロジェクトチームのアイデアによって洗面と

化粧のコーナーを分離したり、小さな鏡を複数枚配置する

といった対策が生まれることになります。



これらの工夫を施した商品は、近日中にも

発売されるということです。



このように女性の社会進出が進み、住宅業界では女性を単なるターゲット

として捉えるのではなく、積極的にリアルな声を取り入れたり、

あるいは女性が主導する形での商品開発が

重要になってきています。





(情報提供:住宅産業研究所)

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