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2012年04月30日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/30号)

今回のテーマ:「展示場・モデルハウスのトレンド」前編             H24/4/30

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさんこんにちは!

いつもご愛読ありがとうございます!
	
MBA事務局の萩原です。



先週の長野の出張では

朝マックを食べたばっかりに

接待の場で“信州蕎麦ふつう盛り”

(といっても3人前くらい)を食べれず・・・



(これ以上は・・・出る)

ε=( ̄。 ̄;)・・・

と思いながら、あさっての方向を

見て途方に暮れていたところ



一緒にいた先輩が、「俺食べるよ!」

と言って残りの2.5人前を

いさぎよく食べてくれました

m(;∇;)m 



『こういうときはどんなにお腹

いっぱいでも、死ぬ気で食べる

それが日本の社会人のマナーだよ。』


と勇ましいお言葉!



確かに接待の場で、お客様に勧められた

お食事を残すなんて失礼ですよね。

よくよく考えてみると、私の行動は

NGだったわけです。



礼儀や礼節は非常に大切です。

勉強になります!



なんとも良い先輩を持って、

幸せだな〜〜♪



そして朝マックを食べた自分に・・・

深く反省・・・( ̄ー ̄; ヒヤリ



またひとつ、日本のサラリーマンの

階段を登りました。





■ 3日間で580回も見られていました・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


さて、メルマガ1回目に載せた

私のプロフィールリンクですが、

「見といてくださいね〜」とかなり

さらっとリンクを貼りました。



・・・

ただ載せるわけないじゃないですか〜。



知ってますよ〜。



そこのあなたが4月18日(水)に
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1分ほど眺めていたのを、そして
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何回観ているかを・・・( ̄∇ ̄)ニヤ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



そうです、実はあのプロフィールシステムは

裏で“データ(統計)”を取れるように

なっているんですよ。



ネットの世界は怖いですね〜(笑)

みなさんを使って実験させてもらいました〜♪


( ̄∇ ̄)ニヤニヤニヤ



その結果はといいますと、

-------------------------------------------------

* 合計ページビュー(PV)    :580回
* 合計ユニークユーザー数(UU):388人
* 平均ページ滞在時間           :40秒

・集計期間		:4月16日〜4月18日

-------------------------------------------------


● ここから何が推測できるかといいますと・・・

◎ 1人が約1.5回ページを観ている

うん、結果はまずまず・・・


● 更に曜日別のユニークユーザー数を見てみると

月曜:244人
火曜:99人
水曜:45人


圧倒的に配信日の閲覧率が高いですね♪

数値化してみるとこんなことも、

分かってしまうのです。



「PV!?UU!?
~~~~~~~~~~~~~~~~~
何言ってるのかさっぱりわからない・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それでは説明していきましょう


(* ̄▽ ̄*)ノ"



■ 知っておきたい簡単ウェブ・マーケティング用語
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


【ページビュー(Page View)】

* ページが閲覧された回数を示します。

★ このPVが分かると、お客様が好むコンテンツ(内容)は
  何であるかを知ることもできますよ。PV数値が伸びている
  コンテンツなら更に工夫を加えてレベルアップに努める。

   成果に直結するページ(資料請求など)のPVが低い場合には
   そのページは何かしらのメンテナンスが必要であるということです。



【ユニークユーザー(Unique User)】

* ページを訪問した人数です。

★ UUはページの純粋な閲覧人数です。2〜3回同じページを見たとしても
   “1”とカウントされます。このUUが実はページを比較する際に結構
   役に立ちます。



みなさん、自社のホームページやブログをお持ちですか?

統計なしに、ただやっている!のではちょっと勿体無い

かな〜と思います。アクセス分析をオススメしますよ。




■ 統計化することは集客の指標をつくります
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


自社の強みや弱みを把握する際、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
物事を数値化することが
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
非常に重要です(^▽^)/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


例えば毎日書いてるブログ・・・

一体どんな内容をお客様は見ているのか

把握していますか・・・?



もちろんウェブマーケティングのみに関わらず、

最近出した折込チラシ、


◎費用はどのくらい?

◎それに対する反響率は?

◎前回と比較すると数値は?


などなど・・・



お客様が興味がある内容

=お客様の知りたいこと

=これが分かればかなり自社の強みになりますね!



(※男性は分かる嘘をつきますが数字は嘘をつかない)


と誰かが言ってました( ゜_゜;)



自社にあった方法でアクセス分析を

してみてくださいね。



・:*:・・:*:・おまけ ・:*:・・:*:・

◎ちなみにソーシャルプロフィールは

下記のリンクから作成できますよ。

会社の先輩に教えてもらったのですが、

今はお客様に送るメールに署名で

付けています(^―^)

http://thisme.jp/ (このページは現存しません)



あともう一度私のプロフィールも・・・

今日は先に言っておきますが、

クリックしたらデータ化されます(笑)

お気をつけて・・・

http://f.msgs.jp/r/c.do?7A_7lo_fyQ_bir (このページは現存しません)


ではでは、また来週♪




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


今回のテーマ「展示場・モデルハウスのトレンド」前編



平成23年度の住宅着工戸数は前年比2.7%増の84.1万戸。

震災の復興需要や各種住宅政策の後押しもあり、

住宅着工は上向いています。



今年度も住宅版エコポイントやフラット35Sの

復活などの住宅取得支援策があり、2014年、15年に

段階的に行われる消費増税前の駆け込みも

見込めることから、上向き基調は続くものと思われます。



住宅の購入に対してやや二の足を

踏んでいた検討客も今年、来年中に動き始めることが予測されます。



その動き出した客をいかに呼び込むかということで、

今後の営業戦略の中で「集客」は重点テーマになると思われます。



■ビルダーが総合展示場に出展する理由


集客にも様々な切り口があります。

自社の商品を直接見せる構造見学会・完成見学会や、

不動産情報を利用したイベント、住宅購入のための

基礎知識を伝える内容の相談会・セミナー。



OB客へのアフターサービスをきっかけとした

口コミ・紹介の強化も、集客戦略と言えます。



しかし、やはり集客戦略の基本は「どこに呼び込むか」。

すなわち展示場の出展計画ではないでしょうか。



最近、全国的に好調なビルダーの展示場出展の

傾向を見ると、総合展示場に出展する

ケースが増えています。



【ビルダーの総合展示場出展例】

A社(M&A拡大ビルダー)
  …総展の1区画に2棟建てのモデルハウスを展開

B社(ローコスト最大手ビルダー)
  …平成23年度の新規出展39ヶ所のうち、総展が27ヶ所

C社(新潟から全国へ拡大中のビルダー)
  …地元エリアでは単展、新規エリアでは総展に出展

D社(ローコスト工務店組織を運営)
  …3大都市圏を中心に総展への出展が主力



ここで例に挙げた4社は、いずれも平均価格1500〜2000万円台前半の

「ローコストビルダー」で、ここ数年で業績を拡大しているビルダーです。



総展というと、大手ハウスメーカーの主戦場というイメージがありますが、

総展で地域の有力ビルダーや、上記4社のようなローコストビルダーの

モデルハウスを見かけることも多くなりました。



この背景には、大手メーカー側の動きもあります。

ここ数年で住宅の市場規模が120万戸→100万戸→80万戸と

縮小してきた中で、大手ハウスメーカーは営業拠点の

統廃合を進めてきました。



営業マンの人員と販売戸数が見合わないような、

市場規模の小さいローカルエリアからは

撤退するという動きも見られます。



大手メーカーが撤退した空きを埋めるような形で、

ビルダーも総展への出展を

増やしてきたということです。



総展に来場するユーザー側から見ると、住宅性能や

耐震等級などの客観的な数値に大きな差が無ければ、

メーカーとビルダーの商品性能の差は

感じられないはずです。



長期優良仕様や耐震基準を満たしていれば、

目の前のモデルハウスと営業マンが

業者選びの判断基準となります。



価格競争力ではビルダーに分がありますから、

営業力や商品の特徴で差別化できれば充分にメーカーと

戦えるので、総展でメーカーと肩を並べて

出展することのメリットは少なくないはずです。



総展に新たな動きが見られる一方で、

ロードサイド型の単独展示場では、このところ

集客が減っているという話を良く耳にします。



震災以降のユーザーの住宅選びにおいて、

「安心・安全」や「エコ・省エネ」といった

キーワードへの関心は高まっています。



大手ハウスメーカーは最先端のスマートハウスへの

取り組みで先行しているということもあり、

ユーザーの大手志向はやや強くなっていると思われます。



「まずは大手メーカーのモデルハウスが

 集まる総展で情報を集めよう」

と考えるユーザーは少なくないはずです。



総展は単展と比べると会場費などの固定費がかかり、

必ず他社との比較による競合が起こるという

デメリットもありますが、人気の高い展示場に

空きが出るということがあるなら、出展を

検討してみるのも良いでしょう。




(情報提供:住宅産業研究所)
2012年04月23日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/23号)

今回のテーマ:「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」後編         H24/4/23

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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みなさんこんにちは!

先週に引き続き、今週も萩原が

お届けします(´ー+`)キラッ



そして・・・長野の工務店様

『こんにちはーー!』

みなさんにメルマガが届くころ

私も長野駅周辺をウロついてます。



あ、もちろん仕事ですから〜( ̄▽ ̄)

すれ違ったら気軽に声をかけてください(笑)




■ 突然ですが・・・私・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


“アフリカ”が大好きです!!



あの雄大な自然にうっとり

悠々と暮らすワイルドアニマル

大地と共存して暮らす人々



なぜか行ったことないのに、

自分の原点がそこにあると、

不思議と思っているわけです

( ^^)人(^^ )

みなさんは、何処かに自分の

原点を感じる場所、ありますか??



いつか大切な人と一緒に行きたいので、

アフリカ旅行はずっと我慢しています。



50代過ぎになって、旦那さんと

子供たちと一緒に行きたいです!

そんな素敵な家族が理想です・・・



ん!?

なんだか話がズレそうなので

余談はこの辺にしておきましょう

o(^^o)(o^^)o 



■ 1枚の紙切れに・・・心を奪われる!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


インターネットを通して、

あるアフリカの絵画を購入しました。


(原画って書いてないからコピーかな)

(まぁ、ネットで購入したものに
  そんなに期待しないけどね・・・)


・・・と思って待つこと1週間



 『ピンポーン』
 『○○急便で〜す!』


届いた荷物を開けてみると、

思った以上に完成度の高い絵!

ヽ(*^^*)ノ


 
私『おぉ〜!原画だ!』

  (ヒラリ・・・)
 
私『ん?紙が付いてる』



その紙切れには【ベイカー】さんという

笑顔あふれる黒人男性の写真と、

彼のプロフィールが書いてありました。



そして一緒に、

《私の絵が大陸を越えて、あなたの

 手元に届いてとっても嬉しいです。》



そう、書いてありました。

感動のあまり30分ほど絵を

見続けました。このベイカーさんが

絵を描いている様子を思い浮かべながら。



ムズムズ・・・

ムズムズするなぁ・・・



届くか分からないけど、私も

ベイカーさんに“ありがとう”を伝えたい!

基本、感覚思考人間なので(女性には多いそうです)

思い立ったらすぐ行動!!(o^-^o)笑

販売会社にメールを送りました。



内容は・・・


“ベイカーさんの絵が私の家に

 無事に届きました。あなたのファンに

 なりました!これからも素敵な絵を、

 多くの方に届けてください。”


そう伝えてもらうようにお願いしました。



そしてベイカーさんからの手紙は

大切に大切に・・・保管してあります。

というか捨てられるわけないですよね!?

m(;∇;)m



そしてこれを期に、

日に日に増えていくアフリカグッツ。

もうすぐ同社から、キリンの置物が届くのです。


というか本当に必要だったんだろうか・・・?(笑)



◎ 完全に心奪われている私です。

みなさんも同じ様なご経験

ありますでしょうか?

特に・・・そこの女性の方(笑)!



販売会社の戦略にハマっている

自分自身が見えてきます。



■ 人の心を揺さぶるエモーショナル・マーケティング
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<エモーショナル・マーケティング>とは

その名の通り、人の感性に訴えかけ、

顧客が満足する“経験”を植え付け、

顧客獲得まで持っていく、比較的新しい

販売手法と言われています。

(※ちなみに現時点では

 学校の教科書に載っていません)



例えば、大手コーヒーショップのスターバックス。

スターバックスの登場によって、それまで

ただの飲み物メニューであった“コーヒー”が

メインメニューとなりました。



今までにない画期的な戦略が、世界進出を

現実化したと言われています。



どんな戦略かといいますと・・・


◎コーヒーはただ飲むだけの飲み物ではない
  種類を豊富に、いつでもフレッシュな
  コーヒーを出せるようお客様に見える場所で
  その場で作ります。
 
◎高級感を出すために、MサイズやSサイズの
  表記をせず、グランデやトールに名称を変更。
  カップにはスタッフが“Thank you!”と
  メッセージを書くときも。

◎複雑なメニューばかりで覚えられないけど、
  今度はあのグリーンの飲み物に、違うトッピングを。
  本日のコーヒーと店員の笑顔がやる気の源。


などなど、今までのコーヒーショップには

なかった高級感がある販売スタイル。



“あなただけの、新しいコーヒースタイル”

それが、顧客に確かな“記憶”を植え付けました。



● 今回のアフリカの絵の例でもそうですね。

“あなたに届いて嬉しい”の一言がネット客の

心を奪い、ファンにさせてしまいました。


たった1枚の紙切れなのに、すごいですね。

今回は購入後ではありますが、リピーターや

口コミなどを通して、マーケット拡大が期待できそうです。



●個人的にはこのエモーショナル・マーケティング、

今のデジタルな時代だからこそ注目されるべき

マーケティング戦略なのではないかと思います。



■ お客様の心をつかんでいますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
 

みなさんのお仕事は、

お客様との接触頻度の回数が

多い業界だと思っています。



ご来店の方だけに関わらず、

ネット上のお客様も同様です。



お客様の心をつかんでいますか?

ファンになってくれていますか?

みなさんとの経験や記憶を植え付けていますか?



例えばインターネットから資料請求してきた

お客様に、ベイカーさんのような笑顔の写真に

手書きでメッセージを加えてみたりすると、

特に、女性からすると嬉しいと思いますよ♪



“○○様の家づくりを担当する○○です!”

 その後はみなさんの想いを述べてみて下さいね。



これから自分の家づくりに関わるであろう

人の顔と、メッセージが見えたら

まさに、ポイントアップ!

お客様の安心につながります。

☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!



エモーショナル・マーケティング

是非トライしてみてください♪



・:*:・・:*:・おまけ ・:*:・・:*:・


ちなみに(^^)←これ(顔文字)も

エモーショナルマーケティングの一部。


仕事のメールでもよく見かけます。

アメリカでは“エモティコン”という

俗語で呼ばれているんです。


西洋では

 ←これです。理由はわかりませんが、

縦にしてスマイルの顔文字を表現します。

時代はデジタル化するにつれて、

エモーショナル・マーケティングの

必要性がどんどん高まりそうですね!


ではでは、また来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


今回のテーマ「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」後編


■住宅周辺分野の防災・エコ技術


前回は、東日本大震災後の住宅会社の

防災・エコ技術について、最新事情を紹介しました。

もちろん、建材や設備など周辺分野の企業でも、

様々な技術が次々と開発されています。



まず、被災地復興と耐震強化の意味合いを

強めて復活したエコポイントに対応するため、

断熱や耐震にかかわる建材・設備メーカーは

高機能・低価格の商品開発でしのぎを削っています。



日本板硝子では、厚さを6.2mmに抑えた高機能複層

ガラスの廉価版を、エコポイントが再開される

11月21日の着工に間に合うよう、

同月1日に発売しました。



ウッドワンが10月に発売したのは、既存の壁をはがさずに

設置できる断熱改修パネル。

部屋の広さを損なわないよう

パネルの厚みは通常の

半分以下の24.5mmとしてあります。



地盤改良の分野では、

住宅密集地における戸建住宅の液状

化対策として、施工機械を

超小型化してクレーンを不要とし

費用を4割削減する技術

(ケミカルグラウト社)なども開発されています。



震災で普及が加速した太陽光発電も

パネルの重量半減(フジプレアム社)や

発電容量を世界最高水準に向上させる(パナソニック)

など、続々と新たな技術が取り入れられています。



LIXILでは、シャープと共同開発した屋根

一体型太陽光発電システムを4月に発売し

年間2600棟分の販売を目指すとしています。

同社は昨年9月から、通販サイト上に

「太陽光発電ショップ」を開設し

ネット上で見積り・補助金申請・電力会社への

売電申込までサポートできる仕組みを確立。



また今年3月には、被災地での復興需要に対応すべく

仙台に大型の旗艦ショールームをオープンさせるなど、

販売面でも積極的に新戦略を打ち出しています。



■免震・制震と非常時対応で差別化する集合住宅


震災後、大手マンションディベロッパーが相次いで


「超高層物件は原則的に免震・制震技術を採用する」

「数日分の飲料・食料を備蓄する」など、

災害対策基準の強化に乗り出しました。



既に首都圏、東海、近畿では、免震・制震を謳う

新築物件が続々と登場しています。



このほか、非常用電源として太陽光発電や

蓄電池を導入する動きや、備蓄品の拡充、

居住者同士の連帯感を養うための

コミュニティスペースを充実させる

といった動きも見られました。



戸建住宅とは異なる、マンションならではの

スケールメリットを活かした防災対策もたくさんあります。


以下に、一部を紹介しましょう。



・非常時に太陽光発電で井戸のポンプを稼働し飲料水用にろ過
 
・大地震時に住戸への水道供給を自動的に遮断し、漏水を防止
 
・停電時に非常用エレベーター等を48時間動かせる発電機

・非常用備品倉庫を兼ねるコンビニ型店舗を配置

・インターホンから各戸に緊急地震速報を流す

・広大な敷地内に高さ12mの避難山を配置し、非常時は近隣に開放



■自治体の取り組み


最後に、自治体が推進する災害・エネルギー対策について、

主な動きを見てみましょう。



近畿地方では、自治体と民間企業や

団体が連携して、木造住宅の耐震化を

推進する取り組みが始まっています。



これは、各自治体と提携した工務店や

NPO法人が、耐震化の支援制度を住民に告知したり

耐震診断や工事、そして補助金申請の手続きを

一括して請け負うというもの。



支援制度の認知度を向上させ、

煩雑な申込手続き等を代行することで

耐震化を推し進めたい考えです。




中でも大阪府は、住戸単位ではなく

自治会など地区単位で耐震化の希望を受け付ける

「まちまるごと耐震化支援事業」を開始。

「平成27年度の耐震化率9割」の目標達成に邁進しています。



東京都でも首都直下地震に備え、

「木密」地域の建替えに固定資産税を減免する措置、

大地震でも住み続けられるマンションの認定制度創設

新たな防災計画の策定などに取り組んでいます。



また各区単位でも、建替えや耐震改修等に

対する優遇措置を強化する動きが進行中です。



太陽光発電や太陽熱利用システム、

ガス発電などへの助成金を上乗せする自治体も増えています。



東京・荒川区では「街なかメガソーラー〜みんなの発電所計画」

として、今年から3年間、太陽光発電を設置した

住宅や事業所への助成金を上乗せします。



但し、いざという時には、地域の非常用電源

として提供することが条件。大規模な太陽光発電施設を

作れない代わりに、既存の建物の

屋根を活用するという、下町ならではの施策です。



より総合的な取り組みとしては、

国からの構造改革特区認定等を

活用して、スマートグリッド(次世代送電網)

の構築などを目指す動きも見られます。



自治体のほか、多種多様な業種の

民間企業や研究機関が参画して

防災やエネルギー使用の最適化を目指す

大規模な「未来の街づくり」構想が、被災地を含め、

全国各地で進行中です。大手企業だけでなく、

地域企業の参画を募る自治体も多くあります。



それぞれの自治体がどんな街づくりをしようとしているのか、

常にアンテナを張っておく必要がありそうです。



スマートタウンを始めとした

地域全体で取り組む次世代型の

街づくりの詳細については、また改めて紹介したいと思います。




(情報提供:住宅産業研究所)
2012年04月16日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/16号)

今回のテーマ:「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」前編         H24/4/16

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
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全国の工務店MBA読者の皆様!!



『 初めまして(^0^)ノ』

『 お久しぶりです!』

『 いつも有難うございます!』



4月の春の訪れと共に

今週よりメルマガ担当となりました

萩原と申します。


週の始まりである月曜日!

このメルマガを通して皆様と

お会いできるのを、とっても楽しみ

にしています(^○^)


お付き合いくださいね♪



■ 自己紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★

去年の5月に入社をしました。

もうすぐナック2年生になる

若干26歳・・・です!

(⌒・⌒)ゞ



〜 簡単な経歴 〜

5人家族の末っ子で

湘南の海の近いエリアで

のんびりと育ちました。


* エンジニアの父(すごく優しい)

* 看護婦の母(萩原家の天下)

* ラガーマンの兄(外見は豆タンク)

* 格闘家の兄(愛読書はミナミの帝王)


タックルや、技の練習台に使われる日々・・

そんな体育会系の兄に囲まれて大きくなりました。


そして聞き飽きた方も

いるかと思いますが、

私何気に帰国子女なのです。


初めて海外に出たのは

17歳のとき。その後、

アメリカの大学を卒業し、

去年の3月までニューヨークは

マンハッタン島のど真ん中にある

某日系企業で勤務してました。


“海外でバリバリ働きたい!!”

という夢を叶える為に10代から

がむしゃらに走り続けてきました。


そしていざ・・・

夢が叶ったとき・・・


今度は全く別のフィールドで

自分が知らないことに挑戦したいな!

と思ってしまったのです。


変わってるでしょ・・・?(笑)

(o^^o)

そして今、住宅業界に参入しました。


今では“住宅業界の

スペシャリストになるぞー!!”

なんて心の中で野望があったり

するんですよ・・・


d(^^*)あ、言っちゃった・・(笑)

そんな意気込みの中日々奮闘中です!


・・・

更に詳しい(?)プロフィールは

こちらから見て下さい。

http://f.msgs.jp/r/c.do?7d_7lo_fx7_bir (このページは現存しません)


■ 人の心を動かすメッセージに挑戦していきます!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


住宅業界の知識は日々勉強中です。


構造現場を見て、ウキウキします(笑)

断熱材を触って『おぉ〜柔らかい!』

とかイチイチ感動しています(笑)

まだお施主さん目線が抜けません(笑)


去年は、エンドユーザー向けに

“家は地元の工務店さんで建てましょう!”

をスローガンにしてメルマガを配信していました。


そこで心底感じたのが、

読み手の心に響く文章を作ることの難しさでした。


会って伝えたら簡単なのに、

文章だと、相手に伝わる

ように工夫しなければいけません。


それってとっても難しい。

皆様もご存じだと思います。


それでもやっぱり読者の方から、


“いつも楽しく読んでます”

“萩原さん、頑張ってね!”など・・・

温かいメッセージをお送りいただく

こともあったので、皆様に支えられて、

勇気付けられて続けてこれたんだと思います。


d(⌒ー⌒) グッ!!


このメルマガを通して、

皆様の心に響くようなメッセ―ジを

毎週お届けしていきたいと思います。


マーケティング理論が大好きな私

ですので、そこらの情報は結構

持っていたりしますよ・・・ふふ。


あとはやっぱり何をするにも

心の中に楽しさを持っていないと!

(゚∇^d)


思わず笑顔になってしまうような

メルマガもお届けしていきたいと

思っています!



ではでは、

また来週お会いしましょう!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」前編


復興庁の統計によれば、

東日本大震災から1年以上が

経過した現在も、30万人を超える

人々が、仮設住宅や避難所

親類・知人の家などで

避難生活を送っているそうです。


住宅業界に課せられた使命の第一は

これらの人々が一日も早く安

心して暮らせる「自宅」を、できるだけ

安価で提供することでしょう。


それだけではありません。

3.11の余震に加え、首都圏直下型地震

東海・東南海地震など、大規模地震の

脅威は日本全国に常につきまといます。


「想定外」という言葉が通用しなくなった今

エネルギー問題も含め、将来を見据えた

安全・安心な住宅を供給していくことも

住宅会社の重要な使命です。



今回は、震災から1年で急速に

進化している住関連企業の防災・エコ

への取り組みについて見ていくことにしましょう。



■耐震技術・補償の充実で消費者の不安解消


住宅の耐震性に関しては、

阪神大震災や耐震偽装事件以降

技術開発や制度化が進んだため

既に多くの企業で高い性能が確保されています。


3.11以降はこうした既存技術の

アピール方法を工夫することで

消費者の安全面での不安を

解消する取り組みが多く見られます。


木質プレハブ商品を主力とする

大手ハウスメーカーのA社では

価格競争力を強化した在来

木造商品を2009年から取り扱い始め、


「木造耐震住宅」として売り出してきました。

今年に入ってから埼玉、東京と2ヶ所の

総合展示場に、この商品シリーズでは

初となるモデルハウスを立て続けに出店。


「高耐震かつ適正価格」という点をアピールして、

震災以降高まっている耐震性へのニーズを捉えていく意向です。


一方、新しい技術や補償制度の導入も進んでいます。

東京・神奈川を中心に高級ツーバイフォー住宅を

手掛けるB社では、地震の揺れを1/2に低減できる

制震システムを、今年1月に発表しました。


大地震による損傷や、繰り返し発生する

余震からも家を守るという点で、

同社商品の付加価値を高めました。


在来木造大手メーカーのC社は、

地盤補強の技術を新たに開発。


軟弱な地盤の補強費を従来の2/3程度に低減でき、

工期も1/2に短縮が可能な技術で、

今年8月から本格導入される見込みです。


四国・中国地方を中心にマンションや

戸建住宅を手掛けるD社が新たに導入したのは、

最大500万円の保険金が受け取れる地震補償保険。


同社の戸建住宅シリーズの

新築物件全てに付帯されるもので、

1年目の保険料は同社が負担するとのことです。



■スマートハウス普及へ、コスト低減の努力


電力不足時の「サバイバル住宅」として注目を

浴びたスマートハウス。こちらについても、

停電時に丸1日分の電力を確保できる

大容量の蓄電池や、電気自動車等から

家庭に電力を供給する技術、既存住宅を

スマート化するリフォームパックの発売など、

まさに日進月歩の勢いで開発・商品化が進んでいます。


しかし価格がネックとなり、

「売れ行き好調」という企業は少ないようです。


期間限定で150万円前後の値引き

キャンペーンを行なう大手メーカーも

いくつか見られ、低コスト化や普及

支援制度の整備が一段落するまでは、

供給側の身を切る努力が必要なようです。


そんな中、埼玉の地場ゼネコンE社が

相場よりも6割減と半分以下に価格を

抑えられる蓄電池を、外部研究所と共同開発しました。


エレベーター等に使われた蓄電池を

再利用するシステムで、ビル建築もこなす

同社ならではの取り組みと言えます。


今年2月には、同システムを

搭載したモデルハウスを公開しました。




(情報提供:住宅産業研究所)
2012年04月09日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/9号)

今回のテーマ:「異業種の住宅参入が進む!」後編                H24/4/9

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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社長「ううっ~!」
  「グスンっ!!」
  「ズズズーーーー!」
  (TへT)


社員「しゃちょ~う!?」
  「ん?」
  「あれっ?」
  「どうしたんですか~?」
  「何かあったんですか~?」
  (?_?)


社長「おおっ~っ~!!」
  「うえっ~っ~!!」
  「グスン!!」
  (TへT)


社員「あらっ?」
  「泣いちゃってますね~」
  「どうしたのかな〜?」


事務「ほっときなさいよ〜」
  「社長、何かあったらしいのよ」

    
社員「事件ですか?」
  「ぼくの出番ですよね?」


事務「だから、そっとしときなさいってば!!」
  「あんたの出る幕無いわよ!!」


社員「だって〜しゃちょうが〜あんなになっちゃって・・・」
  (T_T)


(悲しいことでも、あったんですかね〜???)



●こんにちわ、中條です。


世の中では、たくさんの場所で入学式が行なわれています。
既に、先週が入学式でしたという学校もたくさんありました。



世の中の企業でも、新入社員が入社式を迎えました。
多くのフレッシュマンが、新たな門出を迎えて出発をします。



見慣れた顔つきの3年目や5年目の方も着飾ったわけでもなく、
どこか雰囲気が新鮮で、ヤル気がみなぎっています。
(^_^)



そんな最中、当社でも
たくさんのメンバーが入社し、これから頑張ろうと
輝いています!



やっぱり、春って良いですね。
卒業があった後は、必ず入学が続きます。



まさに一期一会ですね。



皆さんにとって、一期一会は
新たにお客さんと出会い、共に
終の棲家を創り上げてゆくことだと思います。
(^△^)



例外なく、この工務店MBAも、
卒業と入学の時期が来ました。
まさに一期一会のタイミングです。



そういう理由で、中條達也もMBAを卒業します。
(AKBっぽい?)
(^_^;)



私自身、まだまだ語りつくせない内容がいっぱいあります。
しかし、入学してきた新たな人材にMBAのバトンを渡す時期だと
感じましたので、選手交代です。



次回からのメルマガにご期待ください。
(^O^)/



●次回からのMBAは?


ご存知の方も居られると思います。
その名は萩原です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あえて、担当に女性を選びました。



女性が腹を割って話す内容に、私自身は興味があります。
男性にはない考え方(納得できる意見)を期待しましょう。



そんな彼女が次回から工務店MBAを担当しますので、
温かく見守ってあげてください。



彼女なら、きっと

・女性目線の気付きを教えてくれるかも
・お客様目線で考え方を話してくれるかも
・私よりおもしろいかも

(^_^)



因みに、マイホーム大学では「一般ユーザー様宛て」のメルマガを
彼女が書いていました。
スゴイでしょ?



そして、参考まで・・・



萩原は、まだ入社して1年程度です。
知識としては、未熟かもしれません。
知識がない事が、返って良いこともあるはずですよね。



最後に・・・



わたし中條がMBAでやってきた事は、工務店の皆様に
おもしろく文章を読んでもらい、楽しく勉強してもらいたかったので
これまでのような書き方をさせて頂きました。



正直、読みづらいなどの指摘やお叱りもありました。
しかし、私自身の気持ちが少しでも伝わったなら、
とても嬉しく思います。



応援くださった方々にはとても感謝しております。
これまで本当にありがとうございました。



そして、これからも工務店MBAをどうぞ、
よろしくお願いします!!
(^O^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「異業種の住宅参入が進む!〜リフォーム・仲介・太陽光」後編



■中古住宅のネット販売


インターネット業界からも、異業種参入の足音が聞こえ始めています。



ネットオークションサイトを運営する楽天オークションが、
ウェブ上で中古住宅の取り扱いを開始したということです。



外部機関と業務提携をしての参入ですが、購入手続きの
支援という形での住宅事業参入と言えるでしょう。



業務提携したのは、一般社団法人不動産競売流通協会という団体です。



同協会では4000件を超える全国の競売物件を検索や、
消費者の購入サポートを行うサイトを運営しています。



楽天オークションは、オークションサイト内で、
ユーザーに対して競売物件の魅力などを発信して、
同協会のサイトへ誘導する業務を担当します。



一般の人でも買いやすくなった競売物件の
価格的なメリットを紹介していこうというものです。



このサイトのトップページでは、競売物件についての説明を行っています。



「競売物件とは何か」、また「そのメリットやリスクは何か」を
簡潔に説明しています。



そして物件紹介では、都道府県や市区ごとに何件取扱があるかが
明示されていて、「マンション」「戸建て」といったタイプ別や
価格帯別でも検索することができます。



売価基準価格、利回り、住所、面積などが表記されていて、
気になる物件をクリックすれば、協会のサイトへつながるという仕組みです。



協会のサイトに行けば、物件明細書や現況調査報告書、評価書の
3点セットをダウンロードして、詳細情報を得ることになります。



その後はリフォーム会社や不動産会社など、提携する77社の
競売コンシェルジュが、エリアごとに入札、落札後の処理の
サポートを行います。



競売物件はほぼ100%リフォームが伴うケースとなるため、
コンシェルジュはそのままリフォーム工事を請け負う
という形を取っています。



反響は増えているようですが、ユーザーとしては、
なかなかすんなりと購入に踏み切れないところもあるでしょう。



今後はセミナーなども開催して、ネットによる競売不動産売買を
広めて行くことも考えているようです。



■太陽光発電の初期費用を抑える新たな販売手法


太陽光発電については、震災以降、
爆発的なブームとなった商品と言えるでしょう。



新築住宅はもちろんのこと、既存住宅に太陽光を載せるニーズが
飛躍的に増えています。



新築住宅のリフォーム事業では、特にハウスメーカーが積極的な
太陽光アピールを行っていて、年間1000〜2000件ペースで
受注を取っている企業も見られます。



価格が以前に比べて下がったことや、補助金制度などもあって、
家電量販店をはじめ、異業種が太陽光発電システムを積極的に
売り始めるケースが続出しています。



その中でも注目を集めたのが、DMM.comの太陽光発電事業です。



同社は無店舗型デジタルコンテンツ販売を行う企業で、
住宅業界とは全く畑の異なる業種からの参入です。



DMM.comが手掛ける仕組みは、ユーザーの初期投資を徹底的に抑えたもの。
実質8万円のユーザー負担によって、太陽光発電システムを
設置できるというものです。



太陽光発電は価格が下がったとは言っても、
通常150〜200万円前後掛かるのが普通です。



設置費用を大幅に抑えたビジネスモデルは、画期的とも言えます。



この事業のポイントは、太陽光によって発電した電気の売電です。
発電量を契約者とDMMとでシェアすることで、DMMが設置の初期費用の
多くを持ち、ユーザーの初期投資費用を落としています。



発電量の分配割合は、8割がDMMで2割が契約者とし、契約期間は10年。
契約終了後は契約者に全発電量を引き渡すという仕組みです。



申し込み後は、まず現地調査が行われます。屋根面積や材料等の
設置審査を行い、規定の発電量が賄えるかどうかを見ます。



条件もいくつかありますが、初期投資が8万円と格安なうえ、
発電によって一部電気代も賄えるわけですから、
ユーザーにとってはメリットは大きくなります。



このように、もはや住宅業界は、小売業やインターネット業界とも
競合する部分を有するようになりました。



これからますます激動の市場となって行くことが予想されます。
特に攻められやすいのが、自社のストック事業。



アフター強化や施主との接点を多く持つことで、自社のOB客を
守って行くことも、住宅業者の役割と言えるでしょう。





(情報提供:住宅産業研究所)
2012年04月02日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/2号)

今回のテーマ:「異業種の住宅参入が進む!」前編                H24/4/2

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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社長「よし、できた!」
  「我ながら、よくやったなぁ〜」


社員「しゃちょう?」
  「何が出来たんですか?」


社長「ルールだよ!」
  「新たにルールを決めたんだ」


社員「へぇ〜それって、もしかして〜」
  「毎月、給料が上がるとかーーー」
  「飲み会は、全部社長のおごりとかーーー」
  「ってことですか?」


社長「おいおい、お前の仕事を向上させる内容だぞ!」
  「お客さんとやり取りをする上での基本ルールだ!」
  「これで受注も増えるし、業績も上々だ!」


社員「へぇ〜?」
  「なんだか難しそうだなぁ〜」
  「つまり、簡単に言うと・・・」   
  「ぼくには、関係ない内容ですね〜」
  (^O^)


社長「えっ?」
  「・・・・・・。」
  (確かに、俺が雇った目の前の男は営業だったよな〜?)
  (>_<)




●こんにちわ、中條です。


弊社では3月の決算を終え、今月より新たな出発です。


各社によって決算月は違いますが、何かのきっかけで
心機一転、新たな気持ちでスタートを切ると、
ヤル気が起こり、目標を明確にすることが出来ます。
(^_^)



皆さんは、どのように節目を大切にしていますか?



さて、本日は事前確認の重要性について
簡単にお話したいと思います。
(^o^)



皆さんは住宅の請負契約前に、どれだけのことを
お客様に説明していますか?


・図面や金額、をはじめとして
・仕様や機能
・日程、今後のスケジュール
・アフターフォロー
・各担当者のと職人さんの紹介
etc


上記の内容は「当然だよ!!」
「うちは全て書面化して、やってるよ!!」
なんて方も少なくないと思います。
(^_^)



それでは、可能性(今後こんな事があるかもしれません)のお話を
お客様に丁寧にしている方はどれくらい居るのでしょうか?



可能性とは・・・


いつ、なにが、どうなる、かもしれない、という事です。
また、その理由です。



具体的に言うと・・・


3年ほど経つと、無垢の材料が、反る、曲がる、
歪む、変色する可能性がありますよ。
というお話をしっかりとお客様に伝えるという事です。
(自然素材を建てている会社の方は、特に注意して
これらを伝えている方が多いと思います)



なぜ、こんなお話をするのか?
理由は簡単です。



《答え》
(よくあるケースを)予め伝えることも、サービスだからです!
もちろん、クレームを起こさないためのものでもありますが。
(^o^)



伝えることは、無垢の素材や建築材料に限らず・・・



例えば、職人さんの現場での行動
(何時に現場に来る、帰る・お昼は1時間抜ける・60分ごとに掃除する)
等もお客様は、予め聞いておくのと、聞いていないのとでは、
安心感が違います。



何でも、分かっていたいというのが、
お客様の本音なのかもしれませんね。
(+_+)




●こんなパターンあり!

アフターメンテに力を入れている会社さんでは、
シロアリ対策、防腐処理、水道蛇口の緩み、外壁劣化、
土間ヒビ、コーキング交換、建具のたて付け、サッシの調整、
などをたくさん項目別に表しておき、点検で顔を出す度に、
○○年目には交換しなきゃいけないから、心の準備と伴に
交換費用の準備をしておくようお客様に伝えています。



その甲斐があってなのか、
9割ほどのお客様が、どんなリフォームも
その会社に依頼するようです。



また、驚いたことに
半分以上はお客様の方から、電話がかかってきて、
その後、リフォームをするらしいのです。



こうなると、お客様との関係もかなり親密です。
(^_^)



お客様から声がかり、そして対応するとなると
会社としては、とても楽な運営になるかもしれませんね。



後で楽をするために、
前もって事前説明にかなり力を入れているそうです。
(@_@)



更に言えば、時と場合によっては、
紹介受注につながることも
少なくないらしいです。



安定経営、安定受注、紹介受注率、リピート工事
これらを充実させるには、基本的なことをやりつつも、
+αのことをやらなくてはならないのかもしれません。



+αの業務ってたくさんあるのでしょうけれど、
そのひとつが、事前確認だとしたら、
地道にやることが大事なのでしょうね。



気になった方は、自社なりに内容を整理してみて、
実践してみてはいかがでしょうか〜!?
(^O^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「異業種の住宅参入が進む!〜リフォーム・仲介・太陽光」前編



■異業種が狙うリフォーム市場とDIY


異業種が住宅業界に参入している事例が
最近多く見られるようになりました。



目立つところはヤマダ電機に代表されるような家電量販店ですが、
リフォーム市場に関しては、ホームセンターやスーパーなど、
身近な小売業者が多く参入してきています。



このことからも分かるように、資材や設備の販売から
スタートできるリフォーム市場は、異業種の参入障壁が低く、
昔から多くの業種のターゲットとなってきた市場なのです。



ホームセンターがリフォームに入ってきているということは、
DIY市場が拡大しているという見方もできます。



DIYの市場規模を推測してみましょう。



日本DIY協会の調査によりますと、全国のホームセンターの
売上高は2010年で3兆8450億円だと言います。



店舗数は4180店舗ということですから、1店舗当たり
9億円強を売り上げているということになります。



1980年の売上高は4690億円ということですから、30年で実に
8倍にまで市場が拡大したということです。



ピークは2005年で約4兆円、そこから少し落ちてきてはいますが、
ホームセンター市場自体はかなりのボリュームがあるということです。



この売上高には、リフォーム市場とダブっている部分もあります。



4兆円近い売上高のうち、DIY用具、素材、エクステリア、
インテリア、電気・照明器具等の売上高が55%を占めています。



この部分は、「リフォーム売上」として括ることもできるわけです。



別の括り方で、この55%を「DIY売上」とみなした場合、
DIY産業の実質的な市場規模は約2兆円あると言えることになります。



最近のユーザーは、ホームセンターに行ってリフォームを
検討するというケースも結構あるように思われます。



大手ホームセンターのコメリでは、全国40ヶ所くらいの店舗に
リフォーム店を設けています。



LIXILビバでも50ヶ所にてリフォーム事業を展開するなど、
多くのホームセンターでリフォームは事業の一部として扱われています。



スーパーではイオングループも積極的です。



同グループでは住宅ローン、地震保険、火災保険斡旋、
リフォームローン、家事代行サービス、太陽光発電の斡旋など、
幅広く住関連事業を行っています。



更にリフォーム関連事業は、「イオンリテール」が
全国30ヶ所以上で展開、大型ショッピングモールの
「イオンモール」では、不動産仲介事業にも参入し、
イオンハウジングとして展開し始めています。



ショップングモール内にワンストップ型の店舗を設置し、
住宅売買、賃貸、リフォームなど、街の不動産屋さんのような
事業を手掛けて行きます。



仲介手数料の一部をWAONポイントとして還元できることも、
ユーザーにはうれしいメリットとなるでしょう。



家具店ではニトリやIKEAも、キッチンなどの販売で
リフォーム市場に参入しています。



リフォーム市場に関しては、家電量販店を筆頭に、
異業種の参入は留まるところを知りません。



ホームセンターにしても、家電にしても、安い価格を
アピールすることでユーザーの関心を集めています。



確かに、価格を抑えられるメリットというのは、
ユーザーにとってかなり大きいものです。



本来、リフォームやアフターというのは、
住宅会社の仕事であるはずです。



それを異業種に攻められているという認識を
持つ必要はあるわけです。




(情報提供:住宅産業研究所)

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