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2012年02月20日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 2/20号)

今回のテーマ:「2011年住宅着工動向」前編                   H24/2/20

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社長「最近、現場のミスが多いなぁ〜」

  「どうしてこんなに、手戻り工事が続くんだ?」


社員「ぼく営業なんで、分かりませんよぉ〜」

  「そんなに気になるなら、

   しっかりと管理マニュアル作れば良いんですよ!」

  「このままだと、お客さんに迷惑かかっちゃいますよ!」


社長「そうだよな〜」

  「おまえ、良い事言うなぁ〜!」

  (言う事だけは立派だよなぁ〜。)

  (それはそうと、おまえ営業マンなのに!

   受注だけはホント取れないよなぁ〜。)


社員「あっ、しゃちょう〜、

   ぼくマニュアル作りましょうか?得意ですから!」

  (社長はそういうの苦手だし、絶対作れませんからね。)


社長「そうだな、何かしないと始まらないよな」

  「頼むわ!」

  (いつも、暇そうだからな、仕事してもらわないとな。)


社員「はい、喜んで!」(^_^)/

  「しゃちょーーう!?」

  「こういうの作ると・・・、ぼく、出世しますよね?」

  「来月になったら〜ぼくは部長かも」

  「あっ!ひとり言です」

  「気にしないでください」


社長「・・・。」

  (やっぱり下心があったんだな〜!)




●こんにちわ、中條です。


先週は役に立つ、【プチ情報】について、お話しました。



皆さんそれぞれ、思い付いたアイデアがあると思います。

良い内容があれば、皆さんのネタをドシドシ教えてください。

教えていただけたら、このメルマガで紹介しますので!



そうなると、この工務店MBAは

情報共有できるメルマガになるかもしれませんね。

(^_^)



それでは、今週もよろしくお願いします。



先般、印刷業者さんとのやり取りで気がついた

【プチ情報】についてお話します。

(今週もプチ情報なの〜?って言わないでくださいね)



わたしが言うと怪しいですが・・・今回の内容は、使えますよ〜!

(^へ^)



おそらく、たくさんの方が既にやっている事かもしれません。

これをやっている人は、何事にもミスが少ないと思います。

なぜなら、ミスが起きるポイントを知っていて、

事前に対処しているからです。

(ー0ー)



「もったいぶらずに教えてよ〜!」

って聞こえてきそうなので、早速紹介しますね。




●こんな事、ありませんか?


《コーディネート編》


業者A「クロスどの色、どの柄にしますか?」


工務店「共有部分は白でこのエンボスにしてくれるかな」


業者A「あーそれ最近、人気ですよ」

   「それ、押さえておきましょうか?」


工務店「そうだね、頼むよ」

   「それと〜、子供部屋やトイレや洗面所、玄関も決めなきゃね」


業者A「外壁もそうとう細かな指示をされたお客さんですから、

    慎重に行きましょう」

   「リビングはどの色、どのタイプですか?」


工務店「クラシックの白で、このタイプでお願い」

   「沢山頼んだけど、大丈夫かな?」


業者A「しっかりとメモしたので、大丈夫です」




ーーー後日ーーー




返品〜〜〜!

(>_<)



お客さん「頼んだものとちがうわよ〜!」

    「色とタイプがチグハグよ〜!」


工務店 「おかしいなぁ〜、業者Aと確認したのになぁ〜」

    「一体どこで間違ったんだ〜?」

    「トホホ・・・」



ちょっと極端な事例になってしまいましたが、

コーディネートに限らずこんな事って、ありませんか?



コーディネートに纏わるものでしたら、


「チェックボックスでしっかりと仕様の

品番をチェックして、更に画像も添付しているから、

自社ではそういうミスは起こらなくなったよ!」

(^0^)


そういう方も居られると思います。



この手のミスの原因は、選択肢がたくさんある中から、

ひとつを選び、それを第3者に伝える。

その伝えられた人が、また違う人に依頼をする。



いわば、伝言ゲームとなっており、

どこの段階で間違ったのかが

分からないという事があります。



時には、何の話だったかすら、

判別できなくなってしまう事もあります。



確かに、

伝言ゲームは、難しいです!



人の噂と同じように、はじまりとはまったく違う

内容に変身している事が大半です。



ちなみに、わたし個人の話ですが・・・

以前、単身赴任してたことがありました。



月に1回自宅に帰ってくる

⇒遠くで仕事をしている

⇒何の職業?

⇒遠洋漁業???





近所で私の職業が「漁師」と噂された事があります。

誰がそう伝えたのか?全く分かりません。

(ーー;)




●簡単&ミス無し伝言ゲーム


わたしが経験した『ミスをしないやり取り』は、

以下の通りです。



《マニュアルの作成をする時のお話編》


中條  「たくさんありますが、一気に説明しますね」


印刷業者「了解しました」

    「冊子の色と柄から決めましょう」


中條  「表紙はホワイトで、柄はこちらのタイプでお願いします」


印刷業者「この色、最近人気ですよ〜」

    「こちらのテキストは、どうしますか?」


中條  「このテキストは、黒色でお願いします」

    「マニュアルや解説書、パッケージも決めましょう」

    「沢山頼んだけど、大丈夫かな?」


印刷業者「しっかりとメモしたので、大丈夫です」


中條  「それぞれに今から言う事をメモして欲しいんですが・・・」

    「マニュアルの各表紙をホワイトにしたのは、

     写真を入れたいからです。グレーや黒が表紙だと、

     写真は載せられないから分かりますよね」

    「テキストを黒にしたのは、CDと一対なので色を揃えたんです」


印刷業者「そうですか〜、そういう理由なんですね」


中條  「あと、余談ですが〜」

    「白と黒というとーーー」

    「マイケルジャクソンの歌で・・・(省略)」


印刷業者「はははっーーー!」

    「わたしも、持ってますよ、それっ!」




ーーー後日ーーー




納品〜〜〜!

(^0^)



中條  「たくさんあったけど、ミス無くしっかりと納品頂き、

     助かりました!」


印刷業者「メモはもちろん、しっかりと選択した理由を

     教えてもらいましたので、ミス無く、スムーズに事が運びました」




・・・・業者さんへの伝言ゲームが、上手く行った時の内容をお話しました。



上記の2つの事例(やり取り)ですが、

唯一ちがいがあるとすれば、

選択理由を明確に相手に伝えたという事です。



伝え方を気にした

【業務的】VS【理由付き】

たったそれだけで、相手の記憶に残ったんだと思います。



その担当者さんが、また別の人に同じように

想像しながら伝言を行なったのでしょう。

(^_^)



そこで疑問!

その印刷業者さんの担当の方に、

「いつもミス無く、やっていただいていますが」

ミスをしない「秘訣はあるのですか〜?」

と聞いてみました。



すると、

「選択する時の様子を、細かく記憶しておくこと」

と言ってました。



今回、わたし自身がややこしい依頼をしたにもかかわらず、

ちゃんと混同せずに伝わったのは明確に理由を伝えたからだと思います。



理由を細かにしっかりと記憶してもらえたのかな〜?

と思います。

(@_@)



●すべてに使えるらしいです。


ただ単に、業者さんに理由を伝えるだけで!
          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ただ単に、お客さんと打合せで、理由を聞くだけで!
               ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ミスは減る』らしいです。



ビジネスマナー上達法の本にも書いてました。

(^_^)



しかも!

お客さんの話しを聞く時に、少し突っ込んでヒアリングする事で、

気持ちが通じて、お互いの信頼関係が深まります。

(^0^)



もしかしたら、相手に理由を聞くことは

全てのやり取りに、有効的な方法かもしれませんね。



気にかけてやってみる価値あると思いませんか?

(?O?)



今週も【プチ情報】でしたが、いかがでしょうか?

役立つと思っていただいた方は、ご利用してみてくださいね。

(^0^)/





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2011年住宅着工動向」前編



■持家在来木造のシェアが減少


今回は、先日発表された2011年(1〜12月累計)の住宅着工統計を基に、

様々な出来事があった住宅業界の1年を振り返ります。


まず総着工数は83万4117戸で、前年から2.6%の微増となりました。

その内訳は、以下の通りです。



持家          30万5626戸(前年比 +0.1%)

低層分譲(建売住宅)  11万9276戸(同 +5.8%)

低層貸家(アパート)  18万8958戸(同 ▲5.8%)

中高層分譲(マンション)11万5295戸(同 +29.3%)

中高層貸家       10万4962戸(同 ▲0.4%)



持家は前年並み、アパートは5.8%の減少となる一方で、

建売及びマンションの分譲系が伸びたことで、

着工全体を下支えしたことが分かります。



特にマンションは、前年比で約3割の伸び。

リーマンショックの影響を大きく受けた2009年との比較では

52.3%増と、順調な回復ぶりと言えます。



次に、持家について主な工法別に着工数の内訳を見てみると、



在来木造  21万2240戸(前年比 ▲0.4%)

プレハブ  5万5010戸 (同  +1.6%)

2×4   3万0187戸 (同  +4.1%)



在来木造のみが、前年を下回る結果となっています。

持家着工数に対する各工法のシェアは、

在来木造69.4%(2010年:69.8%)、プレハブ18.0%(同17.7%)、

ツーバイフォー9.9%(同9.5%)という比率となりました。



震災の影響による省エネ重視の傾向、またエコポイント等の

支援策が、標準仕様で高性能をウリとするプレハブや

ツーバイフォーに有利に働いたようです。



■エコポイント、フラット35Sが大きく影響


時系列で着工の推移を見るため、

月別の着工増減(前年比)を下にまとめました。



総着工数は2010年6月から11年2月まで9ヶ月連続で

前年を上回り、3月の震災で▲2.4%と一旦落ち込んだ後も、

5ヶ月連続で増加を続けました。



注目すべき点は、7〜9月の動向です。

エコポイントが7月末着工分までで一旦終了となったこと、

また「フラット35Sの金利優遇措置が前倒しで終了」という話が出始め、

8月初旬に「9月末で終了」が決定されたことを念頭において、

下記の推移をご覧ください。



・月別住宅着工戸数増減(前年同月比、%)


2011年  総計  持家  建売  アパート

1月   2.7   5.5  12.9  ▲13.6

2月   10.1   6.0  10.6  ▲14.0

3月  ▲ 2.4   4.0  11.0  ▲10.6

4月   0.3   0.2  10.8  ▲12.1

5月   6.4  ▲ 2.9 ▲ 1.4  ▲ 3.8

6月   5.8  ▲ 2.6  11.2  ▲ 6.6

7月   21.2   19.1   7.9   32.4

8月   14.0   6.9  12.0   13.9

9月  ▲10.8  ▲ 9.7 ▲ 4.6  ▲25.1

10月  ▲ 5.8  ▲ 8.1 ▲ 1.3  ▲10.4

11月  ▲ 0.3  ▲ 5.1   1.9  ▲ 9.9

12月  ▲ 7.3  ▲ 8.8   1.5  ▲ 9.1



住宅着工は、7月:急上昇

→8月:前年比プラスを維持

→9月:急落と、

駆け込み需要とその反動が如実に反映される形となりました。



特にアパートは、それまでのマイナス基調から

一気に32.4%増へと、大きく跳ね上がっています。



アパートの場合、30万ポイント×戸数分のエコポイントが

あるかないかで、1棟あたり数百万円の差が出ることもありますから、

施主を急がせる要素としては、戸建以上に大きかったものと思われます。



6月以降の持家の着工数増減推移について、工法別に見てみると、


・月別持家着工数増減(前年同月比、%)


   在来木造  プレハブ  2×4

6月  ▲ 3.8    1.9    3.9

7月   16.5    25.5   33.3

8月    8.0    2.4   12.1

9月  ▲11.1   ▲ 1.9  ▲12.1

10月  ▲ 8.9   ▲ 6.4  ▲ 5.2

11月  ▲ 4.9   ▲ 7.5  ▲ 0.7

12月  ▲ 9.2   ▲ 8.3  ▲ 7.4



どの工法も7月にピーク、9月にマイナス転向

という傾向は共通しています。



しかしプレハブとツーバイフォーは、

6月→7月→8月の増減幅が大きく、

在来木造に比べてエコポイントが有利に働いたことが分かります。



エコポイントが瞬発的な駆け込み需要を生んだ一方、

フラット35Sの1.0%金利優遇が終了した9月以降は、

じわじわと着工減が続いています。



長期的に家計に影響を与えるローン金利の動向は、

「30万円お得か否か」のエコポイントよりも深刻な問題です。



新設されたフラット35Sエコでは認定住宅に優遇金利が適用されますが、

被災地以外での優遇幅は0.7%と縮小されます。



このような状況下では、施主の負担感を緩和するための情報を

収集・提供していく能力が必要となります。





(情報提供:住宅産業研究所)

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