« 2023年09月
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
2012年12月31日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/31号)

今回のテーマ:消費者心理から探る住宅ユーザー傾向(後編)       H24/12/31

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



いよいよ・・・

いよいよ、いよいよ・・・



2012年、今年最後のMBAメルマガをお届けします!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今年も毎週月曜日、お付き合いいただき

本当にありがとうございました(*゚▽゚)/゚・:*



いつもこのメールを今読んでいただいている皆様に

心から感謝申し上げます♪



「ありがとうございます!!!!」



皆さんにとって今年はどんな年でしたか?



飛躍の年になりましたでしょうか?

成長の年になりましたでしょうか?



先日年末のご挨拶を、お世話になった工務店様に

お電話させていただきました♪



「今年は初めて見学会に取り組みました♪」

「チラシの反響が・・・イマイチでした><」

「先行管理表をもとに来年の8月まで受注確定です!」

「今年からやっと社内体制が整って、これからが

本格的な工務店経営のスタートですよ!」



などなど、嬉しい報告から、失敗の報告まで

様々なお話を聞くことができました。



とある工務店社長様が、以前こんなことを

言っていらっしゃいました。



「今年は支店を出しましたが、今のところは

失敗です!でもそれでいいんですよ。

むしろ失敗して良かったなんて思っています。

“失敗は成功のもと”と言う言葉の通り、

失敗してこそ成功に近づくのだ。だから

私達は諦めないで、どんどん新しいことに

挑戦していかなければいけないのです。」



とても前向きで、正に挑戦者のお言葉です。



2012年は震災後の影響で東北地方の

工務店様におかれましては、大工さん不足

などの問題を抱えられて、大変だったと思います。



またまだ引き続き2013年も、被災した方々を

全面的にサポートしていくという大きな任務を

抱えていらっしゃいますよね。

頑張りましょう!!!



被災地だけでなく、全国の工務店さんが、

お客様のマイホームという夢をかなえるために、

各地で切磋琢磨していらっしゃいます。



一生懸命になって会社の成長に取り組んでいらっしゃいます。

時には、研修で工務店社長様の涙を見るときもありました。



「家づくりの情熱は、誰にも負けません。

家づくりの技術も、私が日本一だと思っています。

お客様の幸せづくりのために、一生懸命努力して

いくと今日覚悟を決めます。」



「こんなに温かいスタッフに支えられて、

私のように恵まれて、本当に幸せな経営者は

他に居ないんじゃないかと思っています。

経営者は孤独です。でも、このスタッフと

一緒ならば、地域ナンバーワンも現実に

させてみませす。」



などなど、皆さんの涙を私は1日も忘れたことがありません。

感動の瞬間を目の前で何度も拝見することができたんです。



皆さんの一生懸命さは、お客様を感動させます。

ちゃんと、心を通して伝わっています。


幸せをいっぱいつくることができると、

深く、信じています。

(^0^)ノ



そして来年、2013年も「挑戦者」であり続ける・・・

そんな姿勢で、頑張っていきましょう!!!



■  “Stop Worrying Start Thinking”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



“Stop Worrying Start Thinking”

(悩むことを止めて、考えることをはじめる)



私の大好きなフレーズです。

(*^-^*)



この言葉を解釈すると・・・

私達は悩むことに時間をかけがちですが、

悩む時間を短縮し、その悩みをどのように解決していくかを

考えるのに時間を使いましょう!ということです。



時間は私達に平等に与えられている、限られた貴重な資源です。

効率よく時間配分をするコツは、「無駄なことに時間を費やす

時間を極力抑えること。」



少しのことでも、自分にとって、相手にとって

プラスになることのために時間を使いたい

モノですよね♪(^0^)ノ



今年最後の言葉として、皆様に送りたいと思います。

2013年は常に前を向いて、たくさんの笑顔で

お客様の夢を叶えられますように・・・

Stop Worrying, Start Thinking

(*^-^*)!!!



心から、2012年を締めくくるメッセージと

させていただきたいと思います。



それでは!良いお年をお迎えくださいませ!

そして来年も皆様とメルマガを通して

お会いできるのを楽しみにしています♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「消費者心理から探る住宅ユーザー傾向」(後編)



■震災後の消費者心理



2011年3月に発生した東日本大震災は、

未曽有の被害をもたらすと共に人々の

消費意識や価値観に大きな影響を及ぼしました。



住宅関連の動向では、津波の影響を受けやすい港湾部の

マンション需要が一時落ち込むと共に、地盤の強さや

家自体の耐震性など「災害に対しての備え」を改めて

重視する住宅検討者が増えています。



また計画停電の実施や、火力発電への依存度が増し

一部地域では電気料金が値上げとなったことで、

電力を始めとした「エネルギーへの関心」も

高まっています。



そして、住居の決定に影響を及ぼすもう一つの要素として

「絆や人との繋がり」も今後は重視されていくことが予測されます。



マーケティング会社のシタシオンジャパンが2011年9月に

全国1万人の20〜60代を対象に行ったアンケートによれば、

震災前後の行動の変化として、



・電車やバスなど、優先席ではなくとも席を譲るようになった

  〜57.8%→64.7%


・今まで以上に、丁寧にゴミを分別するようになった

  〜58.2%→68.0%


・自宅以外の場所でも、水を無駄にしないようになった

  〜53.3%→72.9%


・待ち合わせや会議に遅れないように、時間を守るようになった

  〜67.5%→74.5%


以上のような結果が出るなど、公共の場における思いやりや

道徳意識を重視する傾向が強くなっています。



住環境研究所が2011年7月に行った住意識調査においても、

震災前後での意識の変化を見ることができます。



親族の呼び寄せ意向の設問では、「遠距離にいる親族を呼び寄せる、

近くに引っ越すなど、できるだけ近くに住もうと考えるようになった

」に賛同する回答が震災前の27%から震災後は32%に上昇、

更に今年1月の追跡調査では39%まで増加しています。



特に若年層では呼び寄せの意向が強く、20代では37%→44%→48%と

2人に1人が家族の近くに住みたいと感じていることがわかります。



また、地域社会への参加意向も強まっており、「自治体(自治会)へ

より積極的に参加して、地域社会との関係を深めたい」への賛同者も

震災前の28%から震災後36%、追跡で37%と増加傾向を維持。



否定意見となる「特に今のままでよい」との回答者も49%→42%→35%と

減少しており、社会との関わり方に危機感を

持っている人は増えていると言えます。




最近のトレンドとしてシェアハウスへの入居者の増加が注目されていますが、

この背景にも、絆や人との繋がりを重視する消費者の増加があります。



ハウスメーカーでも二世帯や家族のコミュニケーションを

促進する提案は増えており、シェアハウスの

商品化・運営も視野に入っています。



今後の住宅においては、地域社会や同居する家族との

交流を促す提案がポイントとなっていきます。



■40代中心に未婚率は上昇



絆や繋がりへの欲求が高まる一方で、未婚率は年々上昇を続けています。

2005年と2010年の国勢調査における世代別の

未婚率推移は下記のようになります。



・25〜29歳:男性72.6%→71.1%、女性59.9%→59.9%

・30〜34歳:男性47.7%→46.5%、女性32.6%→33.3%

・35〜39歳:男性30.9%→34.6%、女性18.6%→22.4%

・40〜44歳:男性21.9%→27.6%、女性12.2%→16.6%

・45〜49歳:男性17.3%→21.5%、女性7.9%→11.7%



30代前半までの若年層、特に男性では2005年の調査時点から

未婚率に改善の兆候が見られます。



逆に30代中盤以上の年齢層では各世代とも未婚率が大幅に

上昇しており、40代では親と同居する

未婚の男性も増加しています。



両親と同居することで寂しさから解放され、また家事などの

負担も減ることから、居心地が良く結婚の意欲が

湧かなくなるとの指摘があります。



親との同居に限らず、現代においては様々なエンターテイメントに

触れることができ、SNSなどインターネットを介して他人との

交流を図ることもできます。



結婚しなくても充実した生活を送ることが

できるようになったことも、未婚率の

上昇につながっていると考えられます。



今後景気が好転しても、未婚率の上昇を食い止めるのは

難しいことが予想されます。



このように家族形態が変容していく中で、どのような

「暮らしの器」を提供していくか、住宅会社の発想力、

創造力に期待がかかります。





(情報提供:住宅産業研究所)
2012年12月25日

【号外!工務店MBA】 2013年スタートダッシュを切ろう!(H24 12/25号)

「2013年スタートダッシュを切ろう!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

株式会社ナック新宿支店の

支店長を拝命しております、

竹川と申します。

日頃より、工務店MBAをご購読頂きまして、

誠にありがとうございます。


さて、今年も残すところあと僅かとなりました。

1年を振り返り、


「今年は良い1年だった」

「あれをやっておけば良かったな〜」

「今年はイマイチだったけど来年こそは!」


などなど、お気持ちは様々かと思います。

良い年だった方も、そうでなかった方も、

今年の経験を生かし、来年を飛躍の年にして頂きたいと思います。


そこで今回!


工務店MBAにご登録頂いている方限定で、

クリスマスプレゼントと題して、

2013年、年始のお正月商戦からトップギアで

受注を獲得して頂く為のお知らせです!!


■ 今って買い時!?
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


皆様ご存知の通り、消費増税法 が8月10日に成立し、

2014年4月には8%に増税、

2015年10月には10%に増税することが決まっております。


※去る総選挙により政権交代が起こったため、

あくまで現時点でのお話であり、法改正の可能性はあります。

これから住宅購入を検討しているエンドユーザーにとっては、


「今年買っておけばよかったのか?」

「増税前に駆け込めばお得なの?」

「それとも待った方が良いのかな?」


と、悶々と悩まされている状況にあります。

当然、現行の法律のままであれば、

黙っていても消費税は上がりますし、

住宅ローン減税は年々縮小していきます。

歴史に残る低金利時代も、いつ終わりを迎えるか・・・。

結局のところ、“今が買い時”なんてタイミングはわからない訳です!

その不安の中でエンドユーザーは購入を検討しています。


「どんな間取りにしようかな」

「どの街に住もうかな」


夢は膨らみますが、

一方で現実的な『資金』の不安が解決しなければ、

購入には踏み切れません。

■ 不安を解決させるには・・・?
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


よって今回のセミナーでは、

2013年新春特別企画としまして、


『工務店経営に必要なお金に関する7つのポイント』を、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

資金提案のプロフェッショナルであるファイナンシャルプランナーより、

工務店様がエンドユーザーに提案する視点からお話致します↓

http://f.msgs.jp/r/ctest.do?t0aX_c_lR_bir (このページは現存しません)

“お客様が一生に一度の家づくりをあなたに託すのです!”


「お金のことは銀行の担当に〜」


では、お客様の信頼を勝ち取ることはできません。

信頼を勝ち取ることができなければ、ご契約頂くことはできません!

もう一度お伝えしますが、

“お客様が一生に一度の家づくりを託すのは、あなた自身にです!”

ぜひこのセミナーで、

お客様から信頼を勝ち取る為の資金提案力を身に付け、

2013年を飛躍の年とするための

第一歩にして頂ければ幸いです↓

http://f.msgs.jp/r/ctest.do?t0aX_c_lR_bir (このページは現存しません)

既に本メルマガ以外のご案内から、

沢山のお申込を頂いておりますが、

工務店MBAにご登録頂いている皆様に、

優先座席としまして、各会場10席ずつをご用意しました。

ぜひ、お早めのお申込をお待ちしております!

2012年12月24日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/24号)

今回のテーマ:消費者心理から探る住宅ユーザー傾向(前編)       H24/12/24

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



今日は「クリスマスイブ」ですね♪

(*'ー')o<※☆:゚*★



皆様の会社様で家づくりをなさったご家族にとって

きっと1年の中で大切な家族のイベントとなっているに

違いありません(^0^)ノ



お世話になっている工務店さんのブログやホームページでも

お施主様へのクリスマス訪問や、モデルハウスでのクリスマス会、

OBのお客様を対象としたクリスマスクッキングの会など・・・

シーズンに合わせたイベントを行っていらっしゃるようでした☆



家を建てた後でもお付き合いが続いていく、お客様との関係って

とっても素敵です(*^-^*)



特に、都会に暮らしていると地域の方と親身になることって

急激に減っていると思うんです。



なので、地域密着の工務店さんだからこそできる、

こういったイベントはとっても大切だなぁ・・・

としみじみ感じております。



とにかく、皆様にとっても素敵なクリスマスとなりますよう

心よりお祈り申し上げます♪

(*^-')ノ☆;:*:;☆“Merry*Christmas”☆;:*:;☆ヽ('-^*)



※ちなみに今年の私のクリスマスイブは・・・

アラサーの女子達が6人集まって、

「タコパ」(※たこ焼きパーティー)

と称したクリスマス会です♪笑

ガールズトークに花が咲きそうです!



さて、本日は「活力を与える魔法の言葉」

についてのお話です。



■  自分にも相手にも活力を与える不思議な言葉とは・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、先日全国の工務店さん達が集まる勉強会の

運営を行って来ました(*^-^*)



今回は、三重県で頑張っている会社訪問でした♪



毎回参加した人全てに“感動”が生まれる、

非常に情熱を持った工務店さん達が集まる、

そんな素敵な勉強会なのですよ(^―^)☆



この研修を運営させていただき、まもなく1年が経とうと

しています。(早いですね〜。)



そして最も(??)盛り上がる懇親会の場では、いつも

とっても勉強になるお話を聞かせてくれる、大好きな工務店

社長様から、今回はこんなお話をお聞かせいただきました。



A社長 「この世で一番、影響力のある言葉は、

        萩原さん何か知ってるかい?」




萩原   「言葉ですか・・・!?」

    σ(゚・゚*)ンート・・・ 



(この世で一番っていうと・・・もの凄い

言葉なんだろうなぁ!ちょっと考えても

全然思い浮かばず。すると・・・)



A社長 「それはね・・・

   “ありがとう”

    っていう言葉なんだよ。」



萩原   「“ありがとう”ですね

       おお!なるほど!」



A社長 「“ありがとう”って恥ずかしがらずに相手に

       伝えることによって、自分自身の成長の活性化

       にもなるし、言葉を受けた相手側にも、ポジティブ

       な活力を与えることができるんだよ。」



萩原 「おぉ!!(^0^)」



A社長「感謝心とは、言葉で発して初めて相手に伝わる
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      ものなんだよ。だから萩原さんも、この言葉を
      ~~~~
      大切にしてね。」



萩原 「おぉ!分かっているつもりでも“ありがとう”
   
   って発するのを忘れてしまうときってあります。

   改めて社長の言葉を聞いて勉強になります!

      ありがとうございます!(*^-^*)」


A社長「いいね〜!ありがとう!」

   (*^-^)/\(^-^*)



■  “ありがとう”が作り上げる心の豊かさ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



確かに、我々は日常生活の中で「ありがとう」と

発する機会が少ないのではないかと思います。



海外旅行に行ったりすると、どの国でも

ほとんどの人が「ありがとう!」と現地の

言葉で笑顔で接してくれますよね。



我々日本人が「ありがとう」を恥ずかしがる理由は、

「すみません」の存在にあると言えます。



「すみません」という言葉から、ほんの微々たる

感謝心を相手に伝えることができるかもしれませんが、

相手にとってこの言葉はネガティブな印象を与えます。

本来は、相手に謝る際に、使う言葉ですもんね。



そして「ありがとう」と比べると、照れの気持ちが

ありませんので、比較的使い易い言葉ですよね。



しかし、上記でA社長様のお話を聞いて、

「感謝心とは言葉で発して初めて相手に伝わるもの。」

なのだと私自身も改めて心に刻んでいます。



お客様に「ありがとう」を発していますか?

同僚に、家族に、友人に、一緒に時を過ごす

方全てに、この言葉を伝えていますか?



また、「ありがとう」という言葉は心を豊かにする

要素が含まれています。確かにどんな場面でも、

心が包まれたような気持ちになりますよね!



なので「ありがとう」は魔法の言葉なのです♪

(*^-^*)



そろそろ新しい年の幕開けです。

今年に感謝し、来年にも感謝。



「すみません」を「ありがとう」にシフトチェンジし、

たくさんの「ありがとう」を周囲に伝えましょう!



お客様の幸せだけでなく、心の豊かさも一緒に

伝えらられる、工務店さんを目指して

いきましょうね♪



今日はちょっと「ほっこり」とした内容を

お届けしていみました。

参考になりましたでしょうか?



それでは次回は2012年の総まとめ・・・

12月31日にお会いしましょう!

(^0^)ノ



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「現場力を鍛えよう」(後編)



「消費者心理から探る住宅ユーザー傾向」



■減少が見込まれる新築着工



かつて日本には人口、経済成長共に右肩上がりで、

誰もが「今日よりも明日はきっとよくなる」と将来に

対して希望を持つことができた時代がありました。



誰でも相応の努力が伴えば、結婚してマイホームを持つことが

難しくないとされていた時代です。



その最盛期はバブル景気と呼ばれた1986〜1991年頃で、

当時の新設住宅着工戸数は140〜170万戸と、

現在のおよそ2倍を数えました。



しかし1992年のバブル崩壊以降はデフレを伴う長い不況に突入し、

これまでの日本では当然とされていた終身雇用制度や

年功序列の賃金制度が崩壊しました。



雇用情勢や所得の悪化により将来の保証が無くなると共に、

消費増税、建築基準法改正、リーマンショックを経て

住宅着工は段階的に減少しています。



2008年のリーマンショック以降の着工状況は

下記のようになります。


・2008年:103.9万戸

・2009年:77.5万戸

・2010年:81.9万戸

・2011年:84.1万戸



国土交通省の発表によれば、2012年度上半期の住宅着工戸数は

約44.3万戸となり、前年同期比では2.4%増加、

リーマンショックで底を打った2009年度以降、

住宅着工は徐々に増加して、一見上昇傾向のように思えます。



しかし、2012年度の増加は2014年4月に控えた消費税率のアップに

対する駆け込み需要を少なからず含んでいるため、8%の税率が

適用される2013年の秋以降は反動減が訪れる

ことが予測されています。



そして大幅に減少した住宅着工は、単身者の増加や少子化、

雇用・所得の更なる悪化に伴い、いずれは60万戸台まで

減少していくと言われています。



今後少なくなっていくパイを確保するためには、より住宅ユーザーの、

ひいては消費者の心理を知り、そのニーズに合わせた

住宅を建築する必要があります。



■イマドキの消費者心理



日本経済新聞社が2012年1月に行ったインターネット

調査によれば、2012年の家計収支が2011年よりも

「厳しくなる」と回答したユーザーは43%に上りました。



「だいたい同じになると思う」が続いて35%、「楽になる」が11%、

「わからない」が11%で、家計収支が悪化すると感じたユーザーが

圧倒的に多い結果となっています。



前年の同一調査と比較すると、「厳しくなる」は6ポイント増加、

その他の項目はいずれも1〜3ポイント減少しており、

前年よりも家計は悪くなるだろう、という見方が増えました。



特に住宅購入のボリューム層となる30代を中心とした若年層で

非正規雇用者が増加していることは大きな問題で、結婚や

住宅購入に踏み切れないケースも多くなってきています。



総務省の労働力調査によれば、アルバイトやパートで生計を立てる

「フリーター」と定義される人が2011年度には15〜34歳で176万人、

35〜44歳で50万人に上ります。



特に35〜44歳のフリーターは、2002年度25万人から倍増しており、

世代に占めるフリーターの割合は2.8%に増加しています。



35歳以上の世代は政府のフリーター雇用支援制度の対象外となる

ケースも多く、15〜34歳のフリーターの割合も

2009年度以降上昇しています。



今後も若年層を中心に非正規雇用者が増加、家計の厳しい

世帯が増えることが見込まれます。



苦しくなる家計の中で、消費者がどのようなサービス・商品にお金を

払っていくのかを見極めることが、住宅を販売する上で

重要な視点になってきます。



その一つとして注目したいのが、若年層における

自己投資額の増加です。



2011年の家計調査によれば、34歳以下の単身男性の消費支出を

前年と比べると、理美容サービスが26.7%増加、被服・履物が

14.2%増加、教育・娯楽サービスが13.7%増加するなど、

自分を磨くための出費が増えていることがわかります。



また、交際費は36.4%増となったほか、日本交通公社調べの

20代男性のパスポート取得状況も、10年までのマイナス傾向

から反転して、2011年5〜10月は4.2%増、11月〜2012年2月は

7.1%増となりました。



人脈づくりを図ったり、海外に出ることで自分を成長

させようという試みも増えています。



以上のことから、家計が苦しくなる中でも自己の価値を高めて将来に

備えるという長期的な展望を持った「賢い消費者」としての

若年層像が浮き上がってきます。



住宅に置き換えれば、家計が苦しくても自分の人生設計において

トータルでプラスであることを実感させることができれば、

購入に踏み切らせることができる層だと言えます。



なぜ賃貸ではなく持家なのか、なぜマンションではなく

戸建なのか、なぜ他社ではなく自社なのか。



イマドキの消費者心理を考慮して、長期的な視点から

提案をしていく必要があります。





(情報提供:住宅産業研究所)
2012年12月17日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/17号)

今回のテーマ:「『現場力』を鍛えよう」(後編)             24/12/17

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



今年も残すところあとわずか・・・

皆さん今年の目標達成はいかがですか?



来年を楽しく迎えるために・・・

残りの2012年も乗り切って

頑張っていきましょうね!!!



■  皆さんの「好きな人」ってどんな人ですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



突然ですが、皆さんはどんな人が好きですか?

(*^▽^*)ノ



・一緒にいて楽しい人?

・知的で礼儀正しい人?

・誠実な人・・・?



好みはそれぞれだと思いますが、こんな人はどうでしょう?



●自分の話を否定せず、共感してくれる人
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


例えば、友人との会話の中で、



「はぁ、最近すごく疲れてるみたいで・・・

 仕事大変だからかなぁ・・・。」



と相談を受けたとします。


そこで・・・



「何言ってるの!?みんな仕事大変だけど頑張って

 働いてるんだから、弱音なんて吐いてる場合じゃない

 でしょ!」



と言う人と・・・



「そっか、いろいろ大変なんだ。

 何か辛いこととかあったの?」

 


と、親身になってくれる人と、どちらが良いかという

ことです。(゚ー゚)(。_。)ウンウン



人間は、自分の発言したことに対して、共感してくれる人が

好きなのだそうです。「おいしい」って言ったら「おいしいね」

と言ってくれる人が良いのは、自然な流れですよね♪



このように共感するのがうまい人を「聞き上手」と

呼ぶわけですが、聞き上手な人って職場でも

プライベートでも好印象なイメージがありますよね(^-^)/!



さて、今日はそんな聞き上手になれる、

ポイントをご紹介したいと思います。



■ 聞き上手な人になるポイントとは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



相手の話を聞くときのポイントは、まず相手の持っている

考えや価値観を頭から否定しないことが大切です。



否定をしてしまうと、相手と自分との間に、心の壁が

自然と出来上がってしまうそうです。



まずは自分の気持ちを箱にしまっておいて、

相手の言葉に共感していくことからスタートします。



例えば相手が、



「●●屋のケーキが最高においしいんだよね!」



と言ったら、そこで



「えー!あそこのは甘すぎて好きじゃない。」



というのは自分自身の気持ちですよね。



なので、ここで聞き手としては、



「いいね!雑誌でも掲載されてたし、

 おいしいって評判だよね♪」



と相手の気持ちを優先することが大切です。



聞き上手な人の特徴とは、とにかく共感を先決にすること。

相手の考えに、納得できないとしても、会話は討論では

ないので、相手を打ち負かす必要はないのです。



どうしても否定をしたい場合は、「YES(イエス)&BUT(バット)」

の方法を使いましょう。一度共感したうえで、自分の気持ちを述べる

ことがポイントです。



あとは、意外と聞く人の態度も相手に伝わるそうで、

下記のことに注意を払いながら相手の話を

聞くのも大切です。



・ペンをクルクル回しながら相手の話を聞く

・貧乏揺すりや、髪の毛ばっかり触る目障りな体の動き

・背中を丸めたり、ふんぞりかえった偉そうな姿勢

・腕を組む、足を組む

・相手に視線を向けない

・「私はね」と相手の話を無視して自分の話を始める



聞き上手になるっていうのは、なんだか大変そうですね!(笑)

しかし、これらのポイントを注意することで、相手に与える

印象はかなりアップしますよね!



普段からこれらのことに注意を払い、人に接することによって

実は自然とお客様の前でも、同じように「聞き上手」の力を

発揮することができるようになるのです。



私自身、5年の歳月をアメリカで生活してきたわけですが、

「自己主張」の強い国で生活をしたため、日本に帰国しても

自己主張の強い子の印象がなかなか抜けませんでした。

しかし、あるときこの相手に共感することの大切さを

学んだことにより、以前と比べると、聞き上手の力は

少しはついてきているのでは・・・?と実感しています。



そして聞き上手になることは、会話のキャッチボールを

上手く動かすための秘密の方法だと思っています♪



皆さんで「聞き上手な人」を

目指しましょう

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ



参考になりましたでしょうか?

それでは本日はここまで♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「現場力を鍛えよう」(後編)



■大工を社員化することのメリットとは?



「現場力」を鍛えると言っても、それ以前に、そもそもの

職人が不足してきているという問題があります。



国勢調査が発表する大工就業者数は、1980年の93.7万人を

ピークに年々減少を続け、2010年にはピーク時の半数以下の

40万人まで落ち込んだようです。



大工の高齢化も進んでおり、今後も大工の数が

増えていくような見込みはありません。



こうした状況を受けて、最近では自社で大工を社員として採用し、

育成するビルダーも増えてきています。



大工の社員化・育成は、将来的な職人不足を解消する目的が第一ですが、

現場力の向上や営業においてもメリットがあります。



施主と現場で直接接する職人が、自社の社員であるということで、

会社の名前を背負って現場に立っている以上、いい加減なことは

できないという意識が生まれ、現場マナーは向上し、施主に対する

挨拶や感謝の言葉も自然に出てくるでしょう。



営業・設計と現場が社内で完全に情報を共有できるため、

打ち合わせがスムーズにでき、変更箇所の行き違いなどの

トラブルも解消できます。



現場での施主の要望もその日のうちに持ち帰って正確に伝えることができ、

営業・設計サイドのちょっとした要望にも対応しやすいため、

顧客満足度も高まるはずです。



地域の雇用促進や、数寄屋住宅などの伝統技術の

継承など、地域密着にもつながります。



社員大工の採用で有名なのが、静岡の平成建設です。



グループ従業員数約500名のうち、約200名が社員職人です。



内訳は、半数が大工、半数が型枠大工、配筋、重機操作などの多能工です。



大学・大学院の新卒生が全国から応募してくるため、

毎年30〜50名の職人を採用しています。



新入社員はまずは工務部に配属され、現場の経験を

積んだ上で適正部署へ配属されます。



相当の人数の職人を抱えていますが、同社では商業建築から

リフォームまで工期の異なる事業で多角化しているため、

社員職人に常に仕事を与えられるということです。



■技術を磨き継承する大工養成所



新潟で主に純和風の数寄屋住宅を手掛ける重川材木店は、

年間棟数は30棟内外、年商は10〜15億円で会社の規模は

小さいですが、主力価格帯は受注総額で3500〜4000万円と

高く、年に数棟は億を超えることもあります。



メーカーと比較しても高級の部類に入りますが、坪60万円台で

本格和風を建てられるということで、地元での人気は高く、

こだわり客が多いようです。



同社では、棟梁8名×5チーム、計40名の社員大工が

すべての自社物件を施工します。



社員大工は全員、平成3年に自社で設立した大工養成所の卒業生です。



毎年5〜10名の高卒生・大卒生が入塾し、20年間で延べ

110名の大工を育成してきました。



卒業生は社員大工として採用する他、工務店の息子が入塾して技術を学び、

卒業後は親元に帰るというケースも多いそうです。



入塾1年目は寮に入り、同僚と生活を共にしながら数寄屋

建築の技術や家づくりの考え方を学びます。



3年で洋風住宅を建てられるようになり、4年間の過程を修めれば

数寄屋住宅を建てられる技術が身に着きます。



これまでに技能五輪の県内優勝者を10名以上輩出し、テレビチャンピオンの

「大工王選手権」で優勝した経験もあり、技術力の高さは折り紙付きです。



大工以外にも、左官や床暖房工を自社で社員として抱えています。



大工養成所での大工の育成には年間約1000万円の経費がかかり、職人の

内製化がコストダウンとなっているわけではないそうですが、

信頼できる職人による家づくりにこだわり、技術を

継承することを重要視しています。



自社大工による施工力、現場力が地元での

信頼につながり、安定した受注を生み出しています。



自社で職人を抱えるのにはメリット・デメリットがありますが、

消費増税前の駆け込み需要による現場増加や、将来的な

職人不足に対する対策は考えておいたほうが良いでしょう。





(情報提供:住宅産業研究所)
2012年12月11日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/11号)

今回のテーマ:「『現場力』を鍛えよう」(前編)             24/12/11

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

MBA事務局の萩原です。



突然ですが、日光に行ってきました!

私にとっては人生で初めての、「社員旅行」を

体験させていただきましたヽ(*^^*)ノ



日光といえば・・・

いろは坂、華厳の滝、東照宮、日光江戸村・・・

温泉や名物など、関東地方では有名な名所ですよね!

食べ物で言うと、湯葉が有名です。



さて、以前のメルマガでも、私が考える

旅行の目的についてお話をしたことがあるのですが

覚えていらっしゃいますでしょうか。



そう、私が個人的に旅行に求めている事・・・

それは「トラブル」です!!!



(嫌な奴みたいな響きですね・・・)

 ( ̄ー ̄; ヒヤリ



単純に、皆が“ハッピー”に旅行が終わってしまっては

得るものが少なく、物足りなく感じるのです。



ましてや今回の旅は、普段一緒に仕事をしている

チームでの旅行です。



折角ですから、「何か大きな問題が起きて、

それを皆で乗り越えるぞ!という映画の

ワンシーンのような、アドベンチャーが

あってもいいのでは?」

と勝手に思っていましたo(⌒0⌒)o



すると・・・



夜な夜な強く念じていたのが効いたのか・・・

なんと、私の期待していた、「トラブル」が

発生したのです!!!



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) 


さて、その気になる「トラブル」とは、

2日目の観光は終始「大雪」に見舞われました!!



(観光なんて無理じゃないか・・・!?)という最悪

の天候だったのですが、せっかく日光に来ているのに

観光をしないなんて勿体ない!ということで、

強行突破で計画実行になったのです。



外は15センチほどの雪が積もり、大荒れの吹雪の中、

皆で市バスにのって、「いろは坂」を登り、

バスを降りて徒歩で華厳の滝へ向かう。



「寒いー!」

「痛いー!(顔が)」

「遭難するー!」

「うわー!(ズボッ!)」
(雪の深いところに足を突っ込んだ音です)



いい大人たちが、大雪の中一列になって

雪山を進んでいくのです・・・!!


「華厳の滝を目指す!」という、ひとつの目的達成

のために、皆で一生懸命になって進み、協力しあう

姿というのは素晴らしいですよね!



雪に備えた防寒具は誰も持っていませんので、

終始、心臓まで凍るような寒さでした。



ただ、今回の旅行は私にとってはとっても楽しくて、

参加した皆さんと、寒い思いをしながらも

一緒に雪山を歩けて、なんだか嬉しかったです。



■  ただ楽しいだけではつまらない!社員旅行の目的とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



皆様の会社でも、社員旅行ってありますか?

定期的な旅行ですか?それとも、売上や目標達成に

伴った、達成旅行でしょうか?(⌒o⌒)



社員旅行の目的として一番大きく挙げられるのは、

やはり「親睦を深める」ことだと思います。



普段共に業務をこなしている仲間ではありますが、

なかなかプライベートでのコミュニケーション

を取りあうのは、相手によっては難しいこともあります。



しかし、こういった親睦を深める会を作ることによって、

相手の意外な一面なども、見ることができるかもしれません。



以前、とある工務店社長様に社員のモチベーションアップに

関してのお話を伺った際の出来事です。



「うちは必ず1年に一回、社員旅行を

 設定するようにしている。」と仰っていました。



その理由は、



「人間は、目標を達成した際に、

 楽しくて嬉しいご褒美があればモチベーションアップや、

 成長に繋がる。」からだそうです。



確かに、何かワクワクするようなご褒美をもらえるのであれば

社員達は、目標達成に向かって頑張りますよね!

( ^_^)/\(^_^ )



また、「チーム力」をアップするためにも実はこの社員旅行が役に立つのです。

社員同士が、同じ時間と空間を、旅行を通して過ごすことによって、お互いの

弱みや強みを理解しあい、結束が強くなるのです。



その為には、今回の「大雪の中強行突破で観光する」ではないですが

旅行の際に何か皆で一緒に達成できるようなイベントを企画するのが

良いのではないかと思います。



最近では、こういった楽しいイベントのほかにも、社員全員で

モチベーションアップの研修や勉強会にご参加なさる会社も

増えてきているみたいですね♪



人間というものは不思議で、同じ釜の飯を食べた同士が仲良くなったり、

腹を割って話し合う関係を築けた際に、「信頼」が生まれてくるんですよね。



近頃、会社の中でのコミュニケーション、そして個人の持つコミュニケーション

能力が低下してきているというお話を聞くことがあります。



どんなに仕事ができても、やはり職場で人間関係を構築するには、

仕事力だけでなくコミュニケーション能力もとっても大切です。

社員一人ひとりが、高いコミュニケーション能力を身に着ける

ことができれば、会社のイメージがぐんと上がりますよね!



会社の雰囲気がよくなると、来店されるお客様にも不思議と

社員の仲の良さというものが伝わるものなのです♪

「この会社、安心できるな。」とお客様に自然と

思ってもらえるに越したことはありませんよね。

(゚ー゚)(。_。)ウンウン



冒頭でも述べましたが、今回の旅行は私にとって、人生で

初めての「社員旅行」でした。



まだまだ比較的社歴の浅い私(萩原)ですが、今回の旅行を通じて

チームワークの大切さや、コミュニケーションの大切さを

深く学ぶことができました♪♪



皆様の会社でも是非、こういった社内のイベントに取り組んで

みてくださいね(^0^)ノ



2012年も残すところあと20日・・・

頑張っていきましょうね!



それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「現場力を鍛えよう」(前編)



■現場力の向上は「5S」の徹底から



ユーザーが住宅業者を選ぶ基準として、商品(工法・設備・仕様)

設計・プラン、価格、営業マンなどの様々な要素がありますが、

施工技術や現場の品質もその一つです。



在来工法にこだわるシニア世代のユーザーは、

特に現場に厳しい目を持っています。



構造見学会や完成見学会でも、建具の収まりなどの

細かい点にも目を光らせているものです。



若いユーザーでも、着工からいざ施工が進んでいくと、

やはり自分の家には興味がありますから、頻繁に現場に

足を運ぶユーザーは少なくありません。



そこで協力業者が適当な対応をしていたり、マナーを守らなかったり、

些細な箇所で手を抜いたり、要望と違う仕上がりになっていると、

引き渡し後のクレームに繋がります。



せっかく契約が取れても、ユーザーの満足度が低ければ

悪評にもつながりますし、紹介やリフォームといった

二次的な受注を逃すこととなります。



モノが大量消費される時代を経て、現在はそれなりの価格に

見合うそれなりの品質が求められます。改めて「現場力」を

見直すべき時かもしれません。



それには第一に協力業者・職人の教育が重要です。



基本的なことではありますが、現場の「整理」「整頓」「清掃」

「清潔」「習慣化」の5Sを改めて徹底しましょう。



ポイントは、整理・整頓の基準をルール化すること。



「この現場は狭いからしょうがない」などの特例を認めてしまうと、

やらないことの言い訳を作ってしまうこととなります。



現場の整理・整頓を徹底することで、材料や工具を

その都度探すような無駄を省くことができます。



清掃を徹底することで、現場内に作業スペース・移動スペースを確保できます。



現場マナーの向上は、結果として作業効率を上げることとなり、

コストダウンにもつながります。



■現場の改善が顧客満足を生む



新潟県から全国に展開するビルダー、イシカワでは、現場の

効率化を図るため、自社の大工の1日の仕事内容を分析しました。



その結果によると、現場で実作業に擁しているのは

作業時間の43%に過ぎず、17%は作業工程を考え、

11%が相談・指示、6%が手戻り仕事ということでした。



この結果を受けて、現場手順を最適化する研究を行い、

作業マニュアルを作成して運用することで、

実作業時間を80%以上に改善しました。



この内容をチラシやホームページに掲載し、他社と比べて安く、

高品質の住宅を建てられるというアピールにつなげています。



協力業者の意識を向上するため、定期的に勉強会を行ったり、

全社員に向けた経営会議にも協力業者を参加させている

ビルダーも少なくありません。



協力業者と一体となって、現場意識を向上することは、

営業面でも協力を得られるというメリットがあります。



徳島県No.1ビルダーのはなおかでは、

協力業者として52名の専属大工を抱えています。



専属大工に、経営理念や社訓に基づいた顧客満足度の

高い対応を徹底するため、月1回3時間の勉強会を行い、

全社会議にも参加させています。



言わばほぼ社員のような扱いで、社員旅行にも同行させ、

賞与も支給しています。



引退後は、現場清掃や若手の指導、客へのアドバイザーなどの

活躍の場所を与えることで、関係性を築いています。



そして、同社の専属大工は営業にも参加します。



完成見学会は月1回開催し、毎回150組・500名以上が来場するため、

営業マンだけでは全ての来場客に対応できません。



そこで、大工も完成見学会に参加して、家づくりのアドバイスなどで

来場客と積極的にコミュニケーションを取ります。



実際に施工に携わる大工が接客することで、

細かい技術的な質問にも応えられます。



同社の引き渡し後の顧客アンケートでは、大工に対する満足度は

ほぼ100%に近く、大工の接客・信頼感が受注に

結び付いていると言えます。



人口が減少し、住宅需要も減っていく将来を考えると、

元請けのビルダー・工務店も、下請けの工務店・職人も、

仕事を確保するのは徐々に難しくなっていきます。



お互いがウィンウィンで仕事をできるような関係を

築くことが、今後の生き残り戦略となります。






(情報提供:住宅産業研究所)
2012年12月03日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/3号)

今回のテーマ:「広告に見る住宅業界の今」(後編)            H24/12/3

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

MBA事務局の萩原です。



12月に入りましたね!

突然ですが皆さんに質問です。

この時期、早めに手を付け始めていないと、

後々大変なことになるものはなんでしょうか?



3・・・



2・・・



1・・・



タイムアウト!!!

ババババーン!!!



そうです「年賀状」です。

特にお客様やお世話になっている業者様への

挨拶は、印刷された言葉だけではなく、

自筆で一言でも二言でも付け加えたいものです。



自筆でもらったメッセージは、不思議と

心が温かくなりませんか?

気持ちが伝わってきませんか?

メールが主流となった世の中だから

でしょうか、最近は自筆のメッセージを

いただくと、嬉しくなりますヽ(*^^*)ノ



とにかく、今のうちから準備を整えておかないと

楽しい年末に徹夜をして年賀状書きの作業を

するハメになったりしますので、余裕を持った

行動を心がけたいものですね!



と、偉そうに言っております私(萩原)ですが

毎年徹夜作業で年賀状書きをしています(笑)

よーし!今年も徹夜のための心の準備を

今からしておこう!!!

d(⌒▽⌒;)b 



さて、クイズはこの位にして、

本日は「相手を楽しませることの大切さ」

についてのお話です。



■ 何気なくテレビを観ていると・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



先日何気なく、テレビのクイズ番組を観ていると

何やら面白そうなコーナーが始まりました。



最近全国的にジワジワと流行りだしたとあるスポーツ。

それは一体何なのかを当てるコーナーです。



チームで行う競技だそうで、参加者の方は若者や

ご年配の方そして家族のグループまで様々。

ヒントは、誰しも小さい頃にやったことがある

「何か」であるということ。



(小さいころにやったといったら、「遊び」

 なのかな〜・・・。)



(うーん、鬼ごっこにしては年齢&体力に

 あまりにも差がありすぎるし、かくれんぼ

 をやるにしても、道路ではやらないだろうし

 何かな〜・・・。)



と、小さいころに自分自身が行った外でできる

遊びなどを頭の中に巡らせていたのもつかの間

・・・。



よーいスタート!で皆さんが一斉に道路へと

散らばり出して、競技が始まりました。



年齢もグループ編成も様々な方々が

一生懸命になって拾う・・・



ゴミ。

ゴミ。

ゴミばっかり。



そうです、ご存じの方もいらっしゃるかも

しれませんが「スポーツゴミ拾いです」



これが見てると結構面白そうなのです♪



拾ったゴミにそれぞれポイントが付けられていて、

重量とポイントで高得点を競う「スポーツ」です。



そして、「走ってはいけない。」

「分別しないといけない。」など、ルールも

しっかりと設定されており、各グループに1名、

目を光らせてゴミ拾いを観察する審判員も

付いて来るのです(笑)

笛をもっていて、本格的です!



ゴミを拾って、優勝を競い合うなんて・・・

とても画期的で面白いアイディアだと

思いませんか!?\(^▽^)/



このアイディアが全国的に今流行になっている理由は、

いままでボランティア色が強かったゴミ拾いという

活動を「スポーツ感覚で楽しめる」という観点へ

変えたことによるものだそうです。



リピーターも多く、ゴミ拾いに強い強豪チーム

なんかも誕生しているみたいですよ!!



なんかだ面倒だなぁ・・・なんて思って

しまうゴミ拾い活動ですが、ゲーム感覚で、

更にチームワークが問われるスポーツと

なると面白そうですよね!!



とにかく参加者を楽しませて、皆が進んでやりたくない

ことでも、不思議と相手を引きこんでしまうパワーは

素晴らしいものだと思うのです。



■  相手を楽しませることの大切さとは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



このように、「相手を楽しませる」って

改めて思い返すと、難しいながらも

とても大切なことだと思いませんか?

(*゚▽゚)ノ



家づくりに関しても、やはりお客様に楽しんで

進めてもらえたら、嬉しいですよね。



これから家づくりがスタートされる方にとっては

世界にひとつだけしかない、オリジナルの家づくり

にきっと気持ちがワクワクしているはずです。



そのお客様の気持ちを、どれだけ最高潮に満足

させてあげるかは、皆様のエンタテイメント能力が

試される瞬間なのではないでしょうか!(o^∇^o)ノ



以前、弊社とお付き合いのある工務店様で

「家」を建てたお施主にインタビューした

ことがありました。



その際に、家づくりの中で何が一番印象に残って

いるかを聴いてみたところ、なんとどのお施主

様も共通して、お施主様の希望を叶えてくれた

工務店様との出会いであったということ。



「家を建てたら終わりじゃなくて、

 これからもずっと〇〇工務店さんと

 長いお付き合いが続くので、楽しみです!」

 と仰ってました。



家づくりは、どうやら夫婦喧嘩の原因になったり

するみたいです。(そうなんですかね?)



ただ、インタビューをしたご夫婦にお話しを

伺った際に、工務店様のエンタテイメント性

溢れる楽しい家づくりの提案によって、

ご夫婦が喧嘩することもなく「本当に楽しく」

家づくりを進めることができたと仰っいてました。



このように、お客様を楽しませることにより

顧客満足度アップに繋がり、次のお客様への窓口が

大きく広がっていくのではないでしょうか?



そして、エンタテイメント性を心に持つコツは・・・

「自分自身が楽しむこと!」なのです(^▽^)/

至ってシンプルですね♪相手を楽しませるには

まず自分が楽しむことが大切です。

心は不思議と共鳴するもので、提供する側が

楽しい気持ちを持って接することにより、

不思議と相手に伝わるものだそうですよ。



楽しみながら人と接することにより、

大切なお客様の、幸せな家づくり計画に

全面で協力していきましょうヽ(*^^*)ノ



私自身も、いつも皆様に楽しんでいただけるよう

楽しい気持ちを持って、文章を書いています!

伝わりましたか・・・?ヾ(=^▽^=)ノ



それではまた来週、お会いしましょう♪

今週はここまで。



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「広告に見る住宅業界の今」(後編)



●潜在客を掘り起こす「買い時」アピール


前回は、「美しさ・しあわせ・やすらぎ」といった、

上品で抽象的な表現を用いたスマートハウスのブランド

価値訴求をご紹介しました。
	


今回は、その対極とも言えるような、具体的な表現で

消費者に揺さぶりをかける「買い時」アピールの

事例を紹介いたします。



確かに今は、ローン金利が最低ラインを推移し、ローン減税、

固定資産税・不動産取得税・登録免許税の軽減、贈与税非課税枠の

拡大といった税制優遇に加え、省エネ設備導入への

補助金も充実した状況です。



更に消費増税法が成立して以降は、

「高い買い物は増税前に」という気運が高まっています。



こうした中、大手住宅メーカーの地域販社や支店単位の広告では、

「住宅は今が買い時!」と消費者に訴える広告が目立つようになりました。



積水ハウスでは、「今買わないと損する!」、

「住宅等の請負契約は消費増税直前では遅い」、

「消費税アップは切実な問題です」などといった呼びかけで、

各地の支店でセミナーを開催。



消費増税のほか、住宅ローンの活用方法や、スマート設備を導入した

場合に受けられる補助金についてもレクチャーしています。



積水化学の販社でも、セミナーや不動産フェアの開催を告知する

広告では、「建てどきを逃さないために早めの計画を!!」、

「タイミングによって家計への負担は大きくなります」、

「様々な優遇制度がある今、最大限に活かして賢い住まいづくりを」と、

潜在需要の掘り起こしを意識した言葉が並びます。



金利、減税、補助金以外では、「いつ来るか分からない大災害に備えて、

1日も早い建替え・リフォームを」という呼びかけも見られます。



各社の宣伝文句には、他社に先んじて駆け込み客を囲い込もうという

意気込みが感じられますが、金銭的な面で「今買わないと損!」と

言い切ることはできません。



そもそもローンを組まないお客様には金利やローン減税は関係ありませんし、

消費増税後に各種の優遇・支援策が拡充される可能性もあります。



また、先進設備の普及・量産化が進んで

価格が下がることも考えられます。



そして冷静な消費者は、増税後の住宅価格の

値崩れにも期待しているでしょう。



腰の重い消費者を動かすには、センセーショナルな

煽り文句も確かに必要です。



しかし冷静さを欠いた拙速な「買い時」アピールでは、

お客様の信用を失いかねません。



お客様との末永いお付き合いが大切な住宅会社においては、

各々のお客様の状況に応じたキメ細かいフォローも

必要だということを意識しておくべきです。



●土地活用の新兵器は「売電事業」と「サ高住」



戸建持家以上に建築費用がかかり、かつ各種の増税問題を

孕む土地活用でも、買い時アピールが盛んに行われています。



こちらのキャッチコピーも、「あなたを襲う相続税問題」、

「知識不足は資産を減らす!?」、「今が決断のとき!」などと、

土地所有者や資産家の焦燥感を煽る文句が並びます。



セミナーなどでは、相続税には無縁だと思っていた人にも課税の

可能性があることや、消費税8%の適用を免れるには増税よりも

かなり前倒しで請負契約を結ばなければならないこと

などが解説されているようです。



増税に加え、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の開始も、

大きな売り込み材料となっています。



10kW以上の太陽光発電システムであれば、売電できる期間が10kW

未満の場合の倍の20年間となり、屋根面積の大きいアパートに

設置すれば大きな収入が見込めるためです。



積水化学では、賃貸+ソーラーの「ハイブリッド経営」と名付けて

大々的な宣伝を開始しました。



大容量発電の優位性を強調するため、「7.5kWの場合、10年間の売電で315万円の収入」に

対し、「15kWの場合、20年間で1260万円の収入」と、発電容量を

2倍にすれば収入が4倍になると説明しています。



パナホームでも「W活用」として、同様の売り込みを展開。



そのほか、旭化成リフォームが自社以外の既存アパートに対しても

屋根防水+ソーラー設置のリフォームを推進したり、積水ハウスは

アパートではなくソーラーのみを設置するための休耕地や遊休地を

募集したりと、様々な形でPRされています。



昨年10月に制度化された「サービス付き高齢者向け住宅」も、新たな

土地活用として盛んにアピールされています。



今年9月にサ高住専用商品を発売した積水ハウスでは、

「10年間で60万戸の整備目標の『新・国家プロジェクト』」などという

触れ込みで、今後の需要が見込めて社会や地域にも貢献できる事業として、

土地所有者に売り込み中です。



また、「現行の補助金を受けるには来年2月末までの申請が必要」

などとして、早期決断を促しています。



一般の土地所有者にはまだ馴染みが薄いとも思われるサ高住ですが、

積水ハウスやミサワホームでは、土地・施設を提供する地主と、

その施設を借り受けて運営する事業者をマッチングさせることで、

双方の需要を開拓しています。



またパナホームでは、同社が施設を一括借上げして事業者にサブリース

するという独自の方式を採用し、土地所有者に更なる安心を担保しています。



これまで見てきたように、住宅会社の広告やイベントは、中長期的な国策、

目まぐるしく変わる支援制度や税制の内容をタイムリーに反映しています。



慎重な消費者は、事前にこうした情報に目を通した上で、

住宅会社と接触しているはずです。



そのような消費者と同等以上の知識を得ておくためにも、

企業規模の大小を問わず、他社のPR情報をまめに

収集する習慣を付けておきましょう。







(情報提供:住宅産業研究所)

無料!今すぐ登録

最短で工務店MBAにご登録いただくには、下記の都道府県名を選択し、PCメールアドレスだけ入力して下さい。簡単に登録は完了します。

入力間違いが多発しております。
メールアドレスをご確認ください。

都道府県

PCメールアドレス

個人情報取り扱い合意書
同意する
入力された個人情報の取り扱い方法、利用目的は、ここをクリック

 
Google +1