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2012年11月12日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 11/12号)

今回のテーマ:「業態動向〜ビルダーのシェア拡大続く」(前編)         H24/11/12

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

MBA事務局の萩原です。



11月7日、日本時間でいうと午後3時くらいでしょうか。

アメリカ大統領選挙の速報ニュースが流れ、

オバマ大統領の再選が決まりました。



日本でも、大きなニュースになりました。

そして、今後アメリカ経済の動きは、どのように

日本経済に影響を及ぼすのか、様々な経済学者の

方々の見解がニュースで話題になりました。



オバマ大統領のスピーチ、見ましたか?

4年前を越える、素晴らしいスピーチでした^^



感動のフレーズがありましたので、まだご覧に

なっていない方のために少しだけシェアしますね♪



「アメリカの皆さん、私は信じています。これまでの成果をもとに私たちはさらに前進し、

 新しい仕事や新しいチャンスのため、中間層がより安心できる毎日のため、さらに戦い

 続けることができると。建国の約束を守ることができると。一生懸命働く気持ちがあるならば、
 
 何者だろうと構わない。どこから来たのでも、外見がどうだろう、どこを愛していようと構わない。

 黒人だろうが白人だろうが、ヒスパニックだろうがアジア系だろうがアメリカ先住民だろうが構わない。

 若くても年寄りでも金持ちでも貧乏でも、五体満足でも障害があっても、ゲイでもストレートでも。

 やる気さえあれば、ここアメリカではなんとかなる。」



私はこのスピーチを聞いた瞬間に、心臓がドクドクなり、

初めて心が震える気持ちになりました。言葉を聞いた

だけで、大統領の想いがすべて伝わりました。



アメリカで暮らした7年間を思い出しました。

当初はほとんど英語が話せませんでしたので、一生懸命

相手に伝えようとしても、言葉が伝わらないときは

必死になって想いを心で伝えるしかなかったのです。



どんなに相手に分かってもらおうとしても、

「どうせアジア人でしょ?」

「アジアの留学生のくせに生意気。」

など、いろんな場面で差別を受けたこともありました。

それでも私は伝えることを諦めなかったので、多くの

友人をつくることができたのかと思います。

(本当ですよ^^;....)



黒人の友人と比較的白人層の多い街に行くと、

ファーストフード店でいくら待っても順番が来ない

ときがありました。順番が来たのは、少し空いて

店員さんの手が空いて、やっとです。


「信じられないでしょ?これがアメリカだよ。」


「くよくよ落ち込んでなんていられない。

 アメリカで生きていくには心が強くなくちゃ

 いけないんだよ。」

という友人の言葉を忘れた日はありません。



なので、このスピーチを聞いて、アメリカが前進した

気持ちになったのです(^^)



■  皆さんの想いをどう伝えますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



相手に選ばれる、そして信頼されるためには、

やはり相手に「想い」や「気持ち」を伝えなければ

なかなか前進するのは難しいと思います。



皆さんは、お客様に家づくりへの情熱や信念、

そしてお客様の幸せを一番に願っている、

ということを伝えていますか?



伝え方は様々だと思います。

言葉でも発信しなければいけませんが、情報媒体を

活用して「家づくりの想い」を伝えるのもとっても

大切なのです。例えば…



●初対面で伝える



見学会やセミナーなどの場で、まず会社の家づくりについて

知ってもらうきっかけを作ることができます。その場で

いかに、家づくりの想いに共感してもらえるかが、

キーポイントになりますね!お客様を貴社のファンにして

しまいましょう!



● DMやチラシ、情報誌を通して伝える



会社の想いを伝える方法は、実はお客様と出逢う前から

始まっているのです。見学会や商品発表会などの案内に

掲載する文章にも「家づくりの想い」が載っていると、

想いに共感したお客様が来場してくれる可能性があります。

キャッチフレーズや、社員の方の笑顔の写真など、

一瞬でお客様の心をキャッチできるような素敵な

文章を作ることを心がけるといいですよ(^^)♪



● ホームページで伝える



実は、ホームぺ―ジも非常に大切な「伝える」ツールです。

お客様は、必ず会社のホームページを見ます。

ですので、家づくりへの想いをここにもしっかりと掲載

しましょう♪ちなみに恥ずかしがらずに社長様や社員の

顔写真も載せておきましょうね!

なぜかというと、顔写真を載せるとお客様が安心

するからです。お客様と会ったときに、

「写真で見るより、実物の方が素敵ですね!」

と言われるかもしれません(^^)!!



などなど、様々なかたちで情報を発信することが、

スピーディーに「伝える」ことをカタチにします。



■  伝えるということの大切さ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



ただし、伝えるといっても


「うちは在来工法です」
「安心の耐震設備が整っています」
「創業100年です」
「今まで100件以上の家を建ててきました」


など・・・みなさんの会社の自慢を前面に出すことではありません。

お客様に伝えるポイントは、いかにお客様の「心」を感動させる

フレーズであるかということなのです。


「お客様の幸せを手伝う」
「一生に一度の家づくり(夢)を実現する」
「家族の笑顔の絶えない温かい家づくりを応援する」


など、一生に一度のお客様の夢のマイホームづくりを

応援するようなフレーズにするのがおすすめです♪



とある講師の先生が、こんなことを言っています。

「すべてのことは相手に伝わらなければ意味がない。」

本当に、その通りですよね。どんなに心でお客様や

社員の方すべての幸せを願っていたとしても、

実際に相手に伝わるように努力をしなければ、

結局は、想っていないのと同じことなのかも

しれません。



諦めずに、情報を発信し続けることがお客様への

気持ちを伝える第一歩なのかもしれませんね!



オバマ大統領のスピーチから、そんなことを

思いました(^^)!



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「業態動向〜ビルダーのシェア拡大続く」(前編)



■住宅業界の供給構造



住宅業界でこの10年の間、シェアを

拡大し続けているのが、ビルダーです。



業者の伸びからしても想像がつきますが、注文系も

分譲系もビルダーのシェアは拡大して来ました。



住宅産業研究所では、新築住宅の供給構造を業態別に分析する際、

ハウスメーカー、ビルダー、工務店に分けています。



ハウスメーカーは大手8社を中心に、一条工務店やタマホーム、

大東建託、東急ホームズ、三菱地所ホームなど、全国展開を

しているような業者や財閥系、鉄道系などが含まれます。



ビルダーは工務店が大きくなったものと考えて良いでしょう。



同社では年間20棟以上施工している会社を

ビルダーとして定義付けています。



このビルダーが大躍進しているというわけです。



持家、貸家、建売を含めた低層住宅全体のシェアで見ると、

直近の2011年度の業界構造は以下のようになります。



<低層住宅の業態別シェア>



・ハウスメーカー 27.5%

・ビルダー    37.0%

・工務店     35.5%



ビルダーが37.0%と最大勢力を占めています。



ハウスメーカーに比べて10ポイントほど大きな

シェアを占めるようになりました。



そして工務店のシェア35.5%も僅かに上回っています。



実はビルダーと工務店のシェアの逆転現象は、

ここ数年で起きたことなのです。



かつては住宅市場で最もシェアが

大きかったのが、工務店です。



例えばわずか5年前の業態別シェアでは、ビルダーは

今よりも6ポイントほど低い30.7%でした。



ハウスメーカーは今とほとんど変わらず27.8%。

工務店は41.5%と、最大のシェアを占めていました。



■ビルダーが工務店シェアを侵食



ビルダーは、この5年の間にじわじわと

工務店のシェアを侵食してきました。



新築住宅の市場規模がこの5年間で小さくなったことは、

周知のことだと思います。



その中で更に工務店のシェアが縮んだという事実からは、

相当数の工務店が消滅し、また棟数を減らしたということが窺えます。



実際に、ここ数年の住宅業者の社数の推移を見てみると、

確実に小さな工務店が減少しています。



前述の住宅産業研究所の調査では、2007年度には全国に

69,000社ほどあった住宅業者数が、2011年度には約59,000社に減少。



この5年間で約1万社が減ったというわけです。



最近では、かつて見られたような大きな会社の倒産は少ないですから、

消滅した企業の大半は年間20棟未満の工務店ということになります。



こうして姿を消した工務店の分、ビルダーが

シェアを伸ばしたということが伺えます。



またビルダーシェア拡大の要因について、一つ別の見方をすると、

小さかった工務店が20棟を超えて、ビルダーと呼ばれる規模に

なったということもあるでしょう。



もちろんその逆もあり、ビルダーから工務店へ、事業縮小

というケースもあるには違いありません。



いずれにしても言えることは、強い会社が伸ばし、

規模の小さな会社はますます勢力を縮小したということに他なりません。






(情報提供:住宅産業研究所)

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