今回のテーマ:サービス付き高齢者向け住宅の現在地(後編) H25/2/25
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
最近、同世代の友人とよく食事に行きます♪
そこで話に出るのが、「夏までには○○するぞ!」
というなんとも目標高い話です。
まだ冬も終わっていないのに、私の周りには
既に夏までに行う目標を決めている人たちが
多いんですよ♪
目標を常に持つっていうのは、大切ですよね♪
新しい季節が待ち遠しいです。
さて、本日は「セルフ・ブランディング」
についてです(^0^)ノ
■ 「自己紹介」がキーワード!「セルフ・ブランディング」
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皆さんは、「セルフ・ブランディング」という
言葉を聞いた事がありますか?
テレビでもよく放送していますが、頑張っている社長に
スポットを当てて、プライベートから仕事風景までを
追跡するドキュメント番組が多いですよね♪
他業種では、こんな面白い「アイディア」を持った人たちが
働いてるのか〜!なんて社長の顔が見えると、その企業に
対する関心度合いがグッと上がります。
また、とあるオーガニック系食品のお店では、棚に並べ
られている食品全てに、栽培した農場の方の
写真とコメントが入っていました。
「愛情を込めて、ひとつひとつ大切に育てました!」
なんて書いてあると、安心して手に取ることが
できます(*^-^*)
更には、とあるビルのお手洗いで・・・
「私が担当の○○です、綺麗に掃除しました。」
と写真とメッセージ付で清掃員の顔が見えるでは
ありませんか( ゜_゜;)
○○さんが掃除してくれてるならば、
キチンと綺麗に使わなければ・・・
なんて思ってしまったり。
相手の顔が見えると不思議と「安心」しますし、
「いい会社だなぁ・・・」なんて思って
しまう時もあります♪
●この様に、販売者自ら消費者に自己アピールを
行う活動のことを「セルフ・ブランディング」と言います。
「セルフ・ブランディング」の意味としては、
自分自身の顔や性格を顧客にアピールし、会社の認知度や
イメージアップに努めることです。
要は、企業の社長や社員が自己紹介を通して自分を
知ってもらい、会社を知ってもらう活動のことです♪
近年では、企業の社長や社員がブログ等、ソーシャルネット
ワークを通して会社のイメージアップに努める活動が
当たり前になってきましたよね。
どんな人が働いているのか、モノを売っているのか、相手の
顔や性格が見えなければ顧客に安心を与えることが
出来なくなってきたということです。
■ 「会ったことが無くても、会ったことになる」戦略です。
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先日、とある工務店さんと会話をしていると・・・
社長自らホームページやメディアに顔出しをするのには、
実は深い意味があるというお話になりました。
それは、
「会ったことが無くても、会ったことになる」
という戦略です(^0^)ノ
この社長様は動画を通してお客様に会社の家づくりに
対する想いを語っていらっしゃいます。
あえて動画にこだわる理由は・・・
語り手の動きや、話し方、声のトーンや
話すスピードまでを視聴者に見せることに
より、社長がどんな人であるかを分かって
もらうだけでなく、不思議と「1回会った」
ことになるからとのこと。
我々日本人としては、社長自らが前に出て自分の
事をブツブツと語るなんて、なんだか厚かましい
のではないかと思いがちです。
しかし、今のお客様が求めているのは、売り手の
顔が見える買い物なのかもしれません。
ただ、「セルフ・ブランディング」をする際に
気をつけなければいけないこともあります。
要は、個人の生活や考え方を前面に出していくわけですから、
軽率な発言をすることにより、会社のイメージダウンに
繋がり兼ねません。
ですので、お客様が求めていない情報の発信は、
控えた方が良さそうです( ゜_゜;)
必ずしも動画にこだわる必要はありません。
ブログやホームページを通して、しっかりと
家づくりへの想いや、お客様への想いを
伝えられたら良いのでは?(^0^)
お客様に「共感」を与え、そして信頼を
得る事ができたら、素敵ですよね♪
気になった方は、
「セルフ・ブランディング」で調べて
みてくださいね♪
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週(^―^)!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「サービス付き高齢者向け住宅の現在地」(後編)
今回は、今後注目すべき「サービス付き高齢者向け住宅」について、
参入企業の現状や、運営事例についてご紹介します。
●先行するメーカーは「客付けとマッチング」に課題
サ高住分野では分譲マンション級の大規模な物件を手掛けて
先行するハウスメーカーですが、必ずしも全てが
成功しているというわけではありません。
下記は積水ハウスが施工、介護サービス大手のメッセージが
運営するサ高住「Cアミーユ」の、首都圏+大阪における
建築時期別の入居状況です。(2013年1月時点)
2009年以前 509/533戸〜稼働率95.5%
2010年 250/270戸〜稼働率92.6%
2011年 207/258戸〜稼働率80.2%
2012年上半期 178/243戸〜稼働率73.3%
2012年下半期 291/843戸〜稼働率34.5%
このように2009年以前に建てられた物件の稼働率95.5%から
年々減少して、2012年は上半期で73.3%、下半期は34.5%と
築浅の物件ほど稼働率が悪くなっています。
これは積水ハウスに限った話ではなく、ほとんどの
サ高住物件に共通することです。
一般的な賃貸物件では、借上げしている物件であっても
建築主に対して家賃を払わず入居者の客付けを行う
フリーレント期間を2ヶ月程度設けます。
しかし、サ高住のフリーレント期間は半年程度まで
設けることが多いと言います。
サ高住の借上げ金額は家賃の85〜90%程度に設定される
ことが多いため、つまり半年では80%の稼働も
おぼつかないというのが現状になっています。
募集後即満室を迎えたというサ高住の話が出ると、大きな
総合病院が至近にある、といったケースがほとんどです。
つまり通常の賃貸物件と比較すると、大型のサ高住は
より大きなリスクを抱えるということになります。
また、運営事業者と土地所有者のマッチング(引き合わせ)の
難しさも問題視されています。
例えば前述の即満室物件のように、立地次第ではサ高住でも
高い稼働率を望める場合があります。
運営事業者が土地を持っていなければ、そういった立地の
良い土地を探す傾向は極めて高いと言えます。
仮に運営事業者がそのような立地を希望したとしても、
土地所有者とのパイプがなければ取得できません。
逆に土地所有者から活用の提案が出ても、適切な運営事業者を
紹介できないケースもあると言います。
大手でもこのマッチングには苦戦していると言います。
一方で、地元不動産業者や医療機関とのパイプを持つ
地元ビルダーや工務店にとっては、
参入の余地は充分にあります。
●人気のサ高住物件特集
では、実際にサ高住を建築するとしたら、
どのような物件が適しているのでしょうか。
その一例として、パナホームが香川県丸亀市で手掛けた
「ケアビレッジスマイル」をご紹介します。
同物件では様々なコストダウンの手法を用いています。
具体的には
1)電灯は蛍光灯タイプ50本、ダウンライト80個を全てLEDで導入
2)1)により消費電力削減に加え、電力契約も同規模施設より50kW低い
3)天井にフラットなLED照明採用
散水障害の心配がなく、各部屋のスプリンクラーヘッドを削減
以上のような設計、仕様を導入しています。
これらのコストダウンにより、浮いた費用を
入居者へのサービス向上に活用しています。
例えば「エコキュートを導入して毎回お湯を交換する
気持ち良い入浴を提供する」といったサービスがあります。
利用者目線のサービスを追求することで高い支持を得ており、
部屋はほぼフル稼働状態となっています。
大型の物件では、積水ハウスのグランドマスト町田が
こちらもほぼ満室稼働と好調です。
32.65平米の広々とした居室や充実した設備を備えていますが、
それだけでは稼働は中々上がらないのがサ高住です。
ポイントは建物内1階に設置された
リハビリ専門のデイサービス施設。
身体が年々衰えていく高齢者にとって、健康な状態を
保つためのリハビリ施設は非常に人気が高いと言います。
物件内に医療・介護施設を設置できるのはやはり大型物件が
中心ですが、小さい物件でもデイサービスやケアセンター、
医療施設などを併設するケースは多々あります。
そうした物件はやはり稼働率が良いようで、高齢者の健康と
安心に配慮した物件は総じて人気が高いと言えます。
課題も多く参入へのハードルは決して低いとは言えませんが、
高齢者向け住宅は今後の拡大市場となることは間違いありません。
補助金や税制優遇など国の後押しも多く、
新規で取り組む価値のある事業だと言えます。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:サービス付き高齢者向け住宅の現在地(前編) H25/2/18
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
2月も残すところあと10日となりましたね!
今月の目標は達成できそうですか?(*^-^*)
私は先週の3連休を利用して、人生で2回目の
「スノーボード」に挑戦してきました!
長野県のX-JAM富士というスキー場に行ってきました!
若い学生さん達が、連休を利用してたくさん来ていましたよ♪
いや〜男女問わず、滑れる人ってカッコいいですよね!
私なんて2日間みっちりと練習を重ねて、やっと・・・
・前後で滑れるようになった
・ボードをつけたままリフトから降りれる様になった
・ターンが少しできるようになった
と・・・
まだまだ初心者から抜け出す
ことができませんでしたが・・・
来年は更にレベルアップに努めたいと思います♪
(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン
●長野と言えば先日久し振りに長野の大好きな
工務店の奥様からお電話をいただきました。
「新築祝いのプレゼント」でお客様に何を差し上げたら
喜んでもらえるかな、というカワイイお問い合わせでした。
お客様の奥様が私と同じくらいの年齢だそうで、
「ハギちゃんだったら何もらったら嬉しい〜?」
というなんとも嬉しいお問い合わせでした(*^-^*)
こういうお電話をいただくと、私も嬉しいです♪
そこで、その場も色々とお話したのですが
更に「新築祝い」について調べてみました☆
本日は「新築祝いプレゼント」について、
皆さんにもシェアしたいと思います(o^^o)
■ 新築祝いのマナー豆知識♪
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お客様へのプレゼント、出会いから引渡しの間に
お渡しする機会が多くなりますよね。
お引渡しの際には、心のこもったプレゼントが
渡せるといいですよね!
では、まずは「新築祝いのマナー」からです。
プレゼントを贈る際に、気をつけな
ければいけないことを紹介しますね
(^0^)ノ
・目上の方へのプレゼントマナー
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皆さんよりも、目上の方に対して新築祝いを送る場合は、
現金や商品券、カタログギフトを贈るのは避けたほうが
良いそうですよ( ゜_゜;)
便利なプレゼントではありますが、目上の方に対しては
失礼に当たるそうです。
・贈ってはいけないもの
--------------------------------
新築お祝いのときに、贈ってはいけないものがあります。
それは、ストーブやライター・コンロなど「火」に関する
ものだそうです。これらは要するに「火」を連想させる
物なので、縁起が悪いグッツです。
最近流行りのアロマキャンドルなども、避けましょう。
あとは、火を連想させる赤い物や花も避けたほうが
良いそうです。(特に昔気質の方は気にする人も
いらっしゃるようですよ。)
■ おすすめの新築祝いプレゼントとは・・・?
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では早速もらって嬉しいプレゼントを
ご紹介していきますね(o^^o)
● お花
これは定番ですが、花束はどんなお祝い事にも
もらって嬉しいプレゼントです。上記にも
ありました様に、「赤」は除いた季節のお花
なんていかがでしょうか?
●お菓子
これも定番です♪お客様のお家の雰囲気に合うような
お菓子を選んでみては?(o^^o)先日、ニューヨーク時代に
お世話になった、先輩ご夫婦のお家に御呼ばれされた際に、
5thアベニューというニューヨーク産の「生チョコ」を
手土産に持って行ったら喜ばれました(^―^)!
お菓子にも、相手の思い出を連想させるような、心が
こもったものだと貰って嬉しいのではないでしょうか?
● ワインボトルやジュース
地域によって、特産品があると思います。
特にラベルにお名前や引渡しの日付などを
入れたワインやジュースは喜ばれるかもしれません。
ご夫婦がお酒好きの方にはアルコール、お子様や
ご家族にはノンアルコールがいいのでは♪
● 観葉植物
新築祝いの贈り物として、人気なのが観葉植物。
育て易いですし、心が安らぎますよね〜♪
その中でも下記の観葉植物が人気だそうですよ。
・サンスベリア
マイナスイオン放出量の多さが人気だそうです。
管理がとっても簡単で、空気も綺麗にしてくれる
植物だそうですよ。
・オーガスタ
大きな葉っぱが特徴で、見た目もスタイリッシュ
なのが人気の観葉植物だそうです。
・幸福の木
縁起の良い名前から、新築祝いのプレゼントとして
とっても人気の観葉植物だそうです!
● カタログギフト
お客様が好きなものを選べるので、こちらも気を
遣わず手軽に贈れますよね♪先日私(萩原)自身が
もらって嬉しかったのは、Afternoon Teaの
カタログギフトでした(^0^)!
オシャレでカワイイ雑貨が揃っていますよ!
お客様のお家に合わせて、色々なカタログギフトが
ありますので、是非見てみてくださいね☆
●キッチン用具
実用的で、便利なキッチン用品や日常の消耗品を
贈るのも無難ですよね♪
例えば、鍋類や野菜水切りボウルとか、シンプルな
食器とかも良いかもしれません。
色々調べていると、「もらって嬉しいもの」の中では
現金が一番でした。でもやはりお客様にお渡しする
立場としては、現金はちょっと失礼ですよね。
心のこもったプレゼントであれば、誰でも嬉しい
と思います。
なので、ご家族の暮らしやお家にあわせて、
手の込んだプレゼントを考えてみては?
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週(^―^)!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「サービス付き高齢者向け住宅の現在地」(前編)
今、日本ではかつてない勢いで高齢者が増加しています。
総務省の発表によれば、65歳以上の高齢者は
2012年9月時点で3,074万人、総人口に
占める割合は24.1%に達しました。
直近5年間の推移を見ると、
年 高齢者人口(前年比) 人口比率(前年比)
2008年 2,818万人(+75万人) 22.1%(+0.6ポイント)
2009年 2,898万人(+80万人) 22.7%(+0.6ポイント)
2010年 2,956万人(+58万人) 23.1%(+0.4ポイント)
2011年 2,972万人(+16万人) 23.3%(+0.2ポイント)
2012年 3,074万人(+102万人) 24.1%(+0.8ポイント)
以上のように65歳以上の人口は年々増加を
続けていることが分かります。
国立人口問題研究所の将来人口予測によれば、65歳以上の
高齢者人口は2020年には3,612万人、2030年には
3,685万人に達するとされています。
2060年までの予測では総人口に占める65歳以上の割合は
上昇し続け、約40%に達するとの調査結果が出ています。
高齢化社会の最も大きな理由は、結婚して子どもを持つ
夫婦が少なくなっていることです。
子どもがいる家庭でも2人以上というケースは減っており、
大人の高齢化に対して子どもが圧倒的に少ない、
少子高齢社会化が進行しつつあります。
出生率は国内の経済状況やその見通しとリンクしています。
昨年12月の自民党への政権交代以降、為替相場は円安、
日経平均株価は上昇と景気は復調傾向です。
しかし出生率が改善するかどうかはまだ先の話です。
つまり、現状人口の高齢化は必然であり、住宅の形もより
高齢者に適したものになっていく必要があるということです。
●登録は9万戸台へ、加速するサ高住ビジネス
高齢者向けの住宅として注目されているのが、2011年10月に
スタートした「サービス付き高齢者向け住宅」です。
縮めて「サ高住」「サ付住」と呼ばれる、高齢者住まい法の
改正で誕生した新たな枠組みの住宅登録制度です。
基本的な考えとしては、高齢者にふさわしいハードと安心できる
見守りサービスを備え、高齢者が安心して居住できる
住まいだとしています。
サ高住の認定条件は、
1)床や廊下などのバリアフリー構造
2)1戸25平米以上の面積
(共有部分に十分な設備があれば18平米から登録可能)
3)住戸への台所、便所、収納、洗面、浴室の設置
(共用部分への設置で一部免除有)
4)安否確認や生活相談など常駐のケア専門家による見守りサービス
大枠としては以上4点の項目を満たす住宅となっています。
入居者は60歳以上の健常者を想定、契約は
賃貸借方式が基本となります。
高齢者住宅研究所によれば、2012年12月時点での
サ高住登録件数は2,777件、戸数は
89,219万戸となりました。
登録は月間約5千戸のペースで増加しており、運営事業者は
医療機関や介護サービス事業者がメインで、ワタミや
オリックスなど民間企業も参入しています。
高齢化が進む国内にあってシルバー事業に活路を
見出す企業も多く、建設費や改修費などの
補助金や税金の軽減措置など、各種支援策が
新規参入の後押しをしています。
ハウスメーカーでは積水ハウスや大和ハウス、
パナホームなどがサ高住を手掛けていますが、
運営事業者として介護サービスを提供している
物件はごく僅かです。
大手であっても設計・施工だけを手掛けるケースが多くなっています。
サ高住認定物件の傾向としては、居室が1戸18〜20平米
未満が最も多く44,526万戸と全体の半数を占めました。
次いで25〜30平米未満が18%、20〜22平米が
14%を占めています。
原則となる25平米に満たない物件が7割強と、
敷地に対して住戸の数が多く取れる
物件が圧倒的に多くなっています。
また昨年8月末時点では1件あたりの住戸数や
階層別の割合も発表されています。
それによれば、1件あたりの住宅戸数は10戸未満が7%、
10戸〜20戸未満が25%、20戸〜30戸未満が22%と
30戸未満で5割強を占めています。
また、階層別では平屋建が11%、2階建てが36%、
3階建が24%と3階建以下で7割強を占めています。
つまり、物件としては小規模なものが多く、介護サービスの
運営ノウハウがなくても参入しやすい分野だと言えます。
また、近年の国策は医療費を削減するために、在院日数を
短縮できる在宅医療を重視する傾向が強くなっています。
よって将来的には、高齢者をサポートする戸建住宅の優遇制度が
導入される可能性は高いと思われます。
サービス付のシニア向け住宅のモデルケースとしても、
サ高住は今後注目すべき分野となっています。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:改めて『地域』を見直そう(後編) H25/2/11
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
先日とあるニュースを観ていると、
「女性のアイディアが輝く時代」という
特集が組まれているのを拝見しました。
その内容は、とある「米粉」の製造業社の話。
・女性は、甘くて辛くて、モチモチしたものが
好き・・・(*^-^*)
・ 牛乳よりも、豆乳がすき・・・
・熱いモノと冷たいモノのコラボレーションが好き!
(温かいアップルパイにバニラアイス・・・とか)
そんな女子心くすぐるような可愛いお餅製品を
女性のパートさん達が開発し、今では地元の
スーパーで売り切れになる程大繁盛している
そうですよ!!
そんな、地域で輝いている女性達にスポットを
あてたサクセスストーリーでした(^―^)
アイディアを出した女性のパートさん達は、
お餅に綺麗な絵付けをしながら、心を込めて
ひとつひとつ、楽しそうに商品を作っていました。
自分達のアイディアが認められて、成功するって
とっても嬉しい事ですよね♪
このように、近年では「女性目線の知恵」というものが、
かつて男性が比較的優位であった製造業に置いても
必要とされる時代になってきているそうです。
とある新聞記事で読んだのですが、日本の産業が
近年では製造業からサービス業化している
とのこと。
要するに、どんな業界であっても、常にホスピタリティー
精神を持つ事が、必要不可欠となっているのです。
そして、いわゆるコミュニケーション上手で、お客様を含めた
社内や周りの環境の人の笑顔や、幸せのために働くことが
できる女性の活躍が、目立ってきたようですよ♪
(^0^)
世の中がサービス業化するほど、女性が活躍できる
環境となるようです!(*^-^*)
我々住宅業界でもその風潮があると思いませんか?
■ 女性が輝ける場所づくりを心がけてみては?
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● お客様の傾向は・・・?
働く女性が多くなってきています。
私の俗に言う「アラサー」の女友達や知り合いも、
バリバリ輝いて働いています(^―^)!
資格を取るためのスキルアップや結婚前の
お料理教室や英会話・・・私達(女性)には
限界がないんじゃないかと思うくらい
頑張り続ける種族だと思っています(笑)
「男性不況」という現象がある通り、
2004年には初めて大学卒業者の内定率が
女性が男性を上回ったそうです。
女性の職場が増加した理由としては、医療や福祉の現場で
特に女性の手が必要となってきたからとのこと。
高齢化社会が問題視される中、今後ともこの業界においては
女性・男性問わず人材が必要とされるようです。
さて、皆さんのお客様でも「共働き」の
ご夫婦、増えていますか?(^―^)
今はお子様が居て休業されていても、
子供がある程度大きくなったら、職場に復帰したいと
思う女性が多いと思います。
その為、女性の負担を軽減しながらも、家族が幸せに暮らせる
ような家事動線のアイディアもたくさん出ていますか?
奥様の想いをカタチにできたら素敵ですよね。
●工務店さんの傾向は・・・?
地域の工務店経営においても、ここ数年多くの女性営業の
方々とお話をさせていただいています。
工務店さんで働く女性って、すごいパワフルです!
やはり女性だからこそ、奥様と意志疎通を図れたり
キッチンや洗面など普段長時間滞在する場所に
ついても細かにお客様にご案内してらっしゃいます。
(*^-^*)
工務店さんで、多くの女性が活躍してて、
同姓としてとっても嬉しいです(^―^)
かつては、住宅営業は体力が欠かせないので、
女性には無理だと言われてきたそうです。
しかし、奥様目線での家づくりの需要が高く
なってきている現在の時代の流れと共に、
女性の営業が必要とされているのかも
しれませんよね(^0^)ノ
男性と女性のバランスを保ちつつ、経営をするのも
これからの時代を勝ち抜いていくのに
必要な戦略なのかもしれません。
本日は、女性目線からお話を
させていただきました♪
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週(^―^)!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「改めて『地域』を見直そう」(後編)
■地域密着で「ゆりかごから墓場まで」の事業展開
今回は、地域のビルダー・工務店が事業を
多角展開している事例を紹介します。
住宅市場の縮小が最も進んでいる県の一つ、
青森県のタクミホームは、年間80棟弱を手掛ける
地域密着型ビルダーです。
若者の流出が多い青森は、代々住み継ぐよりも
一定期間住んだ後に住宅を手放す人も多くいます。
施主のこだわりが強く出る注文住宅よりも、8割の人が
気に入り、設備を交換するだけで流通させやすい建売の
ほうが市場に合っているという判断で、タクミホームでは
分譲住宅を事業の中心に据えています。
その他に、賃貸住宅、保育園、高齢者施設など、
“ゆりかごから墓場まで”の事業を展開しています。
大きな分譲地を取得した際には、一角にアパートを建て、
自社で入居者管理をして顧客属性を掴み、近くで新しく
分譲したときに効率の良い住み替えを提案します。
新居への入居時は、自社のトラックを利用し、
営業マンによる無料引っ越しサービスも行っています。
住宅以外の建築事業では、平成19年にはマンション事業、
ホテル事業を立ち上げ、ホテルは自社で運営しています。
所得の低い青森では共働き夫婦が多いため、平成22年には
保育園を開設し、家政婦派遣事業も行っています。
仙台ではグループホームを開設。
施設に移る居住者の住居の中古買取再販も行うなど、
事業領域は多岐に渡ります。
少し変わったところでは、公衆浴場を買収し、温泉施設と
マッサージ店を自社で運営しています。
タクミホームの24年度の売上見込は25億円。
住宅事業が約20億円、その他事業で
5億円弱を計画しています。
あくまで住宅が中心ですが、市場の変化、顧客の需要に
合わせて臨機応変に対応してきた結果、
事業の幅が広がった事例です。
タクミホームと同じ北東北、秋田のクリエイトホームズでは、
NPO法人を立ち上げ、障がい者の支援を行っています。
生活支援としてはグループホームの運営、就労支援では
農作業の斡旋を行っています。
非営利の事業ですが、同社では施設の建設を請け負い、
これまでに10棟のグループホームを建設するなど、
地域貢献から自社の利益も生み出しています。
■地域のコミュニティ形成と口コミの促進
地域住民が集まるコミュニティづくりも、その地域の
住宅会社だからこそできる地域密着です。
群馬の高藤建設は、太田市郊外の約1000坪の敷地に、
カフェ、雑貨店、キッチンスタジオ、陶板浴施設を
併設した「ミモザの森」を開設しています。
「ミモザの森」の店舗は、自社直営店舗だけでなく、
地元の飲食店や雑貨店をテナントで誘致しています。
店舗の一部はイベントスペースとして開放し、地元作家の
展示会や個展、カルチャー教室等のイベントを
ほぼ毎日行っています。
また、地元住民が出店できる参加型のマーケットイベントを
年2回開催し、2日間で1000組以上を集める大人気イベント
として地元に認知されています。
自社で仕掛ける広告宣伝だけでなく、イベントに参加する
地元住民の口コミによって大量集客しているということです。
こうした店舗やイベントによる集客は、すぐに住宅の受注に
つながるわけではありませんが、何度も店舗に通って
もらいながらファンとして育てることが第一の目的です。
口コミで情報を拡散してもらい地元とのつながりを深める戦略は、
地域に根付く住宅会社だからこそできる、大手への対抗策と言えます。
口コミの進化系として、 最近ではTwitter、facebookなどの
SNSの普及が進み、アカウントを取得して情報発信を
している住宅会社も少なくありません。
こうした口コミ型のソーシャルメディアこそ、全国へ向けた
情報発信よりも地域を対象とした情報発信に向いています。
地域住民に開かれた自社運営店舗とソーシャルメディアを
連携させた地域コミュニティづくりは、仲間意識を生みやすく、
自社周辺エリアへの広告宣伝効果は高いと見られます。
市場縮小期には、拡大路線ではなく地域シェアを
高める戦略を取るべきです。
改めて「地域」に舵を切るのも有効な戦略ではないでしょうか。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:改めて『地域』を見直そう(前編) H25/2/4
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
先週、全国の工務店様が一挙に集まる大きな
勉強会を開催しました(^0^)ノ
120名を超える多くの会員様にお会いして、
私も、たくさんの元気とヤル気をいただきました!
お客様に感動の家づくりを提供するために、
こんなに頑張っている方々が居るのだと思うと
日本は本当に素晴らしい国なんだなぁ!!
(ちょっと大げさですか・・・?)
としみじみ感じてしまいました。
(*^-^*)
そして私もこんな素敵なイベントに携われ、
またまた仕事のやりがいを感じましたよ!
さて、本日は「嫌消費(けんしょうひ)世代」についてです。
■ 安くないけど高くない、でもカッコいい・・・とは?
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最近のニュース番組でよく観るのですが、
「若者がお金を遣わなくなった」と特集されています。
将来にはあまり期待は持てなさそうなので、
とにかく今の生活を楽しもう!と考える
若者が多くなっているそうですよ。
(⌒o⌒)
一昔と比べて、「幸せ」への価値が変化
してきているようです♪
※因みにここで言う「若者」とは20代の方々のことです。
私(萩原)自身が、若者の仲間に入れるのかどうか
分かりませんが・・・例えば若い方々のファッションから
しても今時の傾向を掴む事が出来ると思います。
お金を貯めて、高価なものを身に付けるよりは、
例えば海外から参入してきている、比較的手に
入りやすい服装を上手くアレンジして着こなして
居るほうが、「カッコいい」「スタイリッシュ」
「オシャレ」になるのですo(^0^)o
特に最近では、デパートを見ていても、
身近で人気のモデルさんなんかが立ち上げた、
比較的安値なプライベートブランドの服装の
ほうが人気の傾向にあると思います。
そしてファミリーレストランやファーストフード店も
同じく、ただ安いものを提供するのではないようです。
OLさんなどをターゲットとして、普通のメニューよりも
ちょっとアップグレードしたオシャレな
カフェメニューが増えてきました。
無料インターネット完備や、内装もスタイリッシュでな
カフェっぽく、大人が滞在しやすい環境へと
変化してきています('-'*)オハヨ♪
「安値よりもちょっとだけグレードアップ」が
ここでいうキーワードなのかもしれません。
それでは具体的に2013年、これから住宅
取得時期に参入してくる方々の特徴とは
何なのかをご紹介していきますね。
■ 「嫌消費(けんしょうひ)世代」とは・・・?
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さて、上記でお話したような「収入はあっても心に響かない
限り消費しない傾向」にある方々のことを、「嫌消費世代」
というカテゴリーで分けるそうです。
この「嫌消費世代」とは主に80年代生まれであり、現在20代
後半の方々を示します。俗に言う、バブル後世代に該当
します。
「嫌消費世代」が青春時に対面してきた主なニュースは、
「阪神・淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「いじめ問題」など
がありました。
現在も毎日のニュースで大きく取り上げられていますが、
このいじめ問題は現代を生きる「嫌消費世代」の社会に
置ける立ち位置に関しても、大きく
影響を及ぼしているそうです。
例えば・・・
・ 目立つことを好まず、空気を読んで、できるだけ自分に
関係のないことには深く関わりたくない。
・仲間からバカにされることを恐れ、無理をしても他人から
「スマート」な人と思われたい。
などなど、こういった将来に関する不安が広がり、
同時に消費することへの「意欲」も抑制されるそうです。
なるほど・・・( ゜_゜;)
それでも、彼らは「心に響いたもの」に関しては
お金を遣うことを恐れません。
これから彼らが家づくり世代に参入してくるとなると、
「家を建てること」が素晴らしいことであると、共感
と理解を与えることをポイントに置く必要がある
かと思います。
そしてやはりお金を遣うことを恐れる理由は
「資金計画」に不安があるからですよね。
経済の流れを伝え、そしてお金のことをしっかりと
伝える事もここでいう彼らの不安を解消するための
ポイントと言えます(^―^)
今後のお客様の動きや流れを理解するには、
やはり世代別の理解や分析も必要かと思います。
今日はそんなことを思いましたので、
「嫌消費世代」についてのお話でした♪
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週(^―^)!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「改めて『地域』を見直そう」(前編)
住宅業界は地場産業の側面が強い産業です。
他の業界のように一部の大手メーカーだけの寡占市場ではなく、
地場の中小企業が生き残れる土壌があります。
2011年度の持家着工に占める大手メーカーの占有率は31.1%。
年間20棟以上を手掛けるビルダー比率が
28.5%、年間20棟未満の中小工務店が
40.4%のシェアを握っています。
スマートハウスの開発や海外進出、介護事業への参入など、
住宅業界のトレンドを牽引しているのは大手
ハウスメーカーですが、全国で通用するのは
大手の商品や売り方だけではありません。
全国各地で地域に根付くビルダー・工務店も、
地域に合わせた商品・提案で、充分に戦えます。
「大手から地方へ」ではなく、逆に「地方から全国へ」
発信できる家づくりもあるはずです。
■地域格差縮小で強まる「地元志向」
地方の人口は減少し、空洞化は進んでいますが、都道府県間の
人口移動数は平成22年まで15年連続で減少、
3大都市圏・首都圏の転入超過数も
4年連続で減少を続けています。
地元志向が強い若者は意外に多いようです。
インターネットの普及や、交通インフラの発達による
移動時間の短縮によって、情報の伝達における地方と
中央の格差はほとんど無くなってきています。
中央に出ずに地元に留まっていても、インターネットで
情報は手に入るし、ネット通販で
同じものを購入できます。
逆に地方の中小企業がネットを通じて、地元の特色を活かした
自社商品を全国に販売したり、地方に留まって
新ビジネスを立ち上げるような動きも出始めています。
若者カルチャーのトレンドに目を向ければ、地方のゆる
キャラやご当地アイドル、B級グルメや地方局制作の
深夜番組が全国でヒットするという現象も起こっています。
■地方から全国へ発信する家づくり
住宅業界でも、地方で独自に育まれるブランドは作れますし、
それが全国を牽引することもあるのではないでしょうか。
一つは価格競争力です。
この10年で瞬く間に全国に拠点網を広げて最強の
ビルダーとなったタマホームを始め、新潟県のイシカワ、
石川県の秀光ビルドなど、現在全国へ急拡大を進めている
ローコストビルダーの多くは、地方で生まれた住宅会社です。
地元エリアの所得に合わせた価格で売るためのコストダウンや
売り方は、他の地域でも通用するということです。
ローコスト規格住宅で全国に販売店を増やしているマキハウスの
「CASA CUBE」や、クリエイト礼文の「UNITE」も、
それぞれ福岡、山形から生まれた商品です。
価格競争力と並ぶもう一つの武器が、地域色を活かした提案です。
寒冷地のビルダーの中には、大手メーカーを凌ぐ
高気密・高断熱の性能を持った商品を
売っている会社も少なくありません。
他にも、水資源を活かしたパッシブ住宅、三世代同居の多い
エリアでの新しい家族の住まい方など、地方発信の
家づくりが脚光を浴び、全国へ広まることも考えられます。
昨年からは「地域型住宅ブランド化事業」が始まり、
地方の家づくりが全国で評価され、参考にされる
きっかけとなっています。
今後、住宅業界のテーマの一つとなる「自然エネルギーを
活かしたパッシブな家づくり」は、都心よりも自然が
身近にある地方の事例が参考になるはずです。
長野県飯田市では、今春から再生可能エネルギーを
地域の資産だと定める条例が施行されます。
昨年7月に始まった固定価格買取制度によって、メガソーラー
事業に参入する企業は増えていますが、飯田市では地元以外
からの参入に障壁を設け、地元で生んだ利益を
地元に還元できるような体制を築いています。
2004年には市民出資の「おひさまファンド」を設立し、市内に
設置するメガソーラーの売電収入から、市民出資者に
分配金を支払っています。
現在は小水力発電を地域主導で設立する
プロジェクトを立ち上げています。
この飯田市の事例は行政が主導するケースですが、地域の
工務店の連携によってできる省エネ提案も
あるのではないでしょうか。
また、今後住宅業界が直面する、新築戸建需要の縮小や
少子高齢化といった問題がすでに深刻となりつつあるのが、
地方の中でもよりローカルなエリアです。
将来的には、新築戸建のみではなく地域のあらゆる
ニーズに対応できる体制が、生き残りの
一つの形となります。
地域のビルダー・工務店が事業を多角展開する上で、
参考にできるような事例は、地方に多く見られます。
次回は、その中のいくつかを紹介いたします。
(情報提供:住宅産業研究所)