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2011年09月26日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 9/26号)

今回のテーマ:「2011年 住宅新商品トレンド」その3/全4回         H23/9/26

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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社長「おーい!おーい!」


社員「聞こえてますよ〜、なんですか〜?」


社長「何をさっきから、難しい顔してるんだ?」


社員「そんな顔してますか〜?」


社長「しているも何も、おまえ、

   鬼ヤンマみたいな顔してるぞ!」


社員「なんですか?それ?」


社長「もっと普段から愛想良くしてないと、

   彼女もできないぞ〜。」


社員「ほっといてくださいよ〜。

   彼女がいないのは、そんな理由じゃないですよ。」


社長「えっ?!まさか・・・」

  「今流行の?・・・」

  (@0@)


社員「社長、暇つぶしはそれぐらいにして、」

  「仕事してください!」

  (〜0〜)


社長「はいはい!わっかりました!!」

  (^0^)



●こんにちわ、中條です。


今日は、お客さんに良い印象を持ってもらうための

ファーストコンタクトについて、お話したいと思います。



突然ですが、皆さんは、

見学会で初めて人と顔を会わせる時、

どのように振舞っていますか?



『とても明るい人だと伝わるように頑張ってる』

『とても親切な人だと思ってもらえるようにお世話役に徹している』

『なるべく大きな声で挨拶をしている』



と答えられた方、

すばらしい!

(^_^)



いい印象を持ってもらえるように、

考えて行動をされていますね。



これらのことは、見学会に限らず、

とても大事なことです。



第一印象が良いと、その後の言葉のやり取りが

とてもスムーズに運びます。



その一方で、



「特に意識してないなぁ〜」



そんな方も、

中にはいらっしゃるかもしれません。

(^_^)



ただ、少なくとも、

『悪い印象を与えてやろう!』

なんて思っている人はいないはずです。



できれば、『良いイメージを持ってもらおう』

と努めるのが普通ですよね。



自社に対して、いいイメージを

持ってもらうために・・・


・自社をしっかり伝えないといけないなぁ

・過去の建物をよく理解してもらおう

・建物の特徴をじっくりと伝えなきゃ

・何事も勤勉さを伝えるのが優先だ

・うちの職人さんはスゴイって事を伝えよう

・アフターの親切さをちゃんと伝えよう

・接客はうちの嫁に任せとけば大丈夫だろう


いろんな考えが頭の中をよぎります。

当然ながら、全て大切なことです。

(^0^)



また、わたしは今まで、いろんな見学会場に、

幾度も足を運ばせていただいているのですが、

先日行った会社の見学会会場で、

当たり前だけど、意外と出来ていない会社が多い
 ・・・・
『あるコト』の重要性も、改めて実感しました。

(@0@)



早速、

ご紹介しちゃいますね。



●見学会で、第一印象を良くするには


先ほど、第一印象が良いと、

その後の言葉のやり取りが

とてもスムーズに運ぶとお話しました。



見学会ではこの第一印象、つまり、

ファーストコンタクトが一番大切と

考えても良いと私は思います。



良いファーストコンタクトを

作り出すために必要なことは何か?



以下の3つが少なくとも上げられます。


・場づくり

・雰囲気づくり

・対応力



≪場づくり≫

つまり、お客様と接点を持つ場所を、

どのように用意(準備)しておくか?

ということです。


単純に言うと、POPや飾りつけということになります。

自社を視覚でどうアピールするか?の用意をします。



≪雰囲気づくり≫

つまり、スタッフ一人一人がどのように振る舞い、

雰囲気をつくる努力をしているか?

ということです。


制服を揃えるとか、

あいさつの言葉(フレーズ)ということです。

言葉づかい、声の出し方、とても重要な部分です。



≪対応力≫

つまり、スタッフ全員で、

どのように自社をアピールするか?

統一ある対応ができるか?ということです。


もちろん、ここでヒアリング力が大切になります。

一言で言うと、お客様の誘導をする部分です。



これらの3つの項目を

先日、見学させていただいた会社では、

徹底的にやっていました。

(その後、お客様への説明の流れも完璧でした)



この3つの項目を徹底的にやっていた、

という部分は、もちろんすばらしいことなのですが、

この会社のさらにスゴイところが、
  
例の『あるコト』も徹底していたからなんです。



それは何かと言うと・・・



『笑顔』です。



「えっ?」

「たったそれだけ?」

という声が聞こえてきそうですが。

(^_^)



この会社のスタッフさんは、

全員が、抜群の笑顔!

(^O^)



これぞまさに、プロの笑顔!

でした。



そして、お客さんに自分自身の事を

話してもらうことに一点集中!



あとは、


「へぇ〜。そんなんですか〜。」

「えっ!?本当ですか〜。」

「いやぁ〜。僕もそうですよ〜。」

「うわ〜。すごいですね〜!」

ドンドン会話が盛り上がります。上手です!



その後・・・・

社長さんに、重要な部分を繋げて行く。



社長のお話の後は、細かな疑問や質問などは、

コーディネーターさんがしっかりとキャッチ!

(^_^)



お客さんも大声で笑ったり、新たな発見をしたり、

ドキドキ・ワクワクの見学会だったに違いありません。



●明日より、即実践!


見学会の様子を簡単に紹介しましたが、

いかがですか?



みなさんの会社でも、同じように

やっていますか?



「なかなか、そこまで徹底はしてないなぁ〜」

(>_<)



と思った方は、まずは笑顔の対応で

お客様にたくさん話してもらうことから

実践されてみるのが良いかもしれません。



お客様が見学会会場を訪れた時、多少の緊張感はあっても、

笑いや笑顔に満ちた活気あふれる会場に

強い魅力を感じることは当然あると思います。



工務店というサービス業にとって、

笑顔はお客様との縁をつなぐ

第一歩の手段かもしれませんからね。

(^_^)



別に大声で笑う必要はありませんが、

自然な笑顔でお客様をお迎えする気持ちが大切と思えば、

即実践ですね。

(^0^)



それだけでも、お客様の自社に対する第一印象は

かなりちがってくると思いますよ。



あなたの第一印象が最高に良くなるよう、

期待しています!

(^_^)/





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2011年 住宅新商品トレンド」その3/全4回



■家の安全は「子ども基準」で


原発事故では、子どもを西日本や海外に

「疎開」させる家庭が続出しました。



危機感を煽るような報道が収束しつつある今でも、

多くの親たちが、子どもが口にするものや

体に触れるものに神経を尖らせています。



こうした中、H社では鉄骨系の主力商品に

空気環境配慮仕様を標準搭載することを決定しました。



「家族の未来を守る家」というコンセプトで、

お母さんに抱かれた赤ちゃんが登場するTVCMは、

皆さんもご覧になっていることと思います。



同社資料によれば、1日に呼吸する空気量は

大人が15立米で、子どもは9.3立米。



体重1kgあたりで比較すると大人0.3立米、

子ども0.6立米で、子どもは大人の約2倍の空気を

摂取していることになります。



そこで、子どもを基準に化学物質の低減を

めざしたのが、この仕様というわけです。



この仕様では、住宅性能表示制度と同様に、

ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・

スチレンの5つの化学物質を対象としています。



これらの物質について、影響の大きい子どもを基準に考え、

国の指針値の2分の1以下を実現します。



そして建物の竣工時には、国が定めた測定方法に準じて

濃度測定を実施し、データを第三者機関で分析します。



引渡し時には、その分析結果から空気環境の

「性能評価証」を発行し、施主に渡します。



開発に際しては、自社研究施設にて300を超える建材の

実証実験を行い、安価で選択肢の豊富な建材を揃えました。



その結果、これまでの商品価格を据え置いての

空気環境配慮仕様が可能になったということです。



空気環境にとどまらず、「キッズデザイン」

という考え方が普及して以来、多くの企業が、

住宅の安全性を「子ども基準」で提案しています。



中でも、家庭内事故を未然に防ぐ

「キッズセーフティ」を提唱するI社では、

下記のような仕様を揃えて子育て世帯に訴求しています。



・開ける時も閉める時も扉がゆっくり動く、Wソフトモーション仕様の引戸

・室内壁の角などに丸みをもたせ、怪我を防ぐR出隅

・感電防止コンセント

・チャイルドロック付き包丁収納スペース



■父親、祖父母の育児参加提案も充実


子育て世代の属性としては、共働きやイクメン(育児する男性)、

育孫(3世代同居・隣居・近居)といった側面もあり、

様々な差別化提案が可能です。



共働き向けの家事負担軽減については、

これまでもたくさんの提案がありましたが、

最近多いのは、洗濯に関する負担軽減です。



除菌機能のある送風システムを装備した室内干しスペース兼クローゼット、

天窓のある開放的な空間で洗う・干す・取り込む・アイロン・たたむ

という一連の作業ができる提案、家族全員の衣類を1ヶ所に

まとめて収納できる共用クローゼットなど、各社工夫を凝らしています。



家事軽減のほか、「働くママをハッピーにする」

というコンセプトで、ピンク、オレンジ、イエローなど、

明るいインテリアカラーを揃えるという提案も登場しました。



イクメン向け提案としては、子どもと一緒に遊ぶ

という点を重視したものが多くなっています。



J社のイクメン応援住宅では、玄関とリビングの間に、

土間と床にまたがる「2ウェイ収納」を設置。



自転車やボールなどの汚れた遊具は土間側、

ランドセルや帽子などは床側へと収納できます。



この2ウェイ収納は洗面・浴室とも隣接していて、

お父さんと子どもが泥んこになって帰ってきても、

荷物を置いてすぐに着替えや入浴ができるようになっています。



廊下やリビングが散らかったり汚れたりすることもなく、

お母さんの掃除の手間も省けるというわけです。



3世代の同居・隣居・近居については、

親世帯・子世帯の両方において、本棚を随所に設けたり、

大きなカウンターテーブルをダイニングの横に配置するなどして、

子どもの学習を習慣づけるような提案が主流となっています。



このような提案は、子どもの教育というだけでなく、

祖父母の知的好奇心を刺激し、若々しさを保つことにも役立ちます。



また世代間の情報共有の一助として、家族共有の

メッセージボードやギャラリーを設けることも推奨。



メッセージボードを介して家族がお互いのスケジュールを

把握しておくことで、非常時の居場所確認もスムーズになります。



これまで3週にわたり、防災、次世代、子育てと、

戸建注文住宅商品の主な傾向について見てきました。



次回は賃貸住宅商品の最新トレンドについて紹介いたします。



(情報提供:住宅産業研究所)
2011年09月20日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 9/20号)

今回のテーマ:「2011年 住宅新商品トレンド」その2/全4回          H23/9/20

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
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TEL:03-3343-3000
中條 達也
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社員「社長、社長、できました!」


社長「なんだ?!早いな〜。

   30分しか経ってないぞ〜」


社員「見学会準備ですよね。

   30分もあれば十分ですよ!」


社長「見学会は、お客さんとの出会いの場だからな。

   しっかりとお出迎えできる状態にしとかないとな」


社員「もちろんです!僕に任せてください」


社長「じゃ、ちょっと現場を見てくるか〜」


社員「え?何を見に行くんですか?」


社長「見学会の準備だけど・・・ん???」


社員「僕の準備ができたんですよ〜。

   現場には何もないですけど・・・」


社長「おまえ、心の準備してたのか!?」

  「・・・・・。」



●こんにちわ、中條です。


今回は、現場見学会に向けての

下準備について

お話したいと思います。

(^0^)



皆さんは現場見学会をする前、

どんな準備をしますか?



・チラシ広告を撒く。

・DMを送る。

・現場の掃除をする。

・POPを並べる。

・のぼりを立てる。

・身だしなみを整える。

・家具を搬入する。

・気合を入れる。

・雑貨を並べる

・アンケート用紙をコピーする。

・社内ツールを並べる。

・子供向けのおかしを買っとく。


などなど

まだまだ、たくさんのやることがありそうです。

初めて見学会を行なう時、

大抵の方は、一日作業になると思います。



「見学会の前日は、徹夜したよ!」



そういう方も珍しくないでしょう。

何度も繰り返し準備を行なうと、慣れてきますよね。

ベテランの方は、約1時間で完了!

(^O^)



ベテランさんはともかく、

大変な作業には違いないです。



●見学会の目的は?


今日の本題としては、もう少し細かなところのお話を

ご紹介します。

(@O@)



それは、

見学会にお客さんが来場するための

【理由】は何なのか?

ということです。



「お客さんは、なぜこの見学会に来てくれたのか?」


言い換えると、


「○○という理由で、この会社の見学会に来てみました!」


このように、お客さんに言ってもらうために、

○○に当てはまる理由を、しっかりと把握しておきましょう、

という事です。



皆さんは、

来場されたお客さんに、理由を聞いていますか?

(?o?)



聞いてみると・・・たくさんの発見があるかもしれません。



来場いただいたお客さんに質問をする事で、

あなたの会社がどのように見られているか?

何を期待されているか?

何に興味があるのか?

解るかもしれません。

(&_&)



例えば、

・チラシに載っている内容に興味が湧いたから

(どこの内容だっけ?)


・DMに載っていた施主と境遇が似てるから

(2世帯の内容ですか?)


・のぼりを見かけたから

(この辺りはよく通るんですか?)


・評判を耳にして、一度見学に来たかったから

(どんな評判だろう?教えてよ〜)


・こちらの会社は、△△が得意みたいなので

(△△が好きなの?)


・赤い屋根の施工写真が載っていたのが気になって

(あのデザインのどういったところが好き?)


・社長さんがかっこいいから

(あなたで100人目ですよ〜)



こんな答えが返ってきたら、

話はどんどん盛り上がるのではないでしょうか?

《※( )の中は受け答えの事例です。》



話が盛り上がることで、

更にお客さんと親密になって、

その後のやり取りがスムーズになります。



やり取りがスムーズになることで、

ヒアリングもしやすくなりますよね。

(^_^)




見学会に来場した理由を、

できるだけ多く集めて準備しておくことで、

次回からの集客原稿のヒントにつながりますし、

さらには、見学会に来場したお客さんとのやり取りも

スムーズに進めることができますから。



集客が多い人も、これから増やしていきたい、という人も、

しっかりと理由を聞いてみましょうね。



●段取り八分!ーーー(当日は二分?)


では、お客さんが、来場するための【理由】を

どうやってコチラが準備すれば良いでしょうか?



お客さんがわかりやすい【理由】としては、


「うちの会社は、これだけスゴイんです!」


ということをお客さんに伝えられれば最高です。



そのためには、

第三者からの評価をアピールすることが効果的です。



準備としては、


・お客様の声を事前に集める

・自分の会社がメディア(新聞、雑誌等)に掲載された(した)素材を集める


など、第三者の評価を、

事前に準備をしておく必要があります。



他にも、

第三者からの評価として、例えば、


「工務店経営で賞を受賞している」


とか、何かで表彰されたということも

アピール材料になります。



表彰されたその証拠を、

チラシに載せたり、POPで用意したり、

お客さんが目にするところで、アピールすると

効果的です。

(^0^)



お客さんと話のやり取りで、

たくさんの話題が出ると、印象も良くなるはずです。

更には、あなたの会社が権威のある会社なら、

他社との差別化にもなります。



もしかしたら次回の見学会で、

「こちらの見学会に来たのは、

《工務店の受賞式》の写真が印象にあったからです!」

そんなお客さんが現れるかもしれませんよね?

(^_^)



●特別なフェスティバル


来月にフェスティバル(大会)があります。



この大会は全ての方が対象ではないのですが、

全国の工務店さんが集まる大きな会です。



こちらの大会では、参加され、

コンクールにエントリーをいただいた方全員に、

もれなく授与式を行ないます。



何がもらえるかは、当日のお楽しみですが、

お客さんに強烈アピールできる事、まちがいなし!!

(^0^)/



▼詳しくはこちらをクリック↓↓▼

http://f.msgs.jp/r/c.do?53_7lo_fnP_bir (このページは現存しません)



今後、いろいろな内容で、

より多くの工務店さんが参加できるよう

ご案内をして行きますので、

対象になった方はお見逃しなく!



地域のNo.1で、

がんばりましょう!

(^_^)




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2011年 住宅新商品トレンド」その2/全4回



■次世代住宅に欠かせない「パッシブ省エネ」


今年はLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅や

スマートハウスが登場し、創エネ設備やHEMS

(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などの

先進設備を搭載した住宅が次々に発売されました。



各社とも、先進技術とパッシブ省エネ

(自然の光や風、水や緑をうまく活用する設計の工夫)

を組み合わせて、大幅な節電を実現しています。



難しい先進技術よりも、単純な原理で自然の力を利用する

パッシブ省エネを強調した方が、消費者には節電の効果が

伝わりやすく、イメージ的にも訴求力がありそうです。



実際、業界で初めてLCCM住宅を商品化したD社は、

「住宅は生態系の一部のような存在になるべき」と考え、

「木を植えるように、家をつくる」というコンセプトで、

この商品を開発しました。



LCCM住宅とは、創エネ・省エネによってCO2を大幅に削減することで、

建築→居住→解体・廃棄という住宅のライフサイクルを通して、

CO2収支をマイナス(削減量>排出量)にする住宅のことです。



D社の商品では、太陽エネルギーを最大限に活用し、

かつ省エネルギー効率を高めるための建物形状を採用。




屋根形状は、南面に広い面積を確保できる

「棟ずらし」の切妻屋根とすることで、

太陽光発電システムの発電効率を向上しています。



また、建物南側に大開口および深い軒や庇、

吹抜けなどを設けて季節や時間ごとの日射を

コントロールできる設計としました。



こうした設計の工夫に加え、太陽光と太陽熱を同時に

有効活用できる「カスケードソーラーシステム」や、

電気エネルギーを効率的に利用できる

「ヒートポンプ式輻射パネルルーバー冷暖房システム」

といった最新技術も搭載し、エネルギー自給率147%、

年間CO2収支▲1.3tを実現しました。



上記の「カスケードソーラーシステム」は、

太陽光発電システムと、外部に逃げていた

太陽熱を回収して冬場の暖房熱源などに利用する

集熱システムを一体化した装置です。



最新技術で自然の力を高度に活用するシステムと言えます。



また、「ヒートポンプ式輻射パネルルーバー冷暖房システム」は、

ヒートポンプでパネルルーバーに冷温水を通し、その輻射熱で

室温をコントロールする装置です。



輻射方式のため、夏場はマイルド房と除湿、

冬場は芯から温まるような暖房を可能にします。



自然の力を最大限に活用する技術は、D社以外にも、

多くの企業でアピールされています。



太陽の光や熱を遮断しながら風を通す外付けブラインドや、

様々な方向から吹く風を袖壁やサッシの開閉方向によって

屋内に取り入れるウィンドキャッチャーなどは、

多くの商品に採用されています。



更に高度なものとしては、高効率反射鋼鈑のダクトを通して

自然光を室内や地下空間等の採光として使う技術や、

1年を通して温度が安定している地中熱を空調に利用する

地中熱エアコンなどが挙げられます。



在来木造FCのE社では、この地中熱エアコンと

太陽光発電を標準装備した商品を、今年4月に発売しています。



■ロボット搭載住宅も登場「スマートハウス」


今年、奇しくも発生した電力不足により

注目を浴びているのが「スマートハウス」です。



4月には、省エネ・創エネでアドバンテージを持つF社が、

HEMSを標準搭載した商品を発売しました。



発売キャンペーンとして、9月末までに太陽光発電住宅を

契約した全邸に、無料でHEMSを提供しています。



HEMSの基本的な役割は、エネルギーの需給状況を

一元管理して「見える化」し、それを制御することで

効率的な省エネ生活を支援するというものです。



F社のHEMSの最大の特徴は、この装置を設置した

全住宅をネットワーク化できる点。



外部のデータセンターに邸別のエネルギー需給状況の

詳細データを蓄積して管理します。



このデータを基に、入居者に対して省エネ診断

(光熱費コンサルティング)等のサービスを

提供していくわけです。



クラウド型ソフトのため、機能やサービスを随時、

手軽に更新できる点も特徴と言えます。



将来的には、省エネ診断以外のサービス提供や、家電、

蓄電池等との連携を図った制御システムを構築していくとのこと。



同社のHEMSを導入した顧客を対象に、国内最大規模の

エネルギーコンサルティングWebサービスを開始し、

毎年1万件以上の会員獲得を見込んでいるそうです。



独自の技術開発力でコアなファンを獲得している

鉄骨メーカーG社からは、家庭用ロボットを搭載した

スマートハウスが発売されました。



このロボットは、「賢い家族」というコンセプトで、

IT技術への親近感を演出する目的で開発されました。



音声認識機能を搭載しており、

会話による機器操作や制御が可能となります。



パソコンや携帯電話からも、このロボットや家電等の操作

(エアコン、お風呂のお湯張り、玄関等の施錠)ができ、

入居者の快適な暮らしをサポートします。



F社やG社のようなコンサルティングサービスや

制御機能を搭載したHEMSは、まだ多くありません。



しかし、発電量や部屋ごとのエネルギー使用状況を

見える化するモニタリングシステムは、

多くのメーカーや住宅FCで導入が進んでいます。



もはや、創エネ住宅の必須アイテムとなりつつあります。




(情報提供:住宅産業研究所)
2011年09月12日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 9/12号)

今回のテーマ:「2011年 住宅新商品トレンド」その1/全4回          H23/9/12

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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TEL:03-3343-3000
中條 達也
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社員「社長、趣味、ゴルフでしたよね?」


社長「なんだい?急に??」


社員「いやぁ、前に見せてもらった写真・・・

   社長、プロのように写ってたから・・・。」


社長「おれのゴルフの腕は、アマチュアだけど、

   撮ってくれたのは、プロの写真家だからね。

   あの写真、見かけだけは、大したもんだろう。」


社員「社長の友達が撮ってくれたのと比べると

   まったく見栄えが、違うんですね。」


社長「そりゃ、プロが撮ると、おれなんかでも捨てたもんじゃないよ。

   うちの奥さんのお見合い写真も、プロが撮ったから

   女優みたいだったんだよ」


社員「それ、どういう意味ですか〜?!

   奥さんに、聞いてきて良いですか?」


社長「お見合い写真のこと、聞かなかったことにしてくれ・・・!」




●こんにちわ、中條です。


前回は、会社の指針(理念)について

お話しました。



・自社はどういう会社なのか?

・どこを目指す会社なのか?


この2つを決めるだけで、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客様に対して、ストレートに自社を

表現できるようになったのではないでしょうか?



さて、本日は、

集客に直結する話です。



集客をする上で、とても重要な

自己表現する方法について、

お話しようと思います。

(^_^)



先日、とてもスゴイ人に

会って来ました。



実力も然ることながら、

実績もかなりある方です!



表現の仕方を工夫したら

集客がなんと・・・10倍になったそうです。



気になりますよね。

きっちりと、紹介させて頂きます。

(^0^)



●工務店業はエンターテイナー


紹介させて頂く方は、工務店の技術者です。

もともとハウスメーカーの工務担当の方なのですが、

営業職に異動になり、退職してしまったそうです。

というのも、営業が苦手で、嫌いらしく・・・。

(>_<)



その後、知人の紹介で、

地元の工務店に就職されたのですが、

そこから彼のすばらしい個性が発揮されたのです。



彼が入社した当初、

この会社の受注は、年間で4棟ほどでしたが、

   ・・・・
彼が「あること」をしたことによって

会社は順調に、売上が2倍→3倍→4倍へと成長し、

受注についても、年間50棟の体制へとなりました。



従業員も5名から、40名程になりました。

気がつけば彼も、会社のNO.2の地位にまで

なっていました。



なぜ急に、この会社はこれほどまでに

注目を浴びる会社になったんでしょうか?



その答えは、

彼の趣味にありました。



●趣味が講じて・・・


彼の実家は電気屋さん。

昔から、家電製品に囲まれていました。



比較的、早い時代に

パソコンに触れる機会もありました。



そんな学生時代を過ごした彼が、

地場工務店に就職し、

集客を担当した時に、行なったのが、

「写真」の工夫でした。



自分で撮影した「写真」を使って、

物件を表現したのです。

(*^^*)



チラシ広告をつくる時も、

ホームページで自社を表現するのにも、

自分の感覚で「写真」を撮り、表現してみたのです。



ただ、彼は

元々、カメラの世界で修行したわけでも無く、

美術の道を極めようと、努力したのでも無く、

オリジナル「写真」で、自社のアピールをしたのが、

当たったんですね。

(^o^)



現在では、彼は独立し

工務店ではなく、写真を通して

会社を表現する撮影コンサルをされています。



今では、全国の工務店から

写真撮影の依頼を受けることも多く、

引っ張りだこのようです。



●中條がんばります!


11月頃に、この「写真」を撮る先生と

会える機会をつくります!



写真の撮り方も、しっかり教えてくれるよう

再度、お願いしてきますので、請うご期待です!



詳細が決まりましたら、

皆さんにもう一度、声をかけますね。

(^_^)



多くの方から、

「集客はむずかしい!」

そんな声をよく聞きます。

確かに簡単ではありません。



しかし、簡単じゃないからこそ、

写真で自社を表現した彼のように、

あなたの会社も、ひと工夫して、

新たな挑戦をしてみてはいかがですか?

(^0^)





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「2011年 住宅新商品トレンド」その1/全4回



東日本大震災が起きたことで、「家族の命と暮らしを守る」

という住宅の基本的な役割に注目が集まるようになっています。



従来からある耐震技術を改めてアピールする企業が増え、

続々と登場した次世代住宅の広告などでは、

「節電住宅」という面が強調されるようになりました。



暮らし方提案においても、親・子・孫や近隣との絆を

重視する傾向が、今まで以上に強まっています。



今回は、未曾有の災害を経験した2011年の

住宅商品トレンドを見て行くことにします。



■「次の災害」に備えるサバイバル提案


大震災の直後は、基本性能を確保した上で

プランを限定して早さ・安さを追求した復興支援住宅が、

被災者向けに続々と発売されました。



震災から半年が過ぎた今は、

「今後起こりうる災害を、どう乗り越えるか」

を考えた住宅が登場してきています。



鉄骨系のA社が、復興支援住宅の第2弾として発売したのは、

非常時でも安全・安心に暮らせる自由設計商品です。



太陽光発電、制震パネル、非常電源切替システム、

LEDフットライト保安灯を標準装備としました。



LEDフットライト保安灯は、停電時に自動的に点灯して、

取り外して懐中電灯としても使えるフットライトです。



また、平常時には庭木の水やりに活用する

雨水タンクや、エコキュートの貯湯ユニットは、

非常時の生活用水の確保場所としてアピール。



このほか次のような設備・プランを用意して、

万一の備えを万全にします。


・3日分の食料を収納できる食品庫

・卓上コンロやトイレットペーパー等をストックする階段下収納

・火災が発生した際に自動で初期消火を行う装置

・震度5以上の揺れを感知して自動で電源を遮断する分電盤

・タンスをまるごと収納できる納戸(寝室の安全確保)

・家族の寝室を同一フロアに集約し、避難をスムーズに

・階段を降りたらすぐに玄関や開口部から外に出られる間取り



更にこの商品の差別化ポイントとして挙げられるのが、

ご近所との交流を促すプラン提案です。



道路に面した和室やリビングに、「縁側」のような空間を設けて、

近隣の住民に気軽に声をかけられる場としています。



こうして普段から交流を深めておくことで、

いざという時に協力し合える関係を

築いておきましょうという提案です。



■3電池搭載で「自立できる家」


鉄骨系大手のB社は、8月、世界初の3電池

(太陽電池・燃料電池・蓄電池)搭載住宅を発売しました。



こちらは「防災」というより「エコ」の意味合いが強い商品ですが、

停電時には自動的に3電池による電力供給システムに切り替わり、

「自立できる家」として活躍します。



停電時に太陽光パネルに雪が積もっていたり、

曇天が続いたりしても、燃料電池を使用して

電気とお湯のある暮らしを続けることができます。



また、蓄電池の容量は8.96kWと大きく、

停電時でも冷蔵庫・液晶テレビ・照明を連続して

17時間ほど使用できるとされています。



平常時の電力は、

燃料電池→太陽電池→蓄電池→購入電力(電力会社)

という優先順位で使用されます。



家庭で使用する電力はなるべく燃料電池で賄い、

太陽電池からの売電量を増やして、蓄電池には

安価な深夜電力で充電を行います。



これにより、年間の光熱費は▲11,400円とマイナスにすることができ、

一般住宅と比較した削減額は264,300円となる計算です。



気になる価格は、住宅本体とは別に、太陽電池1kWあたり44.8万円、

燃料電池240万円、蓄電池200万円となっています。



太陽電池を3kW搭載したとして、3電池合計で574.4万円がかかり、

同社の平均的商品に搭載すれば3000万円超となると推計されます。



一方、工務店ネットワークを主宰するC社では、

1670万円からという低価格で、

太陽電池・ガス発電(エコウィル)・蓄電池搭載商品の

販売を開始しました。



こちらの蓄電池は2.07kWと小容量で、

冷蔵庫・液晶テレビ・照明・エアコン・ノートPC・扇風機を

約3時間使用できる程度としています。



それでもB社に比較したコストメリットはあり、C社が目指す

「一般住宅に広く普及できる、より低価格で実用的な自立型住宅」

としての役割は十分に果たせるものと思われます。



先着500棟にはHEMS、制震システム、LED保安灯、

蓄熱暖房、通風シャッター等のエコ仕様を

無償で選択できる特典も用意しています。



C社のこのような取り組みから、今後は、一般の工務店や

ローコスト住宅を検討しているお客様の間にも、

先進のエコ設備を求める方が増えていくことが考えられます。



次回はその次世代型住宅の傾向を紹介することにします。




(情報提供:住宅産業研究所)
2011年09月05日

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 9/5号)

今回のテーマ:「震災後に売れているのは?」後編              H23/9/5

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

参加費無料で集客ツールや特典が満載の
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
工務店のためのWEB戦略セミナー【残るは仙台会場のみ】に、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もうお申し込みいただけましたか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

http://f.msgs.jp/r/c.do?4Q_7lo_fny_bir (このページは現存しません)




お世話になります。

マイホーム大学事務局の黒川です。



再度、この工務店MBAの場をお借りして

ご報告させていただきます。



■ おかげさまで4会場終了しました!
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

8月9日に、号外としてご案内させていただいた

「工務店のためのWEB戦略セミナー」ですが・・・



おかげさまで、4会場合計で

150社を超える会社様に

ご参加いただきました!!!



ありがとうございます!

ありがとうございます!



感謝の気持ちを込めて

2回言わせていただきました(^-^)/



さて、残すは仙台会場のみ。



皆さんにいい情報を提供すべく

気合いを入れて、準備しております!



楽しみにしていてくださいね!



■ まだ間に合います!!特典満載のWEB戦略セミナー
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

すでにご存じだとは思いますが、

まだこのセミナーをご存じない方のために・・・



参加特典として、

・マイホーム大学年間登録割引

・お好きな小冊子一冊プレゼント(5万円相当)

・太陽光発電システム特別価格で提供

・太陽光発電システムを導入した会社様には

 見学会イベントキットをもれなくプレゼント(6万円相当)



が特典としてついてきますので、

お見逃しなく!



仙台会場の残る座席数も、14席となってきました。

「えー?!そんな案内見てないよー」

「あー!!見逃したーっ!!(>人<;)」

って言わないように気をつけてくださいね。



宜しくお願いします。

では、当日お会いできることを

楽しみにしております(^−^)/



▼工務店WEB戦略セミナーのお申込みはこちらから▼

http://f.msgs.jp/r/c.do?4Q_7lo_fny_bir (このページは現存しません)



■ ご参加いただいた方の声
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

すでに開催した会場にご参加いただいた

アンケートの中から一部ご紹介いたします。


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SEOの意味がよくわかりました(山口県・M様)


HPを作る理由を考えたら、自分のしなければならない事が
具体的に見えてきた。(大分県・T様)


自己満足のキーワードが無意味だということが
目からウロコでした。(福岡県・F様)


ホームページだけでなく、チラシ・DMの集客方法についても
細かな行動が必要だと感じました。(佐賀県・T様)


自社のHPを見直す箇所がわかりました。(山口県・F様)


ものすごくわかりやすく、
すぐに実践できる内容がたくさんあった。(熊本県・T様)


今日聞いた話は、明日必ず実践します!
ありがとうございました。(和歌山県・A様)


楽しく、わかりやすく、学ぶことができました。(大阪府・F様)


おもしろい!(大阪府・I様)


もっと話を聞きたかったです(大阪府・I様)

------------------------------------------------------------------


ぜひ、お近くの方は、ご参加いただければ

幸いです( ̄▽ ̄)



これからのお客様をキッチリ捕まえるためにも

WEB戦略をしっかり立てましょうね。



また、何かご不明な点等ありましたら

遠慮なくご連絡くださいませ。





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「震災後、売れているのは?」後編



■マンションと建売、不動産市場は?


不動産業界も、震災によって大きく明暗が分かれました。



津波の危険度の高い湾岸地域、液状化の恐れがある埋め立て地、

揺れ幅が大きく、停電時にエレベータが止まると外に出られない

高層マンション上層階などの販売は、鈍くなったという話も聞きます。



逆に湾岸部のマンションや戸建の自宅を

売りに出す人も増えたと言います。



従来よりも数%低い価格でも買い手がつかない状況で、

ある仲介業者は取引が成立するケースが少ないため、

相場の算定が出来ないとも言われています。



つまり「液状化」「揺れ」「津波」といったところから、

地盤や立地に対する意識が極めて高くなったということでしょう。



もう一つ、都心回帰という傾向が強まったという見方もあります。



今回の地震では、東京都心部から郊外の自宅に帰れないという

「帰宅難民」がたくさん出ました。



計画停電の実施時には、東京23区内は殆ど免除されましたから、

都心部に住みたいという認識を持ったユーザーもいるはずです。



一方で、地盤がしっかりとした武蔵野台地に乗った、

東京都下の人気も高まっているということで、同じ首都圏でも

エリアによって明暗は大きく分かれたと言えるでしょう。



今後も、ユーザーはあらゆる面を考慮しながら、

立地、物件を物色するようになるはずです。



例えば免震構造のマンションなどは、安心要素の一つ。



また、停電時は自力発電によって共用部分の電気を賄うことが

出来るマンションや、防災用の水、食糧などを備蓄しておく

ストックシェルター、簡易トイレなどの防災準備の整った

マンションというのは、人気のマンションとなるでしょう。



戸建住宅においても、地盤改良、地震保険など、

リスクへの備えは欠かすことが出来なくなっています。



■省エネ・節電ブームがやって来た! 


節電については、先月もテーマで取り上げましたが、

今、住宅会社がアピールしているポイントの一つは

「節電」になりました。



「省エネ」と似たような意味合いですが、より節約する

といったエコノミーなイメージを押し出しています。



これは、ユーザー自身が節電に目覚めた、

ということが大きいでしょう。



子供の夏休みの自由研究でも、

「節電」のテーマが人気だったと言います。



震災を機に、老若男女を問わず、住まい手の意識が

はっきりと変わったと言えるでしょう。



このような背景があるためか、節電をアピールしている

ビルダーは、好調に売れているようです。



例えば受注絶好調の埼玉県H社は、独自の発泡性断熱材と

遮熱Low-Eペアガラス、アルミ蒸着遮熱シートなどの

遮熱効果を加えることによって、「15%の節電」が

出来ることをアピールしています。



夏季の日中における一般住宅の消費電力は平均1200W、

そのうち5割程度はエアコンの消費電力です。



これを3分の1削減することで、全体では

15%以上の節電ということを訴えています。



大手ハウスメーカー各社が鎬を削るスマートハウス戦線も、

「節電」効果の高い住宅と言えます。



電力消費をいわゆる「見える化」し、今どこの部屋で、

どんな家電がどのくらの電力を使っているかが分かります。



ムダに対する「気付き」を生み、

ゲーム感覚でより節電にも力が入ります。



もちろんそこに太陽光発電などの創エネや、

蓄電池を組み合わせれば、自然のエネルギーを使って、

より電力を効率的に使えることになります。



但し、これにはイニシャルコストが上がる

というデメリットがあります。



そこで「節電」という打ち出し方が、

一つのブームにもなりつつあるのだと思います。



一番手っ取り早い節電というと、

エコ家電への買い替えがあります。



その代表例が省エネ型のエアコンやLED電球です。



節電効果の高いLEDは急ピッチで家庭に普及していて、

家電量販店での今年6月のLED電球の販売個数は、

前年同月比で2.8倍にもなったといいます。



全電球の販売個数のうち43.5%を占めるまでに

シェアも高まっているようです。



照明は住宅の一部ですから、LED電球標準の家づくりというのも、

「節電住宅」としてアピール出来るでしょう。




(情報提供:住宅産業研究所)

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