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2008年11月10日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 11/10号)

今回のテーマ:超長期住宅先導モデル採択のビルダー事例 前編 08年11月10日
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 【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●お世話になります。ナックの日下部です。


今日は、集客にとって大事な事をお話します。



最近、色々な業界のセミナーに参加していて、

勉強させられる事があります。



それは、自社商品を「売る」ために開催しているセミナーで、

「自分たちが言いたいことしか言っていない」のです。


これは、私(お客様)が知りたいことを、

聞く事ができないということです。



住宅会社のチラシやホームページを見ていても、

同じことが言えます。



チラシを見る。

インターネットを検索する。



これは、どちらも情報を知りたくて行なう行動です。


それなのに、自社商品の事を説明するだけの、チラシや

ホームページでは、これからは勝ち残れないでしょう。



チラシやホームページの反響率を上げる方法で、

もっとも簡単なものは、「お客様が知りたい情報」を

載せることです。



もちろん、全部載せる必要はありません。

お客様が知りたい情報が、この見学会に来れば

わかりますよという事がわかればいいのです。



例えば・・・


今、家を買う人が、


・何に悩んでいるのか?

・どんな事で苦しんでいるのか?

・どんな事に不満があるのか?

・どんな失敗をしてきているのか?


そして・・・

・どんな解決策を求めているのか?



という事を理解して、チラシやホームページを作ったり、

会社のコンセプトを決めるべきだと思っています。



では、どこで、その悩みを知る事ができるのか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


私の場合は・・・

・教えてgoo
http://oshiete.goo.ne.jp/

・Yahoo!知恵袋
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/


というサイトで、調べます。



このサイトには、わからないことを書き込むと、

誰かが答えてくれるようになっています。



このサイトで、「住宅」「一戸建て」「新築」などと

検索してみると、どんな事で悩みどんな解決策で満足している

のかがわかります。



一方的に言いたい事を言うのをやめて、お客様の悩みに

耳を傾けて見ませんか?



たったそれだけの事で、お客様の気持ちがわかり、

集客戦略の方向性が間違っているかどうかがわかるでしょう!



実は、私もマイホーム大学(http://www.myhome-univ.jp/)で、

エンドユーザーをもっともっと集めるために、

プレゼント資料(レポート?)を書いています。(現在進行中)


そのために、朝からこの2つのサイトで色々と勉強しています。

そこで見つけた悩みに答えるようなレポートを作り、無料で

エンドユーザーにプレゼントしようと思っています。



もちろん・・・

その内容は、「工務店で家を建てる方がいいよ〜」という内容です!


なので・・・

なので・・・


あ〜〜、忙しい・・・(^_^)v



★追伸★ 

マイホーム大学に登録ページを、新しく作ってみました。

http://r.myhome-univ.jp/index2.html (このページは現存しません)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


超長期住宅先導的モデル、第二回も発表へ


今年度から国が進めている、200年住宅、いわゆる超長期住宅先導
モデル事業は、まもなく第二回の結果が発表になるかと思います。

第一回は、応募総数603件に対して、採択はわずか40件
というもので、実に狭き門でした。

戸建て住宅事業では24件に過ぎません。

そのわずかの採択に、大手ハウスメーカーの中に混じって選ばれた
ビルダー・工務店の事例を今回は見てみたいと思います。



1.地産地消の家づくりで材の安定供給


「地産地消の家づくり」という言葉が、最近よく使われるように
なってます。

これは地域に根付く工務店にとっては、実に差別化にしやすい
言葉と言えます。

簡単に言えば「地元で出来たものは、地元で使いましょう」という
ことですが、地元の山で育った木で家をつくるということは、
あらゆる面でいいことが多いのです。


まず木というものは生き物ですから、生まれ育った環境が
一番しっくりきます。

寒い地域で育った木は寒いところで使った方がいい。

九州で育ったら九州で・・・ということです。

切って加工されて建築木材になったあとも、地元の温度や湿度
というものに馴染むのは当然と言えるでしょう。


昔の家づくりはみんなそうでした。

それから、材料を輸送するコスト、距離のことを考えても
地元の木の方がいいというのは実に分かり易い話です。


日本の木造住宅の8割は海外からの輸入材を使用している
といいます。

最近でこそ国産材、県産材という話がよく聞かれるように
なりましたが、今でも大半は輸入材を使っています。

地元の山に木があるのに、わざわざ遠くから木を運んでくる
ことのムダといったらありません。

この輸送時に排出されるCO2のことを考えても環境に
掛かる負荷は大きなものであると言えるでしょう。



◆自然素材系地域ビルダーの木材流通産直システム


熊本県の健康住宅を売りとするS社も採択された1社です。

独自の産直流通システムによって、環境と品質に配慮した
高品質の木材を供給。

県産材の安定した品質の確保、流通に関する仕組みが
評価されました。


同社は切った木を、山で葉付け乾燥させるのが特徴です。

約3ヶ月間寝かせて乾燥させます。

これによって木材は軽くなり、輸送コストも軽減されますし、
さらには天然乾燥ということで消費エネルギーはゼロ。

環境には非常にやさしいわけです。


ウッドマイルズレポートによる算定では、近くの山の木を
使うことによって、一般住宅よりも輸送過程のCO2排出量が
約8割削減されるということです。


また山で寝かせて乾燥させた後も、更に保管倉庫で1年以上
熟成させ、常時3000立方メートルの部材を保管しています。

具体的には、同社の優れているとされたポイントは
以下のようになります。


1.100%国産材の天然乾燥、森林認証の住まい

2.林業、製材業者との連携で産直システムを構築
   (農林省より農商工連携88選に認定)

3.原木生産から素材品質管理、加工精度管理、施工品質管理、
  アフター品質管理まで、一貫した管理システム

4.構造軸組は超骨太、合板や集成材は使用しない無垢国産材使用

5.超長期に想定される間仕切りの変更が容易な
  グリッド構造で超長期耐用性を確保

6.耐久性の高いステンレスビスを使用し、瓦屋根を屋根下地に固定
  (防災陶器瓦を標準採用、野地板上の防水紙は2重敷き等)

7.ステンレス配管を採用し、維持管理の容易な配管施工
  (集中さや管工法)

8.今後もCASBEEを活用した環境と森を守る
   「森林認証の家」を展開


こうして見ると、環境のこと、木材調達システム、その品質管理、
あらゆる部分の維持管理システムと、木材のことからアフター体制まで、
しっかりと一貫したシステムが出来上がっていることがよく分かります。

なかなかここまで徹底することは難しいかもしれませんが、
一つの事例として見習う点は多いはずです。



(情報:株式会社 住宅産業研究所)



●次回予告

次回のテーマは、

”超長期住宅先導モデル採択のビルダー事例 後編”

を予定しています。

ご期待下さい!!!!!

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