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2013年12月30日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/30号)

今回のテーマ:「増税後の商品戦略」(後編)               H25/12/30 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



いよいよ2013年も

ラストスパート

残り2日となりました。



今日の日経新聞を読んでいると、

2013年のキーワードが

掲載されていました。



・アベノミクス

・ねじれ解消

・TTP



経済の動向ももちろん大切ですが、

・富士山の世界遺産登録

・2020年 東京オリンピック開催



私はこの2つのキーワードがやはり

しっくり来た気がします。



私たちの生活する、

とても素晴らしい豊かな国を、

世界中の人に知ってもらいたいし、

伝えていきたいですね。



先日大切な定期入れを道で落としました。

ちなみに家のカードキーも入っています。

(+_+)



しかし、私は心の中で、

「この国では、きっと誰かが

 拾ってくれているのかもしれない。」

そんな安心感を感じてしまった自分がいました。



そしてやはり、私の定期入れは、

ちゃんと駅の改札に届けられていました。

大都会、東京都内です。



心から、私たちの持つ親切心に

安堵した日でした。



このように、

2014年も、人を愛し愛され、

信頼関係がつくれる

素晴らしい1年にしたいですね。


・・・
・・・・


私はこの1年、

人との「信頼関係」をつくることの

大切さを、深く学んだ1年となりました。




「信頼関係」といっても

・お客様と

・社内の人と

・家族と

・友人と

・・・そうです。

自分の暮らしにおける、

すべてのかかわる方々との信頼関係です。



工務店社長様の、

感動の涙も・・・

今年もたくさん遭遇しました。



大切な社員への、感謝の言葉・・・

大切な奥様への感謝の言葉・・・

社員から社長への感謝の言葉・・・

お客様からの感謝の言葉への涙・・・



すべてが、うれし涙です。

そしてこれもすべて、

信頼関係が成り立っているからこそ、

出てくる涙なのだと思いました。



そしてこのような

感動の場に、自分自身が携わって

いられるこの環境が、私にとっての

最高の仕事の「やりがい」だと思いました。



(私は運営者だから・・・

ぜったい泣いちゃいけない!!!)

と思い、毎回もらい泣きをめっちゃ・・・

我慢しているんですよ(笑)

\(◎o◎)/!



私たちナックは、

「工務店様と、出会うお客様の豊かな、

 幸せな生活」までを常に考えて仕事をしています。



私はそのポリシーを先輩から教わったとき、

なんて素敵な仕事なんだろう!と、

感動したのを今でも忘れません。



なので、時には皆様に、

厳しいこと、失礼なこと、むっとするとこ

生意気!?なこと・・・などなど

言ってしまっているときもあるかもしれません。



特に私なんて・・・

(20代の若いペーペーが

何をいつもメールで偉そうに・・・!)なんて

しょっちゅう思われてると思います(笑)

\(゜ロ\)(/ロ゜)/



でも、その先の「人」の気持ちや幸せを

一緒に考えるお手伝いをさせていただきたいのです。

私たちの経験や、情報、知識を共に活用して

いただきたいのです。



だから、一生懸命になって、

皆様にいろんなカタチで

情報を発信しています。



「家を建てる」ということは、

お客様にとっては、一生に一度の高い買い物。



35年のローンをかけて、

一生大切にしたい・・・

そんな宝物です。



工務店様の「成功」はもちろんですが、

その先のお客様の「幸せ」も叶えたい。



なので私たちは、

来年も一生懸命になって

皆様のサポートをさせていただきたいと

心から思っています(#^.^#)



私は来年も引き続き、

この工務店MBAを通して、

皆様と一緒に、お客様にとっての

幸せとは何なのか・・・



工務店にとっての成長戦略とは

何なのか・・・



共に考え、成長していきたいです!

そこから生まれる信頼関係も・・・

ちょっと期待しちゃいます♪



新しく迎える年、

どんな挑戦が待っているか

とてもワクワクしています。

( *´艸`)



皆様の、ポリシーはなんですか?

仕事での、譲れないプライドはなんですか?

社員、みんなでの目標や合言葉はなんですか?



ぜひ、聞かせてくださいね

(*^^)v



それでは、

長くなりましたが、

今年1年も、工務店MBAにお付き合いくださり

誠にありがとうございました。



2014年が

皆様にとって素晴らしい年となるように

一緒に切磋琢磨して参りましょう!



Happy New Year and Best Wishes!

良いお年を、

お迎えくださいませ!



次回また年明けに、

皆様に工務店MBAでお会いできるのを

心から楽しみにしております!



来年も、

よろしくお願い致します

(*^▽^*)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「増税後の商品戦略」(後編)



前回は、消費増税対策として、

コストダウンや収入つき住宅によって

お客様の負担を軽減する事例を紹介しました。



今回はそれとは対照的に、付加価値提案によって

商品の魅力をアップし、お客様に

お金を出してもらおうという商品や

提案事例を見ていきたいと思います。



■「自社だけ」の工夫で惹きつける



まず、最も積極的に「消費増税後の競争力強化」と

明言して大幅な商品改良を実施した

旭化成ホームズの事例を紹介します。



同社では増税後の差別化戦略において

「都市の住まいを向上させる」という

創業の思想に立ち戻り、制約の多い都市に

おいても今まで以上に自由な空間提案を可能にする

プランニング手法を開発しました。



テレビコマーシャルや新聞の見開き全面広告で

「へーベルハウス自由化」というPRが

展開されていたことは、皆さんも記憶に

新しいかと思います。



これは、天井や床の高さを

部分的に変化させることで、

異なる天井高の空間を立体的につなぎ、

縦方向のプラン自由度を強化するという手法です。



最も特徴的なのは、2階の床の一部を80cm下げて、

天井高3.2mの中間層を創出する

「クロスフロア」という提案です。



この中間層にリビングを設け、

1階→リビング→2階をオープン階段で

つなぐことによって、1階に設けた

子供の居場所から2階のダイニング

キッチンまでがリビングを中心に一体となった、

開放的で機能的な空間が生まれます。



リビングの真下にある1階の空間は天井が低くなりますが、

この部分も床を40cm掘り下げることで適度な

「こもり感」のある居室とし、「パパボックス」と

名付けてお父さんが趣味や仕事に没頭する

空間として提案しています。



縦方向の自由度で勝負に出た旭化成に対し、

積水ハウスでは従来から提案している

「フレキシブル3階」について、

「想像以上の、自由があります」と

PRを再強化し始めました。



同社の場合は通し柱が不要な工法のため、

フロアごとに柱位置を変えられること、

言わば横方向の自由度の高さがウリとなっています。



11月末に都市型住宅シリーズの最上級モデル

「エスパシオLX」を発売したトヨタホームは、

高級感ある内外装部材の開発に加え、

独自の生活提案「TOYOTAHOME Active Senior Project」を

新たに導入しました。



これは健康寿命を延ばすことを

目指し、PM2.5対応の換気システムや、

日ごろの体力づくりにつながる超緩勾配階段、

介護期に備えた可変プランなどを提案するシステムです。



都市部の住宅計画者には高所得者層も多く、

また相続対策も考慮した賃貸併用や

多世帯住宅といったケースも多いため、

消費増税だけにとらわれない需要が多く見込めます。



こうした層に訴求するには、制約の多い都市に

おいて理想の暮らしを実現するために、

「その会社にしかできない、

お金を出す価値のある提案」が鍵となります。



■増税にとらわれない住まいの価値



このところは、あえて「急がない家づくり」を

印象付ける企業PRも目立ちます。



ゆったりとしたBGMのテレビコマーシャルが

印象的な積水ハウスでは、仕事や旅行を趣味とする

人を引き合いに出した上で、「私の趣味は、この家です」

というキャッチコピーを用いたり、長い時間をかけて

育った木でつくった家を「木の家は、いそがない」と

宣伝するなど、ゆとり感を演出。



視覚的には、高級外壁のダインコンクリートや、

味わいある陶版の外壁、木質感あふれる内装を強調し、

本物志向の中高級層に訴求しています。



商品だけでなく、企業の取り組み姿勢としても、

「ある意味、家づくりは、勉強です」と、

じっくり時間をかけてお客様の家づくりに

寄り添うスタイルをアピールしています。



その一方で同社の技術開発の速度は目覚ましく、

10月には、分かりやすさと楽しさで飽きずに

使い続けられる「対話型HEMS」の運用を開始しました。



まさに同社のスローガンである

「SLOW & SMART」に合致した取り組みと言えます。



積水ハウスの木造住宅でもそうですが、

木を利用したプレミア感の演出も、

付加価値訴求の重要な要素です。



最近では、住友林業が高級木材マホガニーの

安定供給を可能にし、従来から採用しているチーク、

ウォルナットと合わせて「世界三大銘木」と

言われる樹種すべてを、内装部材として提案できる体制を整えました。



このほか、神奈川県の大手ビルダー城南建設でも、

棟数限定ではありますが、主要構造部に樹齢

100年の檜を使った総檜造りの家を販売しています。



国産材を使用すれば木材利用ポイントも

付与されますから、木材の活用はプレミア感と

お得感の相乗効果が得られる貴重な反動減対策となります。



オリジナリティのある付加価値提案は

集合住宅でも登場しています。



「サーパス」ブランドの穴吹工務店では、


リビングに吹き抜けのあるメゾネット型

分譲マンションを商品化しました。

上階に子供部屋を設ければ、室内で走り回っても

下の住戸に響かないという利点があります。



このプランが普及すれば、若年層向け

戸建分譲の強力なライバルとなりそうです。



住友不動産は2020年の東京オリンピックの選手村近くに、

大型のスパ(温浴施設)付き超高層マンションを計画。



この地域では今後様々な

インフラが整備されることに加え、

上層階からは選手村を

見下ろせるというプレミアが付きます。



このほか、都心の高所得者層を対象にした

新たな中古マンション事業も誕生しました。



京王電鉄グループのリビタという会社では、

東京都心のブランド地域に特化して

中古マンションを購入し、大規模な改修を施して

販売するという事業を開始。



販売価格は7000万円から、

3年後の目標は年間100戸と、

明確にターゲットを絞った

プレミアな事業と言えます。



前回紹介したように、コストダウンの努力や、

公的制度を活用できる仕様にして、

お客様が「買える」家をつくることも

意義ある取り組みです。



しかし、「これは自社だけ」というプレミアをつくり、

その価値をお客様に認めてもらえる工夫こそ、

住宅会社として本来の力量が

問われるところではないでしょうか。



(情報提供:住宅産業研究所)
2013年12月28日

年末年始休業期間のお知らせ

<年末年始休業期間>

2013年12月28日(土)〜2014年1月5日(日)
※1月6日(月)より、通常営業となります。
※上記の期間内の電話問い合せ等は休業となります。
Eメール対応等についても、休み明け後とさせていただきますのでご了承ください。

2013年12月23日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/23号)

今回のテーマ:「増税後の商品戦略」(前編)         H25/12/23 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



いよいよ明日、明後日は

1年で一番楽しい季節、

クリスマスですね

(o^∇^o)ノ



今年も多くの地域の工務店さんが

サンタさんの格好をして、

プレゼントをもって、

OB宅様まわりをなさっているみたい!



地域の工務店様だからこそできる

大切なイベントですよね!



皆様が大切に大切に建てたお家で、

ご家族は何回クリスマスパーティーを

開催できるのでしょうか?



そう考えると、

感謝の気持ちを込めて、

クリスマスカードやプレゼントを

ご用意するって素敵だと思います。



家づくりは、家族の幸せづくり!

季節のイベントを大切にしていきましょう!



クリスマスと言えば、

私たち工務店MBA事務局からも

クリスマスキャンペーンをご用意

させていただいております!



■ 12月25日(水)17:00まで!クリスマス期間限定キャンペーンです!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



先週、販売開始しました

「小冊子データキャンペーン」!

多くのお客様よりお申込みをいただきました!



ありがとうございます!



また先週からお電話でも、

小冊子活用のポイントなどを

お問い合わせいただき、私(萩原)も

工務店様とお話させていただきました!



私としては、

工務店MBAを読んでいただいていることが

とてもうれしかったです!

(^0^)ノ




さて、今回新しく販売させていただきました

3冊の小冊子。


-------------------------------------
*「パターン別」あなたのための住まい選び

*「家の常識・非常識」

*はじめての「住活」スケジュール
-------------------------------------



すべて、お客様にお渡しする用に

作成しています。



データCDで作成しているので、

著者を社長様のお名前に・・・

文章を自社に合ったテイストに・・・

表紙も会社のロゴなどを入れて・・・

自由にアレンジできちゃいますよ♪



これから家づくりを検討している

お客様は、皆様「素人」です。



家づくりに関する知らないことや

わからないことを、

この小冊子ではすべてカバーさせて

いただいています♪



ぜひ、2014年の皆様のお客様の

家づくりを成功させるために、

お客様の悩みをヒアリングするための

「きっかけツール」として

役立てていただきたいと

思っております!



キャンペーンは

12月25日(水)がご注文の

締切です!



ぜひ、このチャンスを逃すことなく

お客様に選ばれるための、

魔法のツールを手に入れてくださいね!


タイムリミットまであと2日・・・
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
※12月25日(水)17:00までご注文いただいた方へ
スペシャルプライスでお届けできます!

「小冊子データ新刊キャンペーン」

▼詳細・ご注文はこちらから▼                
※キャペーンは終了いたしました
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


■ 小冊子を活用することの、4つのメリットとは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



今回私たちが作成した家づくりの小冊子は

お客様と会う(対面で)ための「きっかけツール」です。


・ホームページ上の資料請求ツールとして活用したり、

・見学会の特典としてお客様にお渡ししたり・・・


お客様との信頼関係を構築できる秘密のツールとして

使っていただきたいと思っています。


そでれは早速、小冊子があると

皆様にとってどんなメリットが考えられるのか・・・

4つのメリットをご紹介してまいりますね!

(^0^)ノ



●小冊子を活用することの、4つのメリットとは・・・?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



1.お客様の悩みを明確にすることができる
---------------------------------------------------------------


→これから家づくりを考えている

お客様のほとんどが「素人」です。

お客様の悩みを把握し、解消してあげる

ことが、契約につながりますよね!

その為に、この冊子をお客様に読んで

もらった上で「悩みのヒアリング」をしましょう!



2.本を読ませることにより、お客様を自社のファンにできる
---------------------------------------------------------------


→お客様から選ばれる工務店になるには、

建物はもちろん、会社やスタッフ、社長の人柄など

「ファン」になってもらわなければ始まりません。

小冊子をきっかけツールにして、お客様を皆様の

ファンにさせてしまいましょう。



3.見学会やイベントに集客しやすい環境が整う
---------------------------------------------------------------


→小冊子をホームページの資料請求や見学会の

プレゼントツールとして活用しましょう。

資料請求というワンステップを入れ込むことで、

新規顧客のリストがグッと増えます!

また既存のリスト客の方のランクアップにも、

小冊子は集客ツールになります。



4.自社の「ブランディング」につながり、社長の権威性がグッと上がる
---------------------------------------------------------------


→購入後は、著者を社長の名前に変更しましょう。

社長の権威性を上げる事で、

お客様からの信頼度がバツグンにアップします。

「ここの会社、小冊子も書いていてすごいなぁ!」と

お客様に思わせることで、自社の地域ブランド力も

強化することができますよ。



などなど、実は小冊子を持つことは

皆様にとってこんなにメリットがあるのです!

ビックリですよね(^0^)ノ



更に、私たちが作成した小冊子は

ズバリ「2014年」バージョンですから、

これから家づくりを検討しているお客様に

とってはかなり読みやすい内容となっています。



この小冊子の監修に、

私(萩原)も参加させて

いただきました。



家づくり世代であり、

女性目線で冊子をつくりました!

奥様にも、すすめられる素晴らしい内容ですよ!



また、小冊子は文章や表紙も自由に変更できるので

自社なりにオリジナル小冊子を作成できちゃいます♪

そこもまた、大きなメリットのひとつではないかと

思っています(*^o^*)



▼詳細・ご注文はこちらです▼
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
※12月25日(水)17:00までご注文いただいた方へ
スペシャルプライスでお届けできます!

「小冊子データ新刊キャンペーン」

▼詳細・ご注文はこちらから▼                
※キャペーンは終了いたしました
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+



それでは、

皆様にとって楽しい

クリスマスとなりますよう

心よりお祈り申し上げます!


Merry Christmas and Best Wishes!!!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「増税後の商品戦略」(前編)



注文住宅市場では、消費税5%適用の

契約期限が過ぎたあとは、「あと○棟!」などと

3月末までの引渡しを確約できる棟数を限定して

消費者の背中を押すような広告も見られました。



また、工場生産による短期施工を売りとする

住宅メーカーでも、10月までは「まだ間に合います」

というような売り文句が使われていました。



11月になるとこうした売り方はリフォームや

建売住宅へと主戦場を移し、注文住宅の訴求対象は、

税率5%に間に合わなかった人、増税後の方がお得な人、

また、増税云々に左右されないゆとりある人へとシフトしました。



今秋はこのような訴求対象のシフトを見越して、

大手メーカー各社から戦略的な新商品が続々と投入されました。



その内容は、概ね以下のように二極化しています。



・増税前と変わらない負担で購入できるバリュー商品

・顧客単価を上げるために魅力的な仕様アップを施した商品


つまりは、費用にシビアなお客様へのお得訴求と、

お客様にお金を出してもらえる付加価値訴求というわけです。



■増税に負けないお得訴求



今年10月にミサワホームが発売した

「SUPER LIMITED」は、拡充されるローン減税やすまい

給付金を活用することで、消費増税前と同等の費用で

建築可能となる、1500万円台の企画住宅です。



販売期間は今年度中、棟数は500棟、プランは

東西反転含む12プランと限定した上で、

工場稼働率の平準化や工場生産率の向上を

図ったことで、コストダウン

(36坪タイプで税抜き1502万円)を実現しました。



低価格ながらも、将来の間取変更への対応や、

オリジナル制震装置、断熱・遮熱性に優れたサッシなど、

高レベルな仕様が採用されています。



ミサワホームでは同じく10月に、WEB販売専用の商品シリーズに、

10kW以上の太陽光発電システムを搭載する商品を2タイプ

(木質平屋と鉄骨2階建)追加しました。



このうち木質平屋は、30坪タイプで本体価格約2275万円、

20年間の売電で約785万円の収入が見込め、実質約1490万円で

建築可能という試算を示し、WEB販売ならではのコスト削減や、

売電収入によるお得感をアピールしています。



こうした売電収入住宅に加え、賃貸への用途転換などで

長く住み継げる二世帯住宅を、ミサワホームでは

「第二の年金がわりになる家」と呼び、

大増税に負けない住まいの提案に注力しています。



住宅FCのアイフルホームが12月に発売した

「セシボJW〜国産材利用の家〜」は、最大60万ポイント

(東日本大震災の特定被災区域内では最大80万ポイント)の

木材利用ポイントが獲得できる仕様とした商品です。



この商品の本体価格は約1295万円、消費税3%アップによる

負担増は約39万円ですから、木材利用ポイントやすまい給付金、

ローン減税などを活用すれば増税負担

相殺以上の効果を得ることができます。



■制度活用だけに頼らない独自キャンペーン



公的支援制度を活用したお得訴求のみならず、

独自のキャンペーン展開によって反動減に

立ち向かう取り組みも見られます。



三井ホームでは、11月から12月にかけて、

全国で100棟のモニターキャンペーンを展開。



全国紙の全面広告などで大々的に告知を行いました。



モニターの特典は、1台7役

(冷房・暖房・加湿・除湿・換気・空気清浄・脱臭)の

トータル空調「スマートブリーズ」の無償提供です。



同社ではこのキャンペーン告知と合せて、

「今が建て時5つの理由」と題し、

下記の5つの要素を挙げて、注文住宅も

まだまだ建て時だとアピールしています。



・住宅ローン控除額が1.7倍に	・金利は今が最低水準

・年収に応じた給付制度の新設	・贈与税の非課税措置が継続予定

・今後の資材価格の高騰懸念



一方賃貸住宅では、消費増税に対する負担軽減策は

手薄ですが、相続税の大増税まではまだ猶予があること、

また一方で小規模宅地の特例要件の緩和が控えている

ということで、まだまだ活況が続きそうな雰囲気です。



ただ、賃貸収入と売電によるW収入を謳う

太陽光発電搭載アパートでは、現行の買取価格が適用される

年度末までの申請を訴える広告が目立ちます。



また、旭化成ホームズでは、少し変わった形で

W収入アパートを推進しています。



同社では今年度末までの期間限定で、

「初期投資0円で売電用太陽光発電つけます」という

キャンペーンを実施中です。



同社が20年間の売電収入を得る代わりに、

オーナーに屋根地代を支払うというシステムで、

搭載設備は21年目にオーナーに無償譲渡

(または撤去)されます。



負担ゼロでプラスアルファの

収入が得られるということで、

消費増税による負担感の軽減効果が期待できます。



以上、「増税後でもお得な家づくり」を訴求している事例を

紹介してきましたが、大手住宅メーカー全体の傾向としては、

付加価値を訴求して「費用が高くなっても欲しい」と

思わせるような取り組みが目立ちます。



次回は、そのような付加価値

訴求事例をご紹介します。



(情報提供:住宅産業研究所)
2013年12月16日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/16号)

今回のテーマ:「消費税駆け込みと反動減の今後」(後編)         H25/12/16 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



いよいよ年末に近づいてきましたね!



週末街を歩いていると、都内の

デパートやショッピングセンターは

どこも多くの人で賑わっています。



というか、人が溢れすぎていて、

何を買うにも長蛇の列・・・

買い物どころでは無い状態です。

o(^^;o)Ξ(o;^^)o



その理由のひとつは、



(消費増税前に、必要なものを

 購入しておかなければ・・・)



と思っている方が多いから、だそうですね。



多くの企業が年末商戦に取り組み、

高額な商品の売れ行きが良いそうです。



・家電
・車
・お歳暮
・装飾品(時計やアクセサリーなど)
・旅行



などなど・・

皆様の会社はいかがですか?

年末年始に向けて、見学会にご来場なさる

お客様も増えたのではないでしょうか?



年末年始はお客様が「動く」時期ですから、

しっかりと事前準備に手を抜くことなく、

幸せの家づくりを提供していきたいですね!


・・・
・・・・
・・・・・




さて、いよいよ皆様にご紹介できる

時がやって参りました・・・!



本日は

「小冊子データ新刊キャンペーン」

についてご案内したいと思います!



■ 12月25日(水)17:00まで!クリスマス期間限定キャンペーンです!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



ついに・・・

ついについに・・・



皆様に3つの新刊をご案内できる日が

やってきました!!!!!!

\(^▽^)/



何度も、何度も

読み直し、見直し、作り上げた

汗と涙と希望がつまった、3冊です!



皆様に役立てて欲しい!

という想いのもと・・・

愛情を込めて制作させていただきました!



その名も・・・



-------------------------------------
*「パターン別」あなたのための住まい選び

*「家の常識・非常識」

*はじめての「住活」スケジュール
-------------------------------------


おぉぉ!!
(*^-^*)


新しい小冊子を

3冊一挙に販売開始できることに

なったのです!!!



皆様に是非手に取っていただき、

お客様との「キッカケツール」に役立てていただきたいです。

来る2014年、住宅業業界にとって「勝負」の年になります。

ここで、勝ち抜いていくためのツールとして、活用して

いただいきたいと、強く思っています!!!!


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
※12月25日(水)17:00までご注文いただいた方へ
スペシャルプライスでお届けできます!

「小冊子データ新刊キャンペーン」

▼詳細・ご注文はこちらから▼                
※このキャンペーンは終了いたしました※
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+



え・・・?



(小冊子って何!?)

(一体何に使うの・・・!?)



という方の為に、

小冊子の活用方法について

4つのポイントをお話したいと思います

(^0^)ノ



お話していきたいと思います!



■ 小冊子を活用することの、4つのメリットとは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



今回私たちが作成した家づくりの小冊子は

お客様と会う(対面で)ための「きっかけツール」です。


・ホームページ上の資料請求ツールとして活用したり、

・見学会の特典としてお客様にお渡ししたり・・・


お客様との信頼関係を構築できる秘密のツールとして

使っていただきたいと思っています。


そでれは早速、小冊子があると

皆様にとってどんなメリットが考えられるのか・・・

4つのメリットをご紹介してまいりますね!

(^0^)ノ



●小冊子を活用することの、4つのメリットとは・・・?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



1.お客様の悩みを明確にすることができる
---------------------------------------------------------------


→これから家づくりを考えている

お客様のほとんどが「素人」です。

お客様の悩みを把握し、解消してあげる

ことが、契約につながりますよね!

その為に、この冊子をお客様に読んで

もらった上で「悩みのヒアリング」をしましょう!



2.本を読ませることにより、お客様を自社のファンにできる
---------------------------------------------------------------


→お客様から選ばれる工務店になるには、

建物はもちろん、会社やスタッフ、社長の人柄など

「ファン」になってもらわなければ始まりません。

小冊子をきっかけツールにして、お客様を皆様の

ファンにさせてしまいましょう。



3.見学会やイベントに集客しやすい環境が整う
---------------------------------------------------------------


→小冊子をホームページの資料請求や見学会の

プレゼントツールとして活用しましょう。

資料請求というワンステップを入れ込むことで、

新規顧客のリストがグッと増えます!

また既存のリスト客の方のランクアップにも、

小冊子は集客ツールになります。



4.自社の「ブランディング」につながり、社長の権威性がグッと上がる
---------------------------------------------------------------


→購入後は、著者を社長の名前に変更しましょう。

社長の権威性を上げる事で、

お客様からの信頼度がバツグンにアップします。

「ここの会社、小冊子も書いていてすごいなぁ!」と

お客様に思わせることで、自社の地域ブランド力も

強化することができますよ。



などなど、実は小冊子を持つことは

皆様にとってこんなにメリットがあるのです!

ビックリですよね(^0^)ノ



更に、私たちが作成した小冊子は

ズバリ「2014年」バージョンですから、

これから家づくりを検討しているお客様に

とってはかなり読みやすい内容となっています。



この小冊子の監修に、

私(萩原)も参加させて

いただきました。



家づくり世代であり、

女性目線で冊子をつくりました!

奥様にも、すすめられる素晴らしい内容ですよ!



また、小冊子は文章や表紙も自由に変更できるので

自社なりにオリジナル小冊子を作成できちゃいます♪

そこもまた、大きなメリットのひとつではないかと

思っています(*^o^*)



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さて、小冊子のメリットは

参考になりましたでしょうか?



今回ご紹介している小冊子は、

特別価格3冊セットでご提供させて

いただけることになりました。


1冊あたり50,000円のところを

1冊あたり33,333円にて販売できる

ことになったのです!!!



しかし、特別価格だけに

ご注文が殺到する可能性が・・・

(※何しろ大人気の小冊子です・・・)



なのでご注文の締め切りを

【12月25日(水)の17:00まで】と

させていただいております。



このチャンスを逃すことなく、

ぜひぜひご活用いただきたいと

思っております!!!


(^0^)ノ


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○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「消費税駆け込みと反動減の今後」(後編)



■今後の受注、着工動向予測



国交省の着工統計によると、10月の住宅着工の

前年同月比は以下の通りになりました。



・全体  7.1%増

・持家 17.6%増

・貸家  3.3%増

・分譲  2.7%減



持家は駆け込み受注の効果で、大幅な増加を示し、

分譲住宅は戸建分譲(建売)が11.6%増と

上向いたものの、マンションが17.7%減と

大きく落ち込んだことで、

全体ではマイナスに転じました。



着工戸数自体は、12月くらいまでプラスを

維持できると思いますが、年明けくらいからは

徐々に着工がマイナスに振れて来ると思われます。



受注は10〜11月は少し落ち込みを見せ、

12月もまだ停滞するかもしれませんが、

来年からは少し盛り返すとの予測もあります。



もちろん読みにくい動向ですが、各社が8%時への

ターゲットシフトを行っていく時期でもあるからです。



既に動いているお客様もいると思いますが、

自分に当てはめてシミュレーションしてみたら、

増税後の方が得になりそうだといったケースならば、

年明けくらいからじっくり検討し始める

お客様も出てくるでしょう。



これからは特に地価の高い土地を買って、

3000〜4000万円以上のローンを組んで

家を建てようという場合には、

チャンスになるわけです。



そしてこれから1年後には、

10%への消費増税へ向けて、

お客様が動く見込みもあります。


お客様の背中を

押す切り札はまだまだ尽きていません。



■消費税8%時の販売戦略



8%消費税に向けて、まずはローン減税の

拡充に対して恩恵が大きくなる層に

ターゲットをシフトしていく必要があります。



つまり年収が高く、借入が多いケースが

ローン減税を多く受けられるわけですから、

年収800万円以上くらいのやや

高年収層ということになります。



一方で、新たに設けられたすまい給付金も

増税後は適用されるため、年収510万円以下の

世帯は10万円、425万円以下なら30万円がもらえます。


こちらもターゲットとなりうるわけです。



ローコスト系ビルダーであれば、すまい給付金で

メリットをアピールしていくことになります。



また購入金額のうち土地のウエイトが

高いということも一つのポイントでしょう。



特に地価が高いエリアで土地を購入すれば、

それだけ土地のウエイトも増えるということです。



土地には税金は掛かりませんから、負担増は

建物分だけということになります。



多くの客層にアピールできる

ポイントは、まだまだ沢山あります。



大手ハウスメーカーも

新しいシカケを打ち出してきました。



今まではなかった価値あるものということで、

増税云々よりも、よりメリットの大きいもの、

付加価値の大きなものを

売って行こうという方向性です。



積水ハウスは10月より「ハイブリッドシーカス」、

また対話型HEMS、蓄電池のラインナップ拡充など、

新付加価値提案を相次いで打ち出しました。



ミサワホームは、建て替え二世帯、

建売分譲の販売強化に動いています。



また駆け込みでは大きく動かなかったと

見られるシニア層に向けても、

平屋商品を投入して来ています。



積水化学は30坪台の標準的な住宅規模でも、

10kW以上の太陽光発電が搭載可能な

「スマートパワーステーション」を発売と、

売電で稼ぐ家というジャンルも

一つのアピール手法でしょう。



旭化成は11月から、「ヘーベルハウス自由化」と

目立った広告を始めています。



天井と床の高さを上げ下げすることで、

多彩な空間を生みだす「ネクストヘーベルハウス」を、

新販売戦略として大々的に打ち出し始めました。



各社得意とする分野で、次なる手を

打って販促を強化しています。



集客面では、住友林業が毎年恒例で

行っている「住まい博」が注目されます。



大阪梅田では初の1ヶ月間という

長期に亘って「住まい博」を開催しています。



また横浜では11月上旬に2日間に亘って

開催したところ、4500組の来場がありました。



つまり潜在需要は必ずしも

枯れていないということです。



これからは消費税が10%になってしまうことも

見越していかなければなりません。



消費税8%のうちは十分に買い時。



また現在の低金利や、今後は資材価格や

人件費の高騰が懸念されていることも、

住宅購入の追い風と言え、お客様に

訴えるチャンスは工夫次第でまだまだ続きます。



(情報提供:住宅産業研究所)
2013年12月09日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/09号)

今回のテーマ:「消費税駆け込みと反動減の今後」(前編)     H25/12/9 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



先日新聞でこんな記事が・・・

【ネット販売、店舗を侵食】



どうやら買い物をする顧客層がここ数年で

一気に店舗での購入から、インターネット上での

ネット消費に大きく移り変わってきているそうです。



大手の旅行代理店も、

この3年で100店舗以上

閉店したそうですよ。



確かに、旅行も今やインターネット上で

簡単に手配できてしまう世の中。



24時間航空券を購入できるサービスも、

ネットならではの便利機能ですよね。



この店舗閉店には・・・

スマートフォンユーザーの増加が、

大きく影響しているようです。



今や、いつでもどこでも

スマートフォン(スマホ)を手に

個人が情報を簡単に入手できる世の中。

ネットショッピングも、当たり前です。



私自身も、身の回りにあるもの・・・

特に電子機器や家電、本やDVDなど、

ほとんどをネットで購入するように

なりました。



ネット消費が加速しています。

2017年には、国民のスマホ所持率が

現在の4割から7割に高まるとか・・・。



果たして私たちが、

その時代の変化に向けて、

何を大切にしていくべきなのか・・・

ちょっと考えてみましょう!

(^-^*)/




■ ネット世代に喜ばれる工夫とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



私が昔、就職活動をしていた際、

やはり就活もネットで行いました。

自分の履歴書をネット上に掲載して、

企業からスカウトされる形式です。



そこでよく目にしたのが・・・

「会員番号xxxx様」

「ご登録者様」

などなど、私宛に届く、

スカウト企業からのメール文章です。



悲しいかな・・・

いかにも自動メッセージのような

簡易的な会員番号で返事がくるケースが

ほとんどでした。



皆様にも、私にも、与えられた

「名前」がありますよね?

出来れば、会員番号ではなく名前で呼ばれたい

なぁ・・・と思っていました。



なぜなら、企業に対する、夢や希望があります。

働くということは、自分自身の将来を

左右するイベントですからね(^^)



(なんだかなぁ〜・・・)



と思っていたある日、

一通のメールが届きました。



どんなメールだったかと言いますと・・・


「萩原様

 履歴書、拝見させていただきました。

 アメリカで働いていらっしゃったんですね。

 私も実際、他業種からの転職を体験しています。

 強い想いがあれば、必ずやりたいこと、実現できますよ。

 是非一度、弊社にお越しいただけないでしょうか?」



とある企業の、

採用担当の方からのメールです。



これが、たとえ相手側の手法だとしても、

「私のことを知ろうとしてくれている」

という事実に感動したのを覚えています。



・・・・

・・・・・



皆様は、デジタル上で

お客様とどんなコミュニケーションを

とっていらっしゃいますでしょうか?



今の世代のお客様は、

対面でなくても、ネット上で

心にタッチするコミュニケーションを

求めています。



これから出会うお客様との

やり取りの中でも、メールひとつでも

気を抜いてはいけないということですよね。



「相手のことが好き」という想いを

持ちながら、これから家づくりを考えて

いるお客様との付き合いが大切です。



「あなただけのために

 メッセージを送っている」



というような、相手に対して

特別感を持たせることが

お客様の心をつかむポイントです。



そのためには、

メールひとつにでも

手を抜かず、心を込めて

お客様に対応することが大切ですよね!



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「消費税駆け込みと反動減の今後」(前編)



■9月駆け込みで動いたお客様は?



2013年ももう終わりが近づいていますが、

住宅業界にとって、今年は

活況の年だったと思われます。



特に今年度前半、あらゆる面で

良い市場環境が重なって、受注、

着工は大きく上向きました。



しかし注文住宅市場にとっては、9月の

消費増税経過措置の終了とともに、いよいよ受注では

折り返し地点がやって来ました。



10月以降の契約物件については、

2014年3月末日までに引き渡せば

消費税は5%ですが、それに間に合わなければ

8%の消費税が適用になります。



多くの会社が10月の受注は反動減で

落ち込みを見せました。



しかしここからズルズルと落ちていくとは

考えにくいと思います。



これから増税までにまだできること、また増税後

にもまだできる対策はたくさんあるはずです。




まず直近の状況を振り返ってみますと、

9月には予想以上に受注が増えたと

いったところが、住宅市場全体の印象です。



夏頃までの雰囲気としては、受注が好調なのは景気回復

や低金利・先高観による動きというのが主因で、

また消費増税後には支援策も手厚いため、

増税前の駆け込みはあまりないのではないかと思われました。



ところがふたを開けてみると、

駆け込みは顕著でした。



特に9月も最後の2週くらいに

駆け込み客がどっと押し寄せた

ところが多かったようです。



大手ハウスメーカーの受注は軒並み二桁増で、

例えば大きく跳ね上がった積水ハウスの

戸建は金額ベースで74%の増加、賃貸でも

63%の増加となりました。



その他もパナホームのアパートは3倍、ローコス

ト大手のタマホームも8割以上の増加、

地方のビルダーも2倍、3倍という受注増が多く

見られました。



お客様はどういったタイプが動いたかというと、

やはり消費税に敏感な層だったのではないでしょうか。



年収によって、ローン減税の拡充や

現金給付のメリットが違うというこ

ともあり、年収500万円クラスの

増税後に受ける恩恵が少ない人が主に動いたと思われます。



また現金客もローン減税は

ないので、やはり動いたでしょう。



■10月反動減、11月は?



そうなると、やはり気になるのは反動減。



各社の10月の受注動向には顕著に表れました。



9月に駆け込みが大きかったところほど、

10月の反動減というものもあったようです。



10月の分を9月で受注してしまったと考えれば、

これは当たり前といえば当たり前のことです。



実際に9月と10月を2ヶ月間トータルで

一緒に考えれば、前年同期比はプラス

になっているところも多いと思われます。



例えば住友林業の場合、9月は6割を超える受注増で、

10月は3割の反動減でした。



2ヶ月間を均して見れば、30%の増加です。



また、積水ハウスは9月に駆け込みが大きか

ったのですが、10月は戸建で16%の減少に留めました。



2月から10月までの累計では、

依然17%増というペースを維持しています。



中には10月、11月でも、まだ増税前の

引き渡しに間に合うという

売り方も確かにありました。



よって10月受注もマイナスに

ならなかったところもあります。



大和ハウスや積水化学(ハイム)は

若干ながらプラスでした。



規格型で商談期間の短い建物ならば、着工がス

ムーズにできれば増税前引き渡しも可能というわけです。



もちろん10月以降の契約者は、3月末までに

引き渡しができないと消費税が8%にな

ってしまうので、注意が必要です。



いずれにしてもこれからの市場動向は、

先行きはまだ読みにくい状況です。



11月以降も受注減が続くことも考えられますが、

今のお客様は消費税だけで動いているわけではない

ということを、まず大前提に考えるべきです。


市場環境は低金利や景気回復など、他にも

買い時要素はあるのです。



今はまず集客を回復させなければならない時でしょう。



(情報提供:住宅産業研究所)
2013年12月02日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25/12/02号)

今回のテーマ:「住まいづくりにおける“音環境”を見直す」(後編)     H25/12/2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



「萩原さん、

メルマガいつも読んでるよ!」



「どこ行った〜〜とか

何食べた〜〜とか

ばっかりだよね・・・!」

( ̄ω ̄)(ーω−)!



先日とある地域の工務店社長様に

言われたこの一言・・・



(た、確かに・・・!)



そして懲りない私は、

先週も「食欲の秋」にちなんで

お出かけしてきました♪



初体験です。

「はとバス」に乗ってプチ・旅行に

行ってきました〜!



皆様は「はとバス」、

乗ったことありますか?



初めて東京観光する際に、

「はとバス」を利用するイメージが

ありますよね!



この時期大人気のツアーで

1ヶ月待ってやっと参加できたのです!



♪(゚ー゚*)(。_。*)ウンウン♪



その名も、

「浜焼き食べ放題と

房総みかん狩りにさんまつかみどり」



まさに、秋の味覚を楽しむための

食い倒れツアーです

(o゚∀゚)ノ♪笑



千葉県の房総半島を目指して、

バスに乗り、途中「海ほたる」などで

休憩を取りながら、浜焼き市場を目指します。



新鮮な魚介類を目の前にある網で好きなだけ

焼いて食べることができるのです♪



とにかく食べて、食べて、飽きるほどに

海の幸を食べまくりました・・・。



そしてデザートには

もぎたてのみかんを、

たらふく食べて・・・

さんまを片手でつかみとり、

酒蔵で日本酒や焼酎を試飲し・・・

ほろ酔いで東京駅まで戻りました。

ヾ(@~▽~@)ノ



夢いっぱい&幸せいっぱい&お腹いっぱい

の楽しい1日になりました。



「はとバス」では、こういった

プチ企画旅行が今大ヒットしているそうです。



「はとバス」なんて、ちょっとオバさんくさい

イメージがあったのですが、実際に参加

してみると、私と同じ20代後半か、

更にちょっと上くらい(20〜40歳)の

女性や男性も多数参加していました。



しかし、この満足度の高い企画は

協力業者や、スタッフのレベルの高いおもてなし

術が成功の秘訣なのではないかと思います。



本日は

「すぐにマネしたい

おもてなし術」についてです。



■ 素晴らしいのはツアーの内容だけではなかった・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



このような小さな企画ツアーは、内容や行程の充実も

非常に大切ですが、同時に、ツアーに同行するスタッフや

現地で案内をしてくれるお店の定員さんの「スキル」にも

顧客満足度が左右されるのです。

(o^-^o) 



(あ、私も実は旅行会社でツアー企画の

お仕事をしていたことがあります。)



それでは早速、今回のツアーに学んだ

おもてなし術を紹介していきますね!



●添乗員さんの言葉使い



今回私が参加したツアーの添乗員さん・・・

細やかな配慮がとても素晴らしい方でした。



司会進行も素晴らしく、参考になる

スピーチ(言葉)が沢山ありました。



例えば、「注意事項」を「お願い事」に

置き換えていたり。



女性ならではですが、

表現がソフトになりますよね♪



ひとつひとつの言葉を丁寧にゆっくりと

お客様のスピードに合わせてお話しする

添乗員さんは、やはりプロだと思いました。



分かり易くて、聞き取り易い

スピーチはとても勉強になりました。



●入れたてのお茶のサービス



添乗員さんのおもてなし術の中で

今回一番ビックリしたのが・・・



なんとツアーの合間にバスの車内で

「日本茶」の配膳がありました。



しかも日本茶といっても、

お茶の葉から急須(きゅうす)を使い、

一人ひとりに熱いお茶を

サービスしてくれるのです。

w( ▼o▼ )w オオォォ!!



(そんな熱いお湯をバスの中で

扱ったら、ヤケドするじゃないか!)



と思う方もいるかと思いますが、

ちゃんと配膳専用のバスケット

(コップが入る穴付き)があり、

ヤケドの心配もありませんでした。



そして入れたてのお茶は

「ホッ」と寒い季節心身共に温まりました♪



とても素晴らしい「おもてなし術」ですよね!

これは、他には無いサービスだと思いました。



●現地スタッフの方のおもてなし術



そして、もうひとつ

「さすがだなぁ〜!」と思ったことが。



それは各観光地の方々の

「接客スキルの高さ」です。



浜焼きのレストラン・・・

お土産屋さん・・・

みかん農園・・・

さんま市場・・・

酒蔵・・・



どこに行っても、現場のスタッフの方が

明るい笑顔と挨拶で迎え入れてくださいます。



(だって商売だから当たり前でしょ?)



と思う方もいるかもしれませんが、

商売だからこそ、当たり前のことを

当たり前以上に出来るのが「はとバス」ツアーの

素晴らしいところだと思いました。



千葉ですから、東京に住んでいる私としては

行こうと思えば自分達で運転して、

全て個人で行ける距離にあります。



しかし、それでもお金を出して参加するのには

やはり「はとバス」から受けられるお金以上の

おもてなし(満足度)が存在するからだと

思います。



■ 心からのおもてなしが、選ばれる秘訣・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



先日とある工務店様が

「他社との差別化を図る為に

ひと手間加えたサービスを

心がけるようにしている」

・・・と仰っていたのを思い出しました。



お客様にとって、

心が「キュン」となるサービスだと

私は個人的に考えています。



好きな相手(異性)には、

色々とおもてなしを

したくなってしまいますよね。



お客様のことを好きになり、

「どんな事を求めているのか」

「自分がお客様だったら、どんなことを

してもらったらキュンとするか」

試行錯誤して挑戦してみることが大切です。



例えば上記で述べたような

飲み物のサービス。



茶葉からお茶を注ぐなんて

手間がかかりますよね。



しかしそこまで徹底している

工務店になれたら、気づかぬところで

お客様から選ばれる会社になってる

かもしれません。



また、挨拶も一緒です。

貴社に関わる全ての協力業者の方々が、

お客様とお会いしたときに、元気に明るく

挨拶してくれたら、お客様はどう思うでしょうか。



他には無い、サービス精神に

きっと感動なさいますよね。



地域の工務店だからこそできる

心が温まるサービスを提供したいですね!



そして、常に新しいことを企画し、

お客様に満足していただけるように

工夫を重ねていくことが、

時代の流れに左右されない

強い工務店になるための

秘訣なのだと思います。



お客様を魅了し、

ファンになってもらえる、

そんな「おもてなし術」を身につけて

いきましょう!



また、普段色々な場所に足を運んで

他業界や他社ではどんな「おもてなし術」を

しているのかを「知る」ことも大切です。



時代と共にお客様のニーズも変化していきます。

常にアンテナを張り、共に成長していきましょう!



ぜひ、機会がありましたら

「はとバス」、利用してみてくださいね

(o゚∀゚)ノ♪



それではまた来週!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「住まいづくりにおける“音環境”を見直す」(後編)



●生活時間のズレが音への不満を生み出す〜二世帯同居



前回は、同じ戸建住宅の住人、

つまりは家族の生活音であっても、

上下階・隣室間で伝わる音を気にする

ユーザーがいるという話で終わりました。



アパート・マンションの音問題の項目では

「知らない人間の生活音がストレスに繋がる」

と述べましたが、近しい存在である家族が

出す音にもある程度の不満を持つことは

珍しくないということです。




その一つの例が親世帯と子世帯が

同じ家に暮らす「二世帯住宅」です。



現在はサザエさんのようにほぼ全ての

生活シーンを共有する「同居型」

「完全共有型」よりも、玄関や浴室、

階段など生活の一部を共有する

「部分共有型」が増えてきています。



つまり家族間でもある程度のプライバシーを

保ちたいと考えるユーザーが

増えているということです。



ある程度生活を切り分けたいと考える

背景には、食べ物の好みや家事のやり方の違い、

インテリアの趣味の違いなど、世代間・家族間で

異なる感覚を大事にするという意図もありますが、

起床や就寝などの生活時間がそれぞれの世帯で

ズレやすいことも原因の一つです。



例えば、親世帯の就寝後に子世帯が入浴することで、

水音や給湯の音が伝わる、あるいは早朝に

親世帯が活動を始めることで就寝中の

子世帯に音が伝わるといったケースです。



解決の方法としては遮音性能を

高めることが基本的な対策です。



住友林業が2011年に発売した二世帯住宅商品「ikiki」は、

家族の距離感や音の伝わりに配慮した商品です。



家族の中で「妻」にスポットを当てて、

妻の両親と暮らす際には世帯を左右で

分けることで助け合いやすいスタイル、

夫の両親と暮らす際には上下階で完全

分離したスタイルをそれぞれ提案しています。



上下分離では二階床に遮音L60仕様を

採用することで、ストレスの元になりやすい

生活音の伝わりを低減しています。



二階床全てを遮音にすると

料金は大幅に上がってしまいます。



しかし寝室の上や子ども部屋の下、

あるいは水廻りやその配管など、

不満を感じやすい箇所には一定の傾向があります。



ユーザーのライフスタイルからあらかじめ

遮音性能の補強箇所を検討し、先回りで

提案をしていく必要があります。



また、各世帯のコミュニケーションを

促進する仕掛けも有効です。



多少うるさいと感じる音でも、

お互いの関係が良好ならば大きな

トラブルにはなりません。



共有スペースの居心地を良くして

お互いの世帯が交流を深める工夫を

取り入れるなど、音が多少伝わっても

結果的に入居者にストレスが溜まらない提案も、

音問題に対する一つの解決策と言えます。



■音響を追求する住宅商品も登場



住まいでの楽器の演奏は、外部への音漏れなど

トラブルの火種になりやすく、関心のある

ユーザーは防音室や地下室を設けるといった

対策をすることが多いです。



住まいにおいてはこの音漏れを防ぐという

大前提がある一方で、楽器演奏や

音楽鑑賞・映画鑑賞のために防音室や

地下室を設けるほどのヘビーユーザーに対して、

音質の追求という提案はあまされていません。



大和ハウス工業の「奏でる家」は、

複数の防音仕様だけでなく、用途に

最適な響きを提案する住宅商品です。



まず防音仕様は下記の

3つのグレードに分かれます。



・ハイグレード防音	

 〜55dBA減音…ドラム、エレキギター、トランペット向け


・スタンダード防音	

 〜45dBA減音…ピアノ、フルート、声楽、ホームシアター向け


・ライト防音	    

 〜35dBA減音…アコースティックギター、書斎、寝室向け



以上の防音仕様に加えて、

楽器に応じて最適な残響時間の長さを提案。



例えばピアノやヴァイオリンには響きが豊かに

なるよう残響時間が長い方が好まれ、

ドラムや金管楽器には響きが少なくなるよう

残響時間が短い方が好まれると言います。




大和ハウスでは音を吸音するオリジナルの

部材「コーナーチューン」を開発して、

上記の楽器や映画鑑賞など用途に応じて

空間ごとに最適な響きを提案しています。



このような技術はハウスメーカー独自のもので、

一朝一夕に真似できるものではありませんが、

例えば美しい音の響きや広がりを生むための

高天井仕様や広い空間、家具のレイアウトや

開口部の場所を考えるなど、既存の設計技術の

範囲内でも音の響きは大きく変化します。



音をただ防ぐのではなく、

音を活かした住宅設計というのも

良好な生活環境を支える一つの

要素になるのではないでしょうか。



(情報提供:住宅産業研究所)

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