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2012年11月26日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 11/26号)

今回のテーマ:「広告に見る住宅業界の今」(前編)            H24/11/26

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

MBA事務局の萩原です。



11月、ラストスパートの週に入りました♪



11月も約50社様ほどの全国の工務店さんとお会いしました。

最近はあっちこっちに出張しており、夢の出張「全国制覇」に

近づいて来ている様な・・・(笑)



どの会社様も、個性溢れる方々ばかりで、大好きな会社様です。

そしてやはり多くの会社様が一度に集合するとなると、

非常に刺激的で、ポジティブで、活気溢れる場所となります。



今月も、実りの大きい研修の数々をご提供させて

いただいたような・・・達成感を感じています(^0^)

ありがとうございます♪



※ちなみに、私(萩原)を今日初めて知った方の為に・・・

普段はこのメルマガを配信する他に、工務店様向けの

研修運営などもしています。



研修を運営する上での、私の一番の仕事のやりがいとは・・・

研修前に入り口から入ってきた会社様の「緊張した表情」が

研修後に「ヤル気に満ちた笑顔の表情」へと180度変わった

表情を拝見できたときなのです(^―^)



(この仕事をやっていて良かったな、

 私も負けないようにがんばろう!)


 と思うのです(*^-^*)



「ありがとう!頑張ろうね!」と会社様同士がお話されていたり、

研修中に、気軽に会話をし合う会社様を見たとき、とっても

嬉しい気持ちになります(^0^)



仕事とは、人間同士の係わり合いで、相手に感謝された

時が一番「やりがい」を胸に感じる瞬間なのではないでしょうか?



さてさて、本日は・・・

「初心に返ることの大切さ」についてです。



■ 仕事に慣れることの危険性
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



「初心忘れるべからず」という言葉がある通り、

初心に返って物事に取り組むことは

とーーーても大切ですよね♪



仕事とは、ある程度知識や経験が豊富になると、

「慣れ」が生じる危険性があります。



人間ですから、必ずこの時期が訪れるのは、

当たり前のことなのです。



勿論私も、この「慣れ」の危険性を知っています。



例えば、「相手が知らないことが分からなくなる。」と

いうことがありませんか?



初めて会う方や後輩などに対して、教えておかなければ

いけない重要なことも、この知識や経験の「慣れ」が

マヒしてしまって、「知ってて当たり前だろうな」

なんて思って、相手に伝え忘れがちです。



ですので、再度フレッシュな気持ちに戻り、

改めて仕事に対する意欲を燃やすために

「初心に返る」ことがとても大切です。



では初心に返るためには何をしたら良いのでしょうか?

二つほど、ポイントをご紹介します(^―^)



■  若い方・新人の方の意見をしっかりと聴くこと
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一つ目は「若い方・新人の方の意見をしっかりと聴くこと」です。

経験の浅い方の意見は、実は非常に貴重で大切です。

その方がどういう角度や感性を持って話をするのかを

しっかりと分析することが大切です。



知識や経験がないからこそ、思いがけないアイディアを

持っている可能性がありますので、そいういう方の

意見こそが、我々を初心に返らせてくれて、

新しいアイディアや企画・気付きが

生まれるきっかけになることがあるのです(^―^)



とある工務店様の例を挙げさせていただきますと・・・

新入社員や新卒の方が積極的に活躍する環境を与え、

意見交換や社内研修をする場を作っている会社様が

いらっしゃいます。



「社員ひとりひとりが経営者の気持ちを持って働いて

もらいたい。」という社長様の想いから、若い方が

責任感・自立心をしっかりと持ち、成長しているのです。



そして若い方が活躍できる場所とは、実は社長様や

社歴の長い方々にとっても効果的で、皆様が常に

初心に返り、会社を成長させるきっかけ

づくりが上手くできていると思うのです。



■ 目標を振り返る・見つめなおす
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二つ目は、「目標を振り返る・見つめなおす」ことです。

短期目標、長期目標、さらには計画書などを作成

することがまずファーストステップになります。



その目標に対して、達成出来たのか、出来なかったのかを

振り返り、自分自身、そして会社を見つめなおす時間を

つくることが大切です。



そして目標を達成するためにはどうしたらいいのかまで

しっかりと、みっちりと振り返りましょう(^0^)



何年も前からこの目標・計画書を立てていらっしゃる会社様に

お会いしたことがあります。最初は一枚の紙切れから始まり、

そして今では何十ページにも渡るブックレットになっています。

紙切れの計画書を見ると「いつも初心に返る」ことが出来るそうです。



再び新鮮な気持ちで、新たな目標に向かって頑張るための

指南書なのだと思います(^―^)



「初心に返る」ということは、「慣れ」から生まれた自分自身の

思い込みやプライドを洗い流し、更に新しい知識や経験を

吸収する力を見につける魔法の言葉なのです!



2012年も残りわずかとなりました。

是非、新しい年を迎えるにあたり、この

1年を振り返ってみてはいかがでしょうか?



参考になりましたでしょうか?

それではまた12月にお会いしましょう(^0^)!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「広告に見る住宅業界の今」(前編)



大手住宅メーカーの広告・ホームページやイベント、キャンペーンの

開催状況を見てみると、以下のPR内容が最近の

3大テーマとなっていることが窺えます。



・スマート・省エネ設備

・低金利・補助金・増税等を絡めた買い時アピール

・新制度を利用した土地活用促進



これらについて、具体的にどのようなアピールが

行われているのか、見ていくことにしましょう。



■ 蓄電池登場で節電・売電・備災メリット訴求



今年は大手住宅メーカーから蓄電池搭載住宅の発売が相次ぎ、

太陽光発電・HEMS・蓄電池の3点セットが搭載された

本格的なスマートハウスの競争時代が始まりました。



設備の導入にはまだまだ高額な費用が必要ですが、各種補助金や

販売業者のキャンペーン、そして7月に始まった

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が

後押し材料となっています。



積水化学工業は、蓄電池搭載では後発組ですが、

「販売開始から約4ヶ月で1000棟受注突破」と

アピールしているように、順調な

売れ行きを見せています。



その好調要因は、スマートハウスの実利性を消費者に対して

効果的にアピールしているという点にあります。



「3つの力で、創った電気をムダなく残さずフル活用。」

「需要の多い時間帯を外して電力利用“ピークカット”にも貢献!」

「セキスイハイムは光熱費、ゼロからプラス収支へ!」などといった

宣伝文句とともに、導入費用を大幅に値引くモニターキャンペーンを告知。



これによって「光熱費プラス収支」のモニターを増やし、その結果を

広告やイベントに還元することで、新たな消費者への説得力を

強化するというスパイラルが形成されています。



蓄電池のもう一つのメリットと言えるのが

「停電時も電気が使える」という点です。



旭化成ホームズは「そなえのいえ」を発売し、「『備災』スマートハウス」と

謳ってアピールしました。



人の力では防ぐことのできない災害に見舞われた後、いかに不便の少ない

生活を送るかという点に焦点を当てたわけです。



積水ハウスでも、「停電しても5秒で復旧できる『蓄電池システム』、

もしもの停電時でも、太陽光と燃料電池で発電」と、夜間や

悪天候でも発電できる燃料電池を含めた3電池搭載住宅の

メリットを強調しています。



通常は節電や光熱費のPRに注力している積水化学も、今年9月の

防災月間には、「万が一の災害に、“備え”はハイム。」という

キャッチコピーで備災をアピールしました。



この広告では、発電+蓄電の具体的なメリットとして、

下記のような点が挙げられました。



・手放せない医療機器、停電は命に関わる一大事です

・いつものようにあたたかいご飯はうれしいだろうな

・もしもの夜も電気を使えれば、不安な思いをしなくていいのに

・停電時には、わが家の電気をご近所さんにも使ってもらおう!

・赤ちゃんのミルク、お湯が沸かせなかったらどうしよう?

・冷蔵庫の大切な食品、停電でダメにしたくない!

・いざという時だから、テレビや携帯電話が使えれば安心

・大震災にも負けない、「強い家」で暮らしたい



豊富なモニターを抱える積水化学ならではの、消費者のニーズを

うまくとらえた内容となっています。



■ 感情・感性に訴えるスマートハウスの差別化



節電や売電、備災といった要素は、各社のスマートハウスに

共通する、実利的な特長です。



大手各社が同じ土俵に立ったことで、スマート設備の機能そのもの

というよりも、プラスアルファの付加価値の訴求が始まっています。



三井ホームは「『美しい木の家』スマート2×4」という表現で、環境に

合わせて外観や室内空間をデザインする意匠性を前面に出しています。



トヨタホームは「家族をもっと楽しむためのスマートハウス〜家とクルマと

情報システムで次の暮らしを考える。」として、企業特性を表現。



今年の夏は、家とクルマがセットで1600万円(全国3名限定)

というキャンペーンでも話題を呼びました。



パナホームはこの秋、設備や家電を自動制御できる新機能を

備えたスマートハウスを発売しました。



家事軽減提案や二世帯向け提案も充実させたこの商品の広告は、

「いちばんしあわせなスマートへ。」という柔らかな響きの

キャッチコピーで、女性を意識した内容となっています。



積水ハウスは更に先の時代を見据えたスマートハウスとして、

人が頭で念じるだけで家電を操作できる家を開発中です。



その一方で、テレビCMや新聞広告においては、郷愁を誘うメロディと映像を

使用して、「SLOW & SMART 家に帰れば、積水ハウス」という企業PRを展開中です。



「SLOW & SMART」には、「スローな暮らしを支える先進技術」という

意味がありますが、このシリーズ広告は「やすらぎ」や

「ぬくもり」の表現だけに終始しています。



「便利・お得・万一の備え」と、実利性の高いスマートハウスですが、

「美しさ・楽しさ・しあわせ・やすらぎ・ぬくもり」といった、

感情や感性に訴える抽象表現でブランド価値を

高めようという傾向にあるようです。






(情報提供:住宅産業研究所)

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