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2011年04月26日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/26号)

今回のテーマ:「東日本大震災」後編                       H23/4/26

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


中條「ふくちゃん〜!・・・あれ?」

中條「ふくちゃん〜!!ふくちゃ〜〜〜ん!!!」

ふくちゃん「はい、は〜〜い!」



中條「そういえば、あのお客さん、どうなりました??」

ふくちゃん「んっ?んん〜〜〜・・・」



中條「(うん?)ふくちゃん、なんか歯切れ悪くない?」

ふくちゃん「そんなことないよ・・・。」



中條「いつもの元気はどこへ?商談がうまく進んでないの?」

ふくちゃん「いや、そうじゃなくて・・・」



中條「えっ?なになに?どうしたの?」

ふくちゃん「・・・・お腹いたいねん!」


中條「なにそれ〜!」

(>△<;)



●こんにちわ、中條です。


今日は、とある会社の「ふくちゃん」

(※もちろん通称です)

と呼ばれる方のエピソードを元に


『経営者として、忘れてはいけない大切なこと』


についてお話したいと思います。



冒頭で出てきた「ふくちゃん」は

とても人なつっこい、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そして、

とても優しい、
^^^^^^^^^^^^^
更に

とてもユーモアある
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
関西の社長さんです。



会社はご夫婦で経営をされており、

とても優しく、しっかりした奥様と、

仲良く楽しくという言葉がピッタリなご夫婦!



会社の持ち味を一言で言うとすれば、

明るい人柄で勝負をする!

そんな雰囲気の会社です。

(^_^)



下積みを長年、頑張って来られた

という大工上がりの社長さん。



些細な事でも

お客さんのところへスっ飛んで行く、

正義の味方のような存在。



お客さんとの良好な関係づくりに関しては

非の打ちどころがない「ふくちゃん」。



しかし、いざ、経営の話となると、

苦手意識が先に出て、苦労が耐えない状況でした。

(>_<。)



●苦手意識を、どう克服したのか!?


そんな「ふくちゃん」社長は、

自身の経営に対する苦手意識を克服するために、

一大決心をしました!



それは何かというと・・・



自分の目標とする会社と

自分の会社との違いは何か?



つまり、理想と現実の狭間にある

自社に足りないものを、とことん、

しらみつぶしに探す!と

腹を決めたのです!



本人曰く、

「足りないものが、たくさんあった!ありすぎた!」

(>0<)

とのことでしたが、

あきらめずに、着実に時間をかけて探したからこそ、

いろいろな課題を見つけることが出来たそうです。



●経営者として忘れてはいけない大切なこと


また、この方の、すばらしいところは、


「○○を見たお客さんはどう思うだろう?」

「○○を聞いたお客さんはどう考えるだろう?」
 
「○○を知ったお客さんは何をするだろう?」


と言うように、


『お客さんの目線に立った経営』に
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とことん、こだわりを持っている点です(^_^)



例えば、資料送付では・・・

施工事例をたくさん載せるなど、家づくりが初めての人でも

夢のマイホームをイメージしやすい資料を送る


例えば、見学会では・・・

お客さんが不安に思っていること(土地・お金など)を、

あらかじめPOPにして説明をする


例えば、提案では・・・

できるだけ専門用語を使わずに、お客さんが

わかりやすい言葉で説明をする


などなど、お客さんの目線に立つことで、

やるべき事が見えてきます。



●現場見学会の開催!そして・・・


そんなふくちゃんに、今まで見学会は

どうやっていたかを聞いてみると・・・



ふくちゃん「思いつきでしか、やってませんでした!」(^0^)

中條(・・・ん〜〜〜、さすがどんな時も明るい性格)(〜_〜)



しかし、他社の見学会の成功事例を真似て、見直したことで、

たくさんのお客さんが来場してくれました。

たくさんのOBの方が応援してくれました。



開催した見学会は、大盛況でした!



今までのくすぶった流れが、一気に変化しそうな、

そんな反響ぶりでした。



・・・しかし、そんなに世の中、甘くないですね。

即、受注!!

なんていうのは、タイミングがあってこそ。



そこで、

『お客さんの目線に立った経営』
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
を忘れず、コンスタントに先々を考え、

やるべき事をやり続けました。



すると、着実に良い方向に、事は運ぶものです。



そして、持ち前の、

ご夫婦の性格が上手く作用し、

(新築の契約に向けた)良い方向となるお話が

ポツリ・ポツリと入ってきました。



そして、ついに!

(^△^)



お客さんの目線に立った経営をすることで、

結果、お客さんはどうなったかというと・・・


こちらをご覧いただければ、

きっとお分かりになると思います。

http://www.myhome-univ.jp/honne_5.html?mba110426 (このページは現存しません)


とても、元気で明るい工務店!

今後も期待しています。

(^0^)




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「東日本大震災」後編



■資材不足が工務店の現場を直撃


東日本大震災後、全国的に見て、住宅業界では

どんな影響が出ているのでしょうか。



大きく分けると次の3つがあります。


(1)資材等の不足

生産設備の被災、復興需要、合板、グラスウール断熱材、

キッチン、ユニットバス、エコキュート、一部技術者など


(2)営業活動の停滞

販促自粛ムード、ガソリン不足、着工の目途が立たない

契約物件のキャンセル、商談の先延ばしなど


(3)消費者マインドの冷え込み 

自発的自粛、計画停電、ガソリン不足



当面最も問題になっているのが、(1)の資材不足です。



特に基礎資材である合板は、国内生産量の3割近くが

東北地区に集中していた上、仮設住宅等の復興需要が重なり、

構造用合板などの厚物中心に深刻な品不足が続いています。



グラスウールは、エコポイント需要などで震災前から

不足していたため、一挙に表面化しました。



キッチン、バス、洗面化粧台などに使う部品の

排水トラップ生産メーカーが被災したことから、

製品そのもののが不足しています。



オール電化に欠かせないエコキュートも、減圧弁という

欠かせない部品の生産の8割以上を、被災地の工場が

占めていたため、供給不足が懸念されています。



こうした資材不足の影響は、大手より

規模の小さな工務店ほど深刻です。



ただ、どれをとっても、半年以上の

長期にわたって続くとは思われません。



正常化するまでのつなぎの対策が、

カギになると思われます。
 


・契約済みや工事中のお客様へのお詫びと説明

・金融機関への説明とつなぎ融資の要請

・代替材、代替メーカーへの切り替え



一番懸念されるのは、


資材不足

⇒着工や引き渡し遅れ

⇒入金遅れ

⇒資金繰り難

⇒破綻

というパターンです。



代替材などの採用を含め、まず工事の続行努力です。



実際工務店でも、野地板を製材品に切り替える、

1階床合板を根太+製材品にといった動きも見られます。



■東日本大震災後に住宅業界で起きること


今回の大震災は、「200年に1度くらいの災害を

想定しておけば大丈夫」といったこれまでの常識を、

ユーザーも業界も根底から覆されました。



復興過程で明らかになってくることも含め、

家づくりも変わる可能性があります。



【家づくりで変わる可能性】


1)合板を使わない工法が増える〜大断面集成材使用工法など

2)断熱材の多様化〜ポリエステル、羊毛、セルロースファイバーなど

3)太陽光発電、エネファームなど創エネルギー住宅の増加

4)オール電化など家庭エネルギー一元化の見直し

5)アクティブよりパッシブな生活提案

6)臨海部、原発30キロ圏など「万一」が想定される物件は売れなくなる



資材不足に対応するため、既に代替材に切り替えるなどは

各社が実施していますが、その結果従来より良くなった、

安くなったということは十分あり得ます。



また1つの資材に限定することの怖さから、あらゆる面で

「分散」によるリスク回避が進むかもしれません。



エコキュートの一時的な品不足は別として、東日本一帯で

来年夏くらいまでは計画停電が続くとすると、当然、

オール電化の良し悪しも議論になるでしょう。



一方で太陽熱、地熱、エネファームなど、

創エネにはますます関心が集まるでしょう。



今回の大震災では、ユーザーにとってどうしようもない

「住んでいる場所」によって、明暗が大きく分かれました。



津波被害では、過去に何度も被害を受けている

地域があったのは、ご承知の通りです。



今後沿岸部や原発があるエリアの物件は売れないなど、

開発計画も検討する必要があります。



依然厳しい状況が続いている地域も少なくないと思いますが、

読者の皆様が一刻も早く平常ペースを取り戻し、事業の維持・

拡大に取り組んでいかれることを、お祈り申し上げます。





(情報提供:住宅産業研究所)
2011年04月19日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/19号)

今回のテーマ:「東日本大震災」前編                       H23/4/19

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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中條 達也
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「なんで!?」


「いつの間に!?」


「たまたま!?」


「どうして!?」


「いったい何が起きたんだぁぁぁ!?」



●こんにちわ、中條です。


冒頭の内容は、何事???

何の話だ!?

って思いますよね(^0^)



実はコレ、

ライバルである、お隣の工務店の見学会に

大勢のお客さんが来場している様子を

目の当たりにした、社長さんの声なんです。



みなさんは、思うような集客が出来ていますか?

出来ていなければ、どうすれば出来るようになるか

解決策は用意できていますか?



少し前に皆さんと約束をしました。


とってもオススメの内容があれば、

お伝えすると。



今回は、その「オススメ」をお伝えします。



その「オススメ」はコチラ↓↓↓

http://www.nac-consul.com/takeuchi_semi.html (このページは現存しません)



つい先日のこと、

激戦区の地域で、

ちょっとした工夫をした会社に

たくさんのお客さんが来場しました。



見学会をやっても、ほとんど来場者が無かった会社が

いきなり、「大盛況」になったんです。



近隣の競合は、

「何であれだけお客さんを集めることができたの!?」

「何で急にお客さんが集まる会社に生まれ変わったの!?」



同じエリアで、圧倒的な集客力を見せつけられると、

そりゃ〜気になりますよね

(ーー;)



見学会にお客さんがたくさん来ると・・・


慣れない接客で、

あたふたしている会社でも、

当然、嬉しいです!

ヤル気が倍増します。

飛び上がりたくなる気持ちです。


落ち着こう!なんて言っても、

宝くじが当たったようにワクワクです。

(すいません・・・いい過ぎ!でした。)


とにかく、喜び溢れること

間違いないですよね(^_^)



逆に、見学会でお客さんが来ないと・・・


必死に、見学会の準備したのに、

結果として、2〜3組しか

集客できなかった〜(><。)


なんでだよ〜。何がダメなんだ〜。

何のためにオイラは頑張って用意したんだろ〜。

うちだけが悪かったのかな〜。

ショックだよ〜。


そんな経験は、誰にでもあるのでは?



せっかくの見学会!

お客さんがたくさん来てくれるのと、

閑古鳥が鳴くのでは、

えらい違いです!



●お客さんが来る会社と来ない会社との違いは?


理由はいくつかあります。


・会社の知名度

・会社の規模

・会社のエリア


などなど



ただ、そういう事を理由に

集客の得意、不得意を話しても

仕方ありません。



冒頭の会社のように、

急にお客さんが集まった会社は

何をやったのでしょうか?

(@〜@)



何をやったのか?その答えはコチラ↓↓↓

http://www.nac-consul.com/takeuchi_semi.html (このページは現存しません)



誰にでもできる方法です!

誰でもすぐに集客ができます!



是非、挑戦してもらいたいです。



●私がそこまでオススメする理由は?


この先生は、

とにかく、話がおもしろいんです。

(^^)



セミナーを開催していると参加者の方から

たまに、こんな事を言われます。



「机で勉強していると眠くなるんだよね〜」

「現場に出てる方が、調子が良くてさ〜」

「研修会場に監禁されているのは、苦痛だよ〜」



たしかに、

難しいお話を延々とすると

誰でも、疲れます。

眠くもなります。

(ー_ー)zzz



そういうセミナーをやるのは、

ダメです。



とにかく、楽しくて

飽きない、そして

ためになる!

(^0^)/



そんな勉強が一番です!



楽しくて、飽きない、ためになるセミナーはコチラ↓↓↓

http://www.nac-consul.com/takeuchi_semi.html (このページは現存しません)




●ズバリ!!


このセミナーに参加すると得られるもの・・・


それは・・・



・お客様が集まる掲載内容の構成必須事項

・お客様がドカンと集まるキャッチコピーの作り方 

・売れるキャッチコピーを見つける生活習慣

・お客様を行動するように促す文章の書き方 

・チラシのレイアウトとビジュアル

・見学会に反応するお客様への効果的な訴求ポイント


などなど、圧倒的な集客力を身につけることが

できるようになります。



前回、一部の方々に先行案内をしました。

2日間で満席になってしまいました。

正直、人気のセミナーです!



参加いただいた方のアンケートでは、

半数以上の方が「おもしろい!」と

記入されました。



せっかく、時間を割いて

出るんだったら、

楽しくて、役立ち、結果が出る!



そこが大事ですよね(^0^)



是非、楽しんでくださいね。



楽しくて、役立ち、結果が出る!セミナーはコチラ↓↓↓

http://www.nac-consul.com/takeuchi_semi.html (このページは現存しません)






○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「東日本大震災」前編



■市場最悪の被害は、いまだ全容が不明


史上最悪と言われる東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が

起きてから約1カ月、初期の混乱はようやく納まり、

ガソリンや飲料水などの物不足も落ち着きを見せてきました。



とは言え津波の直撃を受けた沿岸部など、

とても復興が始まったと言える状況にはなく、

生産施設も復旧というには程遠い状況です。



宮城、岩手、福島など被害の大きかった地域では、

その全容さえつかめていません。



         <死者> <行方不明> <家屋全壊> <家屋半壊>


・宮城県 8,086名  7,261名     36,637戸     3,339戸

・岩手県 3,838名  4,116名     18,742戸     1,024戸

・福島県 1,245名  3,173名      2,417戸       959戸

・茨城県    23名     1名        533戸     2,808戸

・千葉県    18名      2名        706戸     1,636戸

・その他    22名       1名        458戸     2,243戸

 合計   13,232名 14,554名     59,493戸    12,009戸


※警察庁データより作成、判明分のみで調査中市町村は含まない



上に掲げたのは、4月中旬時点で公表されている

データのみでまとめたものですが、それでも、死者は

1万人を超え、家屋の全・半壊は7万戸超に上ります。



とりわけ被害の大きかった宮城県や岩手県などは、

調査が進むにつれて、死者、不明者、家屋被害が

さらに増えるのは確実です。



被害を住宅に限って見てみましょう。

上に示した全壊・半壊以外に、一部損壊が

およそ15万戸あり、全部で22万戸を超えます。



しかし実際には調査が進むにつれて、

この何倍もの被害戸数になるものと思われます。



例えば、調査がほぼ行きわたった茨城県の

ケースを見ると、約3300戸の全・半壊以外に、

7万6千戸の一部破損が報告されています。



つまり全体では8万戸弱、茨城県の全住宅ストック

100万戸強の8%もが、被害を受けたことになります。



被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県の住宅ストックは

200万戸強ですから、茨城県と同じ被災率だったとしても、

16万戸が被害を受けている計算になります。



つまり現調査段階では、全被害戸数は22万戸ですが、

恐らくその2倍以上になると推定されます。



なにしろ津波の被害を受けた臨海部の市町村だけで、

住宅数(世帯数)は60万戸を超え、その殆どが

被害を受けたと思われるからです。



■今後の住宅着工にどう影響するか


大震災の住宅市場への影響は、

当然プラス・マイナス両面があります。



被災地だけでなく、日本経済の早期復興のためにも、

住宅業界には牽引役としての責務が求められます。



被災地の復興需要だけでなく、他の地域でも

建替えやリフォームを急ぐなどの対応が、その典型です。



では阪神・淡路大震災の時は、どうだったのでしょうか。



  <暦年> <全着工数> <兵庫県> <大阪府>

・平成6年度 1,560千戸    68千戸   111千戸

・平成7年度 1,485千戸   116千戸   111千戸

・平成8年度 1,630千戸   126千戸   118千戸



阪神大震災は平成7年1月に起きましたが、

被災地の兵庫県では、1月には3千戸台だった着工数が

3月には5千戸台、5月には7千戸台、7月には1万戸と、

震災直後から復興が始まり、結局7、8年度と連続で

震災前の2倍近い着工数を記録しました。



ただ全国的に見ると、持家着工数は逆に減少しており、

阪神大震災は全国的な着工増には作用しなかったと思われます。



なお8年度が大きく増加しているのは、9年から

始まった消費税アップの駆け込み需要が中心と思われます。



では今回のケースはどうでしょうか。

結論から言うと、被災地域に限っても、

阪神の時のような特需は起こらないでしょう。



第1の理由は、被災された方々が何もかも

無くしてしまったケースが多いということです。



阪神の時は建物を取り除けば、貯金通帳始め、色々なものが

見つけられましたが、今回は難しいということです。



その上農業や漁業など1次産業が多く、

財産だけでなく生活基盤も失っているからです。



従って行政としてどう支援していくかが課題となると思われます。



直接被災していない地域でも、原子力発電所の

放射能漏れ対策の目途がつかず、計画停電も続く中では、

消費者のマインドは上がりそうにありません。



ただ悲観しすぎる必要もないと思います。

現在はまだ混乱が続いていますが、5〜6月になれば、

現地で本格的な復興が始まるでしょうし、生産施設なども

平常稼働に戻るでしょう。



中期的に見れば、一定量の復興需要は間違いなく

発生してくるはずですし、景気や消費者マインドも

改善されてくるからです。




(情報提供:住宅産業研究所)
2011年04月12日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/12号)

今回のテーマ:「ローコスト規格住宅で若年層攻略」後編            H23/4/12

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中條 達也
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がんばろう日本!


テレビでも、ラジオでも

インターネットでも、街角でも

どこでも最近、耳にします。



日本の技術は確かに

すぐれている!

私は、そう思います。



●こんにちわ、中條です。


日本には、たくさんの優秀な会社が

あります!



詳しく話を伺えば、納得できる材料が

たくさん揃っています。



先日「リペア」を本業に、頑張っている会社と

出会いました。
(^_^)



初めは・・・・

リペア???

リフォーム???

修繕???


何がどうちがうの?(?_?)

そんな感じでした。



皆さんは、明確に説明ができますか?



わたしは、恥ずかしながら

感覚で捉えていましたが、説明は出来ませんでした。



よーーーく

よーーーーーく

よーーーーーーーーく


説明を聞いて、

すばらしい技術がそこにある!

それに気付きました。
(^O^)



●ほんと!びっくり!


リペア見本を見せてもらいました。

《虫めがね》で見ました。



プローリングに大きな傷!

それをリペアしたらしいのですが・・・・・
(@_@)



どこ?

ここ?

んん?

まったく、分かりません!
(>_<)


新品、そのものです。



パテで穴埋めして、

色を塗ったらしい〜のですが。



はじめはガラスを

ついでに鉄も

更には、大理石も!

リペアしたものを見せてもらいました。



全部、新品でしょ〜!?
(*_*)

ほんとうにリペアで、

ここまでになるなら大したもんだ。
(^0^)



●たくさんの人が、技術者!


建設業の方々とやりとりをして、

改めて感じることは、

技術を持った人が、本当に多い。



当然です。

今更ながら感心しています(^^;)



皆さんの技術は何ですか?

自慢の技術は何ですか?



聞いたお話ですが、

東北地区でのGDPは約5%らしいです。



ただ、

商品流通の国内シェアは

20%を超えるらしいです。

技術の地域なんですね。



しょう油づくりの会社が、テレビ放映されていました。

伝統製法で作っている会社だ!とのお話でした。



この会社ももすばらしい技術を持っているんですね。

もちろん、皆さんのほとんどが技術者だと思います。


工務店をやるには、技術者が必要です。
(^^)



「営業をされる方も、技術者です!」

リペア業をやっている会社の社長も

そう言ってました。
(^0^)

私もそう思います。



以前、「お客様を満足させる専門担当です!」

そうおっしゃる、パートさんに会いました。

この方も、技術者だと思います。



●技術をどうする?


どこの地域に居ても、

どんな仕事をしていても、

みんな自分の技術を売りにしています。



それで生活を成り立たせています。

出会う人と、喜びを分かち合っています。

あなたの技術は何ですか?
(^^)



中には、複数の技術を持たれている方も

いるでしょう。



とりわけ工務店のお仕事は、

とても大事なお仕事です。



復興の仕事にダイレクトにつながる、重要な仕事です。

今そこにある、目の前の、その技術はとても

すばらしいものだと思います。



どう使うか?

誰に使うか?

どのように使い伝えるか?



すべては、あなた次第です。

今こそ、

がんばろう工務店!

がんばろう日本!





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「ローコスト規格住宅で若年層攻略」後編



前回は、若年層(ポスト団塊ジュニア世代)の消費性向と、

ローコスト規格住宅のコンセプトが合致している

というお話をしました。


今回は、ローコスト規格住宅で好調なビルダーが、

どのような営業戦略を取っているのかを

見ていくことにしましょう。



■土地セットで売る


規格住宅は建物価格が決まっているため、土地が決まれば

土地込みの総額が分かります。



そこからローン月額を試算することで、簡単に賃貸の家賃と

直接比較できるようになります。



ただし、自社で土地を仕入れて在庫を抱えることは、

思うように売れなかったときのリスクがあります。



そのため、ローコスト規格住宅特化型ビルダーの多くは、

地域の不動産業者と提携して、土地情報と建物価格を

組み合わせた広告展開をしています。



新潟のA社では、提携する20〜30社の不動産業者の土地に

モデルハウスを建てさせてもらい、売れたら土地代を

清算するという形式を取っています。



土地は6ヶ月清算として、半年経っても売れなければ

A社で土地を買い取ることで、不動産業者のリスクも

回避しています。



事業を多角化して自社で不動産流通店舗を持ち、そこへの

集客からランクアップして新築戸建の受注を取っている

ビルダーもあります。



■ネットで集客


ローコスト規格住宅は自由設計と違い「パッケージ化された商品」

のため、実物を見なくても、間取り図やパースなどで

ある程度建物の想像ができるというのも強みです。



そのため常設のモデルハウスを持たず、ネットを中心とした

広告・集客でコストを抑えているビルダーも多くあります。



1階と2階の間取りを数パターンから組み合わせられたり、

外観・内装のデザインを選べる場合は、ネット上で

シミュレーションできるようにしているケースも多く、

設備の交換やオプションを追加した総額・支払い月額を

表示できるようにしています。



ネット上の情報だけでも購入意欲を高めることができる上、

メールでのやり取りから現場や移動型モデルに案内して

短期間で契約が取れることもあり、営業マンの人数が

少なくてもいいというメリットもあります。



■商談のマニュアル化


お客様の要望に対して細かなヒアリングが必要な自由設計

とは違い、規格住宅は資金計画と立地がクリアでき、

建物を気に入ってもらえれば、ほぼ決まるということが

多いため、営業トークをマニュアル化できます。



徳島のB社もローコスト規格住宅特化型のビルダーです。

主な客層は年収300〜400万円、20代後半〜30代のポスト

団塊ジュニア世代です。



まだ新築を買えないと思っている、あるいは新築購入を

検討すらしていない賃貸居住者にターゲットを絞り込んでいます。



賃貸との家賃比較、資産価値比較、面積比較などの手順を

まとめたアプローチブックに準じて商談を進めます。



商談は次の3ステップの手順でマニュアル化しています。


1.初回接客〜新築戸建のメリットを説明し資金計画を立てる

2.1週間後〜予算に合わせて選んだ3〜5ヶ所の土地を見せる

3.2週間後〜クロージング


このように商談のステップをマニュアル化することによって、

初回接客から2週間でのクロージングを目標としています。



営業マンの力量に大きく左右されないため効率も良く、

営業マン5名で年間90棟を受注しています。



棟数を確保するには低価格化は手段の一つです。

低価格でも数を稼げる営業戦略とコスト意識が大切です。




(情報提供:住宅産業研究所)
2011年04月05日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/5号)

今回のテーマ:「ローコスト規格住宅で若年層攻略」前編            H23/4/5

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中條 達也
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中條「社長の人生の目的は何ですか?」

社長「えっ!?」


中條「社長の夢、希望は何ですか?」

社長「んんんんんーーーーー!?」


中條「社長はこの仕事をしていて、

   どうなる事が最も嬉しい事ですか?」

社長「そりゃ〜・・・、何と言うか、たくさんの

   お客さんから感謝の言葉をもらいたい!」


中條「では、感謝の言葉をもらうために

   何から始めましょうか???」

社長「んんんーーー・・・」



●こんにちわ、中條です。


ここ数回のメルマガでは、プレゼンや営業のお話をしてきました。

今回は、この4月から新年度も始まったことですし、

『計画を立てる事の重要性』ついてお話したいと思います。



というのも、何か物事を進めていく際、具体的に、

「いつまでに?」

「何をするか?」

という事が明確になっていない人が、

意外にも多いからなんです。



「頑張る!」という気持ちだけでは、

なかなか思い通りには進みませんよね。

冒頭に出てきた社長さんのように・・・。



立場柄、いろいろな相談をうける私としては、

まず、相談をしてくる社長さんが

『何を望んでいるのか?』

それを明確にしてもらわないと

そもそもアドバイスしようがありません。



社長「今の会社を何とかしたいんです!」

中條「・・・では、今の会社を

   どのように何とかしたいんですか?」

社長「まだよく考えていなくて・・・。」

(ー_ー)



こういう社長さんが、実は少なくないんです。



●何を?どうしたいのか?を明確にする


社長の悩みは尽きません。

あらゆる事が悩みのタネです。

その悩みのタネとして、


会社の方向性

会社の業績

会社の運営

会社の従業員

会社の協力会社 など。


中には、奥さんとのやりとりが悩みのタネなんです、

という方もいらっしゃいます。(^^;)



皆さん、必死です。

わたしも、痛いほどよくわかります。



ただ、何をどうしていきたいのか?

つまり、本来の目的を決めなくては、

何も計画が進みませんよね。



売上を上げたいのか?

利益確保の率を上げたいのか?

受注棟数を伸ばしたいのか?

お客さんの満足度を上げたいのか?

奥さんの機嫌を直したいのか?(^^;)



まずはこの『何をしたいのか』を決めていきましょう!

(^0^)


例えば、


「自社の業績を年間3億にしたい」

「経常利益を10%にしたい」

「棟数を20棟にしたい」

「紹介を8割の方からもらうようにしたい」


というように、明確に決めましょうね!



●大切なことがもうひとつあります


何をしたいのかを決めた後、次に決めなければ

いけない事があります。

それは、


「期限を決める」


ということです。



以前、「おれはビッグになるんだ!」(>_<)

そう言われていた方がいました。



およそ10年前に、聞いたセリフです。

その方が今、どうなっていると思いますか?



つい先日その方にお会いした際に、次のように言ってました。

「今に見てろ〜、そのうちビックになってやる!」



「・・・・。」



具体的に期限も決めず、ビックになるために

何をすればいいのかわからないまま、

何も変わらず、10年の月日が流れてました。



身の回りにそういう方、一人はいませんか??

(@_@)



いつ、どうなるのか?

いつ、何をするのか?

いつ、決定するのか?

いつ、頑張るのか?

いつ、奥さんと仲直りするのか?(^^;)



案外、具体的に目標を決めること以上に

期限を決めるのは難しく感じるかもしれません。



ですが、期限を決めることで、その期限から逆算して、

『いつまでに、何をしなければいけないか?』

が、見えてきます。



目標を決めたら、必ず、期限を決めて進みましょうね。

(^O^)



●最後に


以前のメルマガでもお伝えしたと思いますが、

どれだけ、「いつまでに?」「何をする?」

を決めても、実践しないと全く意味がありません。



どんなきっかけでも構いません。

本当の目的を見直して、

『いつまでに?』

『何をするか?』

を決定し、実践して行きましょう!

(^0^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「ローコスト規格住宅で若年層攻略」前編



■着工増も客単価は低下


22年度の住宅市場は、着工数が77.5万個まで落ち込んだ

前年度からの反動需要や、住宅版エコポイント、

太陽光発電の売電価格2倍といった各種施策の効果もあって、

受注・着工とも対前年で5%超の増加ペースで来ています。



(ただし3月予定の着工については、震災の影響で

部材の確保が難しいため、全国的に遅れが出ているようです)



一方で、客単価はやや低下しているようです。



長く続く景気の低迷により、比較的高額な受注が

取れていたシニアの建替え層が、リフォームや中古に流れ、

若年層はコストパフォーマンスを重視する傾向にあります。



■台頭してきたローコスト規格住宅


大手ハウスメーカーも低価格帯の商品を揃えてきていますし、

最近の県別のビルダー勢力図を見ると、ローコスト規格商品を

持っているビルダーが軒並み好調です。



ローカルエリアではその傾向は顕著で、東北、北陸、

四国などの県では、土地と合わせて1500〜2000万円程度で

建てられるローコスト規格住宅を、メイン商品に据える

ビルダーが、ハウスメーカーを抑えて県内トップの棟数を

手掛けているケースも見られます。



自由設計の中高級住宅を主力商品として、地元でブランドを

確立している県内トップクラスのビルダーの中にも、

セカンドブランドとして規格商品を持ち、規格商品が

自由設計商品の棟数を上回るという逆転現象が起こっている

ビルダーがあります。



ローコスト規格住宅が好調な要因の一つが世代の変化です。



新築市場の一番のボリュームゾーンであった

団塊ジュニア層の一次取得需要が一服して、

現在20代後半〜30歳のポスト団塊ジュニア世代が

次のターゲットとなります。



この世代の消費行動の特徴としては、


(1)損得で判断する

(2)こだわりが強くない

(3)手間をかけたくない


という3つの特性が挙げられます。



(1)損得で判断する


この世代のクルマ離れを例にとると、月々のローンと税金、

駐車場代とクルマの利用頻度を比較すれば、クルマを

持っているだけで損になると考える人が多いようです。



外食離れや飲み会離れも、外に酒を飲みに行くよりも

家で飲むほうが気楽で安上がりだという考え方です。



これを住宅に置き換えると、賃貸に住んで家賃を

支払い続けて後に何も残らないよりも、同程度の

支払い月額でローンを組んで持家を購入するほうが、

土地だけでも資産として残るため得であると考えます。



そのため、住宅を購入したいという気持ちは強いようです。



(2)こだわりが強くない


持家志向が高いと言っても、新築戸建に対するこだわりは

強くないというのが、この世代の特徴です。



かつてのように、マイホームに対して夢やステータスを

求めるのではなく、コストパフォーマンスが良くて自分の

身の丈に合ったものを、無理なく手に入れられればいい

という堅実な考え方で、中古住宅や分譲マンションも

新築戸建と同じ土俵で比較検討するのが当たり前になってきています。



そのため、土地込みの総額で中古や建売住宅、

マンションに対抗できる価格競争力が必要となります。



(3)手間をかけたくない


消費行動に手間をかけたくないというのも、

この世代の特徴です。



アパレル業界ではアイテムの組み合わせをトータル

コーディネートして展示すると、その組み合わせの

ままで購入する人が増えているようです。



買い物に時間をかけず、必要なものはネットで

購入するのも一般的になってきました。



欲しい商品があると、まずはメーカーHPやブログを見て

商品情報や口コミを調べ、店頭で実物を確認し、

価格比較サイトを使って最も安いサイトやポイント還元率が

高いサイトから商品を購入します。



そういう意味では、住宅もネット上で選ぶのが

この世代の性に合っているのかもしれません。



(1)損得で判断する

   →支払い月額が賃貸の家賃と変わらなければ住宅を購入


(2)こだわりが強くない

   →夢やステータスよりもコストパフォーマンス


(3)手間をかけたくない
 
   →組み合わせられた提案を選ぶ、ネットを活用する



これらの条件をクリアしやすいということで、

プラン固定で設計の打ち合わせに時間がかからず、

価格が明快なローコスト規格住宅は、ポスト団塊

ジュニア世代の需要に合致した商品と言えます。




(情報提供:住宅産業研究所)

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