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2013年02月04日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 2/4号)

今回のテーマ:改めて『地域』を見直そう(前編)                H25/2/4

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



先週、全国の工務店様が一挙に集まる大きな

勉強会を開催しました(^0^)ノ



120名を超える多くの会員様にお会いして、

私も、たくさんの元気とヤル気をいただきました!



お客様に感動の家づくりを提供するために、

こんなに頑張っている方々が居るのだと思うと

日本は本当に素晴らしい国なんだなぁ!!

(ちょっと大げさですか・・・?)

としみじみ感じてしまいました。

(*^-^*)



そして私もこんな素敵なイベントに携われ、

またまた仕事のやりがいを感じましたよ!



さて、本日は「嫌消費(けんしょうひ)世代」についてです。



■  安くないけど高くない、でもカッコいい・・・とは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



最近のニュース番組でよく観るのですが、

「若者がお金を遣わなくなった」と特集されています。



将来にはあまり期待は持てなさそうなので、

とにかく今の生活を楽しもう!と考える

若者が多くなっているそうですよ。

(⌒o⌒)



一昔と比べて、「幸せ」への価値が変化

してきているようです♪



※因みにここで言う「若者」とは20代の方々のことです。



私(萩原)自身が、若者の仲間に入れるのかどうか

分かりませんが・・・例えば若い方々のファッションから

しても今時の傾向を掴む事が出来ると思います。



お金を貯めて、高価なものを身に付けるよりは、

例えば海外から参入してきている、比較的手に

入りやすい服装を上手くアレンジして着こなして

居るほうが、「カッコいい」「スタイリッシュ」

「オシャレ」になるのですo(^0^)o



特に最近では、デパートを見ていても、

身近で人気のモデルさんなんかが立ち上げた、

比較的安値なプライベートブランドの服装の

ほうが人気の傾向にあると思います。



そしてファミリーレストランやファーストフード店も

同じく、ただ安いものを提供するのではないようです。

OLさんなどをターゲットとして、普通のメニューよりも

ちょっとアップグレードしたオシャレな

カフェメニューが増えてきました。



無料インターネット完備や、内装もスタイリッシュでな

カフェっぽく、大人が滞在しやすい環境へと

変化してきています('-'*)オハヨ♪



「安値よりもちょっとだけグレードアップ」が

ここでいうキーワードなのかもしれません。



それでは具体的に2013年、これから住宅

取得時期に参入してくる方々の特徴とは

何なのかをご紹介していきますね。



■  「嫌消費(けんしょうひ)世代」とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、上記でお話したような「収入はあっても心に響かない

限り消費しない傾向」にある方々のことを、「嫌消費世代」

というカテゴリーで分けるそうです。



この「嫌消費世代」とは主に80年代生まれであり、現在20代

後半の方々を示します。俗に言う、バブル後世代に該当

します。



「嫌消費世代」が青春時に対面してきた主なニュースは、

「阪神・淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「いじめ問題」など

がありました。



現在も毎日のニュースで大きく取り上げられていますが、

このいじめ問題は現代を生きる「嫌消費世代」の社会に

置ける立ち位置に関しても、大きく

影響を及ぼしているそうです。



例えば・・・



・ 目立つことを好まず、空気を読んで、できるだけ自分に

 関係のないことには深く関わりたくない。


・仲間からバカにされることを恐れ、無理をしても他人から

 「スマート」な人と思われたい。



などなど、こういった将来に関する不安が広がり、

同時に消費することへの「意欲」も抑制されるそうです。

なるほど・・・( ゜_゜;)



それでも、彼らは「心に響いたもの」に関しては

お金を遣うことを恐れません。



これから彼らが家づくり世代に参入してくるとなると、

「家を建てること」が素晴らしいことであると、共感

と理解を与えることをポイントに置く必要がある

かと思います。



そしてやはりお金を遣うことを恐れる理由は

「資金計画」に不安があるからですよね。



経済の流れを伝え、そしてお金のことをしっかりと

伝える事もここでいう彼らの不安を解消するための

ポイントと言えます(^―^)



今後のお客様の動きや流れを理解するには、

やはり世代別の理解や分析も必要かと思います。



今日はそんなことを思いましたので、

「嫌消費世代」についてのお話でした♪



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週(^―^)!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「改めて『地域』を見直そう」(前編)



住宅業界は地場産業の側面が強い産業です。



他の業界のように一部の大手メーカーだけの寡占市場ではなく、

地場の中小企業が生き残れる土壌があります。



2011年度の持家着工に占める大手メーカーの占有率は31.1%。



年間20棟以上を手掛けるビルダー比率が

28.5%、年間20棟未満の中小工務店が

40.4%のシェアを握っています。



スマートハウスの開発や海外進出、介護事業への参入など、

住宅業界のトレンドを牽引しているのは大手

ハウスメーカーですが、全国で通用するのは

大手の商品や売り方だけではありません。



全国各地で地域に根付くビルダー・工務店も、

地域に合わせた商品・提案で、充分に戦えます。



「大手から地方へ」ではなく、逆に「地方から全国へ」

発信できる家づくりもあるはずです。



■地域格差縮小で強まる「地元志向」



地方の人口は減少し、空洞化は進んでいますが、都道府県間の

人口移動数は平成22年まで15年連続で減少、

3大都市圏・首都圏の転入超過数も

4年連続で減少を続けています。



地元志向が強い若者は意外に多いようです。



インターネットの普及や、交通インフラの発達による

移動時間の短縮によって、情報の伝達における地方と

中央の格差はほとんど無くなってきています。



中央に出ずに地元に留まっていても、インターネットで

情報は手に入るし、ネット通販で

同じものを購入できます。



逆に地方の中小企業がネットを通じて、地元の特色を活かした

自社商品を全国に販売したり、地方に留まって

新ビジネスを立ち上げるような動きも出始めています。



若者カルチャーのトレンドに目を向ければ、地方のゆる

キャラやご当地アイドル、B級グルメや地方局制作の

深夜番組が全国でヒットするという現象も起こっています。



■地方から全国へ発信する家づくり



住宅業界でも、地方で独自に育まれるブランドは作れますし、

それが全国を牽引することもあるのではないでしょうか。



一つは価格競争力です。



この10年で瞬く間に全国に拠点網を広げて最強の

ビルダーとなったタマホームを始め、新潟県のイシカワ、

石川県の秀光ビルドなど、現在全国へ急拡大を進めている

ローコストビルダーの多くは、地方で生まれた住宅会社です。



地元エリアの所得に合わせた価格で売るためのコストダウンや

売り方は、他の地域でも通用するということです。



ローコスト規格住宅で全国に販売店を増やしているマキハウスの

「CASA CUBE」や、クリエイト礼文の「UNITE」も、

それぞれ福岡、山形から生まれた商品です。



価格競争力と並ぶもう一つの武器が、地域色を活かした提案です。



寒冷地のビルダーの中には、大手メーカーを凌ぐ

高気密・高断熱の性能を持った商品を

売っている会社も少なくありません。



他にも、水資源を活かしたパッシブ住宅、三世代同居の多い

エリアでの新しい家族の住まい方など、地方発信の

家づくりが脚光を浴び、全国へ広まることも考えられます。



昨年からは「地域型住宅ブランド化事業」が始まり、

地方の家づくりが全国で評価され、参考にされる

きっかけとなっています。



今後、住宅業界のテーマの一つとなる「自然エネルギーを

活かしたパッシブな家づくり」は、都心よりも自然が

身近にある地方の事例が参考になるはずです。



長野県飯田市では、今春から再生可能エネルギーを


地域の資産だと定める条例が施行されます。



昨年7月に始まった固定価格買取制度によって、メガソーラー

事業に参入する企業は増えていますが、飯田市では地元以外

からの参入に障壁を設け、地元で生んだ利益を

地元に還元できるような体制を築いています。



2004年には市民出資の「おひさまファンド」を設立し、市内に

設置するメガソーラーの売電収入から、市民出資者に

分配金を支払っています。



現在は小水力発電を地域主導で設立する

プロジェクトを立ち上げています。



この飯田市の事例は行政が主導するケースですが、地域の

工務店の連携によってできる省エネ提案も

あるのではないでしょうか。



また、今後住宅業界が直面する、新築戸建需要の縮小や

少子高齢化といった問題がすでに深刻となりつつあるのが、

地方の中でもよりローカルなエリアです。



将来的には、新築戸建のみではなく地域のあらゆる

ニーズに対応できる体制が、生き残りの

一つの形となります。



地域のビルダー・工務店が事業を多角展開する上で、

参考にできるような事例は、地方に多く見られます。



次回は、その中のいくつかを紹介いたします。





(情報提供:住宅産業研究所)

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