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2014年11月03日

ターゲットに合った地域コミュニティづくり(後編)【2014年11月3日】


○●○●○●○ 工務店MBA 最新業界ニュース ●○●○●○●



「ターゲットに合った地域コミュニティづくり」(後編)



地域のコミュニティづくりをする住宅会社の営業拠点として、
前回は子育て世代の主婦層をターゲットとした事例を紹介しました。


地域のコミュニティづくりのターゲットとして、
もう一つ注目したいのが高齢者です。


特にローカルエリアでは高齢者が多く、
病院の待合室が寄合の場となっているような光景を目にします。


高齢者が集まって過ごせるコミュニティづくりは、
地域密着型企業の役割の一つとも言えます。



■ 高齢者ターゲットでリフォーム需要を掴む
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

具体的な事例として、岐阜県のビルダー、
森住建の取り組みを紹介します。


森住建は、岐阜県大垣市に隣接する池田町の本社から
30km圏内に営業エリアを限定して年間30〜40棟を手掛ける
地域密着ビルダーです。


今年5月には本社を同町内に移転し、
複合型拠点「おうちLABO」として新規オープンしました。


移転先は地域住民が日常の買い物に使う商業施設内です。


以前から同施設内の空きテナントを
リフォームイベント等で利用していましたが、
横並びの3店舗で空きが出たため、新築・リフォームの
ショールーム、デイサービス、スポーツジムを開設し、
それぞれの店舗が内部でつながっている構造としました。


「おうちLABO」の最大の特徴は、デイサービス、
シニア向けパソコン教室、老化予防トレーニングジムなど、
高齢者を対象としたサービス施設を併設している点です。


介護事業のデイサービスは2年前から事業を開始し、
以前は同町内の別の場所でデイサービスを行っていましたが、
本社の移転と同時に住宅部門と併設する形となりました。


デイサービスの内容は、リハビリ、健康体操など
半日のコースで、午前・午後でそれぞれ約20名、
計50名弱の利用者を受け入れています。


資格保持者を含む15名の社員で運営し、
送迎車のドライバーには定年後のシニアを採用するなど、
パートも活用しています。


介護や支援が必要な高齢者のための事業として
デイサービスを運営するかたわら、
健康な高齢者が要介護・要支援とならないための、
予防介護サービスも手掛けています。


その一つがスポーツジムでの筋力トレーニングです。


体力や筋力が低下する高齢者の健康状態を
維持するためのサービスです。


月額使用料は5000円。
半年契約では月額3500円の割引が受けられ、
高齢者がジムに入会すると、同居家族全員が
無料でジムを利用できる特典も付けています。


商業施設での買い物のついでに
気軽に立ち寄れるようにしています。


もう一つの予防介護サービスが、
高齢者向けのパソコン教室です。


パソコンで指先を動かし、脳の老化を予防するサービスです。


文字の打ち方やメールの送り方、WEB検索の仕方などの
パソコンの基本的な使い方に加え、iPadやデジカメの
使い方講座も行っています。


また、パソコン教室の生徒を対象として、
旅行イベントを行っています。


旅先でデジカメを使って撮影した写真をパソコンに取り込んで
編集し、家族にメールで送る行程を学ぶ講座です。


デイサービスには家族が見学に来ることもあり、
隣接の新築・リフォームのショールームを
見学するきっかけとなります。


パソコン教室には元気な高齢者が集まり、
老朽化した自宅のリフォームに繋がることも期待できます。


地域コミュニティの場の創出は、
その地域での知名度や信頼度を高めることに繋がります。


すぐに何らかの受注につながるわけではないかもしれませんが、
将来顧客を育てることにもなり、カフェ・雑貨店や高齢者施設の
自社運営など、事業の多角化にもつながる取り組みと言えます。



(情報提供:住宅産業研究所)

相手が自分のことを話したくなる質問の仕方とは?【2014年11月3日】



こんにちは。
ナックの冨田です。


先日、とある勉強会で、
工務店の社長さまと奥様と
お会いした時のこと。


社長とは何度かお会いしていたので
よく知っていましたが、奥様とは初対面です。


そこで、早速ご挨拶をすることにしました。



私「はじめまして、ナックの冨田です」


奥様「あっ、冨田さんって、あの冨田さんですか?」


私「(あれっ?初対面じゃなかった!?)
  あっ、前に一度、お会いしてました???」


奥様「いや、会うのは初めてなんですが、
   いつもメルマガ見てまして。。」



どうやら、メルマガを見てくれていて
初対面という気がしなかったそうです。


さらに、メルマガの内容だったり、
私のことについていろいろと質問をされました。


「メルマガ書くのって結構時間かかるんですか?」

「どうやって勉強しているんですか?」

「休みの日は何をしてるんですか?」

「昔スポーツとかやってたんですか?」

「お子さんは何歳ですか?」


などなど、怒涛の質問ラッシュにあい、
少しビックリしました。。。


自分のことを話すのは嫌いじゃないので、
会話は盛り上がりましたが(笑)


ただ、ここで、奥様との会話を通じて
感じたことがあります。


それは、、、


「質問の仕方」


についてです。


お客様とコミュニケーションをとるために、
質問を投げかけて相手のことを知る、ということが
大切だとよく言われています。


ただ、いくら大切といわれていても、
次から次へと質問をして、相手だけに話してもらう、
という状況では、抵抗を感じる方もいます。


質問の仕方によっては、コミュニケーションではなく、
尋問のようになってしまうこともあるくらいです。


そんな時、会話のテクニックじゃないですが、
質問の仕方として、効果的な方法があります。


それは、質問をする前に、

自分のことを話してから質問をする
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

という方法です。


例えば、


「趣味はなんですか?」


と一方的に質問をするのではなく、


「私は読書が趣味なんですが、●●さんの趣味はなんですか?」


というように、

『自分のこと』+『質問』

という流れで話をする。


「お子さんは何歳ですか?」


という質問であれば、


「私も5歳になる息子がいるんですが、お子さんは何歳ですか?」


という具合にです。



どうしてこのような質問の仕方が
コミュニケーションを円滑にするうえで
効果的なのかというと、人の持つ2つの心理が
大きく働くといわれているからです。


その心理は何かというと、


「自己開示」と「返報性」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

です。


自己開示とは、自分に関する情報を伝えること。

返報性とは、相手にお返しをしなければという心理。


つまり、相手の情報を聞いた自分は、
同じ分だけの情報をお返しに伝えなくては、
という心理が働くということです。


ですので、質問された側としても、
一方的に質問されるよりも抵抗感なく
自分のことを話しやすくなる、というわけです。


たった一言を付け加えるだけで、
コミュニケーションは円滑になり会話も盛り上がります。


相手のことをもっと知りたい・・・

でも質問ばかりだと抵抗がある・・・


そんな時には、たった一言、
自分のことを添えて、質問してみてくださいね。


会話の盛り上がり方の変化について、
目に見えて感じられるはずです。


是非、お試しあれ。



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冨田泰司

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