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2013年03月25日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 3/25号)

今回のテーマ:「2012年住宅着工動向」(後編)                 H25/3/25

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



私(萩原)実はこの工務店MBAを担当させて

いただいて、もうすぐ1年が経とうとしています。

1年って早いですね(^0^)!!



(※ちなみにナックはもうすぐ

 3年生です・・・!早い!)



そして、この1年は特に全国を飛び回り、

多くの工務店様に企業訪問をさせて

いただいています(^0^)



どの会社様も、お客様の幸せを一番に想い

こだわりの家づくりに情熱を注いでいる

方ばかりです!



もちろん、このMBAを読んでいただいている

工務店様も同じ気持ちですよね。



こんなにお施主様のことを大切に大切に

してくれる、工務店さんで家を建てたら

幸せだろうな・・・♪



といつも思っています。

(゚ー゚)(。_。)ウンウン



さて、本日は私(萩原)がこの1年、多くの工務店さんを見て

勉強させていただき、改めて感じている・・・

【アナログ経営の大切さ】について

お話したいと思います。



■ 手作りが流行のカギ・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



先日、何気なくテレビを観ていると

「手作りが流行のカギである」と、とある情報番組の

中で面白そうな特集が組まれていました♪



友人への誕生日カードにしても、結婚祝いにしても、

写真を切り貼りして、デコレーションのシールなど

を貼り、手作り感を出すのが流行っているそうです。



イマドキは、「飛び出す絵本」風のカードが流行っており、

開くと立体的になるアルバムを贈るのがポイントだそうです♪



更に・・・キラキラ光る、ラメ状の筆ペンだとか、

スラスラかけるクレヨン式のペンだとか・・・

手作りの流行に伴った文房具も新たに販売

されているみたいです(^―^)



私も先日実際にお店に足を運んで調査してみました(笑)

カードにしても、シールやデコレーショングッツに

しても何十種類もありました。



そしてやはりテレビで特集が組まれていただけあり、

「思い出は手作りで送ろう!!」というコーナーが

設置されていましたよ♪



一度手に取ってみたのですが・・・

今のところ送る相手が居ないので買うのは

止めておきましたが(笑)



でも、こんな素敵な贈り物をいただいたら、

とっても嬉しいですよね!!!



「相手を喜ばせたい」「感動させたい」という想いがたくさん詰まった、

世界にひとつの贈り物になりますよね♪

素敵だなぁ〜、しみじみ思ってしまいました。

(*^-^*)



■ デジタルとアナログを上手く使い分けをしましょう♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さてさて・・・

インターネットの普及により、大切な人の特別な日も

電話やメールで簡易的に済んでしまう世の中に

なりましたよね。



企業によってはメッセンジャーを活用し、

「お電話ありました」などのメッセージも全て

ネット上で出来るように進化してきています。



人と人とのやり取りが、デジタル化していくに

連れて生活は益々便利になります。



しかし、私達「人間」そのものは実は常に

アナログでのやり取りを求めていることも

忘れてはいけないのだと思います。



なぜなら、人に気持ちを伝える際に、実はデジタルより

アナログ方式は「人の心」が伝わり易いからなのです。



更に、私達日本人は「手紙の文化」が昔から浸透されているのです。

口下手な方が多いと言われていますので、大切なことは

手紙で・・・なんてケースも多いですよね。



私達は、先祖代々から手紙で想いを伝え合ってきた、

そんな情深い国民性を持っていると思うのです。

(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン



もらった手紙や年賀状が捨てられないのは、

やはり相手の直筆で言葉が書かれている

からなのではないでしょうか?



以前、私(萩原)が米国で勤務をしていた際、長く米国に

お住まいの日本人の老夫婦のお客様に、感謝の

手紙を書いた事がありました。



長年、手紙文化の無い国で暮らしていらっしゃったので、

感謝の手紙に感動して下さり、リピーターのお客様と

して、いつも戻ってきて下さいました。



直筆のパワーって、すごいなぁ、と思いました♪



それから、私も大切なイベントの際には手書きの

文章を送るように心がけています。



私の感覚だと、やはりデジタル社会の中で育ってきた

若い20代から30代の世代の方々が心の中でアナログを

求めているような気がします。



今の時代だからこそ、デジタルとアナログを

上手く使い分けて、お客様の心をくすぐる手法を

活用するのが大切なのではないでしょうか?



私がこの1年を通して出会ってきた多くの工務店様も

このようにアナログを上手く使い分けてお客様に

感動を与えていらっしゃいます。



手書きの想いが詰まった手紙であったり

手作りのプレゼントであったり

方法は様々です。


アナログを大切することも、地域密着で

お客様に愛され続ける工務店経営の

秘訣なのかなぁ、と感じています。


是非、皆様もアナログさを上手く使い分けて

今後出会うお客様に対して感動を与える

取り組みをしてみては・・・?



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週♪

(*^-^*)



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2012年住宅着工動向」(後編)



■建売は全国的に好調、首都圏湾岸マンションも復活



前回ご紹介した通り、2012年の住宅着工は全国的には持家、

貸家、分譲とも前年を上回る結果となりました。



今回は、エリアごとの着工状況について見ていくことにします。



◇2012年 地域別・利用関係別着工数増減(前年比伸率、%)

	全体	持家	建売	マン	アパ	中高賃貸

全国	5.8 	2.0 	4.5 	6.0 	8.4 	14.0 

北海道	9.0 	0.5 	0.1 	▲4.9 	4.6 	30.3 

東北	39.9 	27.3 	32.6 	118.2 	57.1 	105.6 

北関東	11.2 	3.7 	11.2 	32.2 	16.6 	114.2 

首都圏	3.3 	0.1 	2.1 	3.1 	0.2 	16.9 

北信越	▲1.4 	▲1.3 	0.7 	▲28.9 	▲1.8 	9.7 

東海	▲0.8 	▲3.6 	6.3 	1.4 	2.8 	▲6.2 

近畿	5.2 	0.2 	1.6 	16.6 	13.1 	▲2.7 

中国	9.8 	0.3 	18.3 	19.2 	17.5 	18.8 

四国	▲0.3 	▲1.9 	▲0.5 	42.7 	5.1 	▲33.9 

九州	7.7 	2.2 	15.3 	▲8.6 	12.0 	18.0



突出した伸びとなったのは東北で、それに続き

北関東でも大きな伸びが見られます。



こうした復興需要については後述するとして、その他の

地域の増加項目について見てみましょう。



まず、全国的に好調と言えるのが建売住宅で、四国で

微減となった以外は全地域で増加しています。



持家が▲3.6%と落ち込んだ東海地域でも建売住宅は6.3%と増加し、

注文住宅から建売へと需要がシフトしていることが窺えます。



マンションについては、総着工数12.2万戸のうち

85%が3大都市圏に集中しています。



着工全体の6割を占める首都圏では、

前年比3.1%の増加となりました。



市区別では、品川区85%増、江東区68%増、港区50%増、

中央区33%増、市川市76%増、船橋市61%増、

千葉市147%増など、震災後に落ち込んだ

湾岸エリアでの着工回復が目立ちました。



全国平均の指標では全項目で前年比増を達成しましたが、

エリア別では北信越、東海、四国でマイナスが目立ちます。



特に東海地域の総着工数は4年連続で減少と元気がありません。

自動車等の挽回生産や円安株高の気運に乗って、

住宅着工も回復することを期待したいところです。



■復興需要顕著、被災3県の着工は45〜60%増



東北6県の2012年着工数は5万3676戸で前年から

39.9%の増加となり、全国平均の5.8%を

大きく上回りました。



被災3県の伸率は更に高く、47都道府県の着工伸率ランキングでは、

1位宮城(62.3%)、2位岩手(58.3%)、

3位福島(45.1%)と上位を占めました。



◇2012年 被災3県住宅着工数及び前年比伸率(戸/%)

	全体		持家		建売		アパート

岩手	7,752/	58.3	4,497/	42.6	338/	47.6	2,339/	79.5

宮城	20,609/62.3	9,685/	47.5	2,218/	38.0	5,649/	75.8

福島	11,353/45.1	6,488/	31.2	543/	9.7	3,962/	80.3
 


3県とも全項目で高い伸率となっていますが、

特にアパートは80%前後の伸率を記録しました。



仮住まいや復興事業に従事する人々の入居先として

需要が高まっているようです。



建売住宅は、宮城県で4割増加の2000戸超、人口流出が

叫ばれている福島県でも、前年比増となりました。



被災地では防災・備災を考慮したスマートタウン事業も

話題となっており、次世代の手本となるような街づくりによる

地域復興に期待が寄せられています。



被災3県における都市別の着工伸率ランキングは下記の通りです。
 


◇被災3県の着工伸率上位10都市



	宮古市		684.7%	(769戸)
	
    南相馬市	422.9%	(570戸)

	大船渡市	239.3%	(509戸)

	相馬市		226.4%	(519戸)

	釜石市		214.5%	(522戸)

	陸前高田市	207.6%	(283戸)

	若林区		113.7%	(1,549戸)

	いわき市	110.8%	(3,191戸)

	宮城野区	109.9%	(2,093戸)

	遠野市		109.2%	(182戸)
 


宮古市が2011年の98戸から769戸へと8倍近くまで伸びたほか、

上位10都市はいずれも100%超と倍増以上の伸びとなりました。



10位の遠野市以外はすべて太平洋に接する都市です。



11位以下も、岩沼市、東松島市、二戸市等の沿岸地域で

前年比90%前後の伸びとなりました。



3県合計の総着工数は3万9714戸、

2011年の2万5424戸から56.2%増加しました。



震災前の2010年と比較しても45.6%増というペースですから、

復興需要が加速していることが分かります。



2011年と2012年の合計着工数は6万5138戸、

震災による全壊戸数(約12.6万戸)の半数程度、

半壊を含めた被害戸数(約34.6万戸)の2割程度まで

新築住宅が供給されたことになります。



全半壊住宅の全てが建替えや住替えに結び付く

ということはないにしても、復興需要の余地は

まだまだ残されています。



また、経済的に厳しい世帯ほど建替え・住替えが遅れる

ということを考えれば、今後は予算にシビアなお客様が

増えることが予想されます。



コストパフォーマンスの高い商品の提供に加え、

税制や金利、支援策の動向など、適正な買い時情報の

提供にも力を入れたいところです。





(情報提供:住宅産業研究所)
2013年03月18日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 3/18号)

今回のテーマ:「2012年住宅着工動向」(前編)                  H25/3/18

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



あっという間に春日和ですね。

東京では、桜の開花が今週だそうです。



昨日、早速一足早くお花見に行ってきました!

家族連れから、カップル、友達同士まで、

皆さんが開放的で、笑顔いっぱいで

日光浴をなさっていましたよ♪



1年で一番素敵な季節を楽しんでいきましょうね!



さて、今週は

「すぐに出来る!感動を与える接客方法」についてです。




■ すぐに出来る!感動を与える接客方法とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



<<お客様を喜ばせたい!>>



皆さんが共通して、そう思いますよね

(゚ー゚)(。_。)ウンウン



さて、本日は自然とお客様に感動を与える接客方法を

ご紹介させていただきます♪



実は、ものすごくシンプルなのです・・・

それは何かというと・・・

ズバリ・・・



【名前で呼ぶ】ということです。

 簡単でしょ?(゚∇^d) 



それでは早速、「名前を呼ぶ戦略」でお客様に

感動を与えている会社の例を2つ程紹介します。



●とあるレストランの例



まずは、私(萩原)がこよなく愛する、とあるイタリアンレストラン。

東京では割と有名なレストランです。



多大な顧客数を構えているのは確かだし、ごくたまにしか利用しない

私(萩原)の名前や顔なんてもちろん覚えてないと思ってしまいます。

こちら側としては大勢の中の、お客さんなんだろうな、という認識です。



しかしこのレストランに電話を掛けると・・・



「萩原様、いつもありがとうございます。〇〇(レストランの名前)の

 担当△△(対応店員の名前)が承ります。」



と、なんと私の携帯電話がお店に登録されており、電話をした瞬間に

私の名前でおもてなしを受けるのです。

(・ω・)bグッ



今まで、いろいろな飲食店に電話してきましたけど、こんな風に

ごくたまにしか予約をしない一般客の方でも、なんというか、

特別に扱っていただけるんだなぁ、と嬉しくなります♪



例えば、同等もしくはそれ以上のレストランに行っても、

呼ばれる名前は「お客様」がほとんどですものね。

(※あとはテーブル番号で呼ばれることも・・・)



なので、名前で呼ばれると「大切に思われてるのかな。」と

思ってしまうわけです。



●とある大手自動車メーカーの例



さて、続いては大手自動車メーカーの店舗です。

ここでは、2度目以降にご来店されるお客様に対して、

従業員全員が、徹底してお客様を

「名前で呼ぶ」ように教育されています。



自分の担当するお客様でなくても、



「〇〇様、いらっしゃいませ!」

「〇〇様、こんにちは!」



など、全員体制でお客様の名前を呼び、出迎えます。



ここでは、1度目の来店の際に、従業員が車のナンバーの下四桁と、

車種をパソコンに入力しておき、次回ご来店の際にこの情報を

打ち込むだけで、名前を一緒に、来店履歴や趣味、家族構成や

コーヒーの砂糖・ミルクの有無まで分かるようなシステムが

搭載されているそうです。



やはり「車」のように高い買い物ですと、お客様の満足度UPに

繋がるように、徹底して努めるというわけです。



■ なぜ、名前で呼ばれると嬉しいのか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、顧客心理を考えてみます。

お客様は「個別化」されることを好みます。



そして、個別化する方法は、お客様を名前で呼ぶことが

一番手っ取り早くて簡単で、そして効果的なのです♪



名前は理性的な観点からみると、個人を識別するための

標識でしかありません。



しかし、感情的な観点から見ると・・・

名前とは、一人ひとりに与えられた大切な宝物なのです。

だから、名前を間違われると「ムッと」するのですよね。



更に、名前があるにも関わらず、番号で呼ばれると、悲しいですよね。



なので、お客様は名前で呼ばれることによって、

「特別感」が味わえるのです♪



さてさて・・・

皆さんも、お客様に出逢ったら、是非この簡単で効果的な

「名前を呼ぶ戦略」を試してみてください(゚∇^d) 



お客様の中にお子様連れの方が居たら、お子様の名前も

呼んで、そして「素敵な名前ですね!」と必ず心から

褒めましょうね♪



なぜなら、名前は一人ひとりに与えられた

大切な「宝物」だからです!



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2012年住宅着工動向」(前編)



■貸家が牽引した2012年住宅着工



2012年の住宅着工総数は88万2797戸で、前年比5.8%増、

3年連続の着工増となりました。



利用関係別の内訳は、以下の通りです。



◇2012年住宅着工戸数内訳及び前年比伸率



持家	            31万1589戸	(+ 2.0%)

低層分譲(建売住宅)	    12万4653戸	(+ 4.5%)

中高層分譲(マンション)	12万2157戸	(+ 6.0%)

低層貸家(アパート)	    20万4763戸	(+ 8.4%)

中高層貸家	        11万9635戸	(+14.0%)



※国土交通省 住宅着工統計より

(貸家には社宅等の給与住宅を含む)



持家は昨年からやや増加し、

4年ぶりに31万戸台を回復しました。



分譲系は建売、マンションとも

3年連続の増加となりました。



特にマンションは、リーマンショックによって

急ブレーキがかかった2009年からは、

7.6万戸→8.9万戸→11.5万戸→12.2万戸と

順調に回復しています。



ただ、これはバブル崩壊直後の1992〜93年と同規模の着工数で、

年間20〜24万戸程度を推移していた2000年代

前半の半分程度の戸数です。



今後は当時の供給規模まで着工を回復させるのではなく、

ストック流通の活性化という方向に

シフトしていくこととなるでしょう。



アパートは昨年▲5.8%と落ち込んだ反動もあって8.4%増。



中高層貸家は昨年▲0.4%の微減から

大きく回復し、14.0%増となりました。



最大市場の東京都における中高層貸家着工数は

2万8547戸で26.6%と大幅増。



その他、北海道、埼玉、千葉、兵庫、福岡、沖縄等、

年間3000〜1万戸規模の県で10〜30%と、2ケタ増を記録しました。



低層と中高層を合わせた貸家系住宅の合計は

32万4398戸(前年比10.4%増)で、持家を1万戸以上上回り、

2012年の住宅着工の牽引役を果たしました。



相続税の大増税や、国策として推進されるサービス付き

高齢者向け住宅など、賃貸経営に関する大きな話題があったことも、

着工増につながったものと思われます。



■建売ではプレハブが大幅増、スマートタウン本格化の兆し?



持家と建売の戸建系住宅について、主な工法別に

着工数の内訳を見てみましょう。



◇工法別持家及び建売住宅着工数及び前年比伸率


         【持家】	/伸率	    【建売】	/伸率

在来木造	21万4300戸	/+1.0%	10万1921戸	/+ 4.8%

プレハブ	5万5287戸	/+0.5%	5365戸	    /+22.3%
  
2×4     3万2962戸	/+9.2%	1万5186戸	/+ 2.8% 



持家全体の伸率が2.0%ですから、9.2%増となった2×4持家は、

平均以上に増加していることが分かります。



特に3大都市圏においては、持家全体の着工が減少〜横這い

(首都圏0.1%、東海▲3.6%、近畿0.2%)に留まった中、

2×4持家は首都圏6.2%、東海9.5%、

近畿10.5%の伸びを示しました。



持家全体に占める2×4のシェアはじわじわと伸び続け、

2012年には集計開始以来初めて1割を

超えて10.6%となりました。



一方、建売住宅で大きな伸びとなったのは、プレハブ住宅です。



直近3年間は4500戸を下回る低水準で推移していましたが、

2012年は5365戸、前年比22.3%の増加となりました。



プレハブの建売住宅は、10万戸を超える在来木造と比べると

戸数自体が少ないため、僅かな増減で伸率が大きく左右される

点には注意が必要です。



それでも、47都道府県中32県でプラス、そのうち27県で

2ケタ増を達成した点は注目に値します。



大手住宅メーカー各社は、昨年から全国の広い範囲で

スマートタウンの開発に着手し、盛んにPRを展開しています。



その取り組みが、着工数の急回復にも現れていると言えるでしょう。



■着工ピークは9〜10月、そのワケは?



次に、1〜12月の月別で、着工推移を見てみましょう。



◇2012年 月別着工数増減(前年同月比伸率、%)



月	全体	持家	建売	アパート

1	▲1.1 	▲2.7 	3.2 	▲4.7 
2	7.5 	1.5 	5.5 	12.4 
3	5.0 	▲2.3 	4.1 	6.0 
4	10.3 	2.5 	▲4.9 	15.8 
5	9.3 	8.2 	13.2 	12.7 
6	▲0.2 	0.1 	0.0 	0.4 
7	▲9.6 	▲12.5 	0.7 	▲20.1 
8	▲5.5 	▲9.1 	▲1.7 	▲11.7 
9	15.5 	12.6 	8.6 	43.5 
10	25.2 	13.0 	11.6 	41.9 
11	10.3 	9.2 	9.8 	24.9 
12	10.0 	9.2 	6.5 	5.3
 


建売以外では、7〜8月に大きな谷があり、9月以降に

急回復という共通の推移が見てとれます。



前年(2011年)の7〜9月に、

エコポイントとフラット35Sの金利優遇が相次いで終了し、

急激な駆け込みと反動減が起こったため、

2012年はそれとは逆の谷と山を描くことになりました。



特に、30万ポイント×戸数分のエコポイントが付与されたアパートでは、

7月は▲20.1%、9〜10月は40%以上増加と、

前年の反動が大きく現れています。
 


また、消費増税が決定された昨年8月以降は、

「低金利+各種補助金+ローン減税+消費増税前」という、

買い時要因を列挙するPRが盛んになりました。



こうした営業攻勢を受けて消費者が徐々に

動き出しているということも、着工増の

一つの要因として推測されます。





(情報提供:住宅産業研究所)
2013年03月11日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 3/11号)

今回のテーマ:買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利(後編) H25/3/11

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福を

お祈りいたしますと共に、被害にあわれた皆様に心より

お見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。



いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



本日は3月11日。

2年前の14時46分に地震が発生しました。



早いですね。

2年って、あっという間です。



先週より、全国的に震災後の被災地の人々の生活に

関する特集が組まれていますよね。



思わず息を飲むような、まだまだ復興の兆しが見えない

被災地もあれば、新たな環境で希望を持ち、一生懸命に

頑張っていらっしゃる人々の姿が印象的でした。



心がギュッと苦しくなるのは、やはりまだ仮設住宅で

生活をしている方々が多くいらっしゃるということ。

近所付き合いがなくなり、外に出る機会も減って

しまったと聞きました。



住まいを失うというのは、本当に辛いことだと思います。

地域工務店の皆さんも、様々な想いをお持ちですよね?



それでも、「前を向いて歩いていくしかないんだ」という

現地の方々の言葉は、私達をも勇気付けてくれます。



改めて思うのはやはり人と人とのつながりの尊さ。

目の前にいる大切な人を、もっと大切にして、

私達も前向きに歩いてきましょうね♪

(*^-^*)



さて、本日は「暮らしの豊かさを考える」

についてです。



■  暮らしの豊かさを考える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



「暮らしの豊かさ」を調べてみると、

「自分自身にも他人にもストレスを感じさせない、

居心地の良い自由な空間が作られる生活」



だそうです。



● 以前とある記事でこんな事を言っていました。



「選択の自由が奪われ、こだわりを主張することが

 わがままになった。」



これは、東日本大震災で被災した方の言葉でした。

どんな意味かといいますと・・・



・被災地で支給されるおにぎりの味が選べなくなった。
 今まで食べていたおにぎりは、海苔とご飯が別々に包装
 されていたのに、今はその選択肢さえない。


・学校で使う筆記用具が、鉛筆と消しゴムだけになった。
 普段はそんなの使わないのに。


・洋服のサイズが選べなくなった。勿論色やデザインだって
 コダワリがあったのに、全て奪われてしまった。



聞く人によっては「単なるワガママじゃないか?」

と思うかもしれません。



しかし、今まで当たり前のように選択の自由が

あった生活が、急に180度一変してしまったら

私達は耐えられるのでしょうか?



今までの生活がどんなものだったのかを考えてみると・・・



「私は○○の携帯電話より△△の商品かな」

「いやいや私は△△の方が、画面も大きいし使いやすいわ。」



大きな差がある商品でもなく、リッチな生活を追及している

わけでもなく、私達消費者が求めてきたのは、自分なりの

「コダワリ」をもてる生活だということです。



上記のように、震災が起こって改めて思うのは、私達の

生活は、常に「選択肢を増やしたい」「便利になりたい」

という欲求のもと社会を作り上げているということ。



改めて、そんな消費者の欲求を叶えるべく

私達は、動かなければいけないということです。

(^^)



家づくりも同じですよね。



お客様にとっての家づくりとは、


・ 「選択肢を増やしたい」

・ 「便利な生活を送りたい」


という豊かな生活を叶えるための

ひとつの方法なのかなぁ、と思います。



家づくりをして、どんな生活を送りたいのか、

家族の未来設計や夢の話をヒアリングするのも

いいかもしれません。



そんな夢を叶える家づくりの提供を今後も

気持ちを引き締めて、行っていきましょう♪



被災地の現場を目にして、改めて私達も頑張って

行かなければいけないと思いました。



参考になりましたでしょうか?

また来週(^0^)ノ!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利」(後編)



■増税よりも支払いが増える金利上昇



前回は、消費税とローン減税について、その影響を比較してみましたが、

実際の住宅に掛かる費用には複雑な要素がたくさんあります。



まず建物の価格だけを見ても、物価の変動が大きく関わってきます。



今後の住宅価格に関しては、



1)省エネ基準が改正され、開口部などがコストアップ

2)円安で輸入資材が上昇

3)ガソリン価格も円安の影響を受けて上昇、
  原発影響でエネルギーコストも上昇

4)着工が増加することによる大工手間賃の上昇

5)アベノミクスで物価自体が上昇



上記のようなことが考えられ、建物自体の価格が

上がるということが予想されます。



また建物以外のところで絡んでくる

大きな要素は「金利」と「地価」です。



全て自己資金で家を建て替える場合には、

金利も地価も関係ありません。



消費税増税前に買う方が良いでしょう。



しかしこれも前回の話と重なりますが、借入が多い場合は、

金利の影響が極めて大きく降りかかって来ます。



今は史上最低水準の金利で、変動は1%割れ、

10年ものの固定でも1.3%程度の低金利です。



昨年の12月にはフラット35の全国平均金利も1.8%台まで落ちました。



この低金利の時代は、まさに買い時だと言えます。



今後アベノミクスで景気が上向き、インフレの方向に

動き始めたら、金利は大きく上昇してくるはずです。



つまり先高観はかなり大きいということです。



従来は9割が変動で借りていた金融機関でも、最近は変動の

割合が7割に落ちているといいます。



また、今まで変動で借りていた顧客が固定に

切り替えるという相談も増えているようです。



仮に金利が2%から3%に上がるとします。



借入額が3000万円、30年で返済といったケースの場合、

2%ならば総返済額は4000万円程度、3%ならば

総返済額は4500万円以上になります。



つまり消費増税やローン減税以上に、月々の返済額にも

大きく影響してくるということです。



ただ金利は上がるかどうかは分かりません。



今が極めて低いため、先高感があるわけですが、もしかしたら

まだしばらく上がらないかもしれません。



つまり確定している増税と減税、そして今後どうなるか

分からない金利や地価などの動向を見据えて、買い時を

計らないといけないということです。



■買い時はケースバイケースに



以上のように、住宅購入者にとって、「買い時はいつか」

ということは極めて難しいと言えます。



見定めが難しい金利と地価は、おそらく今後上がるでしょう。



また建物の価格が上がる要素も多いので、金額やお金の面だけ

見れば、今年買うことはお得と言えるかもしれません。



ただこれも考え方ですが、工事が集中するであろう

駆け込み期に買うことは、ある意味リスクもあります。



施工が増えることでミスも出て来る可能性もあります。



建物自体も少し先の省エネ基準が改正された後に買った方が、

断熱性能の高い住宅となって、結果的にエネルギーコストの

削減になるかもしれませんし、蓄電池などのスマートハウス

仕様も価格が落ちるかもしれません。



つまりモノの値段も必ず動くということです。



また一方で、地価の話で言えば、変動はかなり激しいと言えます。



地価は上昇局面にあるということも言えますが、業者が仕入れ過ぎて、

土地が余った場合は値引き販売ということも出て来るでしょう。



様々な要素から買い時はいつかを検証してみましたが、結局それは

ケースバイケースだということが言えます。



そうなると最も買い時となるのは、家が欲しいと思った

時になるのではないでしょうか。



税制や金利動向などの外的要因に引きずられて無理に

買うことはないですし、今欲しいのに、来年まで

待とうということも違うような気がします。



「家は欲しい時が買い時」、これが今回の検証の結論です。





(情報提供:住宅産業研究所)
2013年03月04日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 3/4号)

今回のテーマ:買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利(前編)  H25/3/4

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



さて、女性の皆さんであれば共感いただけると思いますが

自分が利用する美容院は、かなり時間をかけて

慎重に選びます(⌒-⌒)



技術もそうですが、対応してくれる美容師さんの人柄も

美容院を選ぶ際に重要なポイントだったりします。



人によっては「美容師さんに話しかけられたくない・・・。」

という女子もいれば、「楽しく話せる美容師さんが良い!」

という方もいるからです。



それはやはり長時間時間を共にするわけですから、

お客様になる側とすれば、自分に合った方と

一緒に居たいですよね♪



私がいつもお世話になっている

美容師さんはと言いますと・・・



松田○太さん似の「イケメン」です!

(o^∇^o)ノ♪



どのくらいカッコいいのかもお話したい

ところですが、今日は彼の仕事人としての

素晴らしさをシェアしたいと思います。



■  美容師さんの提案力とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、私を担当していただいている美容師さんは

技術的にも非常に優れており、多くのコンテスト

で賞を取っていらっしゃいます。



賞を取るって、スゴイですよね♪

努力とセンスの賜物ですよね!



ただし、お客様から支持され続けているのは

彼の「提案力」にあるのではないかと思っています。



どんなところが素晴らしいのかと言いますと・・・

「悩みを聞いた上で、キチンと私に合った

提案をしてくれる」ところです。



美容院は私達女性にとっては「キレイ」になれる場所です。

その為に美容院に行くわけです。



そうは言っても、私達側からすると美容院のプロではありませんので

一体自分に何が必要で、何をしたら良くなるのか・キレイになれるのか・・・

などそんなことは自分では分からないものです( ゜_゜;)



カットやカラーのメニューも、何種類もありますし

自分にとって何がいいのか、良く分かりません。



例えばシャンプーやトリートメントも、

値段で分けて5段階まであったりして、

選ぶ側も大変です( ゜_゜;)



そこで美容師さんは・・・



・現在の髪質の状況

・何に問題があるのか(髪質に)

・問題解決するにはどうしたらいいのか(髪質に)

・今のトレンドはどういう髪型なのか

・そこで私の性格・顔の形・ライフスタイルにあった
  髪型はどんなものなのか



と・・・上記のようにかなり親身になって

細かいところまで説明してくれるのです。



そしていつも最後の言葉掛けは・・・

「今日も、キレイにしますので任せてください!」

というなんとも心強いお言葉を頂戴しています(笑)



美容師のプロだかこそ、自身を持って

提案できるのですよね!



なので、顧客側としても、安心してお任せしています。

(*^-^*)



■ お客様に合った提案とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、今回は美容院の例でお話しました。



私達住宅業界にも共通点があると思いませんか?



やはり今のお客様は、きちんと悩みを聞いて、

そして解決に導いてくれる営業マンを

求めているのではないかと思います。



「無理な売り込み」が嫌がられる世の中に

なってきているからこそ、相手との

信頼関係を築くのが大切ですよね。



先日、とある工務店さんと

「なぜ商品発表会をするのか」

「その目的はどこにあるのか」

というお話になりました。



「商品発表会」は、皆さんが愛情を込めて、

つくった商品を披露する、素晴らしい

発表会だと思います。



なので開催側としては、商品の話ばかりに

走ってしまいがちです。



どんな機能に優れているのか、など「モノ」に

重点において、お客様に説明しがち。



しかし、お客様は家づくりに関して

「分からないこと」や「不安」があるから

皆さんのところに来場している可能性が

ありますよね♪



商品発表会の開催は、新たなお客様と出会える

きっかけづくりになるイベントなのです。



・どうして来場なさったのか

・家づくりに関して悩みはあるのか

・どんな家づくりを希望なさっているのか?



などなど、一緒にお話できたらいいですよね

(^0^)ノ



商品の良さもお話するのも大切です。

それと同時に、お客様の家づくり悩みを聞き出し、

その方だけに合った、家づくりを提案することも

しなければいけないのかなぁ、と思います。



そして、皆さんの真剣な家づくりへの姿勢に、

共感した方が見込みのお客様になりますよね♪



そうやって、人と人との信頼関係って

築かれるのではないでしょうか?



いつもお世話になっている美容師さんとの

会話から、そんなことを思いました。



参考になりましたでしょうか?

それではまた来週(^―^)!



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利」(前編)



■現行消費税とローン減税拡充はどっちが得か



2014年4月に、消費税が5%から8%に上がると同時に、

住宅ローン減税が拡充されることが決まりました。



ユーザーの負担が増える分、減税により負担を

抑えようということで、住宅の駆け込みと

反動の山谷をなだらかにすることが目的です。



今回は、増税や減税といった政府の動きを見ながら、

「一体いつが買い時なのか?」ということを

検証してみたいと思います。



まず普通に考えれば、消費税は低い時に

買った方が良いに決まっています。



しかしポイントとなるのは、「土地には消費税が

掛からない」ということです。



つまり建物にしか消費税が掛からないということになると、

土地の値段は増税前も後も変わらない

ということに、一応なります。



ここで注意する点は、「地価は動く」ということです。



しかし今回は、消費増税に的を絞り、「地価が変わらない場合」

ということを前提として、損得を考えてみたいと思います。



一方、ローン残高の1%が10年間、所得税から控除される

住宅ローン減税は、借入額が大きければ大きいほど、

今回の拡充メリットを享受することができます。



現行の制度では、最大の控除額は10年間で

200万円(年間20万円)です。



長期優良住宅や低炭素住宅の認定を受けている場合は、

10年間で300万円(年間30万円)になります。



借入額が2000万円に満たない場合、今借りても、14年

4月の拡充後に借りてもメリットは変わりません。



つまり消費税5%のうちに買った方が

お得ということになります。



今回の税制改正では、借入の多いケースにはメリットが

倍になり、最大400万円、年間40万円となります。



ただこれも借入が4000万円以上ないとあまりメリットはありません。



長期優良住宅は更に100万円アップの500万円、

年間50万円まで減税ということになります。



また今回のローン減税の拡充では、最大控除額まで

メリットが受けられるような工夫もされる予定です。



通常年収600万円くらいの世帯では、年間の所得税額は

30万円に満たないので、最大控除額まで行きません。



残りの分は住民税から控除という措置もありますが、

これも限度があって、現行では97,500円まで

ということになっています。



新ローン減税では、これが136,500円まで

拡大されるということがまず一つ。



そしてそれでも最大控除額まで行かない場合は、

現金給付ということになりそうです。



つまり年収が低い場合でも、マックスまでメリットが

享受できるような仕組みに変わります。



これは今回の税制改正での大きな変更点です。



さて、ここで消費税5%のうちに買うよりも、

8%になってから買った方が得になる

ケースはあるのか、考えてみましょう。



前述の通り、土地には消費税が掛かりませんから、

「土地が高くて借入が多い」という場合には、

消費税8%時(ローン減税拡充後)の方が

お得になりそうです。



また、建物の価格が安ければ、消費増税の影響も少なくなります。



例えば、土地が3000万円、建物が諸経費込みで1500万円、

消費税5%で1575万円、合計4575万円の住宅を買ったとします。



これが、消費税8%に増税されると、

税込の建物価格は1620万円になります。



つまり総額が4620万円となり、45万円アップとなります。



借入については、かなり多めですが

4000万円借りたとしましょう。



10年間で1000万円返したとして、

平均の年末借入残高は3500万円とします。



現行のローン減税では200万円が最大ですが、

拡充後は10年間で350万円となり、控除額が

150万円増えることになります。



消費増税による負担増が45万円、一方ローン減税拡充

による負担減が150万円。



つまり、差し引きで105万円ほどローン減税拡充後の

方がお得ということです。



消費税とローン減税だけを比較した場合には、前述のような

「土地が高くて借入が多い」ケースでは、消費税8%時に

買った方が、計算上はお得だということが言えます。





(情報提供:住宅産業研究所)

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