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2011年03月28日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 3/28号)

今回のテーマ:「女性の心を掴む商品と接客」後編                H23/3/28

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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前回、前々回は東日本大震災により

内容を変更してお届けさせて頂きました。



たくさんのご意見やメッセージ、応援のお言葉などを

このメルマガにお寄せいただきました。

本当にありがとうございます。



お返事を出来る限りさせていただくよう努めております。

お返事が届いてない方には、申し訳ございません。

日程遅れですが、必ずご一報をさせて頂きます。



このメールマガジンを通して私なりでは御座いますが、

皆さんのお気持ちにお応えできるよう頑張って参ります。

よろしくお願いします。



今週より、

通常の内容にて配信させて頂きます。



------------------------------------------------------------------------


突然ですが、

質問しまーーーーーーーす!

(^0^)/


社長さんの会社は、どんなイメージの会社ですか?



●こんにちわ、ナックの中條です。


今週は、「会社のイメージ」について

ご紹介をさせて頂きます。



なぜ、会社のイメージについて

お話をしようと思ったのかというと、

ある人から、


「イメージすることの大切さ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

を肌で感じたからなんです。



その人とは・・・



アメニティアドバイザーで有名な、あの!

「近藤典子さん」にお会いしてきました。

(^0^)



ここでちょっぴり

ご紹介したいと思います。



近藤さんは、

快適な収納スペースの作り方などの

具体策を本にしてご出版されていたり、

アイデアや考え方を分かり易くまとめ、

テレビやラジオでご案内をされています。



近藤さんにお会いした印象は・・・

とくかく若々しい!

とにかく元気!

とにかくおもしろい!

時折、大阪のお母さんを丸出しされてました。

それであって、セレブでした!

(^0^)



とてもお忙しい方なので、

ゆっくりとは、お話できなかったのですが、

たくさんのヒントを頂いてきました。

(@_@)



●さて、本題です。

(*^^*)



工務店さん「どんな家に住みたいですか?」

お客さん 「大きな家・カッコイイ家・くつろげる家・・・。」


工務店さん「どんな生活を夢見てますか?」

お客さん 「広いLDKでのんびり・ガーデニングで楽しく・・・。」


工務店さん「家に求めるものは?」

お客さん 「暖かい家・丈夫な家・・・。」


工務店さん「どんな会社に頼みたいですか?」

お客さん 「信頼できる会社・いろいろ教えてくれる会社・・・。」



上記のやりとりは、ある工務店さんとお客さんとの会話です。

みなさんの周りでもよく聞く会話ではないでしょうか?



おそらく、

私自身が家づくりについて、工務店さんから質問をされれば

上記と同じように答えると思います。



この受け答えの内容は、言い換えるとスバリ、

実際に住み始めてからの、イメージを表しています。



ただ、このイメージというものは、

伝え方が抽象的だったり、

受け取る人の解釈が違ったりすると、

非常に伝わり難いものです。



例えば、

何をどこまでやれば、広いリビングなのか?

また、どれだけの事をやれば、丈夫な家なのか?



お客さんも、大きいとかカッコイイの度合いを

明確に説明できる人は少ないと思います。



近藤さんもお話の中で、

「快適な家ってどんな家?」

と相手に質問をした時に、ほとんどの回答が、



「吹き抜けのある家」

「気に入ったキッチンがある家」

「立派なお風呂がある家」



など、抽象的な回答が返ってくるらしいです。



それをより具体化するために、近藤さんは

さらに深く突っ込んだ質問をしていく・・・



近藤さんは、イメージで空間をつくり込む(現実化させる)

プロですから、たくさんのインテリアパターンを理解して、

ここの間取りなら、動線をどうするか?目線がどうなるか?など、

イメージを具体化していくことができます。



「そりゃプロだからできるんでしょ?」

「素人には無理でしょ」



と、誰もが思うはず。

私も、実はそう思ってました。

(^^;)



しかし!

近藤典子さん曰く、まずはお客様より、


イメージを引き出そうとすること自体が大切
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とのことなのです。



なぜなら、うまい、下手、得意、苦手、関係なく、

そもそも、お客さんからイメージを引き出そうとする

努力がないと何も始まらない、からなんです。



イメージがないと「何をつくれば良いのか」が分かりません。

イメージがないと「何を目指せば良いのか」が分かりません。

イメージがないと「何を伝えれば良いのか」が分かりません。



確かに。その通りですね。

納得です。

(@o@)



●自社のイメージを作りましょう!


さて、お客様からイメージを引き出すのと同じように

皆さんの会社のイメージを作ってみましょう。



皆さんの会社では、

どんなイメージづくりをされていますか?

どんなイメージで見られたいですか?



「んーーー、そうは言っても

やっぱりイメージするのが難しい!」

そう思っちゃった方は、

会社を自分自身に置き換えて、考えてみましょう。



周囲から自分は、どう見られたい?

周囲から自分は、どう思われたい?



例えば男性なら、

ダンディと見られたいですよね。

男前!と騒がれたいですよね。

モテたいですよね。

人気者!最高ですね。

(^_^)



そんな社長さんが経営する工務店のイメージ戦略は・・・

「おしゃれでかっこいい!」などデザイン重視の

イメージを打ち出していくと自社の戦略が、

お客さんに伝わりやすかったりするかもしれません。



逆に、自分自身が、

おしゃれとは言いがたい・・・。

かっこいいとは言われたこと無い・・・。

「渋い!」と、一度は言われたいけど・・・。

「立派だ!」(と、言われたのは親戚からだけ)・・・。



そんな社長さんが経営する工務店のイメージ戦略は・・・

デザインよりも、人を題材にするイメージが

合うかもしれません。

例えば、チラシ、ホームページなどの宣伝では、

人とのつながりを強く表現した方が、

お客さんが理解しやすいかもしれません。



わかり易いように、極端な例でしたが。

(^^;)



つまり、お伝えしたいのは、

長年経営をやってきた会社でも、

まだ設立の若い会社でも、初心に帰って、

自分自身のイメージや会社のイメージを考えて、

どんどんお客様に発信をしていきましょう!

ということなんです。



なぜなら、

全ては、イメージを考えることが原点になるかもしれません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イメージを考えることが最高のスタートになるケースもあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


きっと、あなたのイメージから出た宣伝に

手を上げてくれるピッタリのお客様が現れると

思います。(^0^)



がんばりましょう!




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「女性の心を掴む商品と販売手法」 後編



◆アラサー、アラフォー単身女性のための住宅


非婚や晩婚が増加したことで、経済力のある

単身女性の住宅需要が増えています。



手ごろなサイズのマンションを

購入する女性も多いようです。



一方、生活力はあるものの、購入にまでは

踏み切れずに、スペックの低い賃貸住宅に

暮らしているという女性も多くいるはずです。



彼女たちのニーズに応えられるような

単身者用賃貸物件の普及が待たれるところです。



大手家電メーカーのグループ会社であるD社は、

「住みたい街」として人気の東京・吉祥寺のほど近くに、

女性専用オール電化賃貸住宅をオープンしました。



この物件は、入居期間を2週間〜1カ月程度にすることで、

より多くの女性に最新鋭の賃貸住宅を体験してもらい、

普及拡大につなげようという目的で設けられました。



系列家電メーカーのヒット商品である美肌スチーマーを

各居室に置いたり、電動アシスト自転車のシェアリングを

行うなど、グループ企業の新商品PRの場にもなっています。



最新設備や商品の提供に加え、最近若い世代に人気の

シェアハウスやゲストハウスのように、入居者共用の

サロンを設けているところも同物件の特徴です。



サロンには、入居者同士や友人を招いての

「女子会」を想定し、床暖房、最新キッチン、

パウダーコーナー、大画面3Dテレビを設置。



週末には料理教室や美容セミナーなども企画して、

楽しい暮らしを提供します。



戸建市場では、30〜40代の単身女性が

自分の両親と共同で家を建てるという

ケースも増えているようです。



E社では、すでに5年前に、このようなニーズに

特化した商品を発売しています。



通常の戸建住宅との差別化ポイントは、

娘の居住空間の独立性を高めているという点。



娘のベッドルームに専用のシャワーや浴室を

設けるスタイル、さらにリビングを親子別に

設けるスタイル、玄関まで別々にするスタイルと、

段階的な分離スタイルを用意しています。



実の親子でも、「親+子供」ではなく「大人+大人」

の家である点に配慮した商品であると言えます。



◆女心を掴む販売・集客手法


大手メーカーでも地域ビルダーでも、

女性の心を掴むためにまずしていることは、

女性スタッフの起用です。



特に商品開発においては、設計士やインテリア

コーディネーターなど、女性だけのチームを

編成している企業も多くあります。



「女性が考えた女性のための家」という

ブランドコンセプトで人気のビルダーF社は、

26名の設計士全員が女性という会社です。



男性営業マンが性能の説明をし、女性設計士が

プランやコーディネートの打ち合わせを行うという

ペアセールスが奏功しているようです。



大手メーカーでは中長期客の奥様の意欲向上を図るために、

女性営業を活用している事例もあります。



中でも効果があるのは、月に1・2回ずつ、

3カ月程度にわたって講義を行う家づくりセミナーです。



ポイントは、運営を女性スタッフに任せ、ティータイム

などを設けて雑談のチャンスを作るということ。



毎回同じスタッフが運営することで、

3カ月の間に互いに打ち解けることができ、

女性同士という安心感から「メル友」にまで

発展するケースもあると言います。



受講料(3カ月で3000円程度)を支払っていただくことで

意欲の見極めにもなるうえ、同じように意欲的な奥様仲間と

3カ月交流することで、相乗的に「その気」になって

いただけるという効果も期待できます。



顕在客をランクアップするだけでなく、

潜在客を自社のファンに育てていく場合にも、

女性を意識したアピールが必要です。



主にデザインを売りにしている地域ビルダーに多い

「ファン育成」手法が、カフェや雑貨、家具、

インテリアなど、女性の関心を引くショップを併設した

「おしゃれなショールーム」の活用です。



企業によっては、ヨガ教室や英会話教室、美術品の展示会など、

地域のイベントスペースとして開放している場合もあります。



こうしたショールームには、住宅建築以外の目的でも

気軽に入店してもらえるというメリットがあります。



潜在客との接点を設け、「いざ住宅建築」となった時に、

真っ先に候補企業に挙げてもらえる手法と言えます。



多機能なショールームが増える一方、複合型商業施設に

ショールームを出店するというケースも登場しました。



その場合は、インテリアショップが集まるビルや、

地域の流行発信地であるデパートなど、自社の

ブランド価値を高められるような施設を選択することが、

女性客への訴求ポイントとなります。



一度「その気」になった女性の購買意欲は、

男性とは比べものになりません。



その心をしっかり掴むためには、センスをアピールする集客、

関心や願望に共感する接客、それを具体的な形として示す提案を

心がける必要がります。




(情報提供:住宅産業研究所)
2011年03月22日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 3/22号)

今回のテーマ:「女性の心を掴む商品と接客」前編                H23/3/22

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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中條 達也
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こんにちわ中條です。

いつもお世話になっております。



東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福を

お祈りいたしますとともに、被害にあわれた皆様に心より

お見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。



震災から11日が経ち、被災地のライフラインが

一部復旧してきたニュースを聞く一方で、

まだまだ私たちの想像を絶する生活を強いられている

大勢の方がいらっしゃいます。



そんな中、心打たれるエピソードがございましたので

この機会をお借りして、少しご紹介したいと思います。



〜ある外国人の方のお話〜


あるスーパーで、地震が起きた後、

商品が散乱して、ひどい状況の中、

落ちているものを律儀に拾い、そして、

列に黙って並んでお金を払って買い物をする。


また、ある電車の中で、運転再開した直後で

社内が非常に混んでいる状況で、

妊婦に席を譲るお年寄り。


この光景を見て外国人は絶句したそうです。



〜ある駅のホームにて〜


駅員さんに

「昨日、一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」

って行っている小さい子供がいました。

駅員さんは泣いていました。



〜あるコンビニ店にて〜


子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、

順番が近くなり、レジを見て考え込み、

レジ横にあった募金箱にお金を入れて、

お菓子を棚に戻して出て行きました。


店員さんがその子供の背中に向けてかけた、

ありがとうございます、という声が震えてました。 



今回ご紹介した以外にも、数多くの

「今の自分にできること」

についてのエピソードが日本だけでなく

海外からも語られています。



今回、被害に直接合わなかった方も、

自分に何ができるかをしっかり考え行動しています。



私は東京ですが、今何ができるかを検討し、

募金や節電くらいしかできない力のなさを感じております。

しかし、今後もできる限りの事をしていきたいと考えています。



各々が、自分にできるベストを尽くして行くことが大切だと思います。



まだまだ大変な時期が続くかと思いますが、

力を合わせて乗り越えていきましょう。



これから大切な家族や友人を守り

大変な思いをしていらっしゃる被災者を守り、

自分たちのお客様も守らなくてはなりません。



大変なときではありますが、

力を合わせて、頑張りたいと思います。



来週から、通常通りのメルマガを配信していきます。



私たちにしかできないことで

1日も早い復興を目指し、がんばっていきましょう。





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「女性の心を掴む商品と販売手法」 前編



◆「主婦」ではなく「女性」をターゲットに


住宅購入における女性の決定権の強さは、

読者のみなさんも実感していることと思います。



そのため住宅業界では、「主婦に選ばれる家」

という点を重視し、ここ数年は家事軽減や育児支援といった

プラン・設備の開発に注力してきました。



大手メーカーのみならず、地域ビルダーでも主婦向けの

提案が充実した住宅が増え、もはや差別化ポイント

と言うよりも、住宅の「デフォルト」という状況です。



今は、家事軽減や育児支援によって生まれる

「ゆとり」部分で、どんな付加価値を提案するか

ということに、注目が集まってきています。



そこで重要になるのは、「主婦」の役割軽減ではなく、

「女心」に訴えかけるような提案や接客です。



具体的に言えば、「美容」「おしゃれ」「自分の時間」

に関する提案ということになります。



◆女性が求める「ちょっとした贅沢」


世の中の多くの女性は、「いくつになっても美しく、若々しく」

という気持ちを共有しています。



仕事や家事、育児に追われる日々の暮らしの中で、

「家に居ながらにして若さと美しさを保つことができれば」

と願う女性は少なくないはずです。



実際、家庭用の美容機器や健康機器、高級化粧品や

サプリメントには、ヒット商品がたくさんあります。



大手メーカーのA社では、住宅業界で初となる

高級スキンケアブランドとのコラボレーションにより、

機能性と快適性を追求した女性のための住空間を開発しました。



一般的な住宅では、寝室の一角に置いたドレッサーや

洗面化粧室で行うメイクやスキンケアを、

専用の空間で行うことを提案した商品です。



男性にとっての書斎や趣味室に匹敵する、

「女性のための専用空間」と言えます。



適度な閉鎖性「おこもり感」を演出するため、

ほかのスペースからのアプローチをS字に設計し、

天井高を低めに設定します。



白を基調とした内装に、ソファやラグなどのインテリアを

トータルでコーディネートしているところも、

女性にアピールするポイントです。



もちろん、メイクやスキンケアのための空間ですから、

自然光に近い明りを再現した照明や、肌色を正確に映す鏡、

細かいメイク道具が効率的に収まる引き出し、

手洗い水栓等々を備えたメイクカウンターが、

この空間の主役となります。



また、スキンケアアイテムについては、あえて収納せずに、

取り出しやすい所に並べるという提案で、

「スキンケアに手を抜かない」という意識付けにまで

配慮されています。



この商品のwebサイトには、人気女性作家が手掛ける、

40代女性を主人公とした小説が掲載され、twitterとも

連動して認知を図るなど、ユニークなPRが展開されています。



上記A社の提案は、スペース的にゆとりのある世帯へ

向けたものですが、一般的な住宅にも必ずある設備で

「美容」をアピールすることも可能です。



住設メーカーのB社が販売する浴槽は、

高濃度の酸素を含んだ微細気泡をお湯の中に

放出する機能を備えています。



これには、微細な泡がもたらす快適感、

湯冷めしにくいという効果に加え、

お肌の角質の潤いを長時間保つという

美容効果があるということです。



そのほかのオプションとして、足の裏から背中までを

やさしく刺激する「さすり水流」や、美髪効果もある

超微細ミストサウナなども提案しています。



こちらの商品でも、美容・健康雑誌とのコラボレーションや、

タレントなどの女性著名人を起用したPRが行われています。



C社が昨年発売した商品では、

「小さくてもよいから自分の場所が欲しい」

という女性の要望に応え、趣味のものを飾ったり、

ちょっとした休憩にも利用できる空間を、

キッチン脇に設けました。



また、玄関横には「シューズクローク」を設置。

シューズクロークと連続した「多機能試着室」には、

ミニドレッサーや収納棚をしつらえ、

女性がおしゃれを楽しむ空間としました。



エクステリアも、香りのよいハーブと石畳で演出する

アプローチや、勝手口近くで果実・野菜を育てる

キッチンガーデン等々を提案しています。



以上紹介した提案に共通するキーワードと言えるのが

「ちょっとした贅沢」です。



家事、育児、仕事と活躍の場を広げる現代の奥様の多くは、

「女性として、ちょっとくらい贅沢したい」という願望を

抱えているのではないでしょうか。



その願望に共感を示し、住空間の中で実現できれば、

「女心」をグッと掴めるはずです。





(情報提供:住宅産業研究所)
2011年03月14日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 3/14号)

今回のテーマ:「高齢者住宅が変わる!」後編                  H23/3/14

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
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中條 達也
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こんにちは

ナックの中條です。



この度の東日本大震災で被災された方々、

及び、ご家族、ご友人が被災された方々、

心よりお見舞い申し上げます。

また、皆様のご無事をお祈りしております。



弊社にも東北地方には各事業部各事業所があり

ご存知の方からはたくさんの励ましの言葉を

頂きました。

本当にありがとうございます。



今回の地震は本当に甚大なもので、

こんな時こそ自分にできることが何かないかと

考えさせられます。



自分ひとりではできないことばかりですが、

ナック社員の総力を上げて、

復興支援に協力していきたいと思います。



ナックの東北営業部では、早速

コンサル事業部仙台支店にて、

「現地対策本部」を設立しました。



取り急ぎの活動といたしましては、

被災地に対する支援として、32ヶ所でクリクラを

無償供給することに決定し、現在活動中です。

(1ヶ所に12Lボトルを20本、

500mlのペットボトル1.5万本相当)



その他、今後も、現地の対策本部と連携し

弊社の持つ事業資産を最大限に活用しながら、

皆様と共に、復興作業に協力していきたいと

思います。



このような事態でのメルマガはとてもナイーブなもので

捕らえ方によっては、不快な思いをされる方もでるかと

思いましたので、サービスに関するお話等々は、

慎むこととさせていただきました。



通常のメルマガの内容とは異なる内容になってしまいました

こと、何卒ご了承ください。



いち早く、いつものメルマガを復帰させたいと思いますので、

今後ともご声援の程宜しくお願いいたします。



株式会社ナック 

建築コンサルティング事業本部

企画室室長 中條 達也



※以下、住宅産業研究所さまからの記事は通常どおり記載

 させていただきます。





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「高齢者住宅が変わる!」 後編



◆高専賃、老人ホームなどを一元化へ


 現行の高齢者賃貸住宅は、高専賃、高円賃、高優賃、

そして老人福祉法で規定する有料老人ホームと、

高齢者住宅でもいろんなジャンルがあります。



「高円賃」とは、高齢者の入居を拒まない、

高齢者円滑入居賃貸住宅のこと。



「高専賃」は、基本的に入居者が高齢者である

高齢者専用賃貸住宅のことです。



「高優賃」は、高齢者向け優良賃貸住宅であり、

バリアフリー化がされ、緊急時対応も可能など、

高齢者向けのサービスなどが最も充実した

賃貸住宅のことを言います。



正直言って、多種多様ですごく分かりにくいというのが、

今の高齢者住宅の実態です。



そこで、それらの種別を一本化して

簡素化することが検討されています。



それが、「サービス付き高齢者住宅」(仮称)です。



国交省と厚労省では、来年度の新しい枠組みとして、

同制度の登録制度を創設する予定です。



ここでは建物(ハード)に関する基準と、

外部の専門事業者が行っている安否確認や

生活支援サービス(ソフト)に関する基準を設けます。



デイサービスセンターが行っているような、

様々なサービスを自宅で利用できるようにするために、

定期巡回随時対応サービスも組み合わせていく予定です。



高齢者の多くは、住みなれた自宅で介護サービスなどを

受けていくことを希望しています。



例えば福祉国家であるデンマークでは、88年以降、

高齢者施設の新築を一切禁止して、外部サービスを利用する

高齢者住宅の建設を推進するようにしているということです。



国交省では、高齢者等居住安定化推進事業を

拡充するために、来年度予算として、今年度の

2倍に当たる、325億円を計上しています。



実際に高齢者住宅へのニーズは高まっており、

今年度の予算160億円は、当初の予想を上回る

スピードで使い切ったと言います。



このような国からの後押しによって、

現在1%程度しか受け皿がない高齢者向け住宅を、

2020年には3〜5%分まで確保することを目指しています。



まずは11年度中に3万戸の整備を目指し、

今後10年間で60万戸整備することを目標としています。



更には認知症ケアなどまで行うところが増えるようになれば、

入所待機者が42万人にも及ぶという特別養護老人ホームの

受け皿にもしたいという考えです。



◆サービス付き高齢者住宅とは? 


一元化されるという「サービス付き高齢者住宅」とは、

どういったものでしょう。



普及促進のため、補助金が出るという住宅です。

そのための条件は以下の通りになります。



1)住宅要件=原則25平方m以上、バリアフリー化、トイレと洗面設備を設置

2)サービス要件=緊急通報、安否確認、生活相談サービスが出来ること

3)その他に、賃貸借方式、またはこれに準じた入居契約とすること



ポイントとなるのは、何かあった場合にすぐに対応可能な、

緊急通報などができるサービス面です。



緊急時24時間対応できる通報システムだけでなく、

安否確認、生活相談を受けられること、

また社会福祉法人や医療法人などの職員が、

日中に最低1人は常駐するなどの条件を満たす必要があります。



これらのサービス条件を満たす住宅を施工する事業者に対して、

国から補助金が出ます。



高齢者向け住宅の場合、新築は施工費の10分の1、

改修は3分の1で、上限は100万円。



生活支援施設の場合も、新築、改修共に補助率は同じですが、

上限は1000万円です。



事業者は、都道府県に登録する必要があります。



介護付き老人ホームには入りたくないという高齢者にも、

防犯や医療の安心は必要です。



自由で独立した住まいに住みながら、

自宅で問診、血圧、聴診といった健康チェックを

定期的に行ってもらったり、年1回は提携病院による

人間ドックを受診できるというシニア向け

安心賃貸住宅を提供しているハウスメーカーもあります。



アパート事業を展開しいている業者にとっては、

手を付けやすい分野とも言えますし、是非とも

早期に高齢者向け住宅事業を確立させることが望まれます。



高齢者が住宅に求めるものとしては、

医療・介護・経済面の安心、24時間365日の生活支援、

食事といったサービス面が上位に来るようです。



つまりハード面でどんな住まいか、というよりも、

「どんな住まい方か」が重要視されます。



これからは、ソフト面が重視したサービス付き

高齢者住宅が、住宅市場における一つの分野として、

台頭してくる時代がやってきそうです。





(情報提供:住宅産業研究所)
2011年03月08日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 3/8号)

今回のテーマ:「高齢者住宅が変わる!」前編            H23/3/8

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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中條 達也
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「ん〜〜〜!」

「なるほどねーーーー!」

「ほ〜〜〜!」

「すごいねーーーー!」

「はぁ〜〜〜!」

「そういう事かーーーー!」

「うん、うん、うん〜〜〜!」

「その通りだなーーーー!」

「もう完璧だよ!」

「文句の付けどころないよ!」



●こんにちわ、中條です、


今週は『結果を出すための鉄則』について

お話をさせて頂きたいと思います。



冒頭にある、数々のコメントは、

ナック主催の研修にご参加された方々から

いただいたものです。



見ての通り、

かなりの感心っぷりです!

(^_^)



ある研修では、一番、前に座っていた方が、

震度7ぐらいの揺れっぷり(頷き)だったり(^O^)

ご参加される方々の大半がとても

重要な情報をつかんで、自社に帰られます。



さらに、研修終了後にご記入いただく

アンケートでも、ほぼ満点に近い評価を頂きます。



研修に参加した、ある社長さんのアンケートには、



「今回のセミナーは、とても分かり易く、

 自社に戻ったら即、実践したいです!」


「講師の○○先生の話は、人柄がにじみ出てて、
 
 元気をたくさん頂きました!」


「研修の中で、言われていた△△△は、

 絶対に効果があると思いました!」


「わたしも、早く一人前になりたいので、

 とにかく【実践するのみ】です!」



すごい褒められようです(^o^)

主催者としては、嬉しい限りです。



この社長さんは、きっと結果を

残してくれているだろう。



しかし・・・



3ヵ月後、アンケートで研修を絶賛していた

あの社長さんに、研修後の変化について聞いてみました。



「ありがとうございます!」

「ものすごい反響でした!」

「お陰さまで、こんなに成果が出ました!」



という台詞を期待していましたが、

いざ蓋を開けてみると、



「いや〜、思いのほか、忙しくてね〜」

「違うことで、時間を取られてしまってね〜」

「気持ちはあるんですけどね〜」


との返事。



分かります。

(>o<。)

理解できます。

(>_<。)



その気持ち、痛いほど分かるんです、

が、

あそこまで、良いと感じて頂いていたにも関わらず、

実践できていなかったと聞いて、

非常に残念です・・・。



実は、今回の社長さんのように


「いい研修だった!」


で終わってしまっているケースは、

少なくありません。



メルマガ読者のみなさんの中にも

心当たりがある方も、少なからず

いらっしゃるのではないでしょうか?



この、「いい研修」を聞いた後、

どうすれば実践・行動に移すことができるのか?



いろいろと頭を悩ませた結果、

ある答えに行き着きました!



みなさんはすでに、おわかりですよね。



そうです。

とにかく『やるしかない!!』

ということなんです!

結局のところ、やるか、やらないか、なんです。



でも、やみくもにやっても意味はありません。

結果を出すには、ある鉄則に基づいて、

やることが重要なんです。



その鉄則とは・・・




●結果を出す鉄則『PDCAサイクル』とは?


知る人ぞ知るマネジメント手法です。

知らない方のためにも、例をあげてご説明します。



例:見学会集客のためチラシを配布する場合


・P(Plan/プラン)

 ⇒チラシ配布は、いつ?どのエリアに?

  どんな内容で?何部?撒いて、何組見学会に

  来てくれるかなどを【計画】する。


・D(Do/ドゥ)

 ⇒計画通りに、チラシ配布を【実行】する。


・C(Check/チェック)

 ⇒見学会の反響を集計して、目標の来場者数に

  到達していたかどうか【確認】する。


・A(Action/アクション)

 ⇒目標に到達していなければ、

  その原因・理由を調べ【改善】をする。


・サイクル
 
 ⇒A(Action/アクション)で改善した内容を

  計画、P(Plan/プラン)に落としこみ、

  再度PDCAを繰り返していく。

 


言われてみれば、このPDCAサイクルは、非常に当たり前の

ことなんですが、いろいろな社長さんに話を聞いてみると

意外と出来ていない会社が多いように感じます。



今回の例にあげさせていただいた、研修を絶賛したけれども

実践できていなかった社長さんも、このPDCAサイクルが

しっかりとできてはいませんでした。



逆にPDCAサイクルを、経営戦略に当てはめて実践された

ある工務店さんは、数年前は、1年に1棟ほどだったのが

数年後は、毎月毎月、受注を取る会社に変身されました。

(^O^)



●研修を無駄に!?しないように


お分かりの通り、研修に参加して、

「良かった!いい話が聞けた!」と思うだけではなく、

実践をした人だけが、結果を残すことができる、という事です。



上記で紹介したPDCAサイクルの中でも『Do』が重要です。

いくら計画を立てても、いくら見直しをかけても

行動に移さないと意味がないですから。



加えて、やってみるという

『気持ち』も大事ですよね。



さて、あなたは

今日から、何を実践されますか?

何を目標に頑張りますか?



がんばりましょう!ね!

(^O^)/






○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「高齢者住宅が変わる!」 前編



◆今後都市部で急増する高齢者に対応する


これから日本が直面していく大きな問題として、

高齢社会問題があります。



住宅だけでなく、国全体の消費を左右する

大きな問題です。



団塊世代が60歳を超え、既に本格的な

高齢社会へ突入し始めていることは、

みなさんよくご存知かと思います。



社人研の推計によると、将来の日本の人口推計では、

全体では人口減少社会でありながら、65歳以上の高齢者は、

以下のように増加していくことが予想されています。



<65歳以上人口の予測>


・2010年  2,941万人

・2030年  3,667万人(1.25倍)

・2050年  3,764万人(1.28倍)



一方でどんどん人口が減っていくのは若い世代です。

20歳〜60歳までの現役世代の人口はどうなるでしょうか。



2010年時点では6,729万人がここに

当てはまりますが、20年後の2030年には

5,664万人と、現在の84%程度まで減る予測です。



2050年には4,084万人と61%程度までの減少が

予想されています。



つまり2050年(今から40年後)には20歳〜60歳までの現役世代と、

65歳以上の人口がほぼ等しくなってしまうということです。



今のままの年金制度ではとても賄えないことはもちろんのこと、

介護という観点からもどうやって高齢者にサービスを

提供していくべきかが、大きな問題となっています。



現在高齢化が進んでいるのは、

どちらかというとローカル地方エリアです。



東北の北部や山陰の島根県など、

都市部に比べて高齢化が進んでいます。



しかし今後高齢化が急速に進むのは、

大都市部においてです。



2005年時点では、東京圏では17.5%程度ですが、

これが2035年になると32.2%に増加する予定です。



実際の増加率としてみると、

75.7%の増加ということになります。



中部地区では52.2%増、近畿圏でも46.6%増と、

どの大都市圏も1.5倍前後にまで高齢者層は増えます。



つまり都市圏には団塊の世代が

多く集まっているということです。



2035年時には、全国の高齢者増加率は34.7%。

高齢化率は05年の22.3%から35.6%へ

増加するということになります。



さて、この予測は大方外れはありません。

確実に高齢社会へシフトしていくわけです。

そうなると、介護問題もさることながら、

高齢者が賃貸住宅に入居拒否という事態ともなれば、

住宅難民が出てくることになります。



現在も、高齢者施設や高齢者住宅は、国も整備を進めて

来てはいますが、現在65歳以上の人口の1%程度である

30万戸程度しか確保されていないといいます。



みんながみんな高齢者向け住宅に住むわけではありませんが、

単身者や夫婦だけの高齢者世帯には様々な生活上の

支援サービスが必要となってきます。



世帯で見ると、単身と夫婦だけの世帯数は

2010年には約1000万世帯。



これが2020年には1245万世帯と、全世帯の

4分の1を占めるまでに増加する見込みです。



現状のままでは絶対的な供給不足になるというわけです。



つまり住宅会社としても、この不足している市場へ

もっと目を向けていかなければならないということ。

これからの土地の有効活用という意味では、

高齢者住宅、高齢者施設を視野に入れて検討していくことは、

絶対に必要になってくるでしょう。



国や行政の予算だけでは極めて困難で、

民間が積極的に参入していくことが求められています。



高齢者住宅にもっと目を向けていくべきです。



次回は、その高齢者住宅について、詳しく見ていくことにします。





(情報提供:住宅産業研究所)

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