今回のテーマ:「2012年住宅着工動向」(後編) H25/3/25
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
私(萩原)実はこの工務店MBAを担当させて
いただいて、もうすぐ1年が経とうとしています。
1年って早いですね(^0^)!!
(※ちなみにナックはもうすぐ
3年生です・・・!早い!)
そして、この1年は特に全国を飛び回り、
多くの工務店様に企業訪問をさせて
いただいています(^0^)
どの会社様も、お客様の幸せを一番に想い
こだわりの家づくりに情熱を注いでいる
方ばかりです!
もちろん、このMBAを読んでいただいている
工務店様も同じ気持ちですよね。
こんなにお施主様のことを大切に大切に
してくれる、工務店さんで家を建てたら
幸せだろうな・・・♪
といつも思っています。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン
さて、本日は私(萩原)がこの1年、多くの工務店さんを見て
勉強させていただき、改めて感じている・・・
【アナログ経営の大切さ】について
お話したいと思います。
■ 手作りが流行のカギ・・・?
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先日、何気なくテレビを観ていると
「手作りが流行のカギである」と、とある情報番組の
中で面白そうな特集が組まれていました♪
友人への誕生日カードにしても、結婚祝いにしても、
写真を切り貼りして、デコレーションのシールなど
を貼り、手作り感を出すのが流行っているそうです。
イマドキは、「飛び出す絵本」風のカードが流行っており、
開くと立体的になるアルバムを贈るのがポイントだそうです♪
更に・・・キラキラ光る、ラメ状の筆ペンだとか、
スラスラかけるクレヨン式のペンだとか・・・
手作りの流行に伴った文房具も新たに販売
されているみたいです(^―^)
私も先日実際にお店に足を運んで調査してみました(笑)
カードにしても、シールやデコレーショングッツに
しても何十種類もありました。
そしてやはりテレビで特集が組まれていただけあり、
「思い出は手作りで送ろう!!」というコーナーが
設置されていましたよ♪
一度手に取ってみたのですが・・・
今のところ送る相手が居ないので買うのは
止めておきましたが(笑)
でも、こんな素敵な贈り物をいただいたら、
とっても嬉しいですよね!!!
「相手を喜ばせたい」「感動させたい」という想いがたくさん詰まった、
世界にひとつの贈り物になりますよね♪
素敵だなぁ〜、しみじみ思ってしまいました。
(*^-^*)
■ デジタルとアナログを上手く使い分けをしましょう♪
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さてさて・・・
インターネットの普及により、大切な人の特別な日も
電話やメールで簡易的に済んでしまう世の中に
なりましたよね。
企業によってはメッセンジャーを活用し、
「お電話ありました」などのメッセージも全て
ネット上で出来るように進化してきています。
人と人とのやり取りが、デジタル化していくに
連れて生活は益々便利になります。
しかし、私達「人間」そのものは実は常に
アナログでのやり取りを求めていることも
忘れてはいけないのだと思います。
なぜなら、人に気持ちを伝える際に、実はデジタルより
アナログ方式は「人の心」が伝わり易いからなのです。
更に、私達日本人は「手紙の文化」が昔から浸透されているのです。
口下手な方が多いと言われていますので、大切なことは
手紙で・・・なんてケースも多いですよね。
私達は、先祖代々から手紙で想いを伝え合ってきた、
そんな情深い国民性を持っていると思うのです。
(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン
もらった手紙や年賀状が捨てられないのは、
やはり相手の直筆で言葉が書かれている
からなのではないでしょうか?
以前、私(萩原)が米国で勤務をしていた際、長く米国に
お住まいの日本人の老夫婦のお客様に、感謝の
手紙を書いた事がありました。
長年、手紙文化の無い国で暮らしていらっしゃったので、
感謝の手紙に感動して下さり、リピーターのお客様と
して、いつも戻ってきて下さいました。
直筆のパワーって、すごいなぁ、と思いました♪
それから、私も大切なイベントの際には手書きの
文章を送るように心がけています。
私の感覚だと、やはりデジタル社会の中で育ってきた
若い20代から30代の世代の方々が心の中でアナログを
求めているような気がします。
今の時代だからこそ、デジタルとアナログを
上手く使い分けて、お客様の心をくすぐる手法を
活用するのが大切なのではないでしょうか?
私がこの1年を通して出会ってきた多くの工務店様も
このようにアナログを上手く使い分けてお客様に
感動を与えていらっしゃいます。
手書きの想いが詰まった手紙であったり
手作りのプレゼントであったり
方法は様々です。
アナログを大切することも、地域密着で
お客様に愛され続ける工務店経営の
秘訣なのかなぁ、と感じています。
是非、皆様もアナログさを上手く使い分けて
今後出会うお客様に対して感動を与える
取り組みをしてみては・・・?
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週♪
(*^-^*)
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「2012年住宅着工動向」(後編)
■建売は全国的に好調、首都圏湾岸マンションも復活
前回ご紹介した通り、2012年の住宅着工は全国的には持家、
貸家、分譲とも前年を上回る結果となりました。
今回は、エリアごとの着工状況について見ていくことにします。
◇2012年 地域別・利用関係別着工数増減(前年比伸率、%)
全体 持家 建売 マン アパ 中高賃貸
全国 5.8 2.0 4.5 6.0 8.4 14.0
北海道 9.0 0.5 0.1 ▲4.9 4.6 30.3
東北 39.9 27.3 32.6 118.2 57.1 105.6
北関東 11.2 3.7 11.2 32.2 16.6 114.2
首都圏 3.3 0.1 2.1 3.1 0.2 16.9
北信越 ▲1.4 ▲1.3 0.7 ▲28.9 ▲1.8 9.7
東海 ▲0.8 ▲3.6 6.3 1.4 2.8 ▲6.2
近畿 5.2 0.2 1.6 16.6 13.1 ▲2.7
中国 9.8 0.3 18.3 19.2 17.5 18.8
四国 ▲0.3 ▲1.9 ▲0.5 42.7 5.1 ▲33.9
九州 7.7 2.2 15.3 ▲8.6 12.0 18.0
突出した伸びとなったのは東北で、それに続き
北関東でも大きな伸びが見られます。
こうした復興需要については後述するとして、その他の
地域の増加項目について見てみましょう。
まず、全国的に好調と言えるのが建売住宅で、四国で
微減となった以外は全地域で増加しています。
持家が▲3.6%と落ち込んだ東海地域でも建売住宅は6.3%と増加し、
注文住宅から建売へと需要がシフトしていることが窺えます。
マンションについては、総着工数12.2万戸のうち
85%が3大都市圏に集中しています。
着工全体の6割を占める首都圏では、
前年比3.1%の増加となりました。
市区別では、品川区85%増、江東区68%増、港区50%増、
中央区33%増、市川市76%増、船橋市61%増、
千葉市147%増など、震災後に落ち込んだ
湾岸エリアでの着工回復が目立ちました。
全国平均の指標では全項目で前年比増を達成しましたが、
エリア別では北信越、東海、四国でマイナスが目立ちます。
特に東海地域の総着工数は4年連続で減少と元気がありません。
自動車等の挽回生産や円安株高の気運に乗って、
住宅着工も回復することを期待したいところです。
■復興需要顕著、被災3県の着工は45〜60%増
東北6県の2012年着工数は5万3676戸で前年から
39.9%の増加となり、全国平均の5.8%を
大きく上回りました。
被災3県の伸率は更に高く、47都道府県の着工伸率ランキングでは、
1位宮城(62.3%)、2位岩手(58.3%)、
3位福島(45.1%)と上位を占めました。
◇2012年 被災3県住宅着工数及び前年比伸率(戸/%)
全体 持家 建売 アパート
岩手 7,752/ 58.3 4,497/ 42.6 338/ 47.6 2,339/ 79.5
宮城 20,609/62.3 9,685/ 47.5 2,218/ 38.0 5,649/ 75.8
福島 11,353/45.1 6,488/ 31.2 543/ 9.7 3,962/ 80.3
3県とも全項目で高い伸率となっていますが、
特にアパートは80%前後の伸率を記録しました。
仮住まいや復興事業に従事する人々の入居先として
需要が高まっているようです。
建売住宅は、宮城県で4割増加の2000戸超、人口流出が
叫ばれている福島県でも、前年比増となりました。
被災地では防災・備災を考慮したスマートタウン事業も
話題となっており、次世代の手本となるような街づくりによる
地域復興に期待が寄せられています。
被災3県における都市別の着工伸率ランキングは下記の通りです。
◇被災3県の着工伸率上位10都市
宮古市 684.7% (769戸)
南相馬市 422.9% (570戸)
大船渡市 239.3% (509戸)
相馬市 226.4% (519戸)
釜石市 214.5% (522戸)
陸前高田市 207.6% (283戸)
若林区 113.7% (1,549戸)
いわき市 110.8% (3,191戸)
宮城野区 109.9% (2,093戸)
遠野市 109.2% (182戸)
宮古市が2011年の98戸から769戸へと8倍近くまで伸びたほか、
上位10都市はいずれも100%超と倍増以上の伸びとなりました。
10位の遠野市以外はすべて太平洋に接する都市です。
11位以下も、岩沼市、東松島市、二戸市等の沿岸地域で
前年比90%前後の伸びとなりました。
3県合計の総着工数は3万9714戸、
2011年の2万5424戸から56.2%増加しました。
震災前の2010年と比較しても45.6%増というペースですから、
復興需要が加速していることが分かります。
2011年と2012年の合計着工数は6万5138戸、
震災による全壊戸数(約12.6万戸)の半数程度、
半壊を含めた被害戸数(約34.6万戸)の2割程度まで
新築住宅が供給されたことになります。
全半壊住宅の全てが建替えや住替えに結び付く
ということはないにしても、復興需要の余地は
まだまだ残されています。
また、経済的に厳しい世帯ほど建替え・住替えが遅れる
ということを考えれば、今後は予算にシビアなお客様が
増えることが予想されます。
コストパフォーマンスの高い商品の提供に加え、
税制や金利、支援策の動向など、適正な買い時情報の
提供にも力を入れたいところです。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:「2012年住宅着工動向」(前編) H25/3/18
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
あっという間に春日和ですね。
東京では、桜の開花が今週だそうです。
昨日、早速一足早くお花見に行ってきました!
家族連れから、カップル、友達同士まで、
皆さんが開放的で、笑顔いっぱいで
日光浴をなさっていましたよ♪
1年で一番素敵な季節を楽しんでいきましょうね!
さて、今週は
「すぐに出来る!感動を与える接客方法」についてです。
■ すぐに出来る!感動を与える接客方法とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
<<お客様を喜ばせたい!>>
皆さんが共通して、そう思いますよね
(゚ー゚)(。_。)ウンウン
さて、本日は自然とお客様に感動を与える接客方法を
ご紹介させていただきます♪
実は、ものすごくシンプルなのです・・・
それは何かというと・・・
ズバリ・・・
【名前で呼ぶ】ということです。
簡単でしょ?(゚∇^d)
それでは早速、「名前を呼ぶ戦略」でお客様に
感動を与えている会社の例を2つ程紹介します。
●とあるレストランの例
まずは、私(萩原)がこよなく愛する、とあるイタリアンレストラン。
東京では割と有名なレストランです。
多大な顧客数を構えているのは確かだし、ごくたまにしか利用しない
私(萩原)の名前や顔なんてもちろん覚えてないと思ってしまいます。
こちら側としては大勢の中の、お客さんなんだろうな、という認識です。
しかしこのレストランに電話を掛けると・・・
「萩原様、いつもありがとうございます。〇〇(レストランの名前)の
担当△△(対応店員の名前)が承ります。」
と、なんと私の携帯電話がお店に登録されており、電話をした瞬間に
私の名前でおもてなしを受けるのです。
(・ω・)bグッ
今まで、いろいろな飲食店に電話してきましたけど、こんな風に
ごくたまにしか予約をしない一般客の方でも、なんというか、
特別に扱っていただけるんだなぁ、と嬉しくなります♪
例えば、同等もしくはそれ以上のレストランに行っても、
呼ばれる名前は「お客様」がほとんどですものね。
(※あとはテーブル番号で呼ばれることも・・・)
なので、名前で呼ばれると「大切に思われてるのかな。」と
思ってしまうわけです。
●とある大手自動車メーカーの例
さて、続いては大手自動車メーカーの店舗です。
ここでは、2度目以降にご来店されるお客様に対して、
従業員全員が、徹底してお客様を
「名前で呼ぶ」ように教育されています。
自分の担当するお客様でなくても、
「〇〇様、いらっしゃいませ!」
「〇〇様、こんにちは!」
など、全員体制でお客様の名前を呼び、出迎えます。
ここでは、1度目の来店の際に、従業員が車のナンバーの下四桁と、
車種をパソコンに入力しておき、次回ご来店の際にこの情報を
打ち込むだけで、名前を一緒に、来店履歴や趣味、家族構成や
コーヒーの砂糖・ミルクの有無まで分かるようなシステムが
搭載されているそうです。
やはり「車」のように高い買い物ですと、お客様の満足度UPに
繋がるように、徹底して努めるというわけです。
■ なぜ、名前で呼ばれると嬉しいのか。
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さて、顧客心理を考えてみます。
お客様は「個別化」されることを好みます。
そして、個別化する方法は、お客様を名前で呼ぶことが
一番手っ取り早くて簡単で、そして効果的なのです♪
名前は理性的な観点からみると、個人を識別するための
標識でしかありません。
しかし、感情的な観点から見ると・・・
名前とは、一人ひとりに与えられた大切な宝物なのです。
だから、名前を間違われると「ムッと」するのですよね。
更に、名前があるにも関わらず、番号で呼ばれると、悲しいですよね。
なので、お客様は名前で呼ばれることによって、
「特別感」が味わえるのです♪
さてさて・・・
皆さんも、お客様に出逢ったら、是非この簡単で効果的な
「名前を呼ぶ戦略」を試してみてください(゚∇^d)
お客様の中にお子様連れの方が居たら、お子様の名前も
呼んで、そして「素敵な名前ですね!」と必ず心から
褒めましょうね♪
なぜなら、名前は一人ひとりに与えられた
大切な「宝物」だからです!
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週♪
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「2012年住宅着工動向」(前編)
■貸家が牽引した2012年住宅着工
2012年の住宅着工総数は88万2797戸で、前年比5.8%増、
3年連続の着工増となりました。
利用関係別の内訳は、以下の通りです。
◇2012年住宅着工戸数内訳及び前年比伸率
持家 31万1589戸 (+ 2.0%)
低層分譲(建売住宅) 12万4653戸 (+ 4.5%)
中高層分譲(マンション) 12万2157戸 (+ 6.0%)
低層貸家(アパート) 20万4763戸 (+ 8.4%)
中高層貸家 11万9635戸 (+14.0%)
※国土交通省 住宅着工統計より
(貸家には社宅等の給与住宅を含む)
持家は昨年からやや増加し、
4年ぶりに31万戸台を回復しました。
分譲系は建売、マンションとも
3年連続の増加となりました。
特にマンションは、リーマンショックによって
急ブレーキがかかった2009年からは、
7.6万戸→8.9万戸→11.5万戸→12.2万戸と
順調に回復しています。
ただ、これはバブル崩壊直後の1992〜93年と同規模の着工数で、
年間20〜24万戸程度を推移していた2000年代
前半の半分程度の戸数です。
今後は当時の供給規模まで着工を回復させるのではなく、
ストック流通の活性化という方向に
シフトしていくこととなるでしょう。
アパートは昨年▲5.8%と落ち込んだ反動もあって8.4%増。
中高層貸家は昨年▲0.4%の微減から
大きく回復し、14.0%増となりました。
最大市場の東京都における中高層貸家着工数は
2万8547戸で26.6%と大幅増。
その他、北海道、埼玉、千葉、兵庫、福岡、沖縄等、
年間3000〜1万戸規模の県で10〜30%と、2ケタ増を記録しました。
低層と中高層を合わせた貸家系住宅の合計は
32万4398戸(前年比10.4%増)で、持家を1万戸以上上回り、
2012年の住宅着工の牽引役を果たしました。
相続税の大増税や、国策として推進されるサービス付き
高齢者向け住宅など、賃貸経営に関する大きな話題があったことも、
着工増につながったものと思われます。
■建売ではプレハブが大幅増、スマートタウン本格化の兆し?
持家と建売の戸建系住宅について、主な工法別に
着工数の内訳を見てみましょう。
◇工法別持家及び建売住宅着工数及び前年比伸率
【持家】 /伸率 【建売】 /伸率
在来木造 21万4300戸 /+1.0% 10万1921戸 /+ 4.8%
プレハブ 5万5287戸 /+0.5% 5365戸 /+22.3%
2×4 3万2962戸 /+9.2% 1万5186戸 /+ 2.8%
持家全体の伸率が2.0%ですから、9.2%増となった2×4持家は、
平均以上に増加していることが分かります。
特に3大都市圏においては、持家全体の着工が減少〜横這い
(首都圏0.1%、東海▲3.6%、近畿0.2%)に留まった中、
2×4持家は首都圏6.2%、東海9.5%、
近畿10.5%の伸びを示しました。
持家全体に占める2×4のシェアはじわじわと伸び続け、
2012年には集計開始以来初めて1割を
超えて10.6%となりました。
一方、建売住宅で大きな伸びとなったのは、プレハブ住宅です。
直近3年間は4500戸を下回る低水準で推移していましたが、
2012年は5365戸、前年比22.3%の増加となりました。
プレハブの建売住宅は、10万戸を超える在来木造と比べると
戸数自体が少ないため、僅かな増減で伸率が大きく左右される
点には注意が必要です。
それでも、47都道府県中32県でプラス、そのうち27県で
2ケタ増を達成した点は注目に値します。
大手住宅メーカー各社は、昨年から全国の広い範囲で
スマートタウンの開発に着手し、盛んにPRを展開しています。
その取り組みが、着工数の急回復にも現れていると言えるでしょう。
■着工ピークは9〜10月、そのワケは?
次に、1〜12月の月別で、着工推移を見てみましょう。
◇2012年 月別着工数増減(前年同月比伸率、%)
月 全体 持家 建売 アパート
1 ▲1.1 ▲2.7 3.2 ▲4.7
2 7.5 1.5 5.5 12.4
3 5.0 ▲2.3 4.1 6.0
4 10.3 2.5 ▲4.9 15.8
5 9.3 8.2 13.2 12.7
6 ▲0.2 0.1 0.0 0.4
7 ▲9.6 ▲12.5 0.7 ▲20.1
8 ▲5.5 ▲9.1 ▲1.7 ▲11.7
9 15.5 12.6 8.6 43.5
10 25.2 13.0 11.6 41.9
11 10.3 9.2 9.8 24.9
12 10.0 9.2 6.5 5.3
建売以外では、7〜8月に大きな谷があり、9月以降に
急回復という共通の推移が見てとれます。
前年(2011年)の7〜9月に、
エコポイントとフラット35Sの金利優遇が相次いで終了し、
急激な駆け込みと反動減が起こったため、
2012年はそれとは逆の谷と山を描くことになりました。
特に、30万ポイント×戸数分のエコポイントが付与されたアパートでは、
7月は▲20.1%、9〜10月は40%以上増加と、
前年の反動が大きく現れています。
また、消費増税が決定された昨年8月以降は、
「低金利+各種補助金+ローン減税+消費増税前」という、
買い時要因を列挙するPRが盛んになりました。
こうした営業攻勢を受けて消費者が徐々に
動き出しているということも、着工増の
一つの要因として推測されます。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利(後編) H25/3/11
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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萩原 舞花
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東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福を
お祈りいたしますと共に、被害にあわれた皆様に心より
お見舞いを申し上げ、一日も早い復興を祈念いたします。
いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
本日は3月11日。
2年前の14時46分に地震が発生しました。
早いですね。
2年って、あっという間です。
先週より、全国的に震災後の被災地の人々の生活に
関する特集が組まれていますよね。
思わず息を飲むような、まだまだ復興の兆しが見えない
被災地もあれば、新たな環境で希望を持ち、一生懸命に
頑張っていらっしゃる人々の姿が印象的でした。
心がギュッと苦しくなるのは、やはりまだ仮設住宅で
生活をしている方々が多くいらっしゃるということ。
近所付き合いがなくなり、外に出る機会も減って
しまったと聞きました。
住まいを失うというのは、本当に辛いことだと思います。
地域工務店の皆さんも、様々な想いをお持ちですよね?
それでも、「前を向いて歩いていくしかないんだ」という
現地の方々の言葉は、私達をも勇気付けてくれます。
改めて思うのはやはり人と人とのつながりの尊さ。
目の前にいる大切な人を、もっと大切にして、
私達も前向きに歩いてきましょうね♪
(*^-^*)
さて、本日は「暮らしの豊かさを考える」
についてです。
■ 暮らしの豊かさを考える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
「暮らしの豊かさ」を調べてみると、
「自分自身にも他人にもストレスを感じさせない、
居心地の良い自由な空間が作られる生活」
だそうです。
● 以前とある記事でこんな事を言っていました。
「選択の自由が奪われ、こだわりを主張することが
わがままになった。」
これは、東日本大震災で被災した方の言葉でした。
どんな意味かといいますと・・・
・被災地で支給されるおにぎりの味が選べなくなった。
今まで食べていたおにぎりは、海苔とご飯が別々に包装
されていたのに、今はその選択肢さえない。
・学校で使う筆記用具が、鉛筆と消しゴムだけになった。
普段はそんなの使わないのに。
・洋服のサイズが選べなくなった。勿論色やデザインだって
コダワリがあったのに、全て奪われてしまった。
聞く人によっては「単なるワガママじゃないか?」
と思うかもしれません。
しかし、今まで当たり前のように選択の自由が
あった生活が、急に180度一変してしまったら
私達は耐えられるのでしょうか?
今までの生活がどんなものだったのかを考えてみると・・・
「私は○○の携帯電話より△△の商品かな」
「いやいや私は△△の方が、画面も大きいし使いやすいわ。」
大きな差がある商品でもなく、リッチな生活を追及している
わけでもなく、私達消費者が求めてきたのは、自分なりの
「コダワリ」をもてる生活だということです。
上記のように、震災が起こって改めて思うのは、私達の
生活は、常に「選択肢を増やしたい」「便利になりたい」
という欲求のもと社会を作り上げているということ。
改めて、そんな消費者の欲求を叶えるべく
私達は、動かなければいけないということです。
(^^)
家づくりも同じですよね。
お客様にとっての家づくりとは、
・ 「選択肢を増やしたい」
・ 「便利な生活を送りたい」
という豊かな生活を叶えるための
ひとつの方法なのかなぁ、と思います。
家づくりをして、どんな生活を送りたいのか、
家族の未来設計や夢の話をヒアリングするのも
いいかもしれません。
そんな夢を叶える家づくりの提供を今後も
気持ちを引き締めて、行っていきましょう♪
被災地の現場を目にして、改めて私達も頑張って
行かなければいけないと思いました。
参考になりましたでしょうか?
また来週(^0^)ノ!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利」(後編)
■増税よりも支払いが増える金利上昇
前回は、消費税とローン減税について、その影響を比較してみましたが、
実際の住宅に掛かる費用には複雑な要素がたくさんあります。
まず建物の価格だけを見ても、物価の変動が大きく関わってきます。
今後の住宅価格に関しては、
1)省エネ基準が改正され、開口部などがコストアップ
2)円安で輸入資材が上昇
3)ガソリン価格も円安の影響を受けて上昇、
原発影響でエネルギーコストも上昇
4)着工が増加することによる大工手間賃の上昇
5)アベノミクスで物価自体が上昇
上記のようなことが考えられ、建物自体の価格が
上がるということが予想されます。
また建物以外のところで絡んでくる
大きな要素は「金利」と「地価」です。
全て自己資金で家を建て替える場合には、
金利も地価も関係ありません。
消費税増税前に買う方が良いでしょう。
しかしこれも前回の話と重なりますが、借入が多い場合は、
金利の影響が極めて大きく降りかかって来ます。
今は史上最低水準の金利で、変動は1%割れ、
10年ものの固定でも1.3%程度の低金利です。
昨年の12月にはフラット35の全国平均金利も1.8%台まで落ちました。
この低金利の時代は、まさに買い時だと言えます。
今後アベノミクスで景気が上向き、インフレの方向に
動き始めたら、金利は大きく上昇してくるはずです。
つまり先高観はかなり大きいということです。
従来は9割が変動で借りていた金融機関でも、最近は変動の
割合が7割に落ちているといいます。
また、今まで変動で借りていた顧客が固定に
切り替えるという相談も増えているようです。
仮に金利が2%から3%に上がるとします。
借入額が3000万円、30年で返済といったケースの場合、
2%ならば総返済額は4000万円程度、3%ならば
総返済額は4500万円以上になります。
つまり消費増税やローン減税以上に、月々の返済額にも
大きく影響してくるということです。
ただ金利は上がるかどうかは分かりません。
今が極めて低いため、先高感があるわけですが、もしかしたら
まだしばらく上がらないかもしれません。
つまり確定している増税と減税、そして今後どうなるか
分からない金利や地価などの動向を見据えて、買い時を
計らないといけないということです。
■買い時はケースバイケースに
以上のように、住宅購入者にとって、「買い時はいつか」
ということは極めて難しいと言えます。
見定めが難しい金利と地価は、おそらく今後上がるでしょう。
また建物の価格が上がる要素も多いので、金額やお金の面だけ
見れば、今年買うことはお得と言えるかもしれません。
ただこれも考え方ですが、工事が集中するであろう
駆け込み期に買うことは、ある意味リスクもあります。
施工が増えることでミスも出て来る可能性もあります。
建物自体も少し先の省エネ基準が改正された後に買った方が、
断熱性能の高い住宅となって、結果的にエネルギーコストの
削減になるかもしれませんし、蓄電池などのスマートハウス
仕様も価格が落ちるかもしれません。
つまりモノの値段も必ず動くということです。
また一方で、地価の話で言えば、変動はかなり激しいと言えます。
地価は上昇局面にあるということも言えますが、業者が仕入れ過ぎて、
土地が余った場合は値引き販売ということも出て来るでしょう。
様々な要素から買い時はいつかを検証してみましたが、結局それは
ケースバイケースだということが言えます。
そうなると最も買い時となるのは、家が欲しいと思った
時になるのではないでしょうか。
税制や金利動向などの外的要因に引きずられて無理に
買うことはないですし、今欲しいのに、来年まで
待とうということも違うような気がします。
「家は欲しい時が買い時」、これが今回の検証の結論です。
(情報提供:住宅産業研究所)
今回のテーマ:買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利(前編) H25/3/4
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。
工務店MBA事務局の萩原です。
さて、女性の皆さんであれば共感いただけると思いますが
自分が利用する美容院は、かなり時間をかけて
慎重に選びます(⌒-⌒)
技術もそうですが、対応してくれる美容師さんの人柄も
美容院を選ぶ際に重要なポイントだったりします。
人によっては「美容師さんに話しかけられたくない・・・。」
という女子もいれば、「楽しく話せる美容師さんが良い!」
という方もいるからです。
それはやはり長時間時間を共にするわけですから、
お客様になる側とすれば、自分に合った方と
一緒に居たいですよね♪
私がいつもお世話になっている
美容師さんはと言いますと・・・
松田○太さん似の「イケメン」です!
(o^∇^o)ノ♪
どのくらいカッコいいのかもお話したい
ところですが、今日は彼の仕事人としての
素晴らしさをシェアしたいと思います。
■ 美容師さんの提案力とは・・・?
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さて、私を担当していただいている美容師さんは
技術的にも非常に優れており、多くのコンテスト
で賞を取っていらっしゃいます。
賞を取るって、スゴイですよね♪
努力とセンスの賜物ですよね!
ただし、お客様から支持され続けているのは
彼の「提案力」にあるのではないかと思っています。
どんなところが素晴らしいのかと言いますと・・・
「悩みを聞いた上で、キチンと私に合った
提案をしてくれる」ところです。
美容院は私達女性にとっては「キレイ」になれる場所です。
その為に美容院に行くわけです。
そうは言っても、私達側からすると美容院のプロではありませんので
一体自分に何が必要で、何をしたら良くなるのか・キレイになれるのか・・・
などそんなことは自分では分からないものです( ゜_゜;)
カットやカラーのメニューも、何種類もありますし
自分にとって何がいいのか、良く分かりません。
例えばシャンプーやトリートメントも、
値段で分けて5段階まであったりして、
選ぶ側も大変です( ゜_゜;)
そこで美容師さんは・・・
・現在の髪質の状況
・何に問題があるのか(髪質に)
・問題解決するにはどうしたらいいのか(髪質に)
・今のトレンドはどういう髪型なのか
・そこで私の性格・顔の形・ライフスタイルにあった
髪型はどんなものなのか
と・・・上記のようにかなり親身になって
細かいところまで説明してくれるのです。
そしていつも最後の言葉掛けは・・・
「今日も、キレイにしますので任せてください!」
というなんとも心強いお言葉を頂戴しています(笑)
美容師のプロだかこそ、自身を持って
提案できるのですよね!
なので、顧客側としても、安心してお任せしています。
(*^-^*)
■ お客様に合った提案とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
さて、今回は美容院の例でお話しました。
私達住宅業界にも共通点があると思いませんか?
やはり今のお客様は、きちんと悩みを聞いて、
そして解決に導いてくれる営業マンを
求めているのではないかと思います。
「無理な売り込み」が嫌がられる世の中に
なってきているからこそ、相手との
信頼関係を築くのが大切ですよね。
先日、とある工務店さんと
「なぜ商品発表会をするのか」
「その目的はどこにあるのか」
というお話になりました。
「商品発表会」は、皆さんが愛情を込めて、
つくった商品を披露する、素晴らしい
発表会だと思います。
なので開催側としては、商品の話ばかりに
走ってしまいがちです。
どんな機能に優れているのか、など「モノ」に
重点において、お客様に説明しがち。
しかし、お客様は家づくりに関して
「分からないこと」や「不安」があるから
皆さんのところに来場している可能性が
ありますよね♪
商品発表会の開催は、新たなお客様と出会える
きっかけづくりになるイベントなのです。
・どうして来場なさったのか
・家づくりに関して悩みはあるのか
・どんな家づくりを希望なさっているのか?
などなど、一緒にお話できたらいいですよね
(^0^)ノ
商品の良さもお話するのも大切です。
それと同時に、お客様の家づくり悩みを聞き出し、
その方だけに合った、家づくりを提案することも
しなければいけないのかなぁ、と思います。
そして、皆さんの真剣な家づくりへの姿勢に、
共感した方が見込みのお客様になりますよね♪
そうやって、人と人との信頼関係って
築かれるのではないでしょうか?
いつもお世話になっている美容師さんとの
会話から、そんなことを思いました。
参考になりましたでしょうか?
それではまた来週(^―^)!
○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今回のテーマ「買い時検証〜消費増税と住宅ローン減税と低金利」(前編)
■現行消費税とローン減税拡充はどっちが得か
2014年4月に、消費税が5%から8%に上がると同時に、
住宅ローン減税が拡充されることが決まりました。
ユーザーの負担が増える分、減税により負担を
抑えようということで、住宅の駆け込みと
反動の山谷をなだらかにすることが目的です。
今回は、増税や減税といった政府の動きを見ながら、
「一体いつが買い時なのか?」ということを
検証してみたいと思います。
まず普通に考えれば、消費税は低い時に
買った方が良いに決まっています。
しかしポイントとなるのは、「土地には消費税が
掛からない」ということです。
つまり建物にしか消費税が掛からないということになると、
土地の値段は増税前も後も変わらない
ということに、一応なります。
ここで注意する点は、「地価は動く」ということです。
しかし今回は、消費増税に的を絞り、「地価が変わらない場合」
ということを前提として、損得を考えてみたいと思います。
一方、ローン残高の1%が10年間、所得税から控除される
住宅ローン減税は、借入額が大きければ大きいほど、
今回の拡充メリットを享受することができます。
現行の制度では、最大の控除額は10年間で
200万円(年間20万円)です。
長期優良住宅や低炭素住宅の認定を受けている場合は、
10年間で300万円(年間30万円)になります。
借入額が2000万円に満たない場合、今借りても、14年
4月の拡充後に借りてもメリットは変わりません。
つまり消費税5%のうちに買った方が
お得ということになります。
今回の税制改正では、借入の多いケースにはメリットが
倍になり、最大400万円、年間40万円となります。
ただこれも借入が4000万円以上ないとあまりメリットはありません。
長期優良住宅は更に100万円アップの500万円、
年間50万円まで減税ということになります。
また今回のローン減税の拡充では、最大控除額まで
メリットが受けられるような工夫もされる予定です。
通常年収600万円くらいの世帯では、年間の所得税額は
30万円に満たないので、最大控除額まで行きません。
残りの分は住民税から控除という措置もありますが、
これも限度があって、現行では97,500円まで
ということになっています。
新ローン減税では、これが136,500円まで
拡大されるということがまず一つ。
そしてそれでも最大控除額まで行かない場合は、
現金給付ということになりそうです。
つまり年収が低い場合でも、マックスまでメリットが
享受できるような仕組みに変わります。
これは今回の税制改正での大きな変更点です。
さて、ここで消費税5%のうちに買うよりも、
8%になってから買った方が得になる
ケースはあるのか、考えてみましょう。
前述の通り、土地には消費税が掛かりませんから、
「土地が高くて借入が多い」という場合には、
消費税8%時(ローン減税拡充後)の方が
お得になりそうです。
また、建物の価格が安ければ、消費増税の影響も少なくなります。
例えば、土地が3000万円、建物が諸経費込みで1500万円、
消費税5%で1575万円、合計4575万円の住宅を買ったとします。
これが、消費税8%に増税されると、
税込の建物価格は1620万円になります。
つまり総額が4620万円となり、45万円アップとなります。
借入については、かなり多めですが
4000万円借りたとしましょう。
10年間で1000万円返したとして、
平均の年末借入残高は3500万円とします。
現行のローン減税では200万円が最大ですが、
拡充後は10年間で350万円となり、控除額が
150万円増えることになります。
消費増税による負担増が45万円、一方ローン減税拡充
による負担減が150万円。
つまり、差し引きで105万円ほどローン減税拡充後の
方がお得ということです。
消費税とローン減税だけを比較した場合には、前述のような
「土地が高くて借入が多い」ケースでは、消費税8%時に
買った方が、計算上はお得だということが言えます。
(情報提供:住宅産業研究所)