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2013年07月29日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 7/29号)

今回のテーマ:「消費増税前契約まで、ラストスパート!」(後編) H25/7/29 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



7月もいよいよ終盤に入りました。



先日、とある工務店社長様と

久し振りにお会いした際に、



「社長、焼けましたね〜!

真っ黒ですね!」



「最近、暑い中上棟続きで、

焼けちゃいましたよ!」



というお話になりました。

(*^-^*)



暑い中での、現場の仕事、お疲れ様です!!



慣れているとはいえ、熱中症などには

気をつけてくださいね(^0^)ノ



現場で頑張ってくれている大工さんや業者さんにも、

是非一言、「暑い中、ありがとうございます!」

とお声掛けくださいませ♪



さてさて、今週は

「顧客満足度ナンバーワンの

タクシー会社に学ぶ」

です。



■ 顧客満足度ナンバーワンのタクシー会社に学ぶ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



皆様の会社には「経営理念」はありますか?



まず「経営理念」って・・・?

と言う方の為に↓↓



「経営理念」とは、簡単に言うと、その会社で働く

経営者めた社員全員が「何のために」集まっているのかを

表現した言葉のことです。



会社としての基本的価値観を、言葉で落とし込むことによって、

経営者含めた、社員全員の意識統一につながります。



100年継続する老舗の会社や、成長している企業には、

共通して経営理念が存在しているのだそうです。

(^0^)ノ



さて、今回ご紹介するのは

とある長野県のタクシー会社の例です。



先日、とあるビジネス番組の特集で

紹介されていました。



このタクシー会社の経営理念は・・・

「客の幸せが先、利益は後」です。

(・o・)



(え!?利益が後なんて、すごい経営者だなぁ。)

(おいおい、利益は先だろう・・・笑)

って思いますよね。



しかし、この理念に紐付いた

会社の経営がスゴイのです!



いくつかスゴイポイントを紹介すると・・・



・ お客様は9割が「予約」&リピーター

 →駅に駐在すると、他社と競合し、タイムロスになるので
 駅での車寄せは一切していません。一度このタクシー会社を
 使うと、他の会社が使えなくなってしまうほど、高い満足度
 を持続しているのです。


・ ドライバーが親切すぎるほど親切

 →雨の日には傘を貸し、高齢者には必ず手を貸し、そして
 玄関まで荷物を運ぶ事も。お客様が嘔吐してしまったシャツを
 洗って、お客様に返すことも。ビックリですね(*^-^*)


・ お客様への挨拶を徹底

 乗車のお客様へ、必ず会社名とドライバー名を伝えて挨拶。
 明るく、接客することを忘れません。



などなど、他社にはない「最強」のおもてなし方法で

今や県内ナンバーワンの黒字経営だそうです。



お客様のことをイチバンに考える、

会社のスタンスは素晴らしいですね。



売り手は、自分の利益を優先しがちですが、

ここまで徹底して実践できるのは、

やはり素晴らしいと思います。

(^0^)ノ



そして更に、皆様にお伝えしたいのが

理念に基づく、社員の意識統一についてです。



■ 朝礼が社員のモチベーションアップにつながります♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、ドライバーを含めた社員さん達のモチベーションを

アップするために行っているのが「朝礼」です。



もちろん、理念の唱和や挨拶の練習を行うのですが、

その他になんと・・・



・ ハイタッチ

・ ドレミの歌を歌う



この2つも行っているのです!

(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン



ハイタッチは、「イエーイ!」と

おじ様たちが、朝から楽しそうに、

ハイタッチをし合います♪



ドレミの歌は、そのままです。

社員さん全員で合唱です♪



もちろん、遊んでいるわけではありません。

ちゃんと意味があるから実行しています。



それは、この2つを行うことによって

朝から社員同士の結束力とモチベーションアップに

大きくつながっているのです。



本当です。



朝から上機嫌なパワーを身に付けると、

やはりお客様の前でも、声高らかに挨拶できたり

元気良く、ニコニコとお話することができます。



また同じものを、同時に声を出して共有すると、

社員同士の意識統一をすることができます。



一人ひとりのマンパワーの高さと、会社に対する

忠実心が、お客様の満足度に更につながるのでは

ないかと思います。



■ 社長の想いを、言葉に落とす大切さ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、もう一度お聞きします。

「皆様の会社には経営理念がありますか?」



今回ご紹介したタクシー会社の場合は、

お客様の幸せを、利益よりも追求した

経営をなさっています。



寝る間も惜しんで、考えた

経営者の想いが詰まっています。



お客様にどうなってもらいたいのか・・・

社員にどうなってもらいたいのか・・・

会社を今後、どうしていきたいのか・・・



そんなところに、経営理念ポイントが

あるように思います。



小さな会社を継続させていくには

やはり社員さんは勿論、付き合いのある

業社さん全てに、幸せになってもらえる

ような、経営をしていかなければいけませんよね。



今回ご紹介した会社も、

もちろん一時の赤字経営を経験しています。



しかし、この経営理念があったからこそ、

踏ん張って、成長し続けられたそうです。



皆様の会社も、一緒です。

今後、どんな経済の高波が押し寄せても

絶対に踏ん張って会社を支えていきましょう。



私たちナックは、皆様の経営にお役に

立てるように今後も多くの有益な情報を

発信し続けていきます!



お客様も・・・

社員も・・・

貴社に関わる全てのひとが

win-winの関係を続けられると

良いですよね!!



とあるタクシー会社より、

そんなことを思いましたので、

皆様にシェアさせていただきました。



とあるタクシー会社さんについては、

下記のリンクよりお確かめくださいね♪



多くのメディアに取り上げられている、

日本一有名なタクシー会社かもしれません♪

http://www.chuotaxi.co.jp/



参考になりましたでしょうか?

それでは、また来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



「消費増税前契約まで、ラストスパート!」(前編)



■経過措置終了、10月以降はどうする?〜支援策が有効となるか



消費増税の経過措置期限である9月を過ぎますと、

まさに受注の反動減が起きる可能性があります。



前回消費税が上がった時には、1996年度の着工が

大きく伸びたことがよく取り上げられますが、

受注ベースで見ると、96年の7〜9月期が

最高潮で約2割増、10月以降は逆に3割超の

減少と、激しく落ち込んだという前例があります。



今回はそれほどの駆け込みと落ち込みはないとは思われますが、

それでも10月以降の受注落ち込みはおそらく避けられないでしょう。



では10月以降にはどういった戦略が必要でしょうか? 



その答えの一つは、増税とは無縁の層、または増税の

影響の少ない層への売り込みです。



つまり前回述べたような緩和策(住宅ローン減税と現金給付)の

メリットが大きい層へ売っていくということです。



土地には税金が掛かりませんから、土地の価格が高く、

建物価格は安い建売住宅などをローンを組んで

購入する場合は、増税の影響は少なく、

ローン減税の効果が大きくなるはずです。



場合によっては消費増税による負担増よりも、

ローン減税による負担減の方が大きく

なることもあるでしょう。



借入額の多寡や年収によっても、ローン減税の

効果が変わってきます。



増税前と後のどちらが得かはまさにケースバイケースですが、

土地が高く、借入金額が大きく、高所得者層にとっては、

所得税から控除されるローン減税効果が

大きくなる可能性が高いわけです。



一方で、6月末に与党で合意された現金給付措置では、

低所得者層にもメリットが広がります。



但しまだ確定事項ではないため、最終的には

変更されてくる可能性もあります。



この案は、2つの層の支援のために設けられました。



一つは、低年収層。年収の低い世帯はそもそも

所得税を多く収めていないため、住宅ローン減税では

メリットが少ないというところを補うわけです。



よって年収制限を設けて、現金を給付します。



まず前提条件として、床面積50平米以上の住宅で、

検査を受けた住宅に限定しています。



消費税率8%時には、以下のように年収510万円以下の

世帯に限って支給される方針です。



1)年収425万円以下の給付額は、30万円

2)年収425万円超〜475万円の給付額は、20万円

3)年収475万円超〜510万円の給付額は、10万円

次に税率10%時(2015年10月〜2017年12月まで)には、以下のように給付額が増え、

また年収制限も775万円まで上げられる予定です。

1)年収450万円以下の給付額は、50万円

2)年収450万円超〜525万円の給付額は、40万円

3)年収525万円超〜600万円の給付額は、30万円

4)年収600万円超〜675万円の給付額は、20万円

5)年収675万円超〜775万円の給付額は、10万円



以上のように、年収が低いほど手厚く支援される設定で、

購入者の負担を緩和する効果を狙った制度と言えます。



但し上記の年収はあくまで目安です。



標準的な世帯において、夫が住宅取得する場合の夫の収入額で、

これを踏まえた住民税納付額などの客観的基準によって、

給付額が設定されるようです。



現金給付の2つ目の支援層は、シニアの現金購入客。



そもそも現金購入者にはローン減税は意味がありませんので、

増税は直接購入額の上昇につながります。



ただ一方で現金客は「お金持ち」とも言えるので、

富裕層優遇になることも懸念されます。



よって現金購入客には、「50歳以上で、年収650万円以下」という

年齢と年収の制限を設けました。退職金を利用しての購入や、

住み替えでの購入というケースもあるため、シニアは

現金購入が比較的多いものの、必ずしも富裕層

というわけではないという配慮と思われます。



注文住宅以外では、来年3月末までに引き渡しが可能な建売住宅であれば、

まだ売るチャンスはありますし、また工期が短いリフォームは、

工事部門に余裕さえあれば3月に受注しても、

月末までに工事を完了して引き渡すことも可能です。



いずれにしても注文住宅の契約経過措置の終了まではラストスパートです。

無茶な受注は施工に支障を来すでしょうが、受注残はある程度抱えて、


施工の平準化は図りたいものです。



また、増税前後のメリット・デメリットはお客様それぞれに異なること、

更にはローン金利動向などにも注意が必要です。



どういう買い方がそのお客様にとって有利になるのか、

的確にアドバイスできることが、信頼につながると思われます。



(情報提供:住宅産業研究所)

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