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2012年07月02日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 7/2号)

今回のテーマ:「耐震+αの提案」(後編)                       H24/7/2

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いつもご愛読ありがとうございます。

工務店MBA事務局の萩原です。



7月に入りました\(⌒▽⌒)/



しかし東京は雨や曇り空も多く、

ちょっと過ごしにくい日が続きます。



皆さんの地域も梅雨真っ盛りでしょうか?

夏までもう少しです!



7月も頑張って・・・

“働きましょう”!!!



さて、先週はとある仕事の打ち合わせで

東北地方に行ってました(o^-^o)



被災地に近い地域の工務店さんの社長様に会社の

歴史や経営〜販売に至るまで、こと細かく

インタビューをさせていただいたのですが、

その方のお話が深いこと深いこと・・・



なんと・・・

約5時間半もお話をいただきました!

ヽ(^-^ ) (v^ー゚)



A社長様、この場をお借りしてお礼申し上げます!

貴重なお時間を頂戴しありがとうございました♪



そのお話の中でも、とても印象深かった

【自分を成長させるには】というトピックを

(全てはお話できないんですが)

少しだけシェアさせていただきますね♪



■ 夢中になったらとことん突き詰める・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



さて、この社長様は非常に勤勉な方で

興味を持ったらとことん深いところまで

突き詰める“ザ・B型タイプ”です。

(太陽光パネルを触るのが好きだそうです。)



(な〜んか同じニオイするんだよなぁ)

と思っていたところやはり

同じB型でした(o^o^o)



※血液型診断が正しいかは

一概には言えませんけどね・・・(汗)



ま、それはいいとして・・・



以前、教職関係のお仕事もなさっていて先生

さながらの熱い心を持っている素敵な社長様です。



そんな社長様が【自分を成長させるポイント】

を教えてくださいました。




■ 住宅会社で自分を成長させるためのポイントとは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



●人の真似をする



とにかく仕事が出来る人の真似をする。

徹底的に真似をすることが、自分の

成長をスピードアップさせる秘訣

とのことです。



自分の仕事のやり方にこだわりを持つのも

非常に大切ですが、時々視野を広げて、

上司や先輩や後輩の仕事っぷりを眺め

てみるのもいいかもしれません。



●人が真似を出来ないことをする



A社長様は入社して5年で“経営者”に選ばれました。

経営者に選ばれた今でも、毎日トイレ掃除など、

人の嫌がることを率先してなさっているそう。



DMを織り込む作業や、

イベント準備など、



「めんどくさいな〜。」

と誰しもが思うことを

全て率先して5年間なさってきたそうです。



「誰もやりたくないことを率先してやれば、

誰かがその作業をしたときに、自分の真似

をすることになる=誰にも真似できなくなる。」



とA社長は仰っていました。



※現在この会社様は省エネルギーへの取り組みに

力を入れていらっしゃるのですが「誰もやってないこと」

に取り組んでいらっしゃる結果がもうすぐ成果として

大きく取り上げられるのではないか・・・

と私個人的には密かにドキドキしています。

ヽ(=´▽`=)ノ♪



●OBのお客様に挨拶をする



「住宅業界に入りたての人が、一番

スピーディーに成長できるのは

OBのお客様と話すこと。」



とA社長は仰っていました。



新人の社員が挨拶に行けば、嫌がられることも

ほとんど無く気持ちよくお話できるそうです。

OBのお客様とお話することにより


・ お客様との付き合い方を通して
  自分の勤めている会社について分かる

・ 自社の家づくりについて分かる



以上のことが、会社を知る為の

近道だそうですよ(^0^)ノ



そしてOBのお客様にご挨拶に行き、

接触を持つことによって後々の

クレーム対策にもなりそうですね。

o(*^▽^*)o



・・・などなどA社長様のお話を聞いていると

不思議とどんどん引き込まれていきました。



「人が真似できないことを見つける」

非常に深い、言葉だと思いませんか?



今、消費税増税や電気料金値上げ問題などで

ますます消費者における生活が厳しくなって

いくのではないかと、不安が揺らいでいます。



それでも「家を建てたい」と思っているご家族は

たくさんいらっしゃいますよね(*^-^*)



他社との差別化を図っていく上で、やはり会社

としてレベルアップをしていく必要性は

今後大きく出てくると思います。



今回A社長様とお話をして強く感じたのは、

伸びている会社様というのは、



*誠実であり

*したたかであり

*素直であり

*人間好きであり

*でも学ぶこと・自己の成長に対しては貪欲である



そんなことを感じました。

(* ̄∇ ̄*)



参考になりましたでしょうか?

ではでは、また来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「耐震+αの提案」(後編)



制震、免震といった耐震構造+αの設備の訴求が

進む一方で、素材、構造の違いによる耐震性の

高さで完全に差別化できる、RC住宅の

注目度も高まっています。



■構造・工法に加え「保証」で差別化



RC系の住宅会社で、震災前後にかけて最も業績を

伸ばしているのが静岡県の【百年住宅】です。



2011年度の着工棟数は前年から20%増の300棟、

グループ会社も合算すると450棟に達しています。



【百年住宅】の何よりの強みが、コンクリートパネルを

壁式に組み上げるWPC工法です。



型式認定工場で製造するパネルは、現場打ちのコンクリートに比べて

吸水率が低く、木や鉄などの他の素材と比べても劣化が少ない

素材であり、それを壁式工法で組み立てているため外部から

の負荷に強いというのが、同社の差別化トークの基本です。



震災以降は、災害レポートとして、被災地に残されたWPC工法の

住宅の写真を公開し、展示場では津波想定資料や活断層

マップを配布して集客を増やしました。



震災直後の4月からは、35年間の地震保証を始めました。



保証内容は、M9.0以下の地震が発生した場合、罹災証明を基準に、

全壊であれば建替え、半壊であれば構造躯体を補修

するという内容です。



構造体は35年の長期保証、無料点検は最長で70年実施し、

台風による土砂災害や風害にも保証を付けています。



この各種保証制度によって安心感を生み出していることも、

「耐震+α」の提案と言えます。



さらに、昨年11月からは、屋上への出入り口として設置する

ペントハウスに防水機能を加えた津波シェルターの

販売を開始しています。



パネルの接合部に内部からもコーキング処理を施し、

発泡ウレタン25mmと石膏ボードでわずかな隙間を

埋め、ドアは船舶用ドア製造会社に委託して

耐水スチールドアを付けました。



このペントハウスを潜水させる実験では、10時間以上シェルター

内に空気を確保でき、家族5人が約8時間は生存可能で

あることを実証しています。



この津波シェルター仕様は、標準のペントハウスに25万円の

追加で採用できるオプションとして販売し、年間100棟の

採用を見込んでいます。



■RCを取り入れる木造ビルダー



木造主体のビルダーの中でも、RC住宅の新工法を開発する

動きが出始めています。岡山県の【イシンホーム】では、

RC系の新工法による防災住宅を開発し、

今年4月から販売を開始しています。



この工法は、始めに木軸の躯体を上棟して屋根の下地までを作り、

その外側に型枠を施工してコンクリートを

打設するという工法です。



プレカット材の軸組をベースとすることで、現場での細かな

作業を省略し、大幅に工期を短縮します。



先に軸組の躯体ができているため、コンクリート打設と

同時に内装工事ができ、初めに屋根を施工している

ため、雨の日でも作業を中断せずに進められる

というメリットもあります。



基礎からコンクリート工事・養生まで、一般のRC工法では

2ヶ月超かかるところを、同工法では1ヶ月弱に短縮できる

ということで、販売価格を坪50万円に抑えています。



宮城県では、同社のシステムを採用したビルダーが、被災地の

南三陸町に第1号モデルハウスを建てました。



津波避難用の屋上や塀の設置、シャッター付き防犯ガラスサッシ、

非常用電源としての太陽光発電などの防災提案を盛り込み、

見学会には100組以上の来場があったそうです。



標準仕様で耐震等級3をクリアするビルダーは増えています。



住宅性能表示の数字上では、ユーザーからはハウスメーカーと

ビルダーの品質の差が見えにくくなってきています。



制震・免震といった設備の付加、防災提案、地震保証など、

「耐震+α」の提案は、ユーザーにも

わかりやすい差別化と言えます。





(情報提供:住宅産業研究所)

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