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2013年07月08日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 7/8号)

今回のテーマ:「活況迎えるシニア住宅市場」 (前編)     H25/7/8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース

発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



関東地方、梅雨明けしました!

先週末は35度を超える真夏日でした。



そんな中、私はMBAメルマガの読者でもある

「母」と久し振りに土・日2日間を

過ごしました〜♪♪(^0^)ノ



一年に一度は音楽鑑賞を・・・ということで、

「佐村河内守(さむらごうち・まもる)」さんの

オーケストラを聴きに東京芸術劇場まで

足を運んできました。



そして、なんと生まれて初めて・・・

オーケストラを聴いて・・・



「涙が止まりませんでした。」



皆さんは、「音」を聴いて涙を

流した事がありますか???



佐村河内さんは、ベートーベンの生まれ変わりとも

言われるくらい世界的に有名な、作曲家です。



しかし、35歳の時に完全に聴覚を失い、

全聾(ぜんろう)となりました。



全く、耳が聞こえないのです。

様々な障害がある中で、作曲活動をなさっています。



今年の3月にテレビで放映された佐村河内さんの

特集番組が反響を呼び、東日本大震災の被災者へ

向けたピアノ曲、また世界ツアーで演奏している

「交響曲1番」などで有名です♪



人々に感動を与え続ける佐村河内さんの

活動にはやはり私たちも学ぶべきところが

たくさんありました。



■ 人々の心をトリコにする、音楽とは・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



佐村河内さんの楽曲には「迫力」があります。

心臓をグッと誰かに掴まれるような、

強い旋律があります。



そして、強さの半面柔らかさで奏でられる

やさしくて、美しいメロディーがあります。



強い旋律によって今まで掴まれていた心が開放されて、

血液の全てがスーッと流れ始めて、リラックスし、

何とも言えない、感動が生まれるのです。

(*^o^*)



3楽章を終え、全てが終わったとき

緊張の糸がピーンと切れて、

涙が止まりませんでした。



私の母もそうでしたが、周りの観客の方々の

多くが感動の涙で顔がくしゃくしゃでした。



はい、会場がなんと、大泣きです(笑)



私は佐村河内さんの音楽を聴くまで、

まさか自分が「音」に共感をして、こんなに

涙が止まらないなんて思ってもいませんでした。



普段、めったに涙を流す事がないのですが、

今回ばかりは、感動の涙が止まりませんでした!



全ての演奏が終わった後、佐村河内さんも舞台に登って、

何度も何度も終わらないスタンディングオベーションが

約30分は続いたような気がします。



佐村河内さんは何度も何度も、

観客の方に感謝を伝えていました。



どんなに大きな拍手でも、

佐村河内さんには聞えません。



それでも、佐村河内さんには私達の感動は

心を通じて届いているはずでした。


会場が不思議とひとつになった瞬間でした。

一生に一度の、思い出に残る演奏会でした。



■ お客様にファンになってもらうには・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



佐村河内さんの楽曲は私達の心を掴み、感動を与える

不思議なパワーを持っていると思います。



音楽を通して、人々に感動を与えるという、

とっても強い「魂」を持って楽曲をつくっています。



その、言葉では言い表せない「魂の叫び」が、

私達の心に伝わったから、大きな感動が

生まれるのだと思います。



「家づくり」も、同じだと思っています。



皆さんの、家づくりに対する「魂の叫び」がお客様に

伝われば「感動」の家づくりになりますよね?



「家づくりへの情熱と魂は誰にも負けない!」

「お客様への想いは誰にも負けない!」



今まで出会ってきた工務店さんの言葉です。



家づくりはお客様と一緒にカタチにするものです。



お客様が想い描いた「夢」が実現に近づいたら・・・

そんなに感動的な瞬間はありませんよね・・・?



「○○工務店さんで家を建てて、本当に幸せです。」



そんな言葉をお客様からいただいたとき、

言葉では言い表せない、嬉しい

気持ちになりますよね!



どこの会社でも良いのではなくて、

「皆さんの会社で家を建てたいのだ」と

お客様に思ってもらえたら更に嬉しいですよね。



その為に、大切なのはお客様に

「ファン」になってもらうことです。



「ファン」になってもらうには、やはりお客様に

「魂」や「想い」をしっかりと、伝えなければいけません。



「全ての想いは、伝わらなければ、

何の意味合いも持たないのです。」



・どんな家づくりをしているのか

・どうして家づくりをしようと思ったのか

・どんな感動が待っているのか・・・



などなど・・・

どんな楽しいイベントが待っているのかと

思うとお客様はワクワクしてきます♪



お客様の心を掴んで、少しでも感動や共感が生まれたときに

「ファン」になってもらえるのだと思います。

(^0^)ノ



他社との差別化を図るために、地域の工務店だから

こそできるフォローや家づくりをしっかりと

お客様に伝えていきましょう(^―^)!



週末のコンサートから、そんなことを

感じましたのでシェアしました。



ご興味のある方は、絶対に後悔しませんので

佐村河内さんの演奏会に、足を運んでみて

くださいね♪



それでは、また来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「活況迎えるシニア住宅市場」(前編)



■高齢社会到来で変わる住宅市場



国内人口は2010年を境に減少に転じていますが、

一方で65歳以上の高齢者は数・比率共に

増加し続けています。



特に比率の増加が著しく、国立社会保障・人口問題研究所によれば、

2060年には65歳以上の高齢者が国内人口の

39.9%に達すると見られています。



このような流れから、国内の経済活動においても

徐々に高齢者の存在感は高まっています。



特に住宅市場は、これまでボリューム層とされていた

若年層の労働環境の悪化と、ライフスタイルの

変化から新たな局面を迎えています。



具体的には下記のようなケースが増えています。



・雇用・所得環境の悪化により若年層の住宅取得が困難になった

・雇用・所得環境の悪化により共働きをする

・就職後も未婚のまま親と同居する「パラサイト・シングル」の出現



このような世帯では、住宅の購入や維持に発生する負担を

親世帯に肩代わりしてもらったり、あるいは親世帯と

同居することで、家事や育児を親世帯と分担するといった

「親世帯をアテにした」暮らし方が増えています。



つまり、住宅に関わる子世帯の問題に親世帯が

関わってくるケースが増加しているということです。



こうした背景も住宅市場において、高齢者の重要性が

高まっていることの一つの指標だと言えます。



ボリューム層だった若年層の購買力が減少していく中で、

それに反比例するように存在感を高めていくシニア層を

どのように開拓するかが、今後の住宅業界で生き残る

カギになっていくことは間違いありません。



■シニアユーザーの実態、家に金をかける高齢者をキャッチせよ



次にシニアユーザーの経済力と消費行動について考えます。



経済力については、総務省が2009年に行った「全国消費実態調査」によれば、

世帯主の年齢別1世帯当たりの資産額(金融、住宅・宅地、主要耐久消費財など)

と収入額は下記のようになっています。



30歳未満        家計資産854万円、年間収入446万円

30〜39歳        家計資産1,400万円、年間収入584万円

40〜49歳        家計資産2,395万円、年間収入749万円

50〜59歳        家計資産3,710万円、年間収入841万円

60〜69歳        家計資産4,925万円、年間収入596万円

70歳以上        家計資産5,024万円、年間収入483万円



60歳以上の高齢者は年金受給者が多いため、年収こそ

現役世代より低くなりますが、家計資産は30代までとは

大きく差があることがわかります。



この資産の多さから、高齢者が住宅ユーザーとして

有望であることは間違いありません。



ただし、総務省の家計調査では、高齢の夫婦世帯では月に

4万3千円の赤字が生じているとの結果も出ています。



年齢別の平均寿命から考えると、65歳の高齢者ならば

20〜25年くらいの余命がある計算になります。



仮に20年生きるとすれば、生活するだけでも1千万円以上の

赤字が見込まれることになります。



このような背景から、都市部を中心として賃貸併用住宅を

建てるケースが増えてきています。



定期的な収入源を得ることで、将来の不安を取り除きたいという

リスクヘッジとしての意味合いが強くなっています。


では実際に、高齢者がどのようなものにお金を

使っているのかを見ていきます。



2012年8月に博報堂が「退職済みで、かつ退職金を消費に使った

(全額貯金しなかった)団塊世代」を対象に行ったアンケート

調査によれば、退職金の使い道は「国内旅行53.3%」

「海外旅行37.7%」「リフォーム・建替え34.9%」の

3つが上位となりました。車や家電など他の耐久消費財と比べると、

住まいを改善したいという気持ちは強いようです。



また、同調査の「今後時間やお金をかけたいことは何か」という設問では、

60代の意向として「食べ歩き26.2%」「園芸・庭いじり・ガーデニング23.1%」

「劇場での映画鑑賞(外国映画)15.8%」が上位に挙がりました。



退職後もアクティブに過ごしたいというユーザー像が浮かぶ一方で、園芸や

庭いじりなど家での暮らしを充実させたいという一面も見られます。



建替えやリフォームだけでなく、庭やエクステリアなど

外構提案でも需要があると言えそうです。



(情報提供:住宅産業研究所)

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