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2017年10月02日

SNSに疲れたら・・・集客・マーケティング,コミュニケーション

mba

ナックの松田です。夏の暑さも収まり、秋の気配が次第に濃くなってきましたね。季節の変り目で、寒暖差がありますから、体調管理には気をつけたいものです。

さて、今日は、先週アナログの話を書かせて頂きましたが、また、ちょっとアナログに関する、興味深い話を耳にしましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。

若い世代を中心に・・・


最近、文通をする人が増えているってご存知でしたか?先週、デジタルの時代にアナログが、なんだかんだ求められているような内容を、書きましたが、その中心は若者でした。


この文通についても、どうやら、若い人が中心のようです。手紙を通じて交流を深められる、日本郵便(株)が運営の青少年ペンフレンドクラブのデータでは、2016年始めに6973人だった会員数が、2017年8月1日時点で、9112人にまで増加しているそうです。


また、平均毎月約200名の申し込みと増加傾向にあるとのこと。このデータで、注目したいのは、会員の年齢構成比でみると、10代までが28%と最も高いんです。


10代といえば、生まれて物心つく頃には、スマートフォンをはじめとする、デジタル機器が傍にあり、一緒に育ってきた世代。そういった世代がなぜ、今、文通なのか?その理由は、デジタル化が、要因のひとつのようです。


手紙は、何百年前から続く、人類のコミュニケーション手段のひとつ。現代でもコミュニケーションをとることは、変わりませんが、ツールの中心は、メール、LINE、SNSですよね。


いつでも、どこでも、誰でも、即時に伝えられる、とっても、便利だと感じます。でも、若者の間では、強みでもある即時という部分に、疲れるという感覚が芽生える場合が、あるようです。


俗に、「SNS疲れ」と呼ばれていて、その疲れを癒す方法のひとつとして、文通が選ばれているんです。


若い世代を中心に圧倒的な利用率を誇る、SNSの筆頭ともいえる「Instagram」にも、♯文通というハッシュタグが1万件以上、投稿されていて、文通相手を募集している、ユーザーも多く存在します。SNSの最先端を利用して、アナログのコミュニケーションを図る。


こういう部分が、なにか不思議で面白いなと感じます(*^_^*)その他にも、学生に教育の一環として、クラブ活動で、文通を取り入れている学校もあるそうです。


確かに、、、楽しく、文章を書く経験が積めそうですね。他人に文章を書くということで考えると、お客様に手紙を書く経験を積めて、募集欄には、自己をPRする項目もあり、効果的にPRできるよう考える練習にもなりそうで、長期的にはなりますが、仕事上のスキルアップなどに取り入れるのも、面白いかもしれないですね。


先々にはターゲット層に


このメルマガでも、何度か、10代を中心とする若い世代の趣味、志向、流行などを、取り上げておりますが、書いていて思うのは、不思議で、複雑で、先を読みにくい。


これは、今の若い世代に限ったことではなく、いつの時代にもいえることですが、今、10代の世代が将来的には、ビジネスのターゲットになりますから、志向を読み解き、先回りできる力は、必要なんだと思います。


それとは、別に、個人的には手紙には、ものすごい力があるなと感じます。武将や偉人といった歴史上の人物がしたためた手紙が今でも残り、貴重な資料となっているように、何百年も残っている事実。


現代でいえば、いくらデジタル化が進んでも、好きなアーティスト、有名人、選手には、想いを届けるために、ファンレターを、書くことは、世代に限らず無くなりませんよね。


東京 銀座のある大手の文房具専門店では、ワンフロアすべてを「手紙コーナー」にリニューアルし、封筒、便せんを1,500種類以上、取り揃え、手紙が書ける落ち着いたスペースと、書いた手紙をその場で投函できるように、ポストまで設置しているそうです。


これは、手紙というツールに、満足度や収益性を見込んでいるという、見方もできます。コミュニケーションの本質は、どれだけ、相手に伝えられ、伝わるかということだと思います。


日々、進化し続けるデジタル文化の中でも、この手紙の力は侮れないと感じます。手紙をしたためるには、親しい間柄ならともかく、目上の方や、お客様に書く場合には、言葉使いや文章構成など、気をつけなきゃならない部分など、学ぶ必要もあります。


ただ、人としてのたしなみとして、身に着けておいて、損はないのかなと思います。

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