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2011年06月06日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/6号)

今回のテーマ:「震災後の商品戦略」後編                    H23/6/6

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

従業員「しゃちょ〜う!!」「たいへんです!!」「社長!!」


社長  「何?何?どうしたの???」


従業員「世間で大騒ぎになってます!」


社長 「おまえが大騒ぎだと思うけど!!」


従業員「すいません」(>_<。)

   「なにやら世間では、節電ムードによる

    消費指数が増加している様です。」


社長 「急に、むずかしい言葉使うようになったな!」


従業員「いやいや、確かにニュースの受け売りなんですけど」

   「要は、節電グッズが巷で、バカ売れ!ってことです。」


社長 「その話は、わかるけど・・・・」

   「うちの会社に何の関係があるんだ?」


従業員「それは、社長が決めてください」(^0^)


社長  ドテッ!!/(_ _)/




●こんにちわ、中條です。


確かに、冒頭の通りで、世の中では、

「節電」や「暑さ対策」という内容で

様々な商品の宣伝が目立つようになってきました。



ナックでも、40年の歴史を通して、

本年度が初のクールビズ導入(^_^)



という事で、ノーネクタイでの出勤です。

ネクタイなし!

上着なし!



それだけでも、かなり心地よいです。



あと、その他暑さ対策として、パソコンの

USBに接続して使う「卓上扇風機」を社内でも

多くみるようになりました。



このように、日常の中でいろいろな変化が

表れてきています。



みなさんのところでは、いかがですか?

日常の中で、変化がどんなところに表れていますか?



●感覚もクールビズ


今日は、夏場対策についてお話したいと思います。

使えると思っていただいた方は、利用してみてくださいね。

(^O^)



突然ですが、夏の風物詩といえば!

・・・・・何を思い浮かべますか?



私は、麦茶と風鈴。

(^_^)



理由は、自分の小さい時の育てられた環境が、

エアコンではなく、うちわを片手に扇ぎながら

過ごしていたイメージが強いからなんです。

もちろん、個人差はあると思いますが。。。



で、これが何の話とつながるの?と思いますよね。

ここでみなさん、少しイメージしてみて下さい。



季節は真夏。

あなたは、ある工務店さんとの打ち合わせで訪問し、

接客スペースへ通されたお客さんです。



いつもの接客スペースにあるのは、

OB客が書いたであろうお褒めの言葉。(お客様の声)



そこに、風鈴が「チリン〜、チリン!」と

28度設定のエアコンの風になびく。



そこに冷えた麦茶〜!

(^0^)



いいですよね〜。

みなさんはどう思いますか?

私は、こんな雰囲気あると嬉しいです。



このように季節によって作り変える

場づくりをやってみるのもありだと思います。



その他の場面でも、暑さを吹っ飛ばす

夏場対策があります。



場面は、真夏の見学会。

真夏ですから、とにかく暑いですよね(^^;)



運営する側も!

見学されるお客様も!

みんな汗をかきかき・・・。たいへんです。



そこで、ひと工夫。



お祭りでよくある「ジュース」を氷水に入れて

プカプカ浮かべているあのケースを、

テントの接客スペースに配置するんです!

(^O^)/



子供がとても、喜びます。

必要以上に、はしゃぎます。



ついでに、金魚すくいならぬ、

水風船釣りのケースを並べるツワモノも

おられるみたいです。



夏場の対策として、こういった雰囲気を

作り出すのも会社のおもてなしとしては、

お客さんに喜ばれるかもしれません。



こういった、環境の変化に合わせて、お客さんに

喜んでもらうためには何をすればいいのか、など、

常にアンテナを立てて、情報を集めることも、

重要ですよね。(^_^)



●ネタ拾いを目的に


6月の21日・22日の2日間で、

リフォーム産業フェアというものがあります。



東京ビッグサイトでたくさんの会社が出展をしています。

もちろん、我々も出展の予定です。

(^^)



もちろん、ナックとして新たな商材をPRしたい

という大目的がありますが、私は他社の出展ブースを

のぞきながら、どのように自社のアピールに

使えるのかを拾いに行きます。



出展している会社に、直接いろいろと

聞いてみようとも思っています。



みなさんも息抜きと情報取りにいかがでしょうか?



会場では、様々なミニ講演もあるので、

そちらも楽しみにしています。



どこかでお会いしたら、声をかけてくださいね。

それでは、今週はこのへんで。

(^0^)



≪今月のご案内≫

以前、本メルマガでも紹介をした
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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「震災後の商品戦略」後編



■震災復興支援商品の概要


震災後、展示場に客が戻り始めた東北エリアでは、

各社が震災復興支援商品の販売を開始しています。



震災復興支援商品は、被災者が一日でも早く

通常の生活を取り戻せるように、工期を短縮し、

価格を抑えて提供する被災地限定の商品・プランです。



プレハブ系の大手メーカーの多くは、既存のプランの中で

シンプルな間取りのものをチョイスし、いくつかのプランに

限定して値引き販売で対応しています。



価格帯はメーカーによってまちまちですが、だいたい

坪50万円前後で1500〜2000万円、通常の本体価格より

100〜200万円安く提供できるようにコストダウン、

というのが多いようです。



プランを限定することで、工期も2ヶ月程度に短縮しています。



大手ハウスメーカーA社では、被災者には100万円、

OB客には200万円の値引きキャンペーンも実施します。



またB社では、被災者用に金利を下げた

住宅ローンを新設する計画があります。



地場ビルダーの震災復興支援対策は、

ハウスメーカーよりも柔軟な姿勢が見られます。



C社では家が全壊・半壊した人だけを対象に、

30棟限定で980万円のプランを設けました。



契約から100日後に入居可能として、

住み替え・建替えを急ぐお客様にアピールし、

4月末時点で7件の申し込みがあったそうです。



D社は工場生産のパネル施工による工期の短さや、

給排水工事、確認申請費、照明・エアコン・

カーテンを含む本体総額表示をウリとするビルダーです。



震災復興支援プランも仕様や設備を明記し、

すべてを含んで1498万円という総額を表示し、

その他に2階をスケルトン仕様にした場合の

価格も1298万円と表示しています。



震災後は、できるだけ早く入居できる家、

そして価格を抑えた家が求められます。



そこで、2階はスケルトンのままで、差し当たって

生活できる1階部分だけを完成させた状態で

入居してもらおうという発想が生まれたのです。



暮らしが落ち着き、資金に余裕ができた段階で

2階の間取り工事を行うという提案で、

外観も平屋風の造りにしています。



「木の味わいの自由設計」というブランドイメージが

地元で浸透しているE社も、復興支援プランを設けました。



平屋で1100万円、2階建1200万円、1300万円という内容です。



しかし元来のブランドイメージから、

「せっかくE社で建てるなら自由設計で建てたい」

というお客様も多いようです。



その点を考慮し、E社では、

「こういう時だからこそ、焦らず

じっくりと、安心できる家を建てましょう」

という接客をしています。



■創エネ+蓄エネで二次災害に備える


震災後は、被災地以外でも商品広告を自粛して、

企業広告やイメージ広告を出している住宅会社が

多かったのですが、今後は震災を意識した

商品アピールが全国的に増えると見られます。



すでに「東北地方太平洋沖地震による

住まいの全・半壊ゼロ!」といった文言で、

耐震性能のアピールをする住宅会社が出てきています。



制震装置、免震構造を用いた地震対策住宅の需要も

今後さらに増えると思われます。



また、今回の震災は、地震や津波の被害を

直接受けていない地域への二次的な被害として、

停電が発生しました。



そこで再度注目を浴びそうなのが、太陽光発電システムや

エネファームなどの「創エネ」設備です。



停電時でも家庭で作り出した電力を

使用できることは安心感につながります。



ただ、この度の震災の直後には、

太陽光発電を設置した家庭から、

「太陽光発電を付けているのに停電時に電気を使えない」

という問い合わせが、機器メーカーや

住宅業者に殺到したといいます。



太陽光で発電した電力を停電時に使用するためには、

家庭内電気配線のブレーカーをオフにし、パワコンに

付属した専用コンセントを使用する必要がありますが、

それが周知されていなかったということです。



太陽光発電の訴求には、正しい使用方法の説明が必要です。



そして今後注目度が高まりそうなのは、「創エネ」設備で

作った電気を貯められる「蓄エネ」設備です。



一般家庭への普及にはまだ時間がかかりそうですが、

ハウスメーカーではスマートハウスの一環として、

家庭用リチウムイオン蓄電池や電気自動車を利用する

「蓄エネ」の提案を盛り込んでいます。



被災地域もそれ以外のエリアも、一時的に

落ち込んだ集客や受注は必ず戻ってくるはずです。



辛抱強く好機に備えましょう。
	



(情報提供:住宅産業研究所)

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