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2012年12月31日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/31号)

今回のテーマ:消費者心理から探る住宅ユーザー傾向(後編)       H24/12/31

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



いよいよ・・・

いよいよ、いよいよ・・・



2012年、今年最後のMBAメルマガをお届けします!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今年も毎週月曜日、お付き合いいただき

本当にありがとうございました(*゚▽゚)/゚・:*



いつもこのメールを今読んでいただいている皆様に

心から感謝申し上げます♪



「ありがとうございます!!!!」



皆さんにとって今年はどんな年でしたか?



飛躍の年になりましたでしょうか?

成長の年になりましたでしょうか?



先日年末のご挨拶を、お世話になった工務店様に

お電話させていただきました♪



「今年は初めて見学会に取り組みました♪」

「チラシの反響が・・・イマイチでした><」

「先行管理表をもとに来年の8月まで受注確定です!」

「今年からやっと社内体制が整って、これからが

本格的な工務店経営のスタートですよ!」



などなど、嬉しい報告から、失敗の報告まで

様々なお話を聞くことができました。



とある工務店社長様が、以前こんなことを

言っていらっしゃいました。



「今年は支店を出しましたが、今のところは

失敗です!でもそれでいいんですよ。

むしろ失敗して良かったなんて思っています。

“失敗は成功のもと”と言う言葉の通り、

失敗してこそ成功に近づくのだ。だから

私達は諦めないで、どんどん新しいことに

挑戦していかなければいけないのです。」



とても前向きで、正に挑戦者のお言葉です。



2012年は震災後の影響で東北地方の

工務店様におかれましては、大工さん不足

などの問題を抱えられて、大変だったと思います。



またまだ引き続き2013年も、被災した方々を

全面的にサポートしていくという大きな任務を

抱えていらっしゃいますよね。

頑張りましょう!!!



被災地だけでなく、全国の工務店さんが、

お客様のマイホームという夢をかなえるために、

各地で切磋琢磨していらっしゃいます。



一生懸命になって会社の成長に取り組んでいらっしゃいます。

時には、研修で工務店社長様の涙を見るときもありました。



「家づくりの情熱は、誰にも負けません。

家づくりの技術も、私が日本一だと思っています。

お客様の幸せづくりのために、一生懸命努力して

いくと今日覚悟を決めます。」



「こんなに温かいスタッフに支えられて、

私のように恵まれて、本当に幸せな経営者は

他に居ないんじゃないかと思っています。

経営者は孤独です。でも、このスタッフと

一緒ならば、地域ナンバーワンも現実に

させてみませす。」



などなど、皆さんの涙を私は1日も忘れたことがありません。

感動の瞬間を目の前で何度も拝見することができたんです。



皆さんの一生懸命さは、お客様を感動させます。

ちゃんと、心を通して伝わっています。


幸せをいっぱいつくることができると、

深く、信じています。

(^0^)ノ



そして来年、2013年も「挑戦者」であり続ける・・・

そんな姿勢で、頑張っていきましょう!!!



■  “Stop Worrying Start Thinking”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



“Stop Worrying Start Thinking”

(悩むことを止めて、考えることをはじめる)



私の大好きなフレーズです。

(*^-^*)



この言葉を解釈すると・・・

私達は悩むことに時間をかけがちですが、

悩む時間を短縮し、その悩みをどのように解決していくかを

考えるのに時間を使いましょう!ということです。



時間は私達に平等に与えられている、限られた貴重な資源です。

効率よく時間配分をするコツは、「無駄なことに時間を費やす

時間を極力抑えること。」



少しのことでも、自分にとって、相手にとって

プラスになることのために時間を使いたい

モノですよね♪(^0^)ノ



今年最後の言葉として、皆様に送りたいと思います。

2013年は常に前を向いて、たくさんの笑顔で

お客様の夢を叶えられますように・・・

Stop Worrying, Start Thinking

(*^-^*)!!!



心から、2012年を締めくくるメッセージと

させていただきたいと思います。



それでは!良いお年をお迎えくださいませ!

そして来年も皆様とメルマガを通して

お会いできるのを楽しみにしています♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「消費者心理から探る住宅ユーザー傾向」(後編)



■震災後の消費者心理



2011年3月に発生した東日本大震災は、

未曽有の被害をもたらすと共に人々の

消費意識や価値観に大きな影響を及ぼしました。



住宅関連の動向では、津波の影響を受けやすい港湾部の

マンション需要が一時落ち込むと共に、地盤の強さや

家自体の耐震性など「災害に対しての備え」を改めて

重視する住宅検討者が増えています。



また計画停電の実施や、火力発電への依存度が増し

一部地域では電気料金が値上げとなったことで、

電力を始めとした「エネルギーへの関心」も

高まっています。



そして、住居の決定に影響を及ぼすもう一つの要素として

「絆や人との繋がり」も今後は重視されていくことが予測されます。



マーケティング会社のシタシオンジャパンが2011年9月に

全国1万人の20〜60代を対象に行ったアンケートによれば、

震災前後の行動の変化として、



・電車やバスなど、優先席ではなくとも席を譲るようになった

  〜57.8%→64.7%


・今まで以上に、丁寧にゴミを分別するようになった

  〜58.2%→68.0%


・自宅以外の場所でも、水を無駄にしないようになった

  〜53.3%→72.9%


・待ち合わせや会議に遅れないように、時間を守るようになった

  〜67.5%→74.5%


以上のような結果が出るなど、公共の場における思いやりや

道徳意識を重視する傾向が強くなっています。



住環境研究所が2011年7月に行った住意識調査においても、

震災前後での意識の変化を見ることができます。



親族の呼び寄せ意向の設問では、「遠距離にいる親族を呼び寄せる、

近くに引っ越すなど、できるだけ近くに住もうと考えるようになった

」に賛同する回答が震災前の27%から震災後は32%に上昇、

更に今年1月の追跡調査では39%まで増加しています。



特に若年層では呼び寄せの意向が強く、20代では37%→44%→48%と

2人に1人が家族の近くに住みたいと感じていることがわかります。



また、地域社会への参加意向も強まっており、「自治体(自治会)へ

より積極的に参加して、地域社会との関係を深めたい」への賛同者も

震災前の28%から震災後36%、追跡で37%と増加傾向を維持。



否定意見となる「特に今のままでよい」との回答者も49%→42%→35%と

減少しており、社会との関わり方に危機感を

持っている人は増えていると言えます。




最近のトレンドとしてシェアハウスへの入居者の増加が注目されていますが、

この背景にも、絆や人との繋がりを重視する消費者の増加があります。



ハウスメーカーでも二世帯や家族のコミュニケーションを

促進する提案は増えており、シェアハウスの

商品化・運営も視野に入っています。



今後の住宅においては、地域社会や同居する家族との

交流を促す提案がポイントとなっていきます。



■40代中心に未婚率は上昇



絆や繋がりへの欲求が高まる一方で、未婚率は年々上昇を続けています。

2005年と2010年の国勢調査における世代別の

未婚率推移は下記のようになります。



・25〜29歳:男性72.6%→71.1%、女性59.9%→59.9%

・30〜34歳:男性47.7%→46.5%、女性32.6%→33.3%

・35〜39歳:男性30.9%→34.6%、女性18.6%→22.4%

・40〜44歳:男性21.9%→27.6%、女性12.2%→16.6%

・45〜49歳:男性17.3%→21.5%、女性7.9%→11.7%



30代前半までの若年層、特に男性では2005年の調査時点から

未婚率に改善の兆候が見られます。



逆に30代中盤以上の年齢層では各世代とも未婚率が大幅に

上昇しており、40代では親と同居する

未婚の男性も増加しています。



両親と同居することで寂しさから解放され、また家事などの

負担も減ることから、居心地が良く結婚の意欲が

湧かなくなるとの指摘があります。



親との同居に限らず、現代においては様々なエンターテイメントに

触れることができ、SNSなどインターネットを介して他人との

交流を図ることもできます。



結婚しなくても充実した生活を送ることが

できるようになったことも、未婚率の

上昇につながっていると考えられます。



今後景気が好転しても、未婚率の上昇を食い止めるのは

難しいことが予想されます。



このように家族形態が変容していく中で、どのような

「暮らしの器」を提供していくか、住宅会社の発想力、

創造力に期待がかかります。





(情報提供:住宅産業研究所)

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