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2014年03月31日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H26/3/31号)

今回のテーマ:「太陽光発電の価格メリットで住宅を売る」(前編)   H26/3/31 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



週末、薬を買おうと思い

ドラッグストアに行くと・・・



レジは信じられないくらいの

長蛇の列・・・・!!!



(なんで今日はこんなに混み合っているんだろう)



列に並ぶ人のカゴの中身を見ると、

トイレットペーパーやキッチン用品など

見るからに「ストック」するための

商品が沢山入っています。



そうです、

消費増税前の「駆け込み」ですね。

(*'o'*)



この週末、最後のラストスパートで

日用品を買いだめする方が多かったみたいですね。



ある主婦の方の買い物カゴには・・・

市販のヨーグルトパックが約10個

シリアル(コーンフレーク)が約10袋・・・

w( ▼o▼ )w 



(すごいな・・・)

と思いました。



私たち日本人は

メディアや口コミに左右され易い

傾向にあると思います。



一昔と比べると

情報が至る所に溢れているので、

世の中が便利になる半面、

本当に自分に必要なものが何なのか

少し見失いがちになることもあります。



メディアの戦略かもしれませんが

日用品はこの週末、在庫がなくなるほど

売れた商品もあったそうで・・・



「やっぱり必要なかった」

なんて失敗しないように・・・



本当に自分とってメリットがあるものと

そうでないものを見極めて、賢い買い物が

出来るようになりたいですね。



お客様への、

家づくりの提案も同じですよね。



家づくりで「失敗」や「後悔」をしないように、

お客様にとって本当に必要なものを見極めて

しっかりと情報伝えられる住宅会社を

目指していきたいですね★



■ 2年間ありがとうございました!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、消費税の切り替わり??

と一緒に、私(萩原)がお届けする

メールマガジンもいよいよ本日が最後となりました。



約2年間、つたない文章にも関わらず

お付き合いいただき本当に

ありがとうございました。

(*^o^*)



今まで続けてこれたのも

読者の皆様の支えがあったからだと

心から深く、感じています♪



私はライターではありませんから、

正直毎週メールマガジンを書き続けるのは

「大変」でした。



しかし微力ながらも、「情報発信」することが

私の使命であると、開始当初より感じていましたので

ここまで続けてこれたのではないかと思います。



それもこれも、新しい事にチャレンジし続け、

一生懸命で芯の強い工務店の経営者様や社員様に

お会いできたからだと思います。



いつも皆様にパワーをもらっています♪



誰しも失敗するのは怖いことですが、

失敗を恐れていては、成功にも近づきません。



とある工務店社長様は

「失敗をしていいんだ、失敗をしたら

私はそれを、チャンスだと思っている。

どうやって挽回するか、面白いじゃないか!」

と、目を輝かせながら仰っていました。



はたまた別の工務店社長様は、



「イベント開催したけど、思ったように

お客様が集まらなかったよ・・・!

でも大丈夫、これを糧にして、問題を

洗い出しにして次回に挑むよ。

イベント開催しなきゃ、お客様にも

出会うことも出来ないしね!」

と、仰っていました。




全国各地に、

挑戦し続けている工務店様が

本当に沢山いらっしゃいます!



ナックというネットワークをひとつの

踏み台(ジャンプ台)にしてもらい、

これからも新しい事にどんどん

チャレンジし、成長していきましょう

(o゚∀゚)ノ



人生とは、常に挑戦!失敗を恐れず、

学び続けて実践する事なのかもしれませんね♪




生意気にもそんなことを述べてみました。

(*^-^*)



私は一度、メールマガジンからは

離れますが、今後も皆様のご繁栄を全力で

サポートして参りますので

共に頑張っていきましょう!



■ 次週からのメールマガジンは・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



次週からのメールマガジンは・・・

私の大先輩である「冨田泰司(とみたやすし)」が

お届けします♪



同じ部署で、とっても

頼れる私の先輩です

(*^o^*)



集客・営業・ネット戦略に特化した

手厚いサポートは、全国多くの工務さんから

高い支持を得ています♪



集客や営業に関するメールマガジンも、

書いていますので、すでに「冨田ファン」の方も

多いのではないでしょうか?



今までとはまた違った視点から、

皆様にとってお役に立てる情報を

お届けして参ります!



ぜひ来週からのメールマガジンを

楽しみにしていてくださいね

(*^o^*)



それではまた来週♪




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「太陽光発電の価格メリットで住宅を売る」(前編)



昨年10月に省エネ基準が改正され、

外皮の断熱性能だけでなく、冷暖房や照明、

給湯などの一次エネルギー消費量も指標として

評価されるようになりました。



住宅の省エネ化の向上は、

今後の商品戦略においては

必須の項目となります。



また省エネ性の向上に伴って、

住宅に付加する設備提案として

定番となりつつあるアイテムの一つが

太陽光発電です。



■太陽光発電普及を促す制度と背景



太陽光発電の普及の背景には、

各種制度による後押しがあります。



一つは補助金制度です。



現行の制度では、41万円以下の機器の場合は

1kW当たり2万円、41〜50万円の機器だと

1kW当たり1万5千円の補助が受けられます。



太陽光発電補助金の交付決定件数は

年々増え続けています。



太陽光発電普及拡大センターの

発表によると、24年度は27.6万件。



25年度は第三四半期の時点で、

新築はすでに前年度通期実績を上回る

9.1万件の申請がありました。



太陽光発電の普及を後押しする制度の

もう一つが、平成21年11月から導入されている

余剰電力買取制度です。



太陽光発電によって過程で発電した電力を

売電することで収入が得られるということで、

家計の財布に直結するアピールが増えました。



大手ハウスメーカーでもこの頃から

太陽光発電の搭載率が一気に上昇しています。



そしてもう一つの転機が、

平成23年3月の東日本大震災です。



被災3県はもとより、東電管内では停電によって

一時的にライフラインが絶たれ、電力会社が

供給するエネルギーへの信頼が揺らぎ、

自然エネルギーから家庭で電力を生み出す

「創エネ」設備としての太陽光発電への注目度が高まりました。



単に経済的なメリットだけでなく、

環境や防災への意識の高まりが、

太陽光発電の普及を後押ししたと言えます。



政府の方針でも再生可能エネルギーへの転換が推し進められ、

大手メーカー各社が発表する新商品は、

創エネ設備としての太陽光発電や、

エネルギーを管理するHEMSを搭載するスマートハウス一色です。



大手ハウスメーカーの24年度の太陽光発電搭載率を見ると、

「おひさまハイム」のセキスイハイムが85%、

「グリーンファースト」の積水ハウスは72%に達し、

早期から大容量太陽光を推進していた

一条工務店では90%の搭載率です。



ハウスメーカーの大半は、

太陽光搭載率が5割を超えています。



■OB客の満足度高める省エネコンテスト



地域のビルダー・工務店の中にも、太陽光発電を推進し、

搭載率が5割を超えている住宅会社は少なくありません。



最も早い時期から太陽光発電を

導入していた会社の一つが、

岩手県の千田工務店です。



同社では、平成15年から自社で

手掛ける住宅の全棟に太陽光発電を標準搭載しています。



地元では「太陽光発電のことなら千田工務店」という評判を得て、

口コミを中心に年間40棟内外を安定して受注しています。



同社の評判が口コミで

広まるきっかけとなったのが、

平成20年から毎年開催している

『省エネ大賞コンテスト』です。



ホテルの宴会場を借りてOB客を集め、

食事を楽しみながら省エネ談義に花を咲かせてもらいます。



コンテストでは、1年間の電気代と売電額との差額と、

エネルギー収支の2つの項目で、上位の家庭を

金賞〜銅賞で表彰します。



前年から大きく順位を上げた家庭には

ジャンプアップ賞を授与します。



賞から漏れた家庭にも抽選で賞品が当たる

チャンスがあるので、参加者全員が楽しめます。



今年1月のコンテストには約100組、

330名が集まりました。



今年からは芸能人を招いて会場を盛り上げ、

参加者の満足度は高くなっています。



千田工務店では、引き渡した全棟で

発電量と光熱費の実測データを収集し、

太陽光発電を勧める裏付けにしています。



しかし、太陽光発電を設置したOB客からは


「光熱費をどれだけ節約できたかを自慢したいが、

 近所でまだ太陽光発電を設置していない人に自慢するのは、

 自分だけ儲かっているみたいで後ろめたい」

という声が多く聞かれました。



そこで、太陽光発電を設置したOB客同士で自慢し合い、

省エネの工夫を相談し合える場所を提供する場として

『省エネ大賞コンテスト』を開催しています。



とにかくOB客の満足度を高めて口コミで評判を広めて

もらうことが受注の安定につながるという考えで、

新規集客にかける広告宣伝費は年々縮小し、

OB客向けのイベントに経費をかけるようにしています。

(情報提供:住宅産業研究所)
2014年03月24日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H26/3/24号)

今回のテーマ:「5大学が提案する2030年の家」(後編)           H26/3/24 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



「家づくりハンドブック」
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「中身はどんな感じ?」

「同じようなの持ってるけど、必要かなぁ?」



という、お問合せをいただきました。

なので今回は、サンプルをご紹介しますね♪

「う〜ん・・・どうしようかな・・・?」

とお考えの方は下記のリンクよりサンプルを

ご覧くださいませ(^0^)


-----------------見本はこちらから-----------------------

▼土地探しのコツ サンプルはこちら▼
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■ 本当に必要なものを提案する・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



週末、買い物ついでに

とある住宅メーカーのショールームを

見学してきました(o゚∀゚)ノ



大きなショールームとだけあって、

一般のお客様から業界の方・・・

はたまた海外の方々まで・・・

色んな方が来ていました♪



私はついつい、キッチンやバスルームに

目がいってしまいます。



今回とくに便利だなぁ、と思ったのが

「電動昇降乾燥機」です!!!

(今更かもしれませんが・・・・)



これは、家事が楽になるだけでなく

高齢の方にもやさしい設備だなぁと思いました。



我が家には食洗器が付いているのですが、

実際ほとんと、使わないので現在化石化が

すすんでいます・・・笑。



欧米の様に、家族が必ず揃って食事を

共にする文化があれば、食洗器が

役に立つのかもしれません。



しかし共働きの家庭だと、

それぞれが食事の時間が異なるので

汚れた食器をそのまま置いておくことも

できませんから、手でささっと洗ったほうが、

時短になり、効率的です。



うむ。



それを考えると「電動昇降乾燥機」があれば、

手でささっと食器を洗って、あとは乾燥機に

立てかけておく・・・



スペースも取らないし、手の届くところに

あって、とても便利です♪



設備を入れてから後悔しないように、

家族の生活スタイルに「本当に」合った、

提案も大切ですね。

*゚o゚)ノ*゚o゚)ノ*゚o゚)ノ



さてさて、

私の話は置いておいて・・・



ショールームでの

ちょっと面白かった話。



■ お客様識別アイディアに学ぶ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



ここのショールームでは

「冷やかし」と「見込み」のお客様を

完全に「あるもの」を使って分けていました。



それは“ファイル”です。



まず入り口に入場すると

受付のキレイなお姉さまがお迎えしてくれます。




 「いらっしゃいませ(*^o^*)
 
 本日はご来店ありがとうございます。

 自由に見学なさいますか?

 それとも、係りから

 ご説明を受けたいですか?」



私は自由に見学したかったので

グリーンのファイルを渡されました。

深緑で濃くて、とても目立ちます(笑)



案内を受けたい方は、係りの方が付いて、

イエローのファイルを渡されていました。

これもまた濃いイエローで、遠くから見ても

パッとひと目で目立つ色合い。



(ギラリ・・・と私の目が光る)

(☆。☆) キラーン!!



(へぇ〜♪♪

そういうことか。

お客様を色で識別してるんだ・・・)



と気づいてしまったのです。



なるほど、なアイディアですね。



お客様をきちんと識別するルールができており、

冷やかし(見込み客ではない)方への時間は費やしません。



確かにこの東京の都心で

一組ずつ丁寧に対応してたら、

まずスタッフが足りませんよね

( ゜_゜;)



ただし、完全自由見学の方が退屈することは

ありません。



なぜなら、設備の詳しい説明は

「案内ボード」がしてくれます。



かれこれ、案内ボードを見ながら

「あーだこーだ、言いながら」

1時間ほど見学してしまいました

(*^o^*)



その間・・・

グリーンのファイルを持っているからか

「全くもって」スタッフに声を掛けられる

ことはありませんでした・・・



●このように、

イベント開催において

お客様の識別はとても大切です。



更に、お客様を会場に案内する前から

「一体誰なのか」を判断できたら

尚Goodですよね♪



入場する際に、

インタビューカードがあっても

いいかもしれませんね。



イベントはただ開催するのではなく

社内でしっかりと「流れ」や「仕組み」を

考えておくことが大切です。



イベントは、お客様と対面でお会いできる

チャンスであり、皆様の会社の素晴らしい

ところを魅せる「舞台」です♪



なので、気を抜くことなく

しっかりと勝負していきたいですね!

(*^o^*)



頑張っていきましょう♪

それでは、また来週!


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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「5大学が提案する2030年の家」(前編)



前回は、千葉大学、そして慶応大学が提唱する

「エネマネハウス」をご紹介しました。



今回も引き続き、

残りの3大学の詳細を見ていくことにしましょう



■3層構造の早稲田大学、3シェルター付き芝浦工業大学



早稲田大学の

「Nobi-Nobi House 重ね着するすまい」は、

5大学中で唯一の、鉄骨造のモデルハウスです。



海外展開を想定し、

世界的に最も使用されている構造であり、

リサイクル可能な鉄骨造を採用しています。



「重ね着」という名前の通り、建物が

3層構造になっている点が特徴の住宅です。



3層のうち、中心に配置されて

いるのが、「設備コア」です。



設備コアは、風呂やキッチン、エアコン等の機能を集約し、

太陽からの光や熱を効率よくエネルギーに変換します。



この設備コアの位置を動かすことで、フレキシブルな

空間設計が可能となり、アジア圏への

パッケージ展開も容易になります。



設備コアを取り囲むように配置

されているのが、「居住ゾーン」です。



設備コアで創られたお湯や電気は

居住ゾーンに送られ、床暖房や照明として、

日々の生活を快適に過ごすために利用されます。



最も外側に当たる「Nobi-Nobiゾーン」は、

アルミフレームで囲まれた半屋外空間となっています。



太陽の日差しをパッシブに利用し、季節や地域に合わせて、

使い方を変えることができます。



例えば、夏はすだれをかけて縁側として使用し、

冬は温室としての使用が可能です。



また、暑い地域では、このNobi-Nobiゾーンを

広く取るといった、応用力の高い設計になっています。



芝浦工業大学の「母の家2030」は、学生が

母親世代に贈りたい住宅として計画されました。



特徴は、3つのシェルターを搭載した構造です。



寝室・台所・バストイレという生活に不可欠な

3つの機能を3つのシェルターに組み込みました。



これにより、災害時にはシェルター内で

安全に生活することができます。



シェルターの上に小屋を組み、屋根をかけることで、

融通性が高く、開放的な共用空間を作り出しました。



また、シェルターは機能ごとに持ち運べ、

建設地での設置・連結が容易になっています。



もう一つの特徴は、「呼吸する屋根」と

名付けられた屋根の機能です。



「多層型環境装置」と位置づけられた屋根には、

太陽光の発電パネル、太陽熱の集熱パネル、

天窓がモザイク状に配置されています。



太陽のエネルギーを多様な形で取り込み、

電気は蓄電池に、熱は貯湯タンクに

蓄えることができます。



また、屋根の内側の通気層によって、屋根に溜まった暖かい空気を、

冬は屋内に取り込み、夏は屋外へ逃がす仕組みになっています。



この呼吸する屋根という発想が、アジアの気候に合う

デザインとして高く評価されました。



「母の家2030」は、

イベント来場者が2030年に住みたい家を選ぶ

「ピープルズチョイスアワード」を受賞しています。


 
■5大学中唯一の集合住宅を提案 東京大学



東京大学の「CITY ECOX」は、5大学中唯一の

集合住宅を想定したモデルハウスです。



2030年には都市に住む人口が大幅に増加すると予想し、

集合住宅を提案しました。



しかし、集合住宅では1戸あたりの屋根面積が小さい分、

ZEH対策が難しかったため、建物の南側に太陽エネルギーを

最大限活用する工夫を取り入れました。



南壁面に備え付けられた可動式のソーラーパネルが、

ユニークな外観を生み出しました。



機能面でも、太陽の動きに合わせてパネルが

上下左右に向きを変えることで、太陽に対して

常に最適な角度を保つことができるという特徴があります。



また、窓の上に設置したパネルは、

日差しが強い時期には日除けの役割も兼ね、

バルコニーに影を落としてくれます。



建物内部で来場者の目を一際ひいていたのが、

回転型の間仕切りです。



片面に潜熱蓄熱材、もう片面には透明断熱材を

張り合わせた特殊なパネルを、南側の建具に採用しました。



日中は窓側の日光で太陽熱を蓄え、夜間は居室側に

パネルを回転させることで、パネルに蓄えた熱を放出し、

暖かい室内空間を作り出します。



また、天井と床にも潜熱蓄熱材を埋め込み、

一定の温度域で熱を蓄えることで、急激な室温変動を

抑制するとともに、太陽熱集熱パネルを熱源とする

床暖房と組み合わせて、北側の寝室へも熱を届けられます。



この「CITY ECOX」は、審査員の採点と、実際の省エネ性能の

測定結果によって選ばれる、最優秀賞を受賞しました。



2030年の住まいというテーマで5大学が提案した、

新しいコミュニティづくりや家づくりは、

学生らしい新しいアイデアが豊富に取り入れられています。



エネルギー問題への対策が必要な未来の

家づくりを考える上で、一つの

ヒントになるのではないでしょうか。



(情報提供:住宅産業研究所)
2014年03月17日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H26/3/17号)

今回のテーマ:「5大学が提案する2030年の家」(前編)           H26/3/17 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



やっと東京にも春がやって来ました。

暖かい季節が来ると、外に出掛けたくなります。

o(⌒0⌒)o



これから春にかけて、

イベントを開催する会社様も

多くいらっしゃいますよね。



住宅業界では、「ゴールデンウィーク商戦」なる

言葉の通り、今年は顧客のお財布の紐も

かたく結ばれそうですから、しっかりと

今から準備しておきたいものですね!



やはり選ばれる住宅会社になるためには

「他の会社」には持っていない「強み」を

生かして、勝ち抜いていかなければなりません。



新しい季節、

頑張っていきましょう!



本日はいよいよ

3月末にやってくる、萩原メールマガジン

卒業記念・・・と題しまして、



「新しい家づくりハンドブック」を

紹介しちゃいます♪



イベント開催のプレゼントとして

活用してみては・・・?




■ お客様とのきっかけツールに活用してください!
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ついに・・・・


ついについに・・・・


完成しました!!!



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ここしばらくは、

寝る間も惜しんでせっせと制作活動・・・

自分で考えた「ゆるキャラ」もついに

2次元の世界に現れました・・・笑



(かわいい・・・でしょ♪)

この子の名前は皆様がそれぞれ

付けていただきたいと思っています



今までになかった、

フルカラーの家づくりBOOKです!

合計20ページに渡り、お客様が知りたい

「家づくりの知識」をわかりやすく&見やすく

教えてくれます。



今回この3冊を制作した理由は・・・

大きくわけて2つあります。


*1つ目は・・・

これから家づくりを考えている人たちに、

一生で一番高い買い物で失敗してもらいたくないから。

しっかりと、家づくりの基礎知識を学んだ上で、

後悔しない家づくりをしてもらいたいからです。



「家づくり」って難しいと思います。

決めなきゃいけないことも沢山あるし、

土地のことや資金のことなど、家族で

何度も相談してゼロから知識を得なければいけません。



そんなお客様の不安や悩みを

解消できる本をつくりたかったからです。



*2つ目は・・・

このメールマガジンを読んでいただいている

工務店様と、お客様との「素敵な出会い」の

架け橋になりたかったからです。



ハンドブックを活用して、

ひとりでも多くのお客様と出会って欲しいです。



まだまだ工務店さんが注文住宅をしていること自体

まったく知らないお客様ばかりです。



家づくり=大手のハウスメーカー



これが一般のお客様の考え方ですよね。

私はこれまで、本当に素敵な工務店様に沢山出会ってきました。

地域に根付き、お客様の幸せのために、家を建てる前も、間も、そのアフターケアも

マイホームのお医者さんのごとく、お客様と付き合っている

工務店さんを多く見てきました。



「●●工務店さんと出会えて本当によかった!」

「●●社長ありがとう!」


お施主様からの素敵な言葉にも

直面しました(o゚∀゚)ノ



ひとりでも多くのお客様と

幸せな家づくりができますように・・・

その想いを込めて、ハンドブックをお届けします。



■ なぜ「間取り」「土地」「資金」の3種類なのか・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



今まで弊社で制作してきた小冊子は

「家づくりの全て」を載せた本が多かったのですが

今回はメインテーマを3つに絞って作成しました。



なぜか・・・



それは、「ハンドブック」を資料請求した人が

「何を知りたいのか」明確に売り手側が読み取る

ことができるからです。



「間取り」に興味が無い人は、

間取り冊子を請求しないですよね?



興味があるから、人は資料を請求します。

その顧客心理を考慮し、メインテーマを

3つに絞りました。



お客様が「知りたいこと」を

このハンドブックを通して、

先取りしちゃいましょう。



■ 表紙は自由に変更可能!自社なりにオリジナル本が作れます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



今回のハンドブックは

オールフルカラーです♪



おまけとして、

表紙データも一緒にプレゼントします。



表紙データは、

自社で変更していただくことを

おすすめしますよ(o゚∀゚)ノ



ぜひ、

イベント来場のプレゼントや

ホームページの資料請求ツールとして

活用していただければ幸いです。



活用方法などは、

また後日ご紹介していますね♪



それではまた来週!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「5大学が提案する2030年の家 エネマネハウス2014」(前編)



経済産業省資源エネルギー庁のエネルギー白書によると、

国内の家庭部門のエネルギー消費量の増加幅は大きく、

住宅の省エネ化が課題となっています。



こうした背景もあり、

「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」

=ZEHへの注目が高まっています。



1月29日〜31日にかけて、大学と企業が連携し、

2030年の家をテーマに、先進的な技術や新たな

住まい方を提案するモデルハウス5棟を

建築・展示するイベント「エネマネハウス2014」が

日本で初めて開催されました。



参加大学と出展モデルハウスは以下の通りです。



・千葉大学 「ルネ・ハウス」
	
・慶應義塾大学 「慶應型共進化住宅」

・早稲田大学 「Nobi-Nobi House」
	
・芝浦工業大学 「母の家2030」

・東京大学 「CITY ECOX」



■コンセプトは「エネルギー・ライフ・アジア」



5大学が設計したモデルハウスには、


【1】エネルギー

【2】ライフ

【3】アジア


という3つのコンセプトが求められました。



【1】エネルギーでは、単なるZEHの実現だけではなく、

標準的な住宅と比べて、7割から8割程度の省エネを

達成する必要があります。



また、災害時に必要なエネルギーを自立的に供給し、

最低限の生活や室内環境を維持できることが求められました。



【2】ライフは、センサーやHEMSを活用した予防医療・健康管理、

共働きやテレワーク等ライフスタイルの多様化への対応、

地域コミュニティとのつながり等、質の高い住まい方の提案が必要です。



【3】アジアは、将来的なアジア新興国等への海外展開を見据え、

アジアの気候に適合した技術を開発・実証し、

新たな市場を開拓しなければならないというものです。



■変化の千葉大学、進化の慶應義塾大学



千葉大学の「ルネ・ハウス」は、

被災地での復興住宅をイメージして

建築されたモデルハウスです。



太陽電池パネルと太陽熱集熱パネルを設置し、

自然エネルギーを活用したエネルギー自立型の

住宅になっています。



また、エネルギーを地域内で相互にシェアすることで、

災害によるライフラインの破壊やコミュニティの

崩壊を防ぐことができます。



壁・天井・床には、

最大で600mmの厚さの木質繊維の

断熱材が使用されています。



また構造部分やサッシにも木質素材が使用されており、

国産の木材需要の高まりに応える設計としました。



アジア圏へのコンテナ輸送を想定している点も、

「ルネ・ハウス」の特徴です。



水廻り設備、空調設備、

生活家具という3分野をユニット化し、

海上輸送ができるようにしました。



現場では3つのユニットを自由に組み合わせて

設置・連結することが容易となっています。



また、内外装は建設地の気候・風土に

合わせて変えることもできます。



アジア圏での大規模災害の際には、高品質な

仮設住宅を迅速に供給でき、コミュニティの復興に貢献します。



「ルネ・ハウス」は、コンセプトの設定から設計までを

学生の自主性に任せるという姿勢が高評価を得ました。



来場者からは学生の手作りによる光のダクトや、

有機EL照明が注目されたようです。



慶応義塾大学の「慶應型共進化住宅」は、壁面緑化と

高床式の外観が特徴的です。



高床式の住宅は、アジアの高密度な都市や、

水辺の都市、水上での住まいを可能にしています。



しかし、高床式ならではの難点もあります。



出入り口に設置したスロープが急傾斜となってしまい、

バリアフリーの観点では、

改善しなければならないポイントだということです。



建物内部は、部屋を区切る壁がなく、

リビングを中心にゆるやかな段差で仕切られています。



これによりライフスタイルの変化に応じた

間取りのカスタマイズがしやすくなっています。



建物内の24ヶ所にセンサーが取り付けられており、

コンピューター制御のシステムが

居住者の生活を見守ります。



温湿度や照度を感知し、

窓を開閉して空調を管理したり、照明を調整します。



このシステムでは、

居住者の健康・活動状態についても

記録しているため、環境設備の

自動制御に活かすことできます。



居住者ごとに異なるライフスタイルに合わせ、

住宅のシステム自身が学習・進化していくことで、

居住者の健康・暮らしをより良いものにします。


(情報提供:住宅産業研究所)
2014年03月10日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H26/3/10号)

今回のテーマ:「2013年住宅着工総括」(後編)    H26/3/10 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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「図解&漫画で分かる
3冊のハンドブックが新登場!」

★イマドキのお客様をターゲットに
分かり易くて見やすい、カラー冊子です

来週、3月17日(月)より
MBA読者様に割引価格にて
販売開始します!

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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



3月に入ったというのに、

東京はまだまだ冬の寒さ。

春が待ち遠しいです。。。



本日は皆様に大切な

「2つ」のお知らせがあります。



実は・・・



なななんんと・・・



Σ(・ω・ノ)ノ!



 「私(萩原)3月いっぱいを持ちまして、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 工務店MBAメールマガジンを
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 卒業することになりました!」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ホントです!



約2年間メールを書き続けてきました。



この2年、全国各地の工務店様にお会いして

経営者の方はもちろん、社員の方から学び、

私が感じたことを、素直にそのまま

皆様にお伝えしてきました。



文章を書くって・・・

「正直めっちゃ大変」です。



毎月のニュースレターのネタを

考えるのって大変ですよね!!!



私も毎週のメルマガのネタ探しの為

毎日小さなノートを持って、

思いついたことをメモる・・・

〆(._.)メモメモ



そんな習慣がいつの間にか

身についていた位です。



私自身も、これらの学びを通して

大きく成長することができました。



全てはメルマガ読者様のお陰であると

心より感謝しております!!!

(^0^)



早めに皆様にお伝えしたのには

理由がありまして・・・



どうしても、

叶えたい胸に秘めていた

大きな企画がありました。



その企画を、卒業を迎えるにあたり

やっと皆様に公開できることになりました!



■ ずっと胸に秘めていた「企画」を実現することに・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



私がナックに入社した当初、

「家づくりを考えている一般のお客様」を

ターゲットにお客様と工務店様の出会いを

サポートするポータルサイトを運用していました。



お客様と工務店様をつなぐ、架け橋とでも

言いましょうか・・・(^―^)



当時、家づくりを考えている人の

「悩み」を知り、知りたいことを「学び」ました。



・家づくりを考えている
 お客様が知りたいことって何なんでしょうか?


・お客様は、
 何を不安に思っているのでしょうか?


・地域の工務店様で家を建てると
  どんな良いことが待っているのでしょうか?



それらに特化して、様々な企画に

携わって参りました。

多くの小冊子も作成してきました。



この経験を通して、

今ナックの小冊子には無い、新しいテイストで

家づくりの「ハンドブックシリーズ」を作成したい!



そう思ったのです(^0^)



以前、旅行会社で働いていた時、

お客様にオススメするハンドブックがありました。



カラーで、見やすくて、分かりやすい。

「まるで、もう既に現地に居る様な感覚」

「これから旅に出るのが楽しみでしょうがなくなる」

そんな本ばかりでした。



(書店にある旅行の本って、

手に取ると楽しいですよね♪)



ハンドブックの特徴は、

図や写真、イラストで解説したり

漫画でポイントを教えてくれたり



そうです、ターゲットは20〜30代

だったのかもしれませんね。



やっぱり家づくりは

「楽しい」「ワクワクする」イベントだと

思います♪



「家づくりを楽しく伝えられる、

ハンドブックが作りたい!!!」

\(^▽^)/




そんな強い想いを

この度「実現」することができたのです!!!



メールマガジンを日頃から愛読いただいている

読者様の為に、先行してご提供させていただける

ことになりました!

(o^^o)



制作から、案だし、原稿まで

実は私(萩原)が監修させていただいています。



タイトル(キャッチ)も考えました。

表紙もデザインしてみました・・・♪

(^0^)ノうふ☆



著作権フリーのハンドブックですから、

自社なりに表紙を変えてみてくださいね♪



もっと詳しい詳細とご注文は

3月17日(月)にメールマガジンを通して

発表予定です(o^^o)



新たな、お客様との「キッカケツール」として

ご活用いただければ幸いです。



楽しみに、待っていてください!



ちょっと告知が早くなりましたが、

今月いっぱいは、私(萩原)より

メールをお届けして参ります。



最後まで、

どうかお付き合いくださいませ

(o^^o)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「2013年住宅着工総括」(後編)



■持家着工は全都道府県で増加



前回ご紹介した通り、2013年の低層住宅着工数は、

持家・建売・アパートとすべての項目で

2桁増を達成しました。



エリアごとの状況はどうか、

以下をご覧ください。



◇2013年 地域別・低層住宅着工数増減(前年比伸率、%)

	持家	建売	アパート
全国	13.9 	10.2	12.1
北海道	11.9 	▲0.9 	2.5 
東北	15.2 	26.2 	20.8 
北関東	7.2 	21.5 	▲0.7 
首都圏	9.3 	7.7 	16.5 
北信越	22.7 	10.8 	9.7 
東海	15.2 	15.6 	11.4 
近畿	14.1 	5.7 	11.5 
中国	14.5 	19.0 	2.6 
四国	23.3 	14.6 	29.6 
九州	15.4 	18.8 	8.0



マイナスとなったのは北海道の建売と

北関東のアパートのみで、いずれも

微減にとどまっています。



全エリアで前年を上回った持家は、

都道府県別に見ても、鳥取(38.4%増)を

筆頭に全県で増加、そのうち14県で20%超、

38県で10%超の増加となりました。



また、最も低い伸率となった茨城(1.4%増)や

宮城(2.5%増)も、震災特需に沸いた2012年から

さらに伸ばしたことを考えれば、市況としては

他県と同等以上と言ってよいでしょう。



東北地方のこの2年間の着工推移は、

持家(27.3%増→15.2%増)、建売(32.6%増→26.2%増)、

アパート(57.1%増→20.8%増)といずれも続伸しており、

復興の足取りが速度と強さを増していることが伺えます。


 
■持家の在来木造シェアは70%に到達



持家と建売の戸建系住宅について、

主な工法別に着工数の内訳を見てみましょう。



◇工法別持家及び建売住宅着工数と前年比伸率

  	    【持家】	    /伸率		建売】      /伸率
  合計	35万4772戸	/+13.9%	13万7422戸	/+10.2%
  在来木造	24万8771戸	/+16.1%	11万3754戸	/+11.6%
  プレハブ	5万8554戸	/+ 5.9%	5503戸	    /+ 2.6%
  2×4	3万7925戸	/+15.1%	1万5911戸	/+ 4.8%



持家・建売の両方において

在来木造の伸率が高くなっています。



他の工法より伸率が高いということは、

当然シェアも高まっているということで、

持家における在来木造シェアは70.1%、

建売では82.8%。いずれも前年から

1ポイント以上上昇させています。



持家の在来木造シェアは、1990年代前半には

63%前後であったところから徐々に拡大し、

2013年はついに70%を突破しました。



また、2012年に10%超えを果たした

2×4の持家シェアも、10.7%と

拡大基調を維持しました。



戸建系住宅(持家+建売)の着工全体における

木造比率(在来木造・2×4・プレハブ木造の合計)は、

87.5%と9割近くに達します。



サステナビリティや地産地消といった思想が

重視されるにつれて、木の家の訴求価値が高まり、

国策としても木材利用ポイント制度によって

国産材の使用を促進し始めました。



ここ数年は鉄骨が主力のプレハブメーカーでも、

在来木造や2×6といった木造商品の開発に

注力していますし、鉄骨造であっても、

内装・外装に木質部材を多用してデザイン面で

差別化を図る商品も増えています。



また、在来木造や2×4を手掛け、

圧倒的な供給量と価格戦略で勢力を拡大してきた

飯田グループ6社が統合したことも、

木造住宅市場にとっては重要な出来事と言えます。



これまで大々的な企業PRはしてこなかった

同グループですが、今年は年明け早々から

全国紙に広告を出して、

「誰もが当たり前に家を買える社会に」

というキャッチコピーで、一般認知度の

強化に乗り出しました。



木材の使用が見直されているということは、

木造住宅を手掛ける企業にとってチャンス

でもありますが、前述したように様々な

競合の可能性も同時に引き起こします。



同じ木造住宅でも、性能、デザイン、価格、

あるいは他の何をウリにしていくのか、

コンセプトを明確にした販売戦略が求められます。



(情報提供:住宅産業研究所)
2014年03月03日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H26/3/3号)

今回のテーマ:「2013年住宅着工総括」(前編)         H26/3/3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



先週の木曜日は、

1年に一度の大きなシンポジウムを

開催させていただきました!!!

♪ヽ(^-^ ) (v^ー゚)



「シンポジウム」って

聞き慣れない言葉ですよね。



大きな公共の場で開催する、

勉強会とでも言いましょうか。



日頃よりご愛顧いただいている

工務店様を招いての、会合を

開かせていただきました

(*^-^*)



・設計事務所の先生を招いた講演

・照明の先生による講演

・人材教育、モチベーションアップの
 先生による講演

・テレビでも、引っ張りだこの
 とある有名講師による講演



などなど、多数のゲストが登場し

情報盛りだくさんで、実りの大きい

勉強会になったのではないかと思います。



そしてやっぱり盛り上がるのは

「表彰式」です。



参加者様が、心を込めて、

お客様とつくりあげた

大切な1棟・・・



自慢のお家を、コンテストに

出品していただきました♪



受賞された会社様、

本当におめでとうございます。



是非、お施主様と、その喜びを

分かち合って欲しいなぁ、と思います。



お施主様も、マイホームが大きなコンテストで

表彰状をもらったと知ったら、間違いなく

嬉しいと思うんです(*^-^*)



私だったら・・・

「ウチの家が、全国大会で受賞された!」

って両親やお友達に自慢しちゃいますね☆



お施主様との信頼関係が、

またここで繋がるきっかけになれば

とても嬉しいです(^0^)



■ 常にアンテナを高く持ち、新しいことに挑戦する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



私(萩原)も1日シンポジウムの

サポートをさせていただきました。

(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)



たくさんの会社様にお会いできて、

とても嬉しかったです。



また、いつも工務店MBAをお読み

いただいている会社様からもご挨拶を

頂戴しましてありがとうごさいました♪



やはり、大きな勉強会に集まる方々は

とても「向上心」に溢れており、

モチベーションの高い方々ばかりです。



お互いに、知らない方同士が名刺交換をし、

新たな出会いのきっかけにもなっていた

ようです。



全国各地で、受注実績を上げていくという

仲間がいるのは心強いことですよね。



仲間でもあり、ライバルでもある。

とても素敵な関係ではないでしょうか?



これからも、

常にアンテナを高く持ち、

新しいことに挑戦する気持ちを

大切にしていきたいですね。



私達は、

今後も全国の工務店様にとって

成長のきかっけとなるイベントを

開催していきたいと思っています。



日本全国の建設業界の成長を

私達と共に、向上していきましょう♪

(^0^)ノ!!



今回ご参加いただけなかった会社様も、

ぜひ次の機会にご参加くださいませ♪



・・・・

・・・・・

さてさて、

3月に入りました。



今月は皆様に、

重大な発表をご用意しています。



私(萩原)もただ今せっせと

準備をしています。

((((((ノ゚?听)ノヌオォォォ



なのでどうか、

毎週月曜日!

工務店MBAをお見逃しなく!




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「2013年住宅着工総括」(前編)



100万戸に迫る2013年住宅着工動向



■あらゆる指標で伸びが見られた2013年住宅着工



2013年の新設住宅着工総数は980,025戸、

前年比11.0%増、4年連続の着工増となりました。



リーマンショックなどによって着工が

大きく落ち込んだ2009年の78.8万戸から、

81.3万戸→83.4万戸→88.2万戸と徐々に

増加してはいましたが、2013年は一気に10万戸

近く伸ばし、100万戸に迫るところまで回復しました。



その内訳を、利用関係別に見てみましょう。



◇2013年住宅着工戸数内訳及び前年比伸率



持家			35万4772戸	(+13.9%)

低層分譲(建売住宅)	13万7422戸	(+10.2%)

中高層分譲(マンション)12万6509戸	(+ 3.6%)

低層貸家(アパート)	22万9595戸	(+12.1%)

中高層貸家		13万1727戸	(+10.1%)



※国土交通省 住宅着工統計より

(貸家には社宅等の給与住宅を含む)



上記全ての項目で着工増、それもマンション

以外は2桁増を達成し、2013年の新築市場の

活況ぶりが表れています。



中でも13.9%と最も高い伸率となった持家は、

前年から4万戸以上増加して35.5万戸。



7年ぶりに35万戸を突破し、

リーマンショック前の2007〜2008年を

上回る水準となりました。



建売住宅も、持家と同じく7年前の

水準まで着工を回復させました。



全国平均10.2%増に対し、東北(26.2%増)、

北関東(21.5%増)、中国(19.0%増)、

九州(18.8%増)と、地方での伸びが

好調要因となっています。



一方マンションは、4年連続で増加を維持したものの、

全国平均で前年比3.6%増とこの4年間では

最も低い伸率となりました。



東京(前年比▲6.5%)千葉(同▲44.8%)

埼玉(同▲3.6%)と、メイン市場である

首都圏での減少が響いたようです。



ただ、発売戸数は増加傾向で、

6年ぶりの高水準となりました。



今後のプラス要因としては、東京オリンピックが

決定したことで東京湾岸エリアが

再注目されていることが挙げられます。



中古流通も含め、今後数年間は同エリアの

マンション市場の盛り上がりが期待されます。



アパートは12.1%増と持家に次ぐ伸率。



マンションとは対照的に、東京(21.2%増)、

神奈川(18.4%増)と大市場での

大幅増が目立ちました。



大都市圏では、消費税・相続税のダブル増税を背景に、

自宅併用も含め土地活用の訴求が盛んに行われています。



また、岩手(24.3%増)、宮城(20.1%増)、福島(27.8%増)

といった復興需要も、アパートの着工を押し上げたようです。



2012年に前年比14.0%増と大幅に伸ばした中高層貸家は、

2013年度も10.1%増と引き続き2桁増となりました。



こちらは東京で▲9.1%と減少したものの、

神奈川(15.3%増)、愛知(27.9%増)、

大阪(35.1%増)と、その他の都市圏で増加。



また岩手・宮城・福島の3県では、

2011年(915戸)→2012年(2,355戸)

→2013年(5,739戸)と

倍増以上の伸びが続いています。



さらに着工数で神奈川(8,614戸)や愛知(7,148戸)を

上回る沖縄(10,062戸)も、前年比34.1%増と大幅に増加し、

移住や別荘需要への期待の高さが伺えます。



このほか、国策として推進されている

「サービス付き高齢者向け住宅」による需要開拓も、

少なからず賃貸住宅の着工増に貢献していると思われます。



今年1月末時点でのサ高住の登録件数は138,254戸、

直近1年間で44,343戸増加しています。



国の目標は2020年に60万戸ですから、

あと6年で46万戸強、1年あたり7.7万戸の

整備が必要になる計算です。



■駆け込み着工は11月がピーク



次に、低層住宅(持家・建売・アパート)について、

月別に着工推移を見てみましょう。



◇2013年 低層住宅月別着工戸数及び前年比伸率(単位:万戸/%)



	持家	建売	アパート
月	戸数 / 伸率	戸数 / 伸率	戸数 / 伸率

	1	 2.36 /  8.6	1.08 / 10.3	1.61 /  0.3
	2	 2.30 /  2.3	1.02 /  1.6	1.41 /▲1.3
	3	 2.49 / 11.4	1.06 /  7.7	1.58 / 16.4
	4	 2.84 / 17.5	1.08 / 16.4	1.70 / 11.3
	5	 2.89 / 13.5	1.10 / 10.1	1.62 /  9.3
	6	 3.07 / 13.8	1.18 /  8.9	1.99 / 21.6
	7	 3.15 / 11.1	1.18 / 10.9	1.99 / 14.8
	8	3.14 / 11.2	1.22 / 10.4	1.87 / 11.2
	9	 3.21 / 14.2	1.16 / 12.4	2.02 / 14.9
	10	3.40 / 17.6	1.20 / 11.6	2.29 /  4.7
	11	 3.46 / 22.6	1.23 / 12.6	2.50 / 16.3
	12	3.19 / 19.1	1.23 / 10.0	2.39 / 23.1



2012年8月に消費増税の法案が可決されて以降、

折からの低金利や各種補助金・優遇政策等の

「買い時要因」アピールが続きました。



またアベノミクスによる景気回復ムードも相まって、

住宅着工は16ヶ月連続で前年を上回っています。



利用関係別で見ても、上記のとおり2月に

アパートが前年割れとなった以外は

すべて増加、3月以降はほぼ2桁増となりました。



企業側で供給量を調整できる建売住宅は、

毎月1〜1.2万戸前後と安定して

着工されていますが、持家とアパートでは、

終盤に向けて消費増税前の「駆け込み需要」と

思しき着工増が見られました。



持家は6月から月間3万戸を超え、

着工数、伸率ともに11月(34,580戸/前年比22.6%増)がピーク。



10〜12月の3ヶ月合計は10万戸を超え、

前年比19.7%と2割近くの増加となりました。



アパートも後半から月間2万戸前後で推移し、

戸数では11月に2.5万戸、前年比伸率では

12月に23.1%と、年末にピークを記録。



マンション等の中高層住宅も含めた総着工数は

9月以降、月間9万戸前後で推移し、

季節調整済年率換算値は4ヶ月連続で100万戸超、

12月には105.5万戸という高水準をマークしました。



おおむね好調となった2013年の住宅着工を

もう少し詳細に分析するため、

次回はエリア別・工法別の動向を

見ていくことにします。



(情報提供:住宅産業研究所)

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