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2012年04月02日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/2号)

今回のテーマ:「異業種の住宅参入が進む!」前編                H24/4/2

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社長「よし、できた!」
  「我ながら、よくやったなぁ〜」


社員「しゃちょう?」
  「何が出来たんですか?」


社長「ルールだよ!」
  「新たにルールを決めたんだ」


社員「へぇ〜それって、もしかして〜」
  「毎月、給料が上がるとかーーー」
  「飲み会は、全部社長のおごりとかーーー」
  「ってことですか?」


社長「おいおい、お前の仕事を向上させる内容だぞ!」
  「お客さんとやり取りをする上での基本ルールだ!」
  「これで受注も増えるし、業績も上々だ!」


社員「へぇ〜?」
  「なんだか難しそうだなぁ〜」
  「つまり、簡単に言うと・・・」   
  「ぼくには、関係ない内容ですね〜」
  (^O^)


社長「えっ?」
  「・・・・・・。」
  (確かに、俺が雇った目の前の男は営業だったよな〜?)
  (>_<)




●こんにちわ、中條です。


弊社では3月の決算を終え、今月より新たな出発です。


各社によって決算月は違いますが、何かのきっかけで
心機一転、新たな気持ちでスタートを切ると、
ヤル気が起こり、目標を明確にすることが出来ます。
(^_^)



皆さんは、どのように節目を大切にしていますか?



さて、本日は事前確認の重要性について
簡単にお話したいと思います。
(^o^)



皆さんは住宅の請負契約前に、どれだけのことを
お客様に説明していますか?


・図面や金額、をはじめとして
・仕様や機能
・日程、今後のスケジュール
・アフターフォロー
・各担当者のと職人さんの紹介
etc


上記の内容は「当然だよ!!」
「うちは全て書面化して、やってるよ!!」
なんて方も少なくないと思います。
(^_^)



それでは、可能性(今後こんな事があるかもしれません)のお話を
お客様に丁寧にしている方はどれくらい居るのでしょうか?



可能性とは・・・


いつ、なにが、どうなる、かもしれない、という事です。
また、その理由です。



具体的に言うと・・・


3年ほど経つと、無垢の材料が、反る、曲がる、
歪む、変色する可能性がありますよ。
というお話をしっかりとお客様に伝えるという事です。
(自然素材を建てている会社の方は、特に注意して
これらを伝えている方が多いと思います)



なぜ、こんなお話をするのか?
理由は簡単です。



《答え》
(よくあるケースを)予め伝えることも、サービスだからです!
もちろん、クレームを起こさないためのものでもありますが。
(^o^)



伝えることは、無垢の素材や建築材料に限らず・・・



例えば、職人さんの現場での行動
(何時に現場に来る、帰る・お昼は1時間抜ける・60分ごとに掃除する)
等もお客様は、予め聞いておくのと、聞いていないのとでは、
安心感が違います。



何でも、分かっていたいというのが、
お客様の本音なのかもしれませんね。
(+_+)




●こんなパターンあり!

アフターメンテに力を入れている会社さんでは、
シロアリ対策、防腐処理、水道蛇口の緩み、外壁劣化、
土間ヒビ、コーキング交換、建具のたて付け、サッシの調整、
などをたくさん項目別に表しておき、点検で顔を出す度に、
○○年目には交換しなきゃいけないから、心の準備と伴に
交換費用の準備をしておくようお客様に伝えています。



その甲斐があってなのか、
9割ほどのお客様が、どんなリフォームも
その会社に依頼するようです。



また、驚いたことに
半分以上はお客様の方から、電話がかかってきて、
その後、リフォームをするらしいのです。



こうなると、お客様との関係もかなり親密です。
(^_^)



お客様から声がかり、そして対応するとなると
会社としては、とても楽な運営になるかもしれませんね。



後で楽をするために、
前もって事前説明にかなり力を入れているそうです。
(@_@)



更に言えば、時と場合によっては、
紹介受注につながることも
少なくないらしいです。



安定経営、安定受注、紹介受注率、リピート工事
これらを充実させるには、基本的なことをやりつつも、
+αのことをやらなくてはならないのかもしれません。



+αの業務ってたくさんあるのでしょうけれど、
そのひとつが、事前確認だとしたら、
地道にやることが大事なのでしょうね。



気になった方は、自社なりに内容を整理してみて、
実践してみてはいかがでしょうか〜!?
(^O^)/




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「異業種の住宅参入が進む!〜リフォーム・仲介・太陽光」前編



■異業種が狙うリフォーム市場とDIY


異業種が住宅業界に参入している事例が
最近多く見られるようになりました。



目立つところはヤマダ電機に代表されるような家電量販店ですが、
リフォーム市場に関しては、ホームセンターやスーパーなど、
身近な小売業者が多く参入してきています。



このことからも分かるように、資材や設備の販売から
スタートできるリフォーム市場は、異業種の参入障壁が低く、
昔から多くの業種のターゲットとなってきた市場なのです。



ホームセンターがリフォームに入ってきているということは、
DIY市場が拡大しているという見方もできます。



DIYの市場規模を推測してみましょう。



日本DIY協会の調査によりますと、全国のホームセンターの
売上高は2010年で3兆8450億円だと言います。



店舗数は4180店舗ということですから、1店舗当たり
9億円強を売り上げているということになります。



1980年の売上高は4690億円ということですから、30年で実に
8倍にまで市場が拡大したということです。



ピークは2005年で約4兆円、そこから少し落ちてきてはいますが、
ホームセンター市場自体はかなりのボリュームがあるということです。



この売上高には、リフォーム市場とダブっている部分もあります。



4兆円近い売上高のうち、DIY用具、素材、エクステリア、
インテリア、電気・照明器具等の売上高が55%を占めています。



この部分は、「リフォーム売上」として括ることもできるわけです。



別の括り方で、この55%を「DIY売上」とみなした場合、
DIY産業の実質的な市場規模は約2兆円あると言えることになります。



最近のユーザーは、ホームセンターに行ってリフォームを
検討するというケースも結構あるように思われます。



大手ホームセンターのコメリでは、全国40ヶ所くらいの店舗に
リフォーム店を設けています。



LIXILビバでも50ヶ所にてリフォーム事業を展開するなど、
多くのホームセンターでリフォームは事業の一部として扱われています。



スーパーではイオングループも積極的です。



同グループでは住宅ローン、地震保険、火災保険斡旋、
リフォームローン、家事代行サービス、太陽光発電の斡旋など、
幅広く住関連事業を行っています。



更にリフォーム関連事業は、「イオンリテール」が
全国30ヶ所以上で展開、大型ショッピングモールの
「イオンモール」では、不動産仲介事業にも参入し、
イオンハウジングとして展開し始めています。



ショップングモール内にワンストップ型の店舗を設置し、
住宅売買、賃貸、リフォームなど、街の不動産屋さんのような
事業を手掛けて行きます。



仲介手数料の一部をWAONポイントとして還元できることも、
ユーザーにはうれしいメリットとなるでしょう。



家具店ではニトリやIKEAも、キッチンなどの販売で
リフォーム市場に参入しています。



リフォーム市場に関しては、家電量販店を筆頭に、
異業種の参入は留まるところを知りません。



ホームセンターにしても、家電にしても、安い価格を
アピールすることでユーザーの関心を集めています。



確かに、価格を抑えられるメリットというのは、
ユーザーにとってかなり大きいものです。



本来、リフォームやアフターというのは、
住宅会社の仕事であるはずです。



それを異業種に攻められているという認識を
持つ必要はあるわけです。




(情報提供:住宅産業研究所)

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